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Hong Kong Life現在篇
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2007年03月31日(土) ■
ホテルドタキャン事件

本社や他の海外拠点の方が香港に出張で来られる時には、こちらで代わりにホテル手配とかしてるんですが、先日予約されてた3名のうち1名がキャンセルの知らせをせずに宿泊されませんでした。その時は満室で、ホテル側から確約レターにサインを求められ、そこには前日までにキャンセルの通知が無ければ100%のキャンセル代を取ると明記されてます。
ただ、この泊まらなかった本人は取引先の人でその人からキャンセル代をもらうのは難しいみたいで、結局弊社で負担することになってしまいました。
実は、これ初めてじゃ無くて前にも似たようなことがあったんですよね、そこで本社に事情を話し「海外拠点にホテル予約依頼をされたら、変更取消しがあれば必ず知らせるように、皆さんに通知してもらえないでしょうか?」とお願いしたら、お知らせメールを出してもらいました。
うちとしては再発しなければそれで良いと思ってたんですが、その後本社で「ドタキャンしたのは一体誰だ!?」という話になってしまい、依頼した本人を個人的に追求するつもりは全然無かったのでちょっと申し訳なかったです。でもまぁ、これで皆さんが同行者のチェックインにも気をつけてくだされば、結果オーライかなと思うけど。

チョコバイ。。バイって九州の人??


2007年03月29日(木) ■
衛蘭MY FIRST演唱會

おととしの新人賞を総なめにし、去年はほとんどの音楽賞で何らかの受賞をして今一番乗っているJaniceの初紅館コンサートに行ってきました。
黎明の会社の秘蔵っ子で、黎明とデュエットとかもしてますよね。
Janiceは生でも非常に歌がうまい!若手女性歌手では容祖兒がかなりうまいと思うけど、Janiceはジョイよりも高音がきれいで良く伸びる。聞いていてとても気持ちのいい声なんですね。
今日は初日ということもあり、一曲目はかなり緊張していたようで声がやや震えていたけれども、二曲目からはほぼいつものペースに戻ってました。
黎明の会社のアーティストがゲストで出るかも、と話も出てたけど結局ゲストは双子の妹衛詩(Jill)だけでした。リヨン様も出て一曲くらい歌ってくれたらいいのに〜
アンコールが無くてあっさりと終了してしまい、時間も2時間15分くらいと香港にしてはかなり短かかったです。あと衣装もかなりイケてないものが多く(^^;)まぁ歌が聞きたかったので、彼女の歌声が存分に聞けてよかったです。

オープニングはウェディングドレスみたい


熱唱中


背中が大胆に開いたドレス


妹のJill登場、しかしその衣装は、、


明星と思えぬ肉付きの良さ。。(^^;)


ナゾの衣装、みの虫?毛虫?まっくろくろすけ??
周囲の香港人も爆笑してました。。


Jill再登場、姉妹でデュエット


赤毛のほうがJillね


リヨン様はビデオで登場


超ミニのチャイナドレスでジャズ風テレサテン♪


音楽総監のマークロイ、ねずみ男みたいなんですけど(笑)


ラストの紙ふぶき〜


2007年03月28日(水) ■
明明

導演:區雪兒
出演:周迅、呉彦祖、楊佑寧、張信哲、楊恭如

やくざのボスの情婦明明(周迅)は武術の腕が立つ。ある日別の男阿D(呉彦祖)と恋に落ちてしまい、ボス(張信哲)の元からお金とボスが大切にしていた"箱"を奪って逃走。ボス一味は金はやるから箱を返すよう明明を追うが逆にやられてしまう。阿Dは行方不明で、明明と瓜二つの少女NANA(周迅二役)も阿Dを探しておりボス一味はNANAを明明と勘違いして追いかける不思議な追跡劇が始まった。そして箱の中には重大な秘密が。。

