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2002年02月26日(火) お茶の水&秋葉原の旅(第2話)

 昨日の日記の続きです。

 入稿の前、さんざん道に迷ったことは前述の通りであるが、彷徨う最中にトイレに行きたくなったということがあった。しかし時刻は10時前であり、商店は山ほどあっても開いている所は皆無だった。トイレ探しをしていると、やっているお店があった。そのお店は「免税店」だった。
 中に入っていくと、「〜ハムニダ」「〜スムニダ」「〜セヨ?」などという音が聞こえて来た。間違いない、ハングル語だ。店員もお客もみんなハングルでしゃべっている。今年1年苦しんだ朝鮮語だ。
 トイレに入って用を済ませるが、出ようと思った時に、韓国人にトイレの扉をノックされた。韓国では「トイレのドアをノックする」という行為は全く失礼ではないとされているので、何回もノックしてきた。しかもハングルで何か意味不明なことを言っている。だんだんと怖くなってくる。ここは日本なのに、何で怖がっているんだ?異常な孤独感に襲われながら、トイレの扉を開けたのだった(でも何もなかったですが。ひとこと「すみませんねえ」程度の言葉を言いたかったが、残念ながら出てこなかった。)。

 秋葉原には多くのマニアックなお店があるのは周知の通りだが、マニアックそうな顔の人たちが多く歩いているのも「周知」では?(差別?)小太り眼鏡で髪が薄い男とか…。現に一杯いたのだから。それはそうと、どの店も「大差ない」と思った。ラインナップも同じ、価格設定もほぼ同じ(僕が欲しかった商品は、それが置いてあった店全て2,980円だった)。そして店頭では、松浦亜弥『桃色片想い』が流れている(理由は分かる気がしてならない。そっち系の人、好きそうだから…いやいや☆)。新風を巻き起こすお店は出てこないものか。
 価格設定についてだが、はっきり言って安くなかった。普通だった。商品はあっても、普通の量販店と同じ価格であった。これならわざわざ秋葉原に行かなくてもよい気がした。その背景には「大型電気店」の全国展開があるように思う。それらが統一価格で全国展開したものだから、現在の全国の家電相場は似たようなものになってしまったのではないだろうか…。

 あと物珍しいものといえば、カラスの喧嘩。都会ですごいバトルをしていた。1羽のカラスを3〜4羽のカラスが追っかけまわし、いじめていた。縄張りにでも入ったのだろうか。それにしても怖かった。人がいっぱいいるのに凄いスピードで飛び回っていて、いつ人にぶつかってもおかしくないのだ。都留のカラスも怖いが、さすが東京のカラスだなあと思った。

 もっと遊ぶはずだったか、体力の限界を感じて早めの岐路を決意する。湯島天神や昌平坂などの名所を回り、写真に収める。まるでこち亀ワールドだ。東京大学でも一目見ようと思うが、既に足は動かない。プロジェクターのパンフを手みやげに、都留に帰ってきたのでありました…( ̄ー ̄)V



2002年02月25日(月) お茶の水&秋葉原の旅(第1話)

 先週はがを苦しめていた1番の原因は、地域社会学会の研究誌『地域社会研究』第12号の編集をしていたせいだ。学生だけの原稿であれば少しくらいのミスは許されるが、今回は違う。教授にお願いして論文を寄せて頂いたりしたし、それにこの学会誌は全国の大学に送られるので(まあ読まれるとは思わ…いやいや)、とても適当な仕事は出来ないのだ。こんな物の編集をやってしまったのだから、荷が重すぎた…かな?睡眠時間も4時間寝られれば良い方で。
 そして今日は入稿の日。近年お世話になっている秀栄社さんはお茶の水にある。そのお茶の水まで、一人旅である♪

 谷村町6:55の電車に乗る。こんな朝早い電車に乗ったのには2つの理由がある。まず1つは、この電車が東京駅までの直通電車であったこと。通勤時間に都内(高尾なり)で乗り換えたら、座ることはほぼ絶望的であるから、直通がよいのだ。そしてもう1つは、早く入稿を済ませ、お茶の水の隣にある秋葉原に遊びに行きたかったからである(日記だから正直に書きます)。別に公費負担は0なんだから、いいじゃないですか☆

 お茶の水に乗り換え無しで到着。早速迷う!湯島天神とか聖橋とかあるが、正直、自分がいる場所が分からなくなる。そもそも秀栄社さんの情報といえば、住所が外神田2丁目であることだけである。清水先輩が昨年行かれたはずなのに、「覚えていない」と宣う。「平屋だから」と1時間歩き回る。しかし湯島なり秋葉原なりに平屋など皆無に等しく、秀栄社探しは困難を極める。平屋にぶつからないのだ。歩き歩き、探った結果、秀栄社を無事に見つけることができた。見事に2階があった…。
 秀栄社さんは清水先輩の言う通りアットホームな印刷所だった。とても居心地が良かった。昨年の原稿はこちらからの注文(版下に朱入れが一杯!)が多くて大変だったそうだ。今年は大丈夫とおっしゃってくださったが、どうでしょう?

