なべて世はこともなし
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2001年05月02日(水) 更新お休みです

まずはお知らせです。日記、サーバーを移したばかりなのですが、1週間ばかり更新をお休みします。理由は簡単、あたしゃ明日からドイツなぞへ行かせていただきます。という訳で、次回更新は9日の水曜日になります。ご了承くださいませ。

あと、調子こいて、日記才人の投票ボタンをつけてみました。これを押すとどうなるか自分でも分かっていませんが、枯れ木も山の賑わい、なんかいいことあるでしょう。

んで、ドイツ、暇つぶしにインターネットカフェに行ったりもするのですが、ドイツおよびスイス(そして確かオーストリアも)のコンピュータには決定的な問題点があるのです。…それは「キーボード」。実は、これらの国のキーボードの配列「Y」と「Z」が逆の位置にあったりするのです。つまり、How are you? といつもの感覚で打つとHow are zou?になっちゃうんですねー。これが結構イラつくんです。ちなみにおいらのコンピュータもキーボードは英語配列なのですが、これだと、数字の「2」のところにあるべき@マークがなぜか、「‘」のところにあったり、#が¥に変わったり、結構イラつきます。

今日は朝6時55分のフライトに間に合わせるために朝5時に早引けです。普段なら会社からタクシーを使うのですが、すでに私の今月の台所事情は給料日後4日にして火の車(情けない…)。そんな贅沢はとてもできません。自宅までソッコーチャリでダッシュして、無理無理シャワーを浴びて、そのまま、1キロほど離れた大通りのバス停で6時にシティセンター始発のバスに乗り、予定では6時25分着。ちなみに、国際線の搭乗締め切りは、30分前。つまり、空港のバス停についた時点で搭乗カウンターは閉められているという…。しかもダブリンバスが定刻通りに来るという仮定のもとにこの計画は立てられている。無理がありすぎです、この計画。

だいたいが(愚痴が始まります)ダブリンバスはナメている。6時30分頃から空港の朝のラッシュが始まるんだから、それに合わせたバスを運行せんかい!朝早い便に公共交通のアクセスがないというのは致命的です。ちなみに、エクスプレスバスは運行されているのですが、空港とシティセンターの中間に住む私には利用価値がありません。現在朝の3時。もはや仕事をする気はありません。仕事もあと30分で終わる「はず」の量しか残ってませんし…。

という訳で、いってきまーす。


2001年05月01日(火) デンマークデンマーク

掲示板に来てくださったうにさんのホームページ にお邪魔しました。うちなんかと違って、まとまったきれいなページでした。どうやったら、あんなにきれいになるんだろ。

んで、タイとデンマークの旅行記なぞがあり、デンマークの旅行記がいたく気に入りました。

デンマーク。何度か行ったことがあります。…といってもまともに訪れたのは去年の秋の1回のみ。あとは、コペンハーゲン空港から市内のフェリー埠頭を経由して、スウェーデンに行ったことばかり。いつも、おいらの好きなビール(カールズバーグ)のふるさとを見てみたいと思うのですが、その機会に恵まれません。

で、前回は、ドイツの国境からあまり遠くないとある海岸の小さな村に1週間ほど居たんです。おいらの彼女(ドイツ人)とその姉とその友人たちというつながりで総勢8人。プール・サウナ付きの家で1週間ボーッとしてました。

…と書くといかにもおいらたちはリッチそうに聞こえますが、そうでもありません。このサマーハウス、晩秋というシーズンオフに借りると信じられないくらい安いんです。おいらが払ったのは、ドイツからの車代も含めて2万円くらい。

この時もいろんな面白い経験をして来ました。(ああ、話がどんどんと取り止めのない方向に…)

おいらたち8人は、2台のワゴン車に分乗してその村へ。車には食料からアルコールからすべてを満載。ちょっとした引越し状態。ドイツ人いわく「デンマークはアルコールが高い!」

…この発言においらはぶっ飛んだ。おいらの知りうる限りすべてのスウェーデン人が「デンマークは酒が安い!」と言っており、このドイツ人がいうことに真っ向から反対の意見なのだ。

