なべて世はこともなし
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2001年12月22日(土) 今年一年ありがとうございました。

ええと、歯医者ネタの続きを書くつもりでしたが、思いっきり時間切れです。今すぐ空港に行かねばならない状況です。行き先は...お分かりでしょうから書きません。歯医者ネタに関しては年明けに書きますね。あ、年明けの最初の更新はこちらの時間で1/2の夜を予定しています。

ということで、今年一年、アイルランド真実紀行に遊びに来ていただいてありがとうございました。心から感謝しています。来る年も、いろいろおばかなことをしでかしますのでまた遊びに来てください。

本当にありがとうございました...とか書いてて乗り遅れたらどうしようもないな。

では。




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2001年12月20日(木) 夜のアイラックセンターに響き渡る魂の叫び

最後のクリスマスショッピングに行ってきました。「時間との戦い」でした。


会社を定時の4時30分きっかりに出て、そのままバスに飛び乗って街へ。まず向かったのは、銀行。人生最後となる「ドイツマルクの両替」に行ったわけ。銀行のおねえさん、ひとこと…


「ドイツマルクはないわ。空港の両替所でのみ扱ってるわ」


…そう、ユーロ統合はこんなところでも着々と進んでいました。


で、そののち、Henry StreetをJavis Shopping Centreに向けて突進。まあ、さすがに上野のアメ横並みとまでは行きませんが、そりゃもうすごい人ごみでして。で、当局公認の露天商が軒を出しているので、通りがますます狭く、イライラが増す。


で、Pennys(安物衣料品店)などの売場は惨澹たる状況。商品の棚は乱れ放題、商品は床にまで散らばり、例えばスリッパのコーナーには後家になった(イヤな言葉ですな)スリッパが棚の下に散乱。で、棚にはふつうのサイズのスリッパは残っておらず、バカの大足用のスリッパのみが残っている。…退散。


で、予約をしてあった美容室に行き、髪を切ってもらい一息ついた後、さらに買物。


この日は、多くの店が午後9時まで営業していた。通常、ダブリンの店は午後6時に閉店。木曜日だけは(なぜ木曜日かは突っ込まないように)「夜間営業」で、午後8時まで。で、今日に限っては、クリスマス前だからかさらに一時間延長して午後9時まで。ちなみに郊外の一部のスーパーは「終夜営業」をしている。…午前3時に親子連れの買物客…なんて考えると結構不気味。


で、走り回っているうちに、時間は午後9時になろうとしている。Irac centreのDunnes Store(普段こんなところには行かないのだがいよいよネタが尽きた)の1階でレジに並んでいると、一瞬店の照明が半分になる。…ああ、もう閉店なんだなと思う。言われてみると、レジの列もアイリッシュの若いおねえさんふたりで2台のレジを開けているだけなのに、そんなに長くない。お客の波がひいてきているのが分かる。


次の瞬間、アナウンスが入る。


「お客様にご案内申し上げます。当店は本日午後10時まで営業いたしております」


次の瞬間、レジのふたりのおねえさんが同時にフロア中に響き渡る大声で


「じゅうじいぃぃぃぃぃぃぃ?」


(ちなみに英語では「てえぇぇぇぇぇん?」


と叫び、ふたりで、


「今、アナウンスで10時って言った?」
「言った」
「私、もう13時間も働いてるわ」
「会社は私たちを殺す気よ」



…お前ら、口はいいから手を動かせ。こらぁ!

あまりにウケたので、自分の番が来た時、思わずいらんことを口走ってしまいました。


「私はねえ、毎日朝9時から夜最低9時まで働いてたよ。文句言わない」(事実)


…ただ、よくよく考えてみると、自分の拘束時間を知らずに働いてるなんて、…私も昔そうだったから同じか。ただ、少なくとも、店の営業時間は知ってたぞ。


…なんだかんだでクリスマスショッピング、無事終了致しました。




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2001年12月18日(火) ドロボー?!冬の夜にセキュリティアラームが鳴り響く…

セコム、してますか?


…別に私はナガシマさんの回し者じゃあありません。


うちにはセコムではないですが、同じようなシステムがあります。要するに、怪しい侵入者なんかがあった時に警報が鳴りしかるべきところ(警察)に通報されるあのシステム。…と言っても別にうちがとくに裕福だからというわけではありません(…事実はご存知の通りむしろ逆でして)。ダブリンのおそらくいよいよスラム街のような場所を除いておそらくほとんどすべての家についているのではないでしょうか。


ただ、誤作動も多く、どこかで


ウィーヨンウィーヨンウィーヨン


けたたましいサイレンが鳴っていても


「うるせえなあ」


くらいにしか思わず、あまり犯罪抑止効果に役立っていないのではないかと思われるのもまた事実です。だって、誤作動なのか、本当にドロボーが入っているかなんて見分けがつきませんからね。


