徒花ばかりと。短く儚く。何もできはしないと。思考の堆積物たち。可能なはずの世界を。ミニマムに慰めて。夜明けが長びいて。朝を覚えるまでに。リズムはすり替えられ。 一瞬の光景が降りてきて。とっておくのをやめようとおもっていたのに。痛みと麻痺。黙っていることに決めた。もうあきらめたら。
どうにか。気の持ちようかもしれないと。内部を操作し続けている。申し分なく。素晴らしくラテン的な気分で。生きる。ここにいる。歓びを喚起する音や物や。 どうにか。それが運命だといわんばかりに。何かを手にいれるのなら棄てなさいと。次元が存在しうるように。もしくは。呪いをかけられて。 突然。自由が現れて。軽やかさを確かめるうち。鼻先をかすめて去って。それで怨み言なんて。棄てて。役目を終えて。悔やむなんて。
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