ちなみにこれにはカラクリがある。スウェーデンという国、恐ろしいことに、酒は官売なのだ。アルコール分の特に低いビールはスーパーなんかで買えるけど、それ以外は、Systemという政府直営のみでで買うしかない。しかも、この店、そのほとんどが、昔ながらの対面販売。(つまり、スーパーみたいに自分の欲しい商品をカゴに入れてレジに持っていくという方法ではない。)最近法律が改正されたらしいが土日は休み。夜はもちろん開いてない。25歳以下の場合は身分証明書の提示が義務づけられている。…すごいでしょ?

クリスマスとかにここに行くともう最悪。銀行とかと同じでまず入口で番号札をもらい、自分の番を待つんだけど、これが数百人待ちだったりして…。で、ガキどもが、入口で、「若い番号のチケットあるよー」と売ってたりする。…どうしようもない国(←ことこの件に関してはね)

話がそれたけど、スウェーデン人にとって酒を自由に買え、市価も安いデンマークは楽園のような国なのだ(ホントかよ)。ところがデンマーク人にとって、酒がはるかに安いドイツは楽園のような国なのだ。という訳で、酒に関していえば、北高南低ということが言える。

という訳で、ビールや酒を満載で訪れたデンマーク。このサマーハウスはちゃんとプールもサウナもあり、でかいリビングルームにキッチン、素晴らしいものだった。

…とか自慢でこの日記が終わるはずがないことは、常連さんならご存知のはず。まあ、この(おいらの彼女を除く)ドイツ人連中は本当に、日本人が思い描くようなドイツ人連中でして…。

基本的においらたちに流行ることがない、クソ寒い海岸を散歩したりとか、人影の少ない村を散策したりとかそれくらい。それはそれでいい。おいらたちはのんびりしに来たのだから。ところが。このドイツ人たちはそういう風には考えないのだ。

まずは朝。こいつら(しつこいけどおいらの彼女を除く)朝の8時きっかしに起きて世にも美しい完璧な朝食の準備を始める。で、9時30分きっかしに、世にも美しい朝食を取り始めるのだ。

で、運悪く台所の隣りの部屋に陣取ったおいらたち、この時点で起きざるを得なくなり、毎朝、9時30分起床を強要される。(おいらたちには「朝食の準備をしなかった」ということで後で相当な非難があったらしい)「おまえらホリデーに来てなんで8時に起きるねん」というおいらの疑問は見過ごされる。

まあ、一時が万事、いっつもこんな感じでして。1週間、確かに楽しんだんですが、何かアイルランド人のいい加減さに慣らされたおいらには息苦しかったのも事実です。

で、何が一番驚いたかというと、帰る日。こいつら、やはり朝の8時に起きて、家中をそれこそ舐めれる状態にまできれいにし始めたんです。ちなみに、「清掃料金」というのが、別途に請求されているにもかかわらず、です。それはまだいいとして、信じられなかったのは、結構な量(ボトル半分以上)残っていた、ウォッカやテキーラ、ブランデー、みーんな流しに流して捨ててしまった!!さすがのおいらもこれには驚いた。おまえら酒だぞ酒!もったいない!車なんだから持って帰れるだろうが!といおうおいらの魂の叫びはまたも見過ごされる。

そんな訳で、どうも、ドイツ人とはあまりウマが合わないのではないか…と思わざるを得なかったデンマークでの1週間でした。

…なんでこんな話を始めたんだっけ?そうそううにさんのホームページの話からだ。

で、うにさんのホームページの中で、デンマークのパスポートコントロールが甘い、というくだりがありました。これはおいらの知る限りでも事実です。日本のパスポートだったらほとんど中を見もしません。平和なんでしょうねえ。

で、うにさんがイミグレーションでパスポートにスタンプを押されなくてがっかりするというのがありますが、おいらはそのまったく逆です。パスポートにはスタンプを押して欲しくありません。