 入稿を済ませ、引き継ぎ資料として写真を撮っておく。でも場所を忘れてしまうような変な場所にはなかったような…?

 明日の日記は「秋葉原散策」編です。長くなってしまうから分けるということもありますが、体力の限界ですので…お休みなさいm(-_-)m



2002年02月20日(水) Wordに悩まさせられる

 僕は一太郎派である。Wordを捨てた身だ。Wordは世界にあるワープロソフトの中でも「最悪レベル」に属すると信じている人間である。だからWordを捨てて一太郎を使用している(らしい)山梨県庁の判断は英断だと思う。

 しかし、マイクロソフトのクソ商法によってWordのシェアがでかい以上、やむを得ずWordを使わなければならない時がやってくる。それがまさに今!地域社会学会の学会誌『地域社会研究』の編集をWordでやっているのである。

 あまりの使いにくさに、もう嫌気が差してきた。Wordの機能を十分使いこなしていないだけかもしれないが、勝手に改行したり、おかしな見出しをゲリラ的につけてきたり…。つまりは思うように動いてくれないのである。

 本日、学会IT担当の保原さんが「Adobe PageMaker」を持ってきてくださった。今回の編集には時間の都合上使えないが、もう少し編集の環境がよくなればよと思う。



2002年02月15日(金) 疲労からくる失態&寝ぼけ連打

 春休みになった。大学生が一番気楽で暇な春休みと言われているが、僕の場合は…疲労が激しい。毎日毎日、やることだらけ。疲労回復の機会もありませぬ。こんな中、ある失態を犯してしまった。シャワーを浴びながら寝てしまったのだ。
 かつて風呂に浸かったまま寝てしまったり、シャワーを浴びながら寝てしまったりしたことはあった。しかし今回はやばかった。1時間以上も寝てしまったのだ。

 シャワーを浴びつつも、起きることができた。そのきっかけは、お湯が水になってしまったことであった。気付いたら水を浴びていて、「うぉっ!冷てぇぇ!」と飛び起きたのだ。

 早速、じっくりと考える。まず水をお湯にしようと僕は考えた。しかし「お湯」をいくらひねっても、お湯でなく水が出てきてしまう。いったいなぜなんだろう?ここはいっちょ考えてみることにする。寒くて震えそうだが、寝ぼけた僕は気合いで乗り切り、考えてしまった。

 まず、ガスの故障ではないかと考えた。酔っぱらいがプロパンをいじくったとか、ガス漏れが発生したとかである。そうなれば僕は、こんな時間に起きているのは僕だけかもしれないから、警察に電話しなければならない!と考えた。でもさすがにどんなに寝ぼけていても、途中で「んなこっとはない!」と一人で突っ込み、通報はやめる。

 次に考えた原因は…ボイラーを壊してしまっていたとしたらどうすればいいんだろう、と思いつつもさすがに寒くなってくる。とりあえず浴室から出て、ファンヒーター全開にして暖まろうと思う。浴室から出ると目の前にコンロがある。この部屋にガスは来ているのか?ということを確かめようと着火する…がなんと着かない!いったい何がおこっているのじゃ!?

 10分くらいして寝ぼけが覚めると、原因はすぐ思いついた。最近はマイコンメータというものが付いていて、ガスが1時間もフルで出しっぱなしになると、ガスが勝手に止まってしまうのだ。だから僕の場合は、ガスが止まってしまった関係で水を浴びてしまったのだった。ありゃりゃ!さっそく外にあるマイコンメータにき、点滅ランプを押してくる。身は凍えそうで、たまらん!

