なべて世はこともなし
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2006年07月24日(月) 例え日本は梅雨明けしてなくても、アイルランドは夏なのだ

Builder日本語でいえば、建築業者の皆様、今週の月曜日から1ヶ月の休暇に入ってしまいました。いい商売ですよ。一ヶ月まるまる一斉に休んでしまおうというんだから。


うちの会社、今のオフィスがえらく手狭になってきたので引越しを予定しております。去年の暮れの予定が今年の春になり、それが何時の間にか今年の7月になり、そして、つい先日、9月に延期となりました。


理由: 建築業者が夏休みだから。


ホントにいい国ですよね。私はアイルランドが大好きです(ボーヨミ)。


で、思わぬ副作用として、道路の混雑が一気に減りました。学校が夏休みになったおかげでまずクソガキどもご子息・ご令嬢の送迎がなくなり混雑が減ったのですが、そこに輪をかけて、建築業者が夏休みになったおかげで、毎日いつもより10分遅く家を出ても大丈夫。路上でのストレスも少ないです。もうこうなったら、わけのわからんストをまた来週しかけている雲助もといタクシーも路上から消えてなくなってくれれば言うことはないのですが。


2006年07月22日(土) Dublin Port TunnelとGoogle




かなりブレてますが、こちら、本日撮影のDublin Port TunnelのSantry側の坑口です。もう、まもなく開通ということで、写真をご覧になってわかるとおり、トンネル内には電気が点り、入口付近の電光掲示版などの整備も終わり、シロート目にはあとは開通を待つばかり…となっております。一般論としてのひとりごとですが、高速道路運転中に、写真撮影というのは良くない。


このDublin Port Tunnel。市中心の東約2キロのところにあるダブリン港から市の中心を通過して西に向かう交通、とりわけトラックの排除を目的として、市の北部の空港近くのM1(高速道路1号線)まで、住宅地の下を一気にトンネルを掘り抜けてしまおうという計画。全長5.6キロ、トンネル部は4.5キロ。


そりゃ蓋を開けてみなきゃわからないけど、これ、後世には「アイルランドバブルの遺物」として語り継がれる天下の愚策となる気がする。何せ、有効高が4.65メートルと、一部のトラックには充分でない高さ、当初の計画の倍以上の、日本円にして1000億円を超える(!)総工費(ちなみに現在東京に建設中の首都高速のトンネルは1兆円超だそうですが)、西に行くはずのトラックを北に迂回させる無駄(明後日の方向と人は言う)…等々、ど素人の私ですら、十分批判記事が書けてしまいそうな気配。だいたい1000億円の総工費って、アイルランドの国民がおよそ400万人とすると、ひとりあたり3万円近い負担となるわけで。


で、まだ、このトンネルが開通していないにも拘らず、地図にのっけてしまったアホアホ会社があります。Googleです。このGoogle Mapによると…





おーい、トンネルじゃなくて地上の道として開通してるよ。しかも、帳尻合せのために、地上にある住宅街の狭い道を、国道として表記してしまう厚顔無恥さ。


その他、Google Mapは実にツッコミ所満載です。まあ、世界中の正確な地図なんて、制作にどのくらいのコストがかかるか、また、どのくらいの容量になるのか想像もつかないので、この程度でいいのかもしれませんが…でもいい加減だよなあ。


2006年07月20日(木) When they said REPENT REPENT I wonder what they meant

朝の通勤途上に、大好きなLeonard Cohenの中でも特に気に入っているアルバム、The Futureをかなりの大音量で聞きながら運転してました。当然のように歌ってます。


♪When they said REPENT REPENT I wonder what they meant


Repent。あまり効き慣れない言葉ですが、「懺悔する」とかいう意味らしいです。聞き慣れないとはいえ、強烈な言葉です。こと、無反省な人生を送る私としては。


で、この歌のサビが来たところで会社に到着。車を停めていると、私のとなりのスペースにも車がやってきました。


ぎょっとしました。


いきなり、件のRepentという言葉が目に飛び込んできたのです。





… Repent, and believe in the God. Jesus Christ loves you!!!
悔い改めよ。そして、神を信じよ。キリストは汝を愛す。



