なべて世はこともなし
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2006年08月28日(月) 写真一発勝負:迷彩色の郵便ポスト

某所で見つけた「迷彩色の郵便ポスト」




気づかねえよ。これ。植え込みと完全に一体化してる...。


...このポストの存在に気がついたのは、実は地元民(と思われる人)がポストに投函していたからなのでした。考えてみると、赤いポストって目立って正解だと思います。


...今日の更新これだけかいって...はい。これだけです。今、書こうかどうか悩んだネタがあったのですが、ビミョーな話なのでゆっくり書きたいので翌日以降に延期。では。


2006年08月24日(木) こんなところにもあった。日本で噂になってたあの商品...

ダブリン郊外の空港をちょっとすぎたところにあるSwordsという町にThe Pavilionsというショッピングセンターがあります。このショッピングセンター、あまり有名ではないけど私の大のお気に入り。


Superquinn(スーパー)にBoots(薬局)からTK Maxx(安売り衣料品店)さらにはClarks(靴屋)に至るまで、私のお気に入りの店が揃っている。しかも、ここのメインの駐車場は立体駐車場でショッピングセンターに直結。確かに立体駐車場を嫌うドライバーも多いと思うけど、私の場合、雨の日にも濡れずにショッピングセンターに行けるというのはとても嬉しい。


そんなお気に入りのショッピングセンターで新たな発見をしました。





よく分からん写真ですが、とっても無機質なエレベーター内の写真。

それがどーしたという方、この写真にズームイン。





こ、これは、数ヶ月前に日本で話題をさらったシンドラーのリフト!最近は、瞬間湯沸器にその座を奪われたものの、一時はニュースに出ない日はなかったシンドラーのリフト、今まで気がつかなかったけど、アイルランドにも進出してるんだ。


ちょっと気になったのでベルトコンベアも確認してみました。





これもまた、シンドラー社製!そして、新設されたエスカレーターも当然シンドラー社製。


かくして、SwordsのショッピングセンターThe Pavilionsは、シンドラーのリフトにベルトコンベア、エスカレーターというスリリングな体験をお届けします。おヒマな方は是非どうぞ。(ちなみに、未だにトラブルは起きていないようです…聞き及ぶ限りでは)。


2006年08月23日(水) I know nothing I'm going to Barcelona (1)

会社での同僚との会話。


私: 「確か、バルセロナ出身だったよね」
同僚:「そう。何?バルセロナに行くの?」
私:「うん」
同僚:「いつ?」
私:「来週末」
同僚:「どのくらい行くの?1週間とか?」
私: 「48時間35分」
同僚:「………」



はい。来週末に48時間と35分だけバルセロナに行くアホタレは私です。ちなみに35分のハンパはヒコーキの折り返し時間であることはカンのいい読者さんはお気づきかと。金曜日にフルで仕事して、そのまま空港に行き、日曜日の夜遅くにダブリンに戻ってこようというガイジンの思う「忙しい日本人像」を地で行くどうしようもない計画です。


こうなったのは、ぜーんぶ例の私が天才と信じて疑わないみねまいのせいです。みねまいが、「ワールドツアー」と題してアムステルダムとバルセロナを襲うらしいのだ。このことは内部情報として数ヶ月前から分かっていた。


ならば「ヨーロッパプロモーター」を自称する私としてはアムステルダムに行かねばならぬ。というわけで、アムステルダム行きを画策したのだが、航空券が高い!エアリンガスはアムステルダム往復450ユーロ。くされRyanairもアムステルダムではないEindhoven(だいたいこれなんて読むのよ?)などという(少なくとも私には)聞いたこともない空港に飛んでるくせに350ユーロと考えられない値段。


マニアックながら、Rotterdamに飛んでいたはずのTansaviaという会社は、何時の間にかダブリン線撤退。なんだかんだで泣く泣く諦めたのです。ちなみに、みねまいは今のところヨーロッパプロモーターに払う給料はないらしい(給料をもらうほどのことをしていないというのもまた事実)。


で、先週末みねまいから連絡がありまして、諦めきれずにアムステルダムへの航空券の値段を調べたところ、やっぱり高い。で、ふと思い立ってエアリンガスのバルセロナ行きを調べたところ、運賃が300ユーロ程度と高いこともあるけど、それ以上に一日一便しかないフライト、行きも帰りも朝のフライトなので私のように週末の1分1秒が惜しいというめちゃくちゃな計画を立てる人間には使えない。ちなみに、バルセロナは最初から遠くて高いと決めてかかっていたのでその可能性を調べることはしなかったわけ。


かくして、駄目押しをするつもりで、くされRyanairを調べてみました。まったく土地勘がないのですが、バルセロナ郊外のReusなるとこに飛んでるらしいが、運賃が150ユーロ程度とわりかし魅力的なのはともかく、エアリンガス同様行きも帰りも午前便というのが使えない。で、くされRyanairはバルセロナ郊外のGironaなるところにも飛んでいるらしい。ここへは...


運賃150ユーロ。金曜日の夕方17:40ダブリン発で、日曜日の夜21:35Girona発。


うーん、Ryanairは嫌いだけど、このスケジュールとまあまあの運賃は魅力的だ。蛇足ながら、ただいまのRyanairのトップページは下のようになってます。よく言えばマイナス要因を逆手に取った広告と言えますが、悪く言えばめちゃくちゃです。





…というわけで、予約してしまいました。今回が人生初です。くされRyanairに1セントとか5ユーロとかじゃないまともな運賃を払うのは。


ただねえ、この路線、その昔くされRyanairがトイレにスッチーさんを閉じ込めて離陸したという伝説の路線なんですよね。ふ、不安だ。


さらに不安が募ることに、最初の同僚との会話の続き。


同僚:「もしかして、RyanairでGironaに飛ぶの?」
私:「そう。よくわかったね」
同僚:「ボク、Gironaの近所の出身なんだよね。だからよくRyanairを使うんだけど、このヒコーキ、遅れなかった試しがないよ。この前なんか2時間遅れたし」



Ryanairの夕方から夜にかけてのヒコーキ。各空港での折り返し時間を25分とか最低の最低に設定しているもんだから、早いうちのヒコーキが遅れたら、その遅れがそのままあとのヒコーキに影響するという罠。この罠にダブリン=Girona便は見事にはまるらしいのだ。…ふ、不安だ。ちゅうか、あの会社、何を基準にして、「定時運行率ナンバーワン」を僭称してるんだ?