 今後は、シャワーを浴びたまま寝ないように気を付けたいと思います。それにしても最近は、うたた寝で寝る時間が長くなってきた気がする。やばいなあ。そして治る風邪も治らないなあ。



2002年02月09日(土) 学生ホール発掘

 今日は『つるぶ'02』発送の日だ。『つるぶ'02』とは、僕の所属する「新入生歓迎運動実行委員会(以下、新歓)」事務局が発行する、新入生向けのパンフレットだ。思えば昨年末、学生ホールという学生自治会の建物に、遅いときで深夜3時くらいまでこもって編集作業をしたものだ。
 苦労して作ったものだから、これが実際に新入生の手元に発送されるとなれば、非常に感慨深いものがある。「いい人に貰われて欲しい」などとしょうもないことを思いつつ、クロネコヤマトのトラックで運ばれて行った…。

 この後、新歓幹部の皆さんが学生ホールの大掃除をするというから、時間のある限り手伝うことにする。学生ホールは前述の通り、学生自治会に所属する団体の共同使用物である。つまり執行委員会(民青)、代議委員会(執行の抵抗勢力)、文化会&体育会、選管や桂川祭実委、そして我ら新歓などだ(何か抜かしてしまった気がむんむん?)。これらがみんな使うものだから、汚さはここでは表現できないほどである。そしていろいろなものが落ちていた。
 どこの物かは分からないが、執○が学生闘争時代に使っていたと思われる各種武器の発掘に成功した(半分ウソ)。鉄・木の棒などなどの時代を思わせるものが、学生ホールには多く落ちている(拡大解釈入り)。
 中でも興味があるのは、当時のテープである。当時の学生大会のテープには、どんな模様が録音されているのだろうか。まさか悲鳴や戦闘音が記録されているのでは?そして謎の「拡大執行委員会」のテープ。いったい何の目的で開かれた会なのだろう。謎と想像は深まる一方だが、学生ホールにある他の団体(特に執行)の備品は基本的にアンタッチャブルなので、残念ながら聞くことはできなかった。

 思えば学生ホールは、中だけでなく内も赤い。いったい昔はどんな戦いが繰り広げられていたのだろう。「代々木対反代々木」という対局をなす両者の建物が、今現在の都留文科大学に残っている(しかもメインストリートを挟んで両者が向かい合わせに建っている)ことも非常に興味深い。しかし生協の方々と知り合いになった&新歓に所属している手前、詮索はしない方がよいのかも。



2002年02月06日(水) 学生の大そうじ

 「大そうじ」は年末にやるものだ、というのは常識である。中には「何で忙しい年末にわざわざやるんだよ!」という怠け者な方々も見えるが、やはり「綺麗な部屋で新年を迎えたい」という気持ちは大きいものである。

 しかし…!ほとんどのひとり暮らしの学生にとっては、年末に十分な大そうじを行うのは物理的に不可能であろう。山のような宿題と遊びの計画、活動・部活&サークルと、やることだらけなのだ。

 だからこういう人々は、大そうじを年度末にやるしかないのだ。僕も金曜日の1限「社会学概論」のテストが終われば春休み、大そうじをやりたい!洗濯物と埃が溜まり、プリントと教科書の山が3〜4個ある状態の部屋を、キレイにしたい!

 …とはいえ春休みを迎えても、どうやらやることだらけのようです。ちゃんとした休みになるのは再来週の半ばくらい…かな?だから大そうじはきっと今月末まで持ち越しです。休養もとれずです。

 嗚呼、大そうじしたいー!腐るほど寝たいーー!



2002年02月03日(日) 無洗米にはまる

 最近、思い切って「無洗米」を買ってみた。以前は普通のお米を使い、贅沢品は敵だ!と避けていた。しかし「米とぎが面倒臭い」「水が冷たい」などの理由から、誘惑に負けて購入した。

 実際に使ってみると、便利でしょうがない。以前は時間が無くて冷凍食品で済ませた日もあったが、気軽にお米を炊けるようになった。また宣伝文句通り、美味しい!「研ぐときにでんぷんを洗い流さない」といううんちくがあるようだが、なかなかよいものだ。しかも環境に良い・栄養分が多いとなればgoodなこと限りないじゃありませんか。

 「問題は、値段だ!」と書きたいところだが、調べてみると無洗米は特別高い物ではないということが分かった。通常のお米の重量にはヌカの重さが含まれており(例えば10kgのお米のうち約400gはヌカで占めており、このヌカは洗い流してしまうので実重量は9.6kgになってしまう)、無洗米では重量=実食部分なのでその分「お買い得」ということだ。それに(都留ではほとんど関係ないが)研ぐときに使う水道料金を考えれば、研ぐ時間の短縮も含めて十分に元が取れるのだ。たぶん。

 お勧めです、無洗米。


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