あたしゃキリスト教徒じゃないので正しく翻訳したかどうか知りません。ともあれ、ぎょっとする車です。


中から出てきたのはなぜだかポーランド人二人。





会社の中から撮影。前から見ても変な車。


で、退社時間になって、さらにもう一度ぎょっとしました。





Repent号の車のキー差しっぱなし。


神を信じるものは、車の鍵をしなくたって盗られないんですかね。


鍵の数だけ不幸の数と、以前の日記に書きましたが、いやー、信じるものは救われる。人を信じることができる人は車の鍵はいらない。感心しました。


…ただ、人を信じることのできない私は車にちゃんと施錠します。盗難防止装置もつけてます。やっぱりRepentすべきですかね?


2006年07月18日(火) SUVに乗る資格なし?タイヤ交換すらできないアホタレな私

過去日記にすでに何度か書いてますが、北アイルランドはいいとこです。


…むろん私はカソリックとプロテスタントの対立だとか、そういう部分に話を持っていくつもりはありません。私が北アイルランドが好きな理由。


ビールが安い!


…それだけかい!という方、はい。それだけですよ。だけど、それだけのために、高速道路を1時間かけて、買い物に行くアホタレというのも実在するのです。


で、ひとりで行くのも退屈なので、例のスウェーデンから臭い缶詰を持ってきた友人を連行することに。めんどくさいから、この人のことを今後は「缶詰男」と呼ぶことにします。


で、この缶詰男さん。北アイルランドは昔々にツアーバスで行ったきりという状態で、北アイルランドはほとんど初めてといっていい状態。いいオッサンなのにはしゃいでます。


缶詰男によると


北アイルランドは道がいい。


言われるまで気がつかなかったが、確かに舗装の表面がアイルランドより滑らかで、路面の凹凸が少ない。帰りに境界を越えた瞬間に舗装の質が悪くなり、アスファルトからゴーッという音が聞こえてきて笑ってしまった。


さらには


店員にやる気がある。


そりゃ、Sainsbury'sしか見てないからじゃないですか。


ともあれ、8ケースのビールをはじめとして食料品を買い込み、いざ帰宅!と思ったら、缶詰男が言うのだ。


缶詰男:「今から高速道路を走るんだから、空気圧をチェックしといたほうがいいよ。ほら、タイヤの空気が減っているよ」


…そっか、タイヤが4つちゃんとついているというだけじゃあ不十分なのね。というわけで、車の中に常備してある空気入れで空気を入れ始める。


右後輪に空気を入れているときに、私は見てはならないものを見てしまった。


タイヤに釘が刺さってるよ。


(タイヤを取り外した後に撮影)



誰だ!北アイルランドの道がいいって言ったやつ!日本の道じゃ釘が刺さったことなど一度もないのに、(北も含めて)アイルランドの道じゃ、もうこれで、今の車になって3回目だぞ!どーなってんだよ。


はい。こういうときは、慌てずあせらずタイヤ交換。


実は、この車でのタイヤ交換は今回がはじめて。何せ、AAに年会費を2万円だか払ってるんだから、困ったときはすぐに呼ばないと。


ところが、この缶詰男はその昔にはスカイラインからジムニーに至るまで、ありとあらゆる車に乗っていたカーマニア。この男のプライドをして、タイヤ交換くらいでAAを呼ぶことはできないらしい。「大の男がタイヤ交換一つできないのは恥ずかしい」というのも実にごもっともな理由でThey Quays Shopping Centreの駐車場で急遽タイヤ交換と相成りました。