今夜も国際電影節の映画「明明」を見てきました。
そして今日は出演者と監督などがゲストで来ており豪華なメンバーに目の保養になりますねぇ〜終了後は質疑応答などにも答えていました。
監督はMV監督のキャリアが長いそうです、どうりで音楽と映像がスタイリッシュでインパクトあるはずです。
そしてこの映画はかなり"漫画"です、あまりに人間離れしたことがどんどん進行してって、しかもMVテイスト、CGやらも多用されてるし、編集もスピーディー。
ストーリーがこれまた漫画で、絶対ありえねー!って感じです。いやはや、こんなストーリーを思いつくなんてかなりの奇才と見た。
張信哲をあんなふうに使うなんて、誰が想像できたでしょう。。。秘密が明かされるシーンなんて会場の人の頭の上に無数の"?"マークが飛びまくっていたような・・・私も?????、、うっそーって感じでした。

観客として見に来ていたのも容祖兒や張耀揚などいましたよ〜


上映前の挨拶
左から音楽担当黄耀明、監督、２人忘れた(主題歌の歌手?)、周迅、呉彦祖


監督のシャツって良く見たら「明明」だわ


れん仔ダニエル、広東語北京語上海語の台詞でした


周迅さすがに上手いわ、広東語もしゃべってます


アンソニ〜


3列前に座ったジョイ、ボディーガードが横に立ってた


2007年03月27日(火) ■
武士的一分(武士の一分)

導演:山田洋次
主演:木村拓哉、檀れい、桃井かおり、坂東三津五郎、笹野高史、小林稔侍、緒形拳

今年も香港国際電影節の季節がやってきましたね(^^)一昨年の「隠し剣鬼の爪」に引き続き山田洋次監督作品が上映されています。

下級武士の新之丞は藩主の毒見役として藩に奉公していたが、ある時季節によっては毒をもつ貝の食中毒で生死の境をさまよい、三日目に目覚めたときには失明していた。絶望し自暴自棄になる新之丞をかいがいしく世話する美しい妻かよ。しかし二度と藩に奉公はできないため、生活を維持するため藩の有力者に助けてもらえるようお願いに行ったかよは。。

この作品賛否両論あったようですが、私はかなり好きです!キムタクがんばってるやん!!ストーリーとしてはかなり地味で暗い作品なのに、病気でやつれてしかも目が見えない役を大変うまくこなしていたと思います。
そして何より脇を飾るいぶし銀のような俳優さんたちが素晴らしいですねぇ。特に下男役の笹野高史さん、あの味は絶対他の人では出せない。暗い話を明るくしている清涼剤のようです。日本アカデミー賞助演男優賞も納得です(^^)
ラストの方で、つがいの鳥の残ったほうを空に放し、空の鳥かごを焼いたシーンでは思わずググッと来てしまった。そしてラストでは心がホッと温かくなりました、やっぱり山田洋次監督すばらしいです!!

しかし台詞より先に字幕が出ると先に笑い声等が起きて、台詞が聞こえにくいってば。そして香港人笑うツボがやっぱり私らと違う、、なぜここで笑う!?と言うところ多発。そして極めつけは新之丞と敵役の決闘シーンで、新之丞が勝った時には拍手喝采!!違うやろ〜っ!?そこは拍手違うってばっ(>o<)余韻に浸ってしーんとするべきでしょっ!?
うーん、やっぱり私は香港人の真の心は理解できないかも。。


2007年03月25日(日) ■
曾蔭權再選!

