なべて世はこともなし 日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら |アイルランド真実紀行へ
ちょっと前から、空港からの急行バスを含む一部のダブリンバスの路線が、127,840,000,000円(Snigelお得意の誤植じゃありません。1278億円。ユーロで7億5200万)というこの小さな島国から考えると気の多くなるような巨費を投じて完成したダブリン港トンネルを使うようになりました。 さらに蛇足なのですが、少なくとも空港発市内行きのバスの正式ルートはトンネル経由なのに、なぜかいまだに多くのバスはトンネルを経由してません。上の写真のように行き先表示にもはっきりと「トンネル経由」と書かれているのにです。 勝手な根拠なき邪推ですが、ダブリンバスの組合は強いので、トンネルを使うようになる→所要時間が減る→勤務時間内に今までより1-2往復多く運転できるようになる→めんどくさいからやだ…などと運転手さんおよび組合あたりが考えてるんじゃないかと…あくまで下衆の勘ぐりです。 ともあれ。空港から市内に向かうバスは空港を出るなりに高速道路に入り、そのままトンネルへ。トンネル出口から右折してEastwall Roadに入りFairview Parkの南をかすめてNorth Strandに入り、Busaras(中央バスステーション)に向かいます。何でこんなに詳しく書いたかというと、トンネル出口からQuay(リフィー川沿い)には向かわないのです。Quay経由にすると、Busarasに向かうために大まわりをすることになるわけ。 で、問題はEastwall Road。ここに、何やら、鉄道のガードがあるのです。 このように。 で、ここには高さ制限があるので、その前に警告のためのバーが取り付けられています。日本では黄色と黒のトラ模様のバーを見かけますが、こっちでは珍しいかも。 このように。後ろの方にガードがあるのが見て取れると思います。 それにしても何だか知りませんが、仰々しいバーです。標識が4種類8枚(左右対称に)ついてます。ちょっと拡大してみます。 上から順に 高さ制限3.6メートル(height restriction) 3トン以上の車(トラック)進入禁止(No Entry) 頭上高2メートル(height restriction) 乗用車以外進入禁止(No Entry) ごくごく正直に書きます。 頭の悪い私にはまったく理解できません。 ええと、たとえば、高さが2.5メートルある車は入っちゃいけないんですか?それとも「頭上高2メートル」の表示はあくまで警告だから高さが3.6メートル以下の車両なら通行が可能なのですか? さらに、重さが2.5トンのトラックは進入してもいいのですか?乗用車以外進入禁止の表示の上にわざわざトラック進入禁止の標識をつけた真意はいったい何ですか? で、ここで終わらないところが、さすがはアイルランド。このバーをくぐりぬけて、実際のガードに向かってみます。ここには… 高さ制限5.26メートルの表示が…。 もしもしー、2メートルと5.26メートルじゃ、2.5倍以上違うんですけど。 今日の日記、ダブリン港トンネルの話から始めたってことご記憶でしょうか。実は、ダブリンバスがこのガードを通過する道を空港からの急行バスのルートに設定したところ、某Gardaさん(警察)からダブリンバスに苦情が来たらしいのです。「高さ制限2メートル(あるいは3.6メートル)のところに高さ4.3メートルのバスを通すとはどういう了見だ」って。 ただねえ、こんな矛盾だらけの標識をタテに文句をつけてくるGardaは十分アホですが、この付近に昔住んでいた住人(私のことねん)として言わせてもらうと、このガード、実は53番のバスのルートなんですよね。つまり、相当な長い期間、すでに2階建てバスはこの下を何度も何度も駆け抜けているわけです。 …本当に謎の多い国です。この国は。 この標識の真意について掲示板で熱く語ってみる
某月某日 50ユーロ札が2枚出てきた。 某月某日 ドイツ国ハノーヴァー市のSpakasseのATMで100ユーロ出金する。 50ユーロ札1枚、20ユーロ札1枚、10ユーロ札2枚、5ユーロ札2枚が出てきた。 あれ? 何かが違う。何かが。ささやかな違いだけど、利用者の利便を考えている銀行とそうでない銀行の差が、どこかに表れている。 大したことじゃないんだけど、この辺が、もしかすると、ドイツとアイルランドの根本的な違いなのかもしれません。 感想を書いてみる
ただいまドイツにおります。とんでもなく便利なサイトを使ってこのページをただ今更新中。日本語環境になくても日本語が打てるとんでもないすぐれ者。海外にお住いの方(あるいはお出かけの方)はぜひお試しあれ。 この店、なぜかDebenhamsの売れ残り(と思われる)商品を売っている。たとえば、このDebenhamでおなじみのThomas Nashブランド。シャツは15.5ユーロ(2635円)で投げ売りされている。 さらに異常なことには、紳士服ほぼ全商品7割引。 ってことはですよ。15.5の7割引ってことは4.65ユーロ(790円 )。 買いだっ! 買いっ! と、自分を見失うこと30分、いろんなもんを買い漁りました。 シャツ5枚にスラックス1本、ついでにベルト2本 しめてお会計は55ユーロ(9350円)なり。 あ、ありえねー。 というわけでえらくほくほく顔して店を出ました。 こうして更新しながら思ったのですが もっと買っておけばよかった。 こんなことを書くから、おばさんくさいとかバカにされるのですが、でもいいのだ。今日はこのまま得した気分でいます。それにしてもこんなにすごい値段で土曜の昼下りだったのに、なんでほとんど客がいなかったのか気になるところ。
参院選の結果予想。こうなってほしいとかいうんじゃなく、ただの下馬評。シロートによる競馬の予測と同レベルに扱ってください。 追記:7月29日午後8時(アイルランド時間ね)。 はい。私の予想、見事なまでに大ハズレしました。シロートが下手な予測を立てるんじゃない!と反省してます。
ただいま、アイルランドは7月27日金曜日、午後5時を回ったところでございます。 ただいま午後7時15分。作業中。
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