私の車、Rav4という小型のジープです。小型とはいえ、ジープなので乗用車に比べると車高が高いです。そこがこの話のポイントになりますのでご留意を。


この缶詰男によると、後輪のタイヤ交換の際は、後輪の近くのジャッキアップポイントにジャッキを当てるのだそうな。


私:「え?どうやるの。やって見せて」


…某国総理も真っ青の丸投げ。


缶詰男がジャッキを当ててジャッキのレバーを上げはじめる。…が、ボディに後づけしたと思われるサイドバンパーのおかげでジャッキポイントにうまくジャッキが当たらない。で、苦労してジャッキを最大のところまで揚げたところで問題発生。


ジャッキの高さが足りなくて、全然タイヤが持ち上がらない。


これは困った。なんで、純正のジャッキの高さが足りないんだ? 一体トヨタはいつからアイルランドの会社になったんだ?…などと悪態をついても始まらない。


私:「AA呼ぼうか?」
缶詰男:「いや、ジャッキの下に板を敷いて高さを上げればいい。というわけで、どっかに行って板を探しておいで」
私:「はーい」



数分後、厚さ3センチ程度のコンクリート片を見つけて持ってかえった私。で、それをジャッキの下に敷いて(つまり、ジャッキの高さを3センチくらい嵩上げして)再度挑戦。


今度は、そのコンクリート片が功を奏して、車がかろうじて、若干、ほんの気持ち持ち上がった。


ばんざーい。ばんざーい。


というわけで、さっそくタイヤを外す。


タイヤを外して気がついたのだが、ジープの場合、乗用車と違いスペアタイヤも同じタイヤ。で、そのスペアタイヤをつけようとしたのだが、とんでもない事実発覚。


スペアタイヤのほうが、ほんのわずかに大きい。


と言っても、走行に影響が出るほどの違いじゃない。言われてみて、タイヤを横に並べてまじまじと見つめても気がつくか気がつかないかくらいの小さな違い。だけど、その差が致命的になる。つまり、


ジャッキで車が十分持ち上がってないから、スペアタイヤが取り付けられない。


(ちょっとやらせっぽい、頭を抱えるSnigelの図)



私:「はい。AA呼ぶね」


最初からAAを呼ぶのと、出来る限りのことをして、やっぱりできないとたかがタイヤ交換でAAを呼ぶのとどっちが恥ずかしいかは一概には決められませんが、ともあれ、AAに電話。


ところが、Newryは、いくらダブリンから1時間でたどり着けるとはいえ、北アイルランド。理屈の上では外国です。これが何を意味するかというと、AAに電話するのも一苦労。


0800(アイルランドの1800、日本の0120…つまり通話料金無料の電話番号)で始まるAAのヘルプラインに電話。これ、どうやら、「イギリス・北アイルランドにいるアイルランドのAAのメンバーのための電話番号」らしい。まずは、AAのダブリンオフィスにつながり、会員資格を確認後、イギリス本土のAAのオフィスに転送されるという、書いててすでに面倒くさくなるようなことをしている。


まず、ダブリンオフィスに電話がまわされ、この電話がイギリス本土に回される。どうやら、イギリス本土ではNewryがどこにあるか知られていないらしく、


係:「にゅーりー?どうスペルするんですか」


と聞かれる始末。


係:「では45分から1時間で来ますから」


で、待つこと1時間。来ない。


(さっきの写真を反対方向から。一体何本のビールを
買ったんだ?というツッコミはなしで。
右に写っているのが缶詰男[画像処理済])



AAに電話。


さらに30分。来ない。


AAにまた電話。


さらに30分。まだ来ない。


結局AAが来たのは2時間30分後。正確にはAAではなく、Newryの地元の修理工場のおじさんでした。


この間に缶詰男よりさんざん説教をされまして。いわく…


缶詰男:「まず、この邪魔なサイドバンパーを外しちゃいな。邪魔なだけでまともにジャッキアップもできない。それから、DIY店に行って板を買って追いで」


うちに帰ってひでかすにこの話をすると…


ひでかす:「お前、純正のジャッキの高さが足りないとかありえると思う?」
私:「ん?」

ひでかす:「お前、ジャッキを当てる位置を間違ってたんだよ。ジャッキを正しい位置に当ててれば、もちろんタイヤ交換できたよ」

ガクッ。あのただぼーっと待った2時間30分っていったい…。それ以前に、缶詰男さん、ジムニーにまで乗っておきながら、なんでジャッキアップポイントを知らないんですか(←自分のことを棚に上げた暴言)。


