星 間 旅 行
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ゴーイングホーム、もうずいぶん前に買ったのに、全部聴いていませんでした。
だって聴いても、顕著な体験が無いので。
やっと最終CDの「別世界の旅立ち」を聴きましたが、これ、他のCDと音楽とか違ってて、荘厳な雰囲気。 繰り返しフレーズが多いのがナンだけど、まあ、お経もそうですしね。同じフレーズも、回を隔てるごとに違う感じ方になります。
いままで、つきつめて考えると、私は「死んだらどうなる?」ってことに興味があったみたい。 それで、A.ファーニス著「死後世界地図」やシルバーバーチを読みましたが、朧げにわかったことは、 この世は、あの世に向けての準備段階、学習期間だということです。 でも、これを、認めてしまうと、こんなに大変なのに、まだ先があるんかいとヤケになってしまう気がします。 ここで、こんなに手こずっているのに、ステージアップしたら、どうすんの・・・。 なんか焦りにも似たものが込み上げてしまうのは、私だけ?
人は制約を受けて生まれ、ある程度は、制限された環境というものでもがくものなので、そのもがきに意味があるかもしれません。
シルバーバーチを読むと、「人の為に役に立つ事が、進化向上の道」 的な、意見が目立ちますが、戦争のために、特攻隊に入って、相手の空母に突っ込んでいった人とか どうなるんでしょう。 この教えを全世界に広めることこそが、人生の使命と思い込んで、嫌がる人に教義を解く人はどうなんでしょう?
神という存在があり、人間1人1人の生涯の体験を「生」として、見たいと思っているのなら、もうそれは、生きるということだけで十分な「愛」だと思うのですが。 一人の人の行動に対して、周りが科学反応していくようなそんな世界。もちろん1人じゃ、成り立たないけど。
前述の本は、自殺しようと思って、まだ、死んだらどうなると考えてみる余裕のある人には、おすすめできる本です。 ちょっと古い部分もあるように思いますが。 あとは、内容がすんなり信じられるかというのもありますが。
最近は、もうちょっと物質界に浮上しようかと思っています。 例のUFOも現れなかったし、バランスが必要ですね。
読んでいます。 ん〜、少し時代が古いのと欧米向けの指導かな〜と思いました。 神こそが、私たちが崇めるもの、「人の役に立つ」ことが霊性を高めるということという主張が目立ちました。 かなり、右派というか。戦争をしていた頃の「お国のため」の日本人の純真さみたいな雰囲気があり、崇高なものは感じます。
霊界の仕組みについて、解説しているところは、興味を持ちました。 ただ、最近の坂本さんが、言っているように、霊界にも変化がああるようなので、バーチさんの言うものが今当てはまるかは、?と思います。
バーチは宗教を否定していますが、逆にそのことで、新たなイデオロギーを作り出している危険もあると思います。 言い方が、かなり断定的で、自分が絶対ではないと仰っているんですが、上から物言いなのが、気になります。 あと、文章にまとまりがなく、読みにくいです。リーディングとかはそういうものだとは、思いますが、同じような事が、とりとめもなく語られているのが、散漫な感じ。
魂の受け入れが出来たら、霊性が覚醒するみたいな事が書かれていますが、ではどうすれば受け入れ準備OKなのか、知識ではなく確信を得るためにはどうしたらいいのかがじはっきりしなく、少し残念です。
かえって私には斜めに読んでしまう部分があり、参考程度にとどめておく事にします。
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