日英双語育児日記
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Tが水曜午後から、熱を出し、お腹を壊している。幸い出勤も終わったので、木曜、金曜と、終日子供たちと一緒にすごしていた。
平日は保育園があるし、週末は夫に子供を任せることが多いので、子供たちと私の三人で長い時間を過ごすことは、実は、あまりない。
金曜の朝、夫が出勤したあと、Sが、「おかあちゃんと、Tくんと、Sくんで、とばにいこう」と言い出す。
鳥羽。 そうそう。 今年の夏、夫が一週間フランスに出張してたときに、三人で一泊二日で鳥羽に行ったのだった。そんなに、楽しかったのかー。
そして、おかあさんと子供たち、というのは、そんなに特別なことだったのかーと、なんだか少しせつない。
鳥羽の帰り道には、なぜかSが38度以上の熱を出し、Tも熱を出していた。だからって、ねぇ、Tくんが病気の今、鳥羽に行くことはできないよ、Sくん。
二日間じっくり一緒に過ごすと、やはり、子供たちの(特にTの) 私への接し方(甘え方)に、変化が出てくるのがわかる。なんだか、日ごろよほど余裕のない態度をとっているのか、子供にたいして、とこれまた、切ないやら、情けないやら。
カトゥーン・ネットワークで朝夕に放映している「ポパイ」が気に入っているTとS。ただ時間の関係で、あまり見られないのだけれど(朝夕とも早すぎる)。
今日保育園に迎えにいくと、Tが、「ポパイ、かいてんでー」と見せてくれた。
POP EYE
と二行に分けてかいてあった。
いつのまに、こんな綴りを覚えたんだろう。それに、アルファベットを書く練習も特にしていないのだけれど。
今日は、急に、冬らしく冷え込みました。
家でも、長袖に厚手のセーターでは寒く、夕食後、私は、4年前の冬にSの夜中の授乳時ようにかってきた綿入れベストを出してきました。
それを着ながらTとSに(夫出張につき)、「Sが生まれたのは12月やったから、さむかったわー。夜、まだあかちゃんやから、Sが泣いて、おかあさん起きておっぱいあげるのに、これきててんでー」と話しました。
そうしたら、Tが、「そうやー。Sが、なくからなー、Tもめぇさめてんで」という。おいおい、あんたまだ1歳半やったのにおぼえてんのかーとおもいつつ、うまく話をあわせるのがおかしくて、「そうか、そら、わるかったなぁ、ごめんな」と返す。と、「でも、またすぐねたけど」だとな。
わはは。おもしろいやっちゃ。
会議日。母が子供を迎えにいってくれて、ご飯を食べさせておいてくれたところへ帰宅する。
夫が今日は遅いので、夜、久しぶりに子供とゆっくりすごす。
いつもは、お迎え>晩御飯、をすませると、へとへとになって、そのころ帰宅した夫に、子供をバトンタッチしてしまうのだけれど。
今日は、余力もあり、かつ、時間もあり、夫もいないので、三人でなにしよーということになって、のんびり、まったり、ホットカーペットの上に出した低いテーブルで折り紙をする。
TもSも、このごろ、急に折り紙が上手になった。Tは、この間まで、半分にきちんと折ることが苦手だったのに、本当にこの一、二ヶ月で、急に、きちんと折れるようになった。
飛行機を作ったり、ぺんで模様を書いたりしながら、まったり、折り紙。
2006年12月04日(月) |
いるけどいーひんもん |
五歳児Tが、「サンタクロースって、ほんまは、いーひんねんで。おとうさんと、おかあさんが、してるねんで」と言う。
そうか、もうそういうことを言うのね、と思いつつ、「いるけど、いーひんねんで」(訳:いるけど、いないんだよ)と返す。
さらに続けて「いるもんと、いーひんもん、だけやったら、つまらんやろ。いるもんと、いーひんもんの、ほかに、『いるけどいーひんもん』もあるねんで」という話をする。
「いるけど、いーひんもん」(訳:いるけど、いないもの) お話のなかにはいるけど、ほんまはいーひんもん、という話。
たとえば、機関車トーマスとか。機関車トーマスなんか、イギリスで、実際に乗ってみたけれど、でも、あのトーマスは、お話のトーマスみたいに、いろいろ話したりはしないよね、という話。(恥ずかしいから、黙ってるだけやで、とT。)
あと、ウルトラマンとか、仮面ライダーとか。という話をしていると、Tが、「恐竜も」という。
いやいや、「恐竜は、ほんまに、おってんで」というが、そのあたり、難しいかも。
いるけど、いーひんもん。 それこそが、君の人生を、豊かにしてくれるのだよ、Tくん。
おかあさんの人生なんか、「いるけどいーひんもん」だらけ。
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