日英双語育児日記
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久しぶりに子供と一緒に書店へ。
好きな本を選ばせたりのと、私が見てやったのと。
そのなかで、Sのために買ってやった古田足日の『ロボット・カミィ』を夕食後読んでいたところ、後半のびっくりするような展開に、私が胸がつまって、続きが読めなくなってしまった。なんとか読むものの、涙は出るし、鼻は出るし、大変。
子供も何泣いてるの?といいつつ、私の反応にびっくりしたように神妙な顔。そんなところに夫も帰宅して、泣きながら読んでいる私を見て、心配そう。
紙で作ったロボットが、同じ幼稚園の仲間になっていたずらをするという話なのだけれど、いたずらっ子の末路のドラマチックな展開が私の想像の範囲を超えていてぎょっとした。
ああ、心臓に悪い話だった。もー。 古田足日は、『大きな一年生と小さな二年生』を子供のころに何度も読んだけれど、『ロボット・カミィ』は初めてだったので。
やなせたかしのシリアスさ(アンパンマンの自己犠牲など)と通じるところがあるように思う。あの時代の話だなあ、という感じがする。1970年初版。
今年は、家で新年を迎えました。
年末年始は、いつもは、大晦日に私の実家に行って元旦の夕食のあと帰ってくることにしていて、正月らしいことは、皆実家にお任せだったのですが。今年は、Tが年末に体調をくずしたので、実家正月を諦めたのでした。
それで、急遽お節料理の用意をしたのでした。31日の午後に、昆布巻き、吹き寄せ、煮なます、栗きんとん、くわい、鯛子を用意しました。あと雑煮、かまぼこ、数の子。黒豆は煮豆を買ってきたもの。
子供たちがあれこれ手伝ってくれました。特に熱が少しあったTが人参、さつまいも、ごぼうの皮むきや、油揚げ、栗、絹さや、かんぴょう、糸こんにゃく、ニンジンを切るの、昆布巻きくるくる巻いてかんぴょうを結ぶのをしてくれて、Sもごぼうの皮むきが楽しかったよう。
これまでは実家に行けばお正月を迎えられるので、家では鏡餅や注連縄もろくに用意していなかったのだけれど、そのあたりも子供といっしょに整えていって、それはそれで楽しかったです。
正月準備をしなくてもと夫は全然気にしないし、それを幸いと、これまで家で用意するのは年賀状だけというかんじだったので、こういうふうに、親子でお節の準備をしながら迎える正月も悪くないかもと、ちょっと殊勝に思ったことでした。
本年もよろしくお願いいたします。
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