過剰な笑顔 - 2001年05月27日(日) 夕方、某ファーストフードショップに書類をまとめるために入った。 カウンターの向こうにはこれでもかという程の笑顔を振りまいている女の子が立っており、オーダーして商品を受け取るまでの数回の会話中ずっとその笑顔を見せられた。笑顔は大切だがここまで来ると流石に余り良い感じはしなくなる。 まあ、こういうお店だからと言ってしまえば納得も出来るが、最近一般の個人店舗でもこの様な光景に出くわした事があった。でも、これはちょっとひど過ぎる!正直な感想である。 個人店でここまでやってしまうと見苦しくなってしまうし、むしろ居心地が悪くなってしまう。客はそういうお店にはこういうサービスは求めていない。もっと他の事に力を注げばいいのになあと・・・。もったいない。 でも、オーナーからすると「良いこと」と考えているし、これで顧客満足度を上げられると真剣に思っているのであろう。この辺が伸びるお店と低迷するお店の分岐点といえるかもしれない。自分のお店には何が必要で、客は何を求めているのかを理解していないから全てが空回りしてしまう結果となる。 - シンプルと殺風景 - 2001年05月26日(土) 昨晩、行きつけのSHOT BARに久々に顔を出してみた。 そこはそんなに畏まったお店ではなく、気さくな雰囲気の小洒落たBARである。 カウンターにいた先客の熟年夫婦とバーテンの会話が耳に入ってきたのだが、あるものを指して批評をしていた。バーテンはそれを「シンプル」と言い、熟年夫婦は「殺風景」という表現をした。 デザインの仕事をしていて思うのは、人それぞれ「感性」が異なり当然ものを見ての感想なりも違ってくる。「シンプル」というのは非常にセンスが良く聞こえてくるが「殺風景」は何となく野暮ったくも感じてしまう響きがある。 バーテンが言った「シンプル」なものは私も「シンプル」という言葉で表現できたが、熟年夫婦が言った「殺風景」という表現は何処から来たのだろうかと不思議に思いながら会話の続きを聞いていた。 ふと、熟年夫婦の出で立ちを見ると頭の先からつま先まで(暗くてつま先は見えなかったが多分そうだろう)ブランド品のオンパレード。腕時計は金ぴか、シガレットケースには大きく某Cというブランドのロゴが・・・ これで謎が解けた!金ぴかの時計をしている人から見れば会話のネタになっていたものは確かに「殺風景」であり、その人から見れば物足りない存在であるかもしれない。私はブランド品のオンパレードには全然興味が無いのでどちらかというと何でもシンプルのまとめたいと思っているが、これが「感性」の違いだと実感させられた。 今のところ私が「シンプル」と感じたものを見て「殺風景」と評したクライアントには幸いなところ巡り会ってはいない。でも、そういうクライアントから依頼がきたらたぶんお断りするであろう・・・ 「感性」の違いは全てに於いて食い違ってくることにもなりかねないから。 - がっかり・・・ - 2001年05月25日(金) 今日は御殿場まで打合せの為に行って来ました。 サラリーマン時代に企画と基本プランまで手掛けて、その後すぐに退社してしまった物件が御殿場にありましたので、ちょっと早く行って打合せの前にそのお店を見に行きました。一体どんなお店になっているんだろう? 期待と不安・・・それはものの見事に不安が的中してしまった。 俺のイメージじゃない!何これ・・・ すべてがバラバラで何のまとまりもない店になってしまっていた。若いスタッフが引き継いでやったのだが会社としてちゃんとチェックしたのだろうか?取りあえずつくればいいやという考え方だったのだろうか・・・ もっとクライアントのことを考えて仕事をして欲しいものだと感じた。コストだけはかかっているみたいだが、中身のない店づくりは私は絶対にしたくない。 結局損をするのはお金を出すクライアント・・・ 真の店づくりはサラリーマン的な考え、姿勢ではうまくは行かない。 -
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