確かにおいらも昔はパスポートにスタンプが増える度嬉しかったんですが、何せ何時も行くとこが同じ(ヨーロッパのどっか)なもんで退屈。しかも、スタンプが多すぎると、あらぬ疑いをかけられるんです。「こいつはここに不法に住んでるんじゃあないか」みたいに。

ま、これ、理に適ってます。成田空港の入国審査に、日本のスタンプをべたべた押されたパスポートを提示されたら、「こいつ日本で働いてるんじゃあないか」と思われても無理はないですよね。それと同じ。特にドイツのスタンプは押されたくないのに、さすがドイツ人、律義に押すんだよね、スタンプ(T_T)明日からまたドイツ行くんだよね…。変なこと聞かれなきゃいいが…。

とりとめがなくなったんで、このへんで。


2001年04月30日(月) 日記が移転しました。

日記をジオシティ外のサイトに移してみました。理由は簡単で、ジオシティの容量を日記が食いすぎないようにするためです。そういう訳ですんで、どぞよろしく。なお、過去の日記に関しては、インデックスページの右下のボタンまたはここから行けますんでご参考まで(削除済)。

これからもよろしくお願いします。


2001年04月29日(日) 一円を笑わない国民性

すっかり忘れていましたが、日本はゴールデンウィークなんですねー。掲示板へのカキコで初めて気がつきました。とゆーことは、ここでおいらがせせこせと夜勤をする必然性はどこにあるんだろう?(愚痴)

実は(…と秘密めかすことはないんですが)今日は「月末」。ということで、月の締め日なんですが、割にシステムがちゃんとしていることもあって、楽です。

日本マーケットに来る前は、某イギリスマーケットの仕事をしてました。で、カスタマーサービスとのやり取りがあるのですが、日本とイギリス、ひいてはヨーロッパの仕事のやり方をひしひしと感じます。

たとえば返金。たとえば£1の返金。イギリスマーケットだったら往々にして「小額の差異」ということで帳消ししてました。ところが、日本は、例え1円の違いでも返金するんです。1円でも多くお客様に課金していたら返金をする、そんなことは当然のことのように聞こえるでしょうが、こっちではそうでもないのです。そんな訳で、イギリスマーケットから日本マーケットに移った時、ちょっとした戸惑いを覚えたことを思い出します。

だいたいがこっちは銀行からしていい加減です。たとえば、(一応会社の秘密というものもあるので「一般論として」と断っときます。)通販で物を買った時の支払いに郵便局から払込をすることがありますよね。これ、ドイツなんかでもやるんですが、ドイツはすべて「電信扱い」です。で、金額はともかくとして、注文番号とか、顧客の名前とか、何かがいつも間違っているんです。てなわけで、「一般論として」払ったはずのお金が相手方に届かない、ということが良くおこり、これがトラブルの原因になります。そりゃそうだ。払ったはずのお金に対し、「督促状」がきたら誰だって怒りますよね。

他方日本。日本の場合の多くは「文書扱い」で支払いはやってきます。つまり、お客さんの持ってきた「支払用紙」そのものが相手方に送られる訳です。これがあれば、注文番号も間違いなくわかりますし何のトラブルにもなりません。「電信扱い」でも送られるべき情報はきちんと送られてきます。日本と言う国のビジネスが国際的に認められた秘訣というのはおそらくこの辺の当たり前のことを当たり前にやるところなのだろうと当たり前のことを思ったりなんかして…。

あと、逆もまた正なり。日本のお客さんは踏み倒したりしない。きちんと払うべきものをきちんと払う。その辺の「信頼関係」が築きやすい国です。たとえがイギリスやフランス。これらの国に関してはこの会社では、「先払い」が原則。ゆえに、クレジットカード、デビットカードまたは小切手での先払いがない限り、商品は届けられません。