今日の教訓:タイヤ交換を自分でしようなど無駄なあがきをせずに、さっさとAAを呼びましょう。


…こんなことを言っている限り、私には成長はないな。タイヤ交換くらい覚えようよ>自分自身。


2006年07月14日(金) 【ひでかすブログコラボ企画】本当に人智を超越していたシュールストレミング

私は過去にスウェーデンに10回以上行き、スウェーデンをある程度はわかったつもりでいました。その上で、100の質問には住みたい国に「スウェーデン」と書いたこともあります。しかし、反省しています。


私はスウェーデンのことを何にもわかっちゃいませんでした。


そう私に悟りを開かせたものは…これ。





缶詰。


シュールストレミングという、はえー話がニシンの缶詰…なんだけど、これがまたとんでもない代物らしいのだ。


世界一臭い缶詰。


私の友人が1年以上まえにスウェーデンから買ってきてくれて、開ける機会をいつも逃してしまい今日まで放置してしまっていたわけ。




左が今年の2月ごろ撮影。そして右は本日撮影。


おわかりいただけるでしょうか。この缶詰、成長してます。膨らみが増してます。左の写真だって、去年に比べると膨らんでるのに、最近になって更に爆発寸前といっていいほど膨張してます。言いかたを変えると、中で発酵が進んでます。とってもキケンな状態になってます。


とはいえ、ですよ。どんなに臭いって言ったって所詮は人間が食べるもんです。スウェーデン人が喜んで食っている(と思われる)あくまでも食べ物です。…ってことはさ、臭い臭いと大騒ぎしたところで、実はたいしたことはないんじゃないだろうか。


思えば日本人は納豆を食べる人種です。私は食べませんがひでかすは喜んで食べてます。たまーに日曜日の朝に冷凍してあった納豆をパックごとチンして(環境ホルモン出てるよ。精子の数が減ってるよ。キケンだよと思うが)食べてます。


いくら納豆を食べないとはいえ同じ日本人の私、納豆の匂いはさして気になりませんが、同居人のドイツ人などに言わせると、とても我慢ができるレベルの匂いじゃないそうな。確かにひでかすが納豆を食べていると、誰も台所によりつきません。納豆ですらそうなんだから、くさやなんかの匂いをかがせた日にはえらい騒動になりそうだ。


こうして考えると、このスウェーデンのキワモノの食べ物、魚を喜んで食べる日本人の感覚では実は他が騒ぐほどのことはないんじゃないだろうか…と思ったわけ。


とはいえ、念には念を入れて庭で開缶作業を行うことにした私たち。私とひでかすは撮影を理由にこの缶をスウェーデンから持ってきた友人その人に開けてもらうことにした。


まず。缶切りを使おうとするのだが、この見事に膨らんだ缶に缶切りの刃がささらない!で、刺さったと思った瞬間、振った缶コーラのように中身の液が缶切りの刺さった穴からどぴゅっと勢いよく飛び出す



(流れ出した液が妙に生々しい)


で、勢いよく飛び出したのは液だけではなかった。中身の魚の一部も飛び出し、それだけでは飽き足らず辺り周辺には人智を超越した匂いが充満する。


その匂いがポイントになるので無理やり描写してみると、Temple Barのヨッパーどもがトイレに使っている、アンモニア臭で目までやられそうな裏通りにHowthの魚のマーケットで1週間前に売れ残った魚をさらに1週間放置して、そこに1年前にくさった卵を1ダース投下して割ったところに自分の鼻を5センチの距離まで近づけた感じと言えばわかってもらえるでしょうか…わかんないですよね。はい。素直にさじを投げます。表現不能なとんでもない匂いです。





その匂いの強烈さと言えば、問題の缶詰から10メートルは余裕であるこの距離ですら、その爆裂な匂いが届く。いや、届くなんてもんじゃない、強烈な匂いが屋外なのに充満する。