で、話は今日のこと。会社から疲れ果ててうちに帰ってきた私。どうやら誰もまだ帰ってきていないらしい。いつものようにドアーを開けると…


ウィーヨンウィーヨンウィーヨン


そりゃあもう、耳をつんざくばかりの大音量でセキュリティアラームが鳴り響きます。


…またやったか。


実は数ヶ月前、うちの同居人(ひでかすではありません)が自分の部屋の窓を開けたままセキュリティアラームをセットして外出し、結果、アラームが発報して、ついには警察が見回りに来るという騒動があったのです。結局£50(7000円)を払い、しかも大家に大目玉を食らうというトホホな事態になりました。…また、同じことが起こったのかと瞬時に思いました。


ウワサのセコム何はともあれ、このけたたましいアラームを止めないと近所迷惑です。玄関脇にあるシステムのコントロールパネルのテンキーに暗証番号を入れ、とりあえずけたたましく鳴るアラームを止めます。


で、このアラームさん、結構な優れモノで、ボタンを押すとどこが問題か教えてくれます。…ボタンを押すと


「システムエラー。リビングルームウィンドウ。トラブル15:25…」


リビングルームの窓?


リビングルームに入ろうとすると電話が鳴ります。…このくそ忙しい時に…
と思い出ると…


相手:「警備会社です。家は大丈夫ですか?」


…おっどろいた。ちゃんと私が帰ってきたのが分かって、電話をかけてきたんだ。ま、アラームを止めたことで家人が帰ってきたことがわかるんだろうけど、それにしてもこのシステム、所詮は気休め程度にしか思ってなかったけど、思ってた以上に優秀だぞ。


私:「それを今確認してるんですよ!…見たとこ大丈夫そうですが…」
警備会社:「そうですか。念のためパスワードをお願いできますか?」



パスワード!んなもん覚えとらんわい!


パスワードはあらかじめうちと警備会社との間で決められたもので、要はドロボーが家人になりすますようなまねを防ぐためのものだと思う。


問題は、私、パスワードを覚えておらず、慌てて頭をフル回転させて思い出そうとするが思い出せない。何とか思い出して


私:「インドネシア!」
警備会社:「惜しい、国の名前には違いないけど、インドネシアじゃないね」



あたふた。何とかパスワードを思い出し、


私:「ウルグアイ!」
警備会社:「その通り。なにごともなかったならそれでよし」



…うん、何事もなかったとは思う。でも、家をチェックする間もなく電話をかけてきて、しかも極秘のパスワードにヒントを与えてどうするんだ?(作者注:うちのパスワードはもちろん別です。さすがにここに書いたりしませんよ。)


で、改めてリビングルームに行ってみると、窓はしっかり閉まっており、特に問題は見られない。で、家中見回したが、相変わらず汚いものの、ドロボーさんが入ったような形跡は見られない。


再び電話が鳴る。


私:「もしもし」
相手:「大家の姉だけど、いったいどうなってるの?」
私:「知らんがな。こっちが知りたいわな」
相手:「だいたいこの前も…」



…お説教開始。なんで私が怒られなきゃいけないんだ。…理不尽な怒りに震えつつも、ダブリンでは泣く子と大家には勝てません(大家の姉も含めて)。お説教に預かりましたとさ。この警備会社、ご丁寧に、大家にまで電話をしたらしい。


結局、なぜアラームが鳴ったかは全くのナゾ。道路に面した窓なら、誰かが叩いたとかそんな可能性も否定できなくはないけど、問題の窓は、2メートルはあろうかという塀を乗り越えた中庭に面した窓。多分、猫が体当たりしたくらいではアラームは作動しないと思うのだが…。


拝啓ドロボー様

うちには盗むものはありません。左隣りには大きな犬が住んでいます。ドロボーなら、右隣りの家でどうぞ。




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2001年12月17日(月) 目が点!本場のアイルランドのパブでのとんでもないビールの飲み方とは?

会社帰りに「ちょっと一杯」に行ってきました。何かの歌なら「…いつの間にやら朝帰り」となるとこですが、何せ月曜日のお話。午後5時過ぎにパブに行き、9時には自宅に帰ってました。


行ったパブはClontarfのYachtというパブ。昔、この界隈に住んでいたこと、会社から程近いパブということもあり、結構お世話になる機会が多いです。


align="right">で、ここのバーに行くと、珍しくMaisel's Weisseというドイツの瓶ビール(右の写真) があったので、それを注文。Erdingerみたいな少し重めのビール。


で、このテのビールには写真のような感じの特殊な形のグラス(写真は下に出てきます)でないといけないらしい。どうしてかとか聞かないように。知ったかぶりしてるだけなんだから。…マジメな話、ふつうのパイントグラスに注ぐと、泡が天井まで届くのではないかというくらい(大げさ)立ってしまうのだ。


で、このビールを注文して出てきたのがハーフパイントグラス


へ?