反面、ドイツや日本は後払いもオッケー。こういう違いから国民性の違いにまで話を持っていくのは決して無理のある話だとは思いません。日本人は、やはり、正直者です。


2001年04月28日(土) さいあく

一日の始めに歯車が狂うと、一日が総崩れになるということ、皆さんにもご経験はありませんか。今日がまさにそうでした。

まず、USITへ行き、ドイツ行きのチケットの日付を変えようとしたんです。(詳しくは下の「USITにて」という日記をご覧ください)長く待たされた挙げ句にいわれたことは、「6月以降は値段が変わるので、日付の変更はできません」短気を起こしたおいらはその場で返金を依頼。キャンセルのチャージとして20ポンド取られました。

それでもおいらは未だに♪モード。なぜなら、おいらは来週ドイツに遊びに行くし、それよりも何よりも、♪今日は給料日♪

んで、銀行にドイツマルクを両替に行ったんです。はした額ながらドイツマルクを手にし、レシートを何気に見ると、

「金ないじゃん!」

給料日だというのに口座に残高が全然ないんです。「何じゃこりゃー」〈(C)松田勇作〉というわけで、何が起こったかをチェック。結果、確かに給料は入っていた。が、なぜかいつもよりも£300以上少ない。(日本円にして4万円ちょっとですが、アイルランドの感覚だとこの4万円はそのほぼ倍に感じると思ってください)

んで、その無け無しの給料は、「家賃」という名のもとに消えている。「ダブリン家がない」のコーナーで詳述した通り、うちの家は4人で借りています。が、家賃は、4人の中で一番金持ち(だった)おいらの口座から一括して大家の口座に引き落とされ、ほかの面々はおいらに現金を払うというシステムが定着しています。というわけで、おいらのふらっとメイトからいくらかの金は戻ってくるのですが、そのいくらかの金は、ケータイの支払いとか、ジムのメンバーシップとか何だかで消えていきます。で、計算した結果、来月の可処分所得(含む食費)は




(チーン)
£100(やくいちまんよんせんえん)

…このはした金でどうやって暮らせというねん!

そのままおいらは休みだというのに会社のHR(総務)に直行。

おいら:「こらー俺の給料どうなってるねん!」
おねえさん:「何がよ?」
おいら:「給料£300も少ないぞ!」
おねえさん:「あ、それ、コンピュータ代」
おいら:「え (^^;)」
おねえさん:「あなた社販(=社員販売)でコンピュータ買ったでしょ」

忘れていました。このクソボロコンピュータ。もらったのではなかったのです。社販特価とはいえ買ったんです。ということは、この給料明細は正しい!

すごすごと自分の机に向かうと、そこで出会ったはなぜかおいらのマネージャー。この人人並みに昼勤なので、おいらはしばらく話をしてなかった。そこでおいらは彼女とちょろっとおしゃべりすることに。まさか彼女の口からこんな爆弾発言を聞くとはつゆ知らずに…。

マネージャー:「日本チームの夜勤だけど、近々廃止するから」

はあ????????

青天の霹靂。寝耳に水。なんじゃあ、それは。

聞けば、おいらたちが奇妙な時間に勤務しているばっかりに、チーム内のコミュニケーションがうまく取れていない。だから、日本チームは朝の7時から昼の3時までの勤務にして、コミュニケーションの向上を図る…とのこと。

おいら:「あのー、それ、おいらが夜勤が始まる前から言い続けてきたことなのですが…」

実際のところ、おいらたちが夜勤をしている「価値」というのはないに等しいのだ。当初はカスタマーサービスとのやり取りなどのために「同じ時間」に働くことが必要とされていたけど、いざふたを開けてみると、日本とのやり取りのほぼすべては電子メール経由。同じ時間に働く必要性などありゃしない。

んで、おいらの「夜勤廃止論」が一年の長い期間を経てようやく上まで届いたらしいのだが、ここでほかの日本チームのメンバーから大ブーイング。

「休みはどうなる?」
「給料は?」

答え。減ります。以上。…というわけでさらに大ブーイング。個人的には給料が大幅に減るのはいたいが、いつまでもこんな馬鹿なシフトを続けられるとも思っていなかったので、ちょっと嬉しくもある。ただ、毎度のことながら、じゃあ、具体的にいつから昼勤になるかというと、これがまた不明。なんだか今まで以上に先が読めなくなりました。




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