で、2泊3日という短い日程とさらには上に書いた通りくされRyanairは必ず遅れ、ひいては終バスに乗り遅れるという理由から、空港からの足を確保すべく、Quickparkという民間の駐車場を予約しようとすると、





オンライン予約はただいまダウンしてます。


…ってさ、あんたらのオンライン予約は今年の6月からずっとダウンしてるやんけ。「場所が空いてたら開いてます」って人をナメとんのか。こうしてさらに不安は募る。


さらにダメ押し。今バルセロナのホテルを探しているのだが、なぜか土曜日はことごとく満室。空いているのは、ユースのドミトリーとぼったくりホテルのみ。





「英語を話します」というホテルのサイト。Englishという単語すら綴れないこのホテル、絶対に英語を話さない思う(と、誤字脱字王Snigelが語る)。


そして、ちょっとこれ見てくださいよ。某ラストミニッツのウェブサイトをコピーしてきたんだけど、通常価格よりも高いラストミニッツって何よ?(左から通常価格。中央9/1、右は9/2の値段。通常価格がいちばん高いはずなのに...)





さらに、私も年々再々時々刻々とトシをとってきまして、もはやユースホステルになど泊まりたくありません。その昔は「ユースのドミトリーこそ人との出会いのある場所だ!」なんてほざいてましたが、今じゃ自分用のバスルームがついた部屋じゃないと嫌です。


前途多難なバルセロナ行き、さてさてどーなりますやら。続く。


蛇足:題名は、某Fawlty Towerというコメディからパクったのですが...誰も気がつかんよね。


2006年08月22日(火) 朝のDorset Streetで交通事故。

どこの国もそうなのかもしれませんが、交通に携わる警官は感じが悪いと思いませんか。アイルランドもそうです。もとい、ことアイルランドは態度が必要以上に悪いと思います。


いちばんタチが悪いのが白バイ警官。用もないのにサイレンを鳴らして緊急走行したり、そうでなくても通常時ですら信号は守らない、すり抜け・割り込みは当たり前、そして、一般ドライバーには命令口調と、権力を隠れみのにして意味もなく威張っているというか、あえてはっきり言えばどうしようもない連中です。


今朝も、白バイが私の進行方向とは逆に市中心部方向から郊外にサイレンを鳴らして向かって走り去っていきました。


また意味もなく緊急走行して…とは思ったものの、ものの数分後に同じ白バイが別の白バイを連れて戻ってきました。また、VIPの護送かよ。


そう、政府関係の要人が乗った(と思われる)黒塗りの高級車から、スポーツチームが乗った(と思われる)バスに至るまで、いろんな車が白バイに先導されて、赤信号無視、対向車線もゆけゆけどんどんで走っているのをよく見かけます。今日もそうかと思いきや、白バイに先導された車はなぜか空荷のレッカー車


それから5分後、まだ学校が夏休みで、道路は空いているはずにも拘らず、Dorset Streetで渋滞に巻き込まれます。ん?なんだ?と思っていると、ラジオの交通情報では


「Dorset Streetでは車が横転のため渋滞です」





で、渋滞のケツからならんで僅か数分で、事故現場が見えてきました。ちなみに、赤い柵は中央分離帯設置工事のためのもの。何を血迷ったか、ただでさえ狭いDorset Streetに中央分離帯を設けて、狭い道をさらに狭くしようというのだから恐れ入ります。


それから1分後に事故現場に到着。





すでに事故車両はレッカー車に積載済み。


ええっ!アイルランドにしては信じられない早業。


レッカー到着から数分で事故車両は撤去完了。


…そうですか。白バイ警官もいちおうちゃんと仕事をしているのね…ということを認めざるをえない朝でした。ちなみに、会社には5分チコクをしましたが、誰も気がついてませんでした(こらこら)。


2006年08月20日(日) ゲーテも呆れるワイマール旅行記外伝...超越お天気おじさん

ドイツ人ってのは質実剛健…ってイメージが私にはあります。おしゃれに関して言えば、どっか泥臭くて垢抜けないイメージがあります。


いやー、ワイマールで思わず私はテレビ画面をカメラで撮影してしまいました。





テレビのお天気おじさんの図。


ぱっと見私が今から何を言おうとしてるかわかりますか?見てくださいよ。このオッサンのピンクの半袖シャツ。しかも品のないいやーなピンク色です。そこに輪をかけてグレーのネクタイ。この色使いは服飾評論家のピーコを召喚せずとも打ち首ものです。


で、そこにダメ押しをするのがジーンズ。ちょいと、良く見てよ、このオッサン、ジーンズ履きでネクタイしてるよ。ある意味すごいね、日本のクールビズもここまで行けば本物だ。ネクタイさえしてりゃ、下はジャージでも短パンでもいいってね。


…こんなどうしようもない格好でテレビのお天気おじさんができるんだから、ドイツの一般ピープルが垢抜けないのもわかる気がする。


ちなみに。アイルランドでもたまに見るんですよね。ジーンズにネクタイ姿。ネクタイをすりゃあいいってもんじゃないっちゅううの。




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