なべて世はこともなし
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2007年10月22日(月) 週末は引越し日和【ダブリン家がある2007】(その5)

その(1)その(2)その(3)その(4)からの続きです。


土曜日。


朝の11時に鍵の受け渡しのために車に荷物を満載して新しいアパートに向かう。この驚くべき時間を守る不動産屋さんはやはり定刻どおりに来てくれまして、契約書にサインをし、鍵をもらい、事務手続き完了。この瞬間から、このアパートは法的にも私たちが店子となる。


そのまま前の家に戻る。1時にバンを運転手つきで借りたので、それまでに家に着いていないといけない。ちなみに、このアパートから前の家までの距離は車で最速30分。


バンは、最初はレンタカー屋から借りて自分で運転しようと思ったのだが、こんなサイトを見て気を変える。で、この会社に頼もうと思ったのだが、ひでかすが、友達の友達に商売をしていてバンを持っているという人を見つけてきて、その人に有償でお願いすることに。


やってきたのはこんな感じのバン(あくまで参考イメージ)。で、モノを乗っけていったのだが、まあ、積んでも積んでも出てくるモノモノモノ。ビンボー人の私たちはモノを捨てるということが出来ない。で、こんなでかいバンでもつみきれないものが出てきて、私はアパートと家の間をそのあと数回往復する羽目になる。


翌日曜日は新しいアパートはほとんど放置状態で、古い家の掃除をする。これで見事に一日潰れる。片付けても片付けても片付かない。


月曜日。午後にSmart Telecomの技術者が来るというので会社で待機。徒歩数分のところに会社があるのをいいことに、技術者が来たらさっと家に帰ろうという魂胆。これは便利。通常の状態なら、いつ来るかわからない技術者のために、会社を半日休む羽目になるところだった。


で、どうせ来ないんじゃないか…くらいにしか思っていなかった技術者、午後3時過ぎにちゃんとやってきて、かつ、インターネットも即開通。…なんだか話がうますぎて、どこにオチが待っているのかわからない。


ただし、技術者の方、やはりアイルランド的というかなんと言うかな対応をしてくれました。


技術者:「というわけで、工事は完了しました。電話も、ネットも今から使えますよ」
私:「ありがとう。で、新しい電話番号は何番なの?」
技術者:「ええと、その電話からご自分のケータイを鳴らしてみてはいかがでしょうか」



で、工事の真っ最中にケータイが鳴る。出てみると、おお、Bank of Idiot。そういえば今日までに消えた800ユーロについての返事をするって言ってたな。


担当者:「お調べしたところクレジットカード側の扱いに間違いがありまして、ただいま鋭意調査中です。申し訳ないのですが、あと2-3日お時間の猶予をいただきたいのですが」


…とていねいな断りの電話を入れてきた。はいはい。そんなにていねいにお願いされたら私も待つしかないですね。というわけで、すべてがうまく行き過ぎてかえって気味が悪い状況に。





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