へ?



目が点になったが、文句を言っても始まらないと思い、そのハーフパイントグラスをもらってすごすご退散。


で、しばらくしておなかが空いてきたので、みんなでディナーを頼む。この時のウェイトレスさん、古きよきアイルランド人の生き残りで陽気で親切なおばちゃん。


「へえ、あなた日本人?このパブにも日本人が勤めていてねえ…。」


…と話し出したら最後止まらない。


で、彼女がディナーを持ってきた時に、ビールがなくなっていたので、空き瓶を指しながら、


「悪いけど、このビールもう1本ちょうだい」


と言う。数分後、彼女は持ってきてくれました。Erdingerを(それは違うビールだろ!右の写真参照)まあ、彼女親切だし、Erdingerも好きなので、ま、いっかと思うと、彼女は凶器攻撃を仕掛けてきたのでした。


そこにあったもの。正直言って私は絶句しました。


再びハーフパイントグラス。


…これはさっきももらったものだからまあ驚かない。で、そのハープパイントグラスの中には、がなみなみと入れてありました。


…アイルランドではビールに氷を入れて飲むようです。おい、誰が「アイルランドはビールの国だ」なんて言った?


ここまで書いて思い出したんですが、確か、タイとかどこかでは、ビールに氷を入れて飲む国があるんですよね。誰か海外旅行経験豊富な方、教えてくれい。


で、この時のディナーテーブルで話題になったこと。世間に疎い私は全く知らなかったのだが、何でも来年から就労許可証の発給条件がより厳格になるらしい。要するに、ワークパーミションがおりずらくなるらしい。


確かに、今までの条件が簡単すぎて、それこそ申請さえすれば発給されるような状態だったから、そっちの方がおかしかったと言えなくもない。今後、語学学校経由で就職をしようと思っている人などを中心に、おそらく今まで以上に就職は難しくなるというお話。確かにバブルが弾けたアイルランド、今後聞く話はこんな感じの暗い話ばかりなんだろなと思う。


…まあ、アイルランドの政府の決定なんて、どこかいい加減だから、これが末端(私たち)にどれだけ影響してくるかは蓋を開けてみないことには分かりませんが…。




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2001年12月16日(日) 散々クリスマスショッピング…今度はクレジットカードの詐欺を疑われる

再び町に買物に行ってきました。クリスマスショッピング、ほぼ終わったのですが、まだカンペキじゃあありません。あとは、木曜日に最後のあがきをしなくてはと思っています。


さて、某カタログショッピングの店に行き(こちらにご在住の方はどこのことかお分かりでしょうが)、結構高額な買物をしたんです。んで、レジの長い列に耐えわたしの番がやってきました。レジの髪の根元が真っ黒のニセ金髪の頭の悪そうなおねえさんにクレジットカードを渡し、おねえさんはレシートにサインをしろと言ってくる。さささとサインをしたのだが、おねえさんが、私のクレジットカードの裏のサインとレシートのサインを見比べて動きが止まってしまった。


おねえさん:「悪いけど、他にクレジットカードある?」


ちなみに私のクレジットカード、使い過ぎで(…)裏面のサインが擦り切れてしまっている。で、サインがよく見えない。だからだろうと思い、別のクレジットカードを渡すと、今度はそれと私のサインを見比べて固まっている。


おねえさん:「これ、あなたのサインじゃないわ」


…紛れもなく私のサインですって。


しょうがないから妥協案として、


私:「じゃあ、もう一回サインすればいいでしょ」


と言い、紙の余白にもう一回サイン。今度は少しゆっくり目に書いて、クレジットカードのサインに近づけようと少し努力する。


おねえさん:「これ、本当にあなたのサイン?」


…なんですか。あんたはこのカードを私がどこかで拾ってきたとでもほざくんですか。言っておきますが、このカード、れっきとした私のもので、アイルランド国内では信用の高い銀行の発行で、ついでに言うと支払状況だって「優良顧客」と呼ばれていい状況だぞ。


おねえさん:「あなた、写真付のIDある?」


仕方ないから、私は国際学生証を見せた。するとおねえさんは、ようやくサインを受け取ってくれた。


よかったよかった…ということなのだろうが、ただ、一言だけ言わせてくれ。


その学生証はニセモノだ。


本物のクレジットカードの証明をするために、ニセモノの学生証で証明。これほど矛盾した話はないような…。

他方ひでかす。彼も物好きな彼女にクリスマスプレゼントを買わねばならず…。一日足を棒にして歩いた挙げ句に何も見つからず、ネタの尽きた彼はAmazon.co.ukで買物してました。…何を考えてんだか。




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