今日は香港行政長官の選挙の日で現職の曾蔭權(ロナルド・ツェン)が対抗立候補者梁家傑を大きく引き離して再選しました。
でも選挙と言っても一般市民には投票権は無く(私は永久居民ではないので普通選挙権も無いが)、各界から選ばれた選委人によって投票されます。今回は投票権を持つのは795人で、曾蔭權は有効投票数のうち84%を獲得したそうです。
行政長官は任期が5年で初代の董建華のあと02年から曾蔭權が務めており、初代、二代目ともに立候補が１人だけで無選挙で当選していたので、今回が初めての選挙なんですね。それだけに候補者の選挙活動はなかなか市民の注目の的で、それぞれの出したキャッチフレーズが流行語になったりしてます。
特に曾蔭權の"我會做好o尼份工(この仕事をきちんとします)"は"o尼份工"の部分を変えて広告やギャグに使われたりしてます。(例:"我會做好o尼件衫""我會做好イ尓老公"等等)
私は選挙権もないし香港人じゃないけど、曾蔭權は結構いいと思うので再選されてよかったと思います(^^)
任期は07年7月1日から12年6月30日まで。2012年までは"[保/火][ロ太]ぼうたい=蝶ネクタイ(曾蔭權のあだ名、いつも蝶ネクタイしているから)"が香港の顔ですね。

日記ネタと関係ないけど
自分で111111を踏んだので記念に撮ってみた(笑)


2007年03月24日(土) ■
秘蔵映像鑑賞会

きょうはHちゃんのお宅にお邪魔して持ち寄り秘蔵映像鑑賞会(笑)←TV番組とか
宅配のピザとかそれぞれが持ち寄ったものを食べながらみんなで突っ込み入れながらTV見るのは面白いわ(^^)
日本在住の皆さんはとっくにご覧になってるでしょうが、エディソン・チャンと鈴木杏が某番組企画で京都でデートっての始めてみましたがみんな大盛り上がり。
エディソンって日本語うまいなぁ。簡単な言葉だけど発音がすごくきれい!香港人特有のなまりが無いの。英語が母国語だからかも。
そして彼の英語を聞いて一般の日本人が「香港人は英語がうまいのね」と思ったらそれは大間違い(笑)エディソンはカナダ生まれ育ちですから。
杏ちゃんと鴨川、金閣寺、錦市場、祇園などをデートするエディソン。祇園では着物を着てなんだか"ハイカラさんが通る"(古っ!)っぽくて２人ともとてもかわいかったです(^^)しかし司会の中島知子(だったっけ?)がエディソンのことを「イーソン・チャンさん」と紹介してて、全然違うっちゅーの!!ちゃんと調べてから言ってよねぇ〜そして放送前に誰か気づけよ。。
あとは「なるとも」のやすよともこのF4ジェリーインタビューとかプサン映画祭突撃取材、「ちちんぷいぷい」のJayインタビューとかも突っ込みどころ満載で面白かったです。
やっぱり関西の番組は面白いよなぁ〜


2007年03月23日(金) ■
向世界出發/曽志偉ブルネイ編

今週の「向世界出發」は曽志偉が案内する[シ文]莱=ブルネイ編。
ブルネイどこにあるかも良く知らなかったんですがマレーシアの北側の海に面した小さい王政国家なんですね、初めて知りました。三重県くらいの大きさだそうです。
そして石油が出るために大変裕福でなんと国民は納税の義務が無く、幼稚園から大学まで一切学費は要らず、医療費も無料、老人には生活費支給もある!
一年中温暖で青い海と空と白い建物、原色の色とりどりの服をまとった原住民達。こういうのを地上の楽園って言うのかなぁというくらいきれいなところです。
今年は国王の60才の誕生日で、エリックはそのお祝いの宴席に出席して豪華な宮殿を見学して国王と謁見したり、国賓用のホテルの一泊13万香港ドル(約200万円)の皇帝スイートルームに泊まったりと贅沢を楽しんでます。
そしてこの旅のテーマは「欲望」。人はおいしいものが食べたい、いい服が着たい、かっこいい車がほしい、豪邸に住みたいなどさまざまな欲望があり、ひとつ欲が満たされたら次の欲ときりが無い。ブルネイのような恵まれた国で欲望について色々語ってます。
エリックといえば香港娯楽圏の中でも豪快な遊び方をするので有名ですが、曰く今生で稼いだお金は今生で使い切って、もし余ったら寄付でもするよと。
かつてある人に言われたそうです「友達に腕時計をプレゼントしたら、その友達は別の人に『これはエリックがくれた時計だよ』と話すだろう、そしたらその時計は君のものだ。もしお金を貯めるだけで全然使わなかったらただお金を保管していただけ。守銭奴と一緒だ。」
なるほど、自分にとって価値のあるお金の使い方であればたとえ一日で百万円使おうがそれは無駄遣いではないですよね。お金は万能ではないけれども、無ければ必要なものは手に入らない。そして多少のお金の余裕があれば、心にも余裕が出るのだと思います。
美しい南の楽園を見ながらそんな欲望について考えさせられる旅でした。


