ニャンでも日記



茜の空に向いて

2003年01月25日(土)

明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨の渡る夜は
ああ 父さんのあの笑顔
栗の実 食べては 思い出す

斉藤信夫の有名な(里の秋)の歌詞ですが、僕は夕焼けの空を
見ると決まって、この曲を口ずさんでしまう。それも必ず二番目の
歌詞、、、。なぜだろうな。


ゆっくりと、、、

2003年01月23日(木)

何でも速いほうがいいらしい。ADSLだって、、車だって、電車だって、、
世の中はすべてを速度にかけている気がする。僕も舗道を歩いていて
前を比較的ゆっくりと歩いている方がいると、すぐに追い抜きたくなった
し、前にノロノロ運転をしている車があったら、無性に追い抜きたくなった
こともある。
でもこの頃と言うか、新年になって神社におまいりした時、何か願わなけれ
ばならないと思って、例年は健康でありますようにとか宝くじがあたります
ようにとか、、そんな類の願いをかけていたんだが、、心境が変化した。
煙草も完全に止めたし、よ〜し、今年はゆっくりやろうと心に決めた。
(ゆっくり)は速度を表しているものの、、本心は余裕の心を持って
何事にも対処しようと言うのである。これが結構、簡単のようで難かしい。


ADSL

2003年01月22日(水)

ADSLの12Mに変更してからHPの速度が急に速くなった。
自宅がNTTの司令局と結構、近いので効能がいい。
でも今年は16M〜20MのADSLも出てくると言う。
速度争いに各プロバイダが競い合うから、僕はしばらく
このままで様子を見ることにした。だって、結構、スピード
アップしたので、これ以上、速度を上げる欲は無いとも言える
んだが、、、。


実家の猫ちゃん

2003年01月21日(火)

実家から写真が2枚送られてきた。
ケイチャンとミケちゃんたちの写真であった。しばらく
見てないうちに大きくなった。
写真が入っていただけで何の音沙汰もない。
暗に帰って来いとの催促なのかもしれない。


旅路の果てに

2003年01月20日(月)

見知らぬ土地に行き
珍しい花と出逢う

可憐な花弁をつけ
愛くるしい微笑みを
なげかけているような
錯覚と
激しいばかりの誘惑

その刹那
僕は時を失ったかのように
これまでの人生を忘却し
ただ、、出逢いの一刻のみの空間

ああ、正に
この一時が欲しいための旅路であった

過去への懺悔と
現実からの逃避と
未来への期待感が
溢れるばかりの輝きとなって
心を充足し始める


1月17日

2003年01月17日(金)

忘れもしない日がやって来た。阪神淡路大震災の起こった日である。神戸で生まれ神戸で育った僕がこの日を忘れることは永久にない。
災害は忘れた頃にやって来る、、、とは蓋し、名言であるが、それよりも災害は忘れない内にやって来る、、と心に銘じているほうが日頃からの心構えになるだろう。


アジアンタム

2003年01月16日(木)

鉢植えの植物の中から何が一番好きかと問われたら
僕は躊躇なく
アジアンタムと答えるだろう。
つやのいい葉柄に、淡緑色の小葉を多数つけた可憐でいてみずみずしい清涼感のある雰囲気がするからである。


皇居前広場

2003年01月15日(水)

関東に住んで以来、ここに来たのは初めてであった。広々とした敷地に一見、異様な感じの丸石が連なって行く手を拒んでいるように見えた。


海原

2003年01月11日(土)

その日―
海はたおやかなうねりをみせ
岩礁に心地よい風を呼んだ
大きな岩裏の潮溜まりには蟹が二匹ー 
足元が悪いからと言い訳をしながら
やさしく手をにぎり身体を脇に引き寄せた
かわいいねー
ええー
たわいのない会話の後には波の音しか聞こえない

二人ぼっちの海岸で
身体を寄せあった感触は
太陽に睨まれた白亜の灯台よりも新鮮で熱い
互いの体温が伝わり心の鼓動までが潮騒に吠えているからだ

さあ 言葉で何か言ってくれ
感じるままの本当の気持を、、、

その日ー
犬吠岬に時が止まった




アカネ雲

2003年01月07日(火)

うれしさのあまり 涙がほほを伝い
かなしみのあまり 涙がほほを打つ
いいときもわるいときも
くり返されて止まない
この銀河宇宙のりんねの中で
君はいま
時の流れに舞い落ちた一葉の花びら
さあ
ほほにしたたり落ちる涙をぬぐって
そっと まぶたをあけてごらん
そうすれば
思いもかけない
秘密の花園が見えてくる
愛と
友情と
思いやりに満ちあふれた
宇宙空間が広がって見えてくる
君よ
もう おくすることはない
ためらいと
はじらいと
ごうよくを時の流れにすててしまって
ただ ひたすらに
目の前の扉をくぐるだけでいい
そうすれば
やがて
西の空いっぱいに
あかね色に映し出された
ステージが見えてくるから


野良ちゃん

2003年01月05日(日)

この猫ちゃんに逢うのは数カ月ぶりだった。この頃、見ないなと思ってただけに見つけた時は嬉しかった。僕の方を見てにゃ〜んと悲しい響きの声を出した。恐らく、お腹が減っているのだろうな、、。待ってて、、と言いながら家から缶詰を持ってきたら、いなくなっていた。ああ、、かわいそうに、、縁の薄い猫だなあといつまでも気がかりだった。


もう、一つの心

2003年01月04日(土)

何時の日も
心の中に幸せがいっぱい
そんな心をじっと見つめる
もうひとつの心を
私は欲しい


What's your name?

2003年01月03日(金)

一度、覚えた花の名をいつしか忘れている。以前、通った路をどうしても思い出せない。
人間と言う奴はどうしても忘れないことがある反面、すぐに忘れてしまうことも多い。なぜなんだろう。絶対に忘れないと思っていても月日の経過でそうなる。喜びはすぐに忘れるが悲しみは心深く覚えている。


リトマス試験紙

2003年01月01日(水)

年上の里飛(りと)ちゃんはちょっとしたことでも顔色を変える表情の豊かな猫ちゃんだと思う。だから、僕はこの子をリトマス(リトマス試験紙みたい)と呼ぶこともあるんだが、、。

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