じゃじゃーん。これが中身(泣きながら撮影してます)。


日ごろ、私がどんなにまずいメシを作っても喜んで食べてくれ、かつ、納豆だって喜んで食べるはずのひでかすが


ひでかす:「ごめん。オレ、食えない」


なんだよお前!いざと言うときに全く役に立たないアンポンタンだな。…というわけで、ここは丈夫(ますらお)となるべく私はフォークで一切れ缶からつまみ出しました。ひでかすは


ひでかす:「うわっ、食うの」





とか言いつつ、人にカメラを向けてます。でも、カメラを向けつつひでかすは完全に逃げ腰。


私は食べましたよ。一切れだけだけど。


まず、アンモニアの刺激が舌にきて、そして、ヌルっとした感触、飲み込んだ後には塩っ辛さ。飲み込んだけど、うまいとか、まずいとかいう次元じゃない。ただ単に腐った食べ物


これを見た、スウェーデンから件の缶詰を持ってきた友人は、Snigelが食ったんならじゃあわしも一口と、一口食べます。





ソッコー吐き出す友人の図。


そのままキッチンへ走っていき口をすすいでました。涙目で何か言ってましたけど聴取不能。


驚いたのは、多数のハエが呼びもしないのに、缶周辺にすぐに集結。確かに、ハエが好きそうな匂いですよこれ。しかも、その匂いの広がりの早いこと早いこと。おそらく近所に住んでいるハエが一気に集結したと思われます。


というわけで、食べることはおろか、ハエが集まりそうで捨てることもままならぬ、スウェーデン産のただひたすらに迷惑な食べ物、友人は一計を案じました。





埋葬処分。


いやー、はじめて本気で「庭付き一戸建てに住んでて良かった」って思いましたね。集合住宅じゃ捨てるのもままならず、困り果てるとこでした。というか、集合住宅であれ開けてたら、まず間違いなく異臭騒動で避難騒ぎになっていたと思われます。


で、この日記を書くにあたって、このシュールストレミングについてWikipediaで調べてみました。いわく…


「多くの航空会社では、飛行中の気圧低下により内圧の高いシュールストレミングの缶が爆発する恐れがあるとして、航空機内への持ち込みを禁じている」


…友人は持ってきてもうたがな。しかもスウェーデンの航空会社で。むろん、爆発してヒコーキの飛行に重大な影響を及ぼすとかでなく、強烈な匂いが充満するだけ…って、それだけでヒコーキの飛行に重大な影響を及ぼしそうだな。


ただ、これが冗談ではなくて、この臭い缶詰を日本に輸入している会社のブログによると…


シュールストレミングがヨーロッパ主要航空会社から空輸禁止の措置をとられました。どうやら、靴爆弾や火気のような扱いをされてしまうようなのです。
(出典:DUVA&LULEA BLOG


しかも、このサイトによると、日本でこのシュールストレミングの缶詰は一缶3780円だそうです。





3780円を庭に埋めてしまいました。


ただ、それよりも何よりも気になったWikipediaの記述(私たちのとった行動があちこちで間違っていたことが分かるので一読を推奨)。


製品によっては気温が高いと発酵が進み過ぎてどろどろに溶けてしまうため、食べるタイミング、製品の選択に充分注意する必要がある。


あれって、一昨年の冬に缶に詰められたものらしい。…ってことは去年の夏に食べるべきもので。あらためて写真を見ると、確かに「どろどろに溶けてしま」っていた気がする。つまり、つまり、考えたくはないが…


本当に腐ってたんじゃないか?


いやー、二度とできない体験をさせてくれたスウェーデンの缶詰に乾杯!そりゃ、他国の文化をむげに否定するつもりはないけど、体を張って食べたんだからそれでも言わせてくれ。


こんなもん食えるか!


異文化との相互理解の道は、まだまだ遠い。


ここで話は終わらない。ひでかすによるAnother Viewまたは続編(本人談)はこちらへ。




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