2007年03月21日(水) ■
手作りの結婚祝い

陶�挂造陵�達の１人が来月結婚されます〜パチパチ＼(^^)／
今晩みんなでお祝いを手作りするというので集まったんですが、カードか何かを作るんだと思ってたら、プレゼントは「録音」。。。
なんと「今天イ尓要嫁給我」をみんなで歌って録音を送るんだそうです。それも2パターン→北京語のオリジナル版、そして広東語の替え歌版(笑)
イヤホンでオリジナル曲を聴きながら、パソコンのマイクに向かって歌だけを録音。数パートに分けて一人ずつ切れ切れに録音、サビはみんなで一緒に。後でつなげるんだって。録音した自分の歌を聞いてみたけど、走音(音程はずし)は無いけど北京語の発音がひどすぎる〜トホホ(><)外人だし許してくれ〜っ(汗)
今日は時間が足りずに広東語のパートは録音できず、後日もう一回集まって広東語パートの録音します(^^;)


2007年03月20日(火) ■
こんにちわ赤ちゃん

先週末に友達夫妻に赤ちゃんが生まれたとの嬉しい知らせ(^^)
帝王切開で出産されたそうですが、母子共に元気で昨日退社後お見舞いに行ってきました〜とりあえず手土産として紙オムツ2パックばかりを手に提げ(お祝いは後日改めてします)
その病院は私立で閑静な住宅街の一角にあり、設備もきれいで案内も分かりやすい。
入院されてる階に着くと入り口で「誰のお見舞い?」と聞かれて○△室のXX小姐と答えると、一枚の紙をくれました。そこには病室とベッド名(AかB)が書かれており、お見舞いはご主人以外は一度に2名までと制限されてるみたいで帰るときにはその紙を返却します。確かにゆっくり休むべき産婦さんや赤ちゃんにたくさんのお見舞いの人が押しかけたら休めないですよね。それも隣のベットの見舞い客で広東語で大声で話されたら耐えられないわきっと。
私が着いたらちょうど授乳の時間だったらしく、ママは授乳室に行ってて留守、パパが１人で待っていたのでデジカメ写真などを見せてもらってたら、ママのお母さんもスープ持ってお見舞いにいらした。おぉ、やっぱり香港人は入院中はスープなんだ!と映画のような風景を生で目撃(笑)中身は花gaau(魚の浮き袋)のスープらしいです。
写真など見ながらおしゃべりしてるとママが帰室。お腹を切っているのでしんいのではと心配だったけど、とっても元気そうです。もちろん切った所は痛いけど普通に歩いたり子供抱っこしたり、授乳とかご飯も普通食だそうです。良かった良かった(^^)
と、お話してるとママの同僚の方２人がお見舞いに見えたので、私とお母さんはお見舞いの方と交代。8時からガラス越しだけど、赤ちゃんルームを見せてもらえるそうなのでちょっと待ってました。
赤ちゃんはママとパパしか抱っこさせてもらえないので、直接ご対面はできませんでしたが、ガラス越しでかわいい赤ちゃんがいっぱい並んでいるのはとっても嬉しい風景ですよね〜(*^^*)ここにいるみんなが元気に楽しく大きくなってほしいなぁと、心から思いました(^^)


