必要なのはふたつ。似て非なる。ふたつが。誰も教えなかったけど。知っていた。ひとつの目的のために。脚色をして。遠まわりをして。はぐらかした。無責任な3と。ページがひらいたまま。
誰もが嘘をつき。下ひとケタは零だよ。見え透いて。叫びだしたくなるのは。こっちのほう。怒りをひたすらに避けて。自分を充分罰したから。もう良いでしょ。真面目さを追いやって。腑に落ちないなら。11月が長すぎる。
時は落ちて。時は飛ぶ。ふっきれた頃。ほとぼりが冷めて。多数決は。50vs50。ひとりでは。なにも決まらぬまま。たぶん忘れさられる期限を。
縦縞。白と黒。凝縮された過去と。散漫な現在。秤にかけて。よくある話が。
11月が容赦なく。襲ってくる。なすすべもなく。あてもなく。玄関は一杯。気狂いと。また。うえるかむとぅぼーりんぐ。
ばたん。と。ドアをしめて。それでおわり。
器用に生きようと。むしろ。稚拙な色を。拙く。ホントは。総ての色が好きだったのに。大人はどこにもいなくて。感情を放棄。涙だけが。反応として。
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