ぶらい回顧録

2014年12月31日(水) エル・スール

冷めた町に生まれて
枯れた木の葉を集めて

北の風と
霞む太陽

ケープに薄く包まれ
廃墟を遠く離れて

エストレーリャ 君は
胸に ともす

凍る想いの
溶ける彼方へと 遠く

駆け出す赤い靴
機関車飛び乗って
トランクこぼれて
崩れ落ちて さあ
君は自由と風を抱いて
南へ

幼い頃の歌声
パパと冷たい別離

エストレーリャ 君は
すべて 捨てる

もう要らない
何も欲しくない

駆け出す赤い靴
機関車飛び乗って
サファイアこぼれて
砕け散って さあ
君は自由と風を抱いて
南へ



"エル・スール"

歌詞 やまのしげき



2014年12月23日(火) ハッシャバイ

明日帰るよ 長い時間が過ぎていたね
君のはにかむ笑顔は まだ百合のようだろうか

明日会えるよ 青いマフラー巻いていたね
覚えているかな こんなララバイ

犬のジローと歩こう
あの歌を口ずさもう
真夜中に山登ろう
明け方には祈りを

一日の終わりにいつも二人がいたんだね
そんな日がまた来るさハッシャバイ


明日戻るよ 遠い街の荷を捨てて
君は僕のがらくた まだ喜んでくれるだろうか

明日会えるよ 手袋して手をつなごう
うまく歌えるかな こんなララバイ

犬のジローも待ってる
あの歌を口ずさもう
真夜中に山登ろう
明け方には祈りを

一日の終わりにいつも二人がいたんだね
そんな日がまた来るさハッシャバイ


一日の終わりにいつも君がいたんだね
そんな日がまた来るさハッシャバイ
だからドンチュークライ プリーズ

目を閉じておやすみ



"ハッシャバイ"

歌詞 やまのしげき


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