2007年03月18日(日) ■
チョンキンでカレー

昨日「神秘的印度」を見た後気分はインドだったので、みんなでチョンキンマンションでインド料理を食べました。
いつもチョンキンの一歩足を踏み入れるととたんに外国に来た気分になってしまう〜とたんに広東語が聞こえなくなって、アジア人がマイノリティーになってしまうのよね。
数人のインド人客引きに声をかけられるが、今回はYちゃんが割引カードを持っている上の階の某レストランへ。狭〜いエレベーターにインド人や中東人や黒人たちとぎゅうぎゅう詰めに載って降りた階は普通のマンションみたいなんですけど、、そのうちの一室に入るとインド人が数人いて、TVはインド語(ヒンズー語?)が流れてます。
この店のメニューは中文もあるんで分かりやすいです。注文は英語で。
私達は6人でサモサ、魚のカレー、マメとジャガイモのカレー、ほうれん草とチーズのカレー、タンドリーの盛り合わせ、ナン、ピザみたいな薄焼き、インド炒飯、ラッシーなど頼み、お腹いっぱい食べまくって１人54ドル也、安いっ!!ラッシーはまろやかでやさしい味、サモサも中の具がモッタリおいしく、カレーは辛いのとまろやかのがあり、ナンはもっちり、タンドリーは味が染みててイケル!
カレーのひとつと炒飯がかなり辛かったんだけど、すぐに来る辛さではなく、後からジワジワとやってくる辛さ。こういうのって血行が良くなる効果とかあるんでしょうね、私はお酒飲んだみたいに体がほてって汗が出ました。
私も割引カードをもらったのでまた別のメニューも征服に行くべし(^^)

サモサ&ラッシー


ナン、カレー等


タンドリー盛り合わせ
チキン、ラム、魚などが熱い鉄板に乗ってます


2007年03月17日(土) ■
プラネタリウム

ペニンシュラホテルの向かい、文化中心の横にドーム型の香港太空館/Hong Kong Space Museumがあります。ずーっと前からなんとなく気になってたけど一度も行ったことが無かったので、れんのいのみんなと初プラネタリウム@香港に行ってみました。
しかしここってプログラムなどを調べてると、どうも日本で私らがイメージするプラネタリウムとちょっと違うみたい?プラネタリウムといえば、ドーム型の天井スクリーンいっぱいに星が映されて、自分が星の海の中にいて、星や星座の解説を聞くもの、と思ってたのですがここは"I MAX"方式のドームシアターで記録映画などを見るみたいなのです。
本日は記録映画「神秘的印度」と比較的お星様に近いプログラム「太陽系小天体」の二本を鑑賞。
料金は一本32ドル、一つのプログラムは約50分です。イスは天井が見やすいように背もたれが後ろに倒れ気味でなかなか座り心地いいです。各席にはイヤホンが付いており、なんと北京語、英語、日本語も聞けて会場は広東語音声が流れる。(英語音声で、イヤホンが広東語、北京語、日本語のときもある)もちろん日本語はちゃんとプロのナレーションなので完璧です。
「神秘的印度」は完全に映画でした。でも広大なインドの景色や建物が天井いっぱいに広がると、ディズニーランドにでも来て、自分がまるで乗り物に乗って風景を見ているような不思議な感覚になり、最初はちょっと酔いそうになったわ(^^;)
「太陽系小天体」はプラネタリウムの投影機が登場して星がいっぱいの夜空をバックに、太陽系や小惑星や彗星の画像が映され、さすがに星の名前や天文学者や観測機の名前(カタカナだし)は広東語で分からんので日本語音声で聞きました。(日本語でも分からんとこあった)
普段見る映画とはまた全然違って、ゆったりと広大な気分を味わえて楽しかったです(^^)


