日英双語育児日記
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Tが保育園で友達に将棋を教えてもらったというので、実家の父にその話をすると、じゃあおじいちゃんが教えてやろう、と嬉しそう。他の用事もあったので、実家に行ってきた。
おじいちゃんに、将棋をひととおり打ってもらって(勝たせてもらって)、上機嫌なT。
そのあとおじいちゃんは、各駒のうごきを図解・ひらがなで説明した一覧表を作って渡してくれた。(一枚しかないと、失くすといけないので、帰宅後早速コピーた。)
「桂馬は二つまえのよこにだけいける」とか「香車はまっすぐまえにならいくつでもとんでいける。そのほかはどこにもいけない」とか書いてある。
マグネットつきの簡単な将棋盤と駒を、実家から借りてきたので、夕食後、Tと私とで将棋。いやあ、将棋なんて三十年ぶりくらいだけれど、なんだかなつかしく楽しかった。
2008年02月22日(金) |
くまちゃんのインフルエンザ |
Sは、くまちゃんが大好き。
服でも本でも、くまちゃん、が好きでこだわっているのだが、特に大事にしているのが、一昨年の夏にイギリスでもらったくまのぬいぐるみ。ちょっとした怪我をして、救急で診てもらったときに、なぜかくまのぬいぐるみをもらった。
「くまちゃんは、Sと、たんじょうびの日はおんなじやけど、月がちがうねん」とか「くまちゃんは、Tくんより、一歳大きくて、もう小学校やねんでー」とか。くまちゃんディテール話は尽きない。
私の実家に、雛人形を出すのを手伝わせてもらいに行ったときにも、このくまちゃんを持っていった。
「くまちゃんは、イギリスから来はったから、はじめてのひな祭りやねんで。おひなさまも初めて見はるねん」とおばあちゃんに説明している。
横からTが「くまちゃん、今小学校なんやったら、去年の保育園のときに、ひな祭りあったやろ」とつっこむと、Sは「保育園のひなまつりのときは、インフルエンザで休んだはってん」と返す。
だれがインフルエンザやねん、とつっこみたい。
しばらく前からぐらぐらしていたTの下の前歯が、ぬけた。
同じ年長組のお友達では、歯がぬけているひとが多く、Tもしばらく前から「おとなのは」がどうやって生えてくるか、という話をしていた。
下の前歯って、最初に生えてきたのだった。左右どちらかまでは覚えていないけれど。
生まれて半年くらいのときに最初に小さな白い歯が見えたときの感動、「万緑の中や吾子の歯生え初むる」(中村草田男)をしみじみ思い出したことなどを、久しぶりに思い出した。
イギリスでは、抜けた歯を枕の下にいれておくと、歯の妖精(tooth fairy)がやってきて歯のかわりにコインをおいていってくれるそう。Tに、日本では上の歯は下に、下の歯は上になげるんだよ、というと、「じゃあ、次に抜けた歯は投げる」と言い、一本目はイギリス式にまくらの下に入れていた。
けっきょくDは、ぬけた歯とコインを入れ替えると、Tががっかりするんじゃないかと思ったらしく、歯はそのままにして100円玉を置いておいたよう。
クリスマスにイギリスの祖父母からもらった「子供用スクラブル」を、このごろ夕食後寝るまえに20分くらい、父子三人でしている。
手持ちの札にある文字を組み合わせて英単語を作っていく大人用のスクラブルと違って、子供用のものは、ボードにすでに単語が書いてある。そこに、手持ちの札の文字を並べていくだけ。
今日私も初めて一緒にやってみた。
Sはこのゲームをしながらアルファベット小文字を覚えてしまった模様。なるほど。
また、単語を綴っていくときに、前から順にならべていかなければならないというルールがあるので、つづりを覚える練習にもなりそう。つまり、jellyの場合、jが出てからでないと、eの札はおけないということ。
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