2007年03月15日(木) ■
向世界出發

TVBで明星が世界各国を旅行する番組「向世界出發」で今は謝霆鋒がカンボジアに行く回を放送中です。
この番組前にも同じようなシリーズがあったんだけど、ちゃんと見たのは初めてで、ただの観光案内とかと思ってたら、その土地の紹介以外に明星の自分探しの旅って感じだったのね。そして初めてニコラスが自分の両親や妻張柏芝、刑務所に入ったときのことや仕事を干されていたときのことなどを赤裸々に語っていました。
今までニコラスって親の七光りでわがままな坊ちゃんなんだと思ってたけど彼に対する見方が180度変わったわ。16才で親の借金を返済するために芸能界デビューして、大人たちに搾取されやりたくない仕事もさせられ色々葛藤してたんですね。子供のときに、両親がその場にいるときはいい話ばかりしていた大人が、両親が席を外したとたんに悪口を言い始めたのを見て大人の世界に失望したそうです。そして「ブラウン管の自分と、普段の自分が同じ(裏表の無い)」であろうとした結果、生意気とか言われて芸能記者にたたかれたりしたらしい。そりゃずっとそんなことされたら無愛想にもなるわな。
でも彼もデビュー10年、結婚して今年はパパにもなる、こういう話をできるようになったなんてとても大人に感じました。
わたしはニコちゃんは俳優としてとても素晴らしい才能が有ると思うのですよ。これからもマイウェイで自分を通してがんばって欲しいと思いました。
「向世界出發」は今後も以下の放送がある予定。特にエリック・ツァンと汪阿姐の京都が楽しみだわ(^^)
曽志偉/ブルネイ
蔡少芳/イスラエル
梁詠��/雲南
廖偉雄/毛里求斯(Maritius/アフリカの小島らしい)
汪明荃/日本京都
陳鍵鋒/黄土高原


2007年03月14日(水) ■
ジメジメ〜

ついにやってきました、ジメジメ大王。湿度が高くて空気がモヤってます。今も窓から見ると島側のビルが全部モヤの中で真っ白です。
洗濯物もなかなか乾かないんですよねぇ〜
でもこのところずっと日本に帰省するたびにハンドキャリーしてくる、いい香りが続く柔軟剤を使っているので洗濯物がくさくならないわ。むしろ洗濯物を干した次の日に帰宅するといい香りが家に広がってます♪さすがは日本のものだわぁ〜(感心)
先週から週末までずっと出ずっぱりだったのでこの三日間は退社後まっすぐ帰宅、家でダラダラ〜っとしております。そして同僚に貸してもらった「デスノート」を1、2共に今更ながら見ました。いやぁ、面白い、大ヒットするのも納得です。あんな結末になるとはビックリ仰天ですわ。日本映画も本当に面白い作品がいっぱいですよね(^^)


2007年03月11日(日) ■
「天工開物、栩栩如真」最終日

本日「天工・・」の最終日。いつも舞台の最終日はちょっと魂抜けというか、寂しい感じがしてしまいます。
今日は�蘓霾孤弸覆箙畊創歎狠弔量喀啜院�TVB「最緊要正字」の王貽興などが見に来てました。(貽興かっちょ良かった!)
このお芝居結局合計で4回見たのですが、正直一回目見たときは私の語学力の問題と、あと長すぎてわかりにくかったこともありちょっと退屈な部分もあったのです。
でも二回目と三回目の間でティーチインなどを聞いたり、公演の前半と後半で内容が少し変わってて、時間が10分ほど短くなっててより分かりやすくなっていたので、見れば見るほど理解できる部分が増えて、さらに面白さがどんどん増して行きました。三回目は思わず涙がポロポロとこぼれたりかなり感動〜毎回とても楽しめました(^^)

さて、終了後は達明とも会えて裏話なども色々聞けました♪
公演の最初と最後で違うのは気づいたけど、実は毎日何かしらの変更が有り一日たりとも全く同じだったことは無いらしいです。そして当の達明は微妙に間違ったりしてたらしく(ありり〜?)一回は「企o係地板(床の上に立つ)」という台詞を「企o係天花板(天井の上に立つ)」と言い間違えてしまい、あせったけど知らん振りしてそのまま進んだとか(オイ・笑)パンフにサインもらった横に"最後一場終於mou錯o拉!(千秋楽でやっと間違えなかったよ)"と書いてあります。クスッ・おちゃめさんねっ♪
このお芝居は全部で14人もの出演者がいるんですが、他の俳優の皆さんもとても素晴らしく、3ヶ月以上も練習されていたそうです。本当にお疲れ様でした〜

気になる達明の次の舞台のお話、周星馳が達明を舞台監督に迎えて舞台を企画している事を聞いたら、その話はまだ決まっていないらしく、、、って間に合うのか!?来週打ち合わせが入ってるって言ってたけど。とりあえず8月末で場所を押さえてあるらしいですが、それも周星馳の映画の完成具合などで変更するかもしれないし、となんだか全然見えない感じ。うーん、絶対この話はお蔵入りになっちゃだめよ〜(><)
とりあえず、次は香港国際電影節で「人在江湖」の世界プレミアかな、達明は張智霖と並んで主演です(^^)「この映画は面白いと思うよ」と珍しく自ら勧めていたので楽しみです(チケット購入済み♪)


2007年03月10日(土) ■
美女食神

導演:鍾少雄
監製:王晶
主演:李克勤,佘詩曼,元秋,王晶,張達明,鄭希怡,劉洋

キャンギャルの阿詩(佘詩曼)は料理人コンテストで大手飲食会社の社長の息子SK(李克勤)と知り合ったが、彼の生活は何でも母親が管理をしているので夜遊びも友達兼助手のH2O(張達明)とこっそり出歩いている。
夜遊びの帰り道SKは身代金目当ての誘拐犯に捕まってしまい、阿詩のアパートの上の階に監禁されてしまう。しかし隙を見て逃げ出したSKは偶然阿詩のアパートに逃げ込んでかくまってもらううちに２人は相思相愛に。
しかし母は家柄も低く料理も全然できない阿詩をSKから引き離して、有名料理人の名家の娘と結婚させようとする。阿詩は料理の修業をするために父(王晶)の昔の恋人で伝説の料理人(元秋)から料理の技術と気功を伝授してもらい、ライバルとの料理対決に挑む。

さすがは流行物に敏感な王晶、TVBの人気番組「美女厨房」を早速パクっております。これは女性芸能人がいろんな料理に挑戦して司会(鄭中基、梁漢文、方力申)とゲストに試食させるのだけど、それがかなりひどい料理でみんなでゲロゲロするという、映画にもゲロが出まくる香港ならではの番組です。
この映画もカメオ出演がすごいのですが、本家本元「食神」の周星馳組から田啓文や肥仔聰や黄一飛、如花までも出ております(笑)あ、李力持もいたな、とにかくちょっとの出演者まで全然目が離せない。
超お気楽バカ映画好きにはかなりたまらないラインナップです。
まぁラストがちょっとありきたりだったけどタイムリーで楽しい映画でございました。


2007年03月09日(金) ■
「天工開物、栩栩如真」演後藝人談

今日の「天工・・」は公演の後に監督や脚本家との座談会がありました。私は今日はチケット買ってなかったんだけど、前見たときに「別の日のチケットでも入ってもいいですか?」と聞いたら「どうぞどうぞ」との事だったので、終わる時間を見計らって会場に行き入場させてもらいました。
さすがこういう藝術節の結構マニアックなプログラムを見て、さらにこんな夜遅いのに(11時20分頃)残ってまで話を聞こうという観客は、ちゃんと原作を読んだり、話劇に対して造詣が深いようでかなりガンガンと質問が出ておりました。
こういう質疑応答を聞いていると大変理解の助けになります。
出演者の俳優達も着替えが済んだら観客席に出てきて観客と一緒に話を聞いたりして、張達明も一般客と一緒に会場に座ってました。
そして達明からは観客に向けての質問「このお芝居の台詞は書き言葉が多くて台詞を覚えるのもすごく大変だったんだけど、凝った舞台装置や意味深な台詞など多くてみんなは一回見ただけで理解できるの?二回、三回見たほうがより面白いんじゃないかな?僕だって何度か練習してて初めて意味が分かった部分があるんだけど。」
観客の答えは「書き言葉(=国語の広東語読み)の台詞は時には分かりにくいこともあり、英語の字幕を見て『あぁそういう意味か』って確認したりしてる。」「後ろにチラッと映る文字など、お芝居を見ながらだと見逃したり、意味が捉えられなかったりする。」と答えてました。
おぉ!私だけじゃなかったんだ、書き言葉で分かりにくいのって!ちょっとホーッ〜(*^^*)
実は達明の言うとおり、私も二回目の方が舞台の隅々や、後ろに映る文字(ヒントになる)などに注目できてより面白かったんです。
今日解説を聞いて、明日のはまた別の見方ができるかな〜楽しみです(^^)


2007年03月07日(水) ■
3月の寒波

さっ、寒い〜っ(><)3月なのに今朝はなんと10.6度しかなかったのよぉ〜
信じられないっ、先週は昼間25度まで上がったのに何なんでしょう、この温度差は!?今も13度しかない、明日も12度くらいらしい。。。
暖かくして寝ます、、


あぁ、暖かい猫を抱っこしたい〜


2007年03月06日(火) ■
香港藝術節「天工開物、栩栩如真」

現在開催中の香港藝術節、張達明が主演のお芝居を見に行きました。昨日が初日で私はとりあえず初日と二日目を鑑賞。
董啓章が原作の小説を舞台化したもので、原作者が脚本も書いています。"前進進戯劇工作坊"という劇団のお芝居で、達明は特別招待俳優として出演。

[あらすじ]
香港/広東省を舞台に三代の物語が、文明の発展と共に三代目である作家の「私」によって語られていきます。祖父母の出会い、当時の様子、祖父は無線技術員でモールス信号や初めてのラジオ放送を聴いたり。場面はラジオ放送のスタジオとダブったりして、太いマイクがノスタルジック感をかもしだします。父の世代になり文明はどんどん発達して、電話、ミシン、テレビ、車、タイプライター、カメラなど新しい機械が発明されていく。そして現在。文明の発達と人生の意義とは。。

大変長いです、途中休憩も入れて3時間以上!
そしてナレーションや説明の部分が書き言葉で分かりにくいのよ〜(><)北京語を無理やり広東語読みしてるんですわ。例えば「我イ門的/ごーむんでっ(広:我o地o既/ごーでいげ)」や「那些/なーせー(広:o個D/ごーでぃー)」「他告訴我/たごうそご(広:イ巨話比我聴/こいわーべいごーてーん)」等等。。北京語一応かじってるので簡単なのは分かるけど、いやずっと集中してるのは疲れます(==;)
会話のシーンは普通のしゃべり言葉の広東語になりますが、それでも3時間集中力がもたないわぁ(疲)
達明は作家、ラジオ局アナウンサー、考古学者など複数の役柄。特に第一部のラジオアナの役が出色、見事なトークで大変楽しめます(^^)
お話は興味深く面白いし、色々考えさせられるとてもよくできたお芝居ですが、後半特に長すぎてちょっとしんどい。多分脚本家はあれもこれも描きたかったのでしょうが、詰め込みすぎたような。
あと30分くらい短くしたほうが絶対もっと面白いと思うんだけどなぁ。って言葉も100%分かってない外国人に言われたくないでしょうかねぇ。
とか言いつつもあと二回見に行きます、私ってとっても良いファン?(笑)お芝居やセットなんかはとっても素晴らしいのよ〜


2007年03月04日(日) ■
孫中山記念館/硫黄島からの手紙

元宵(旧暦の1月15日で、お正月の最終日)の今日は朝からなかなか文化的な一日を過ごしました。
まずは昨年中環にオープンしたばかりの孫中山記念館を見学。私は中国近代史にあまり詳しくないのですが、それでも孫中山(孫文)は19世紀末から20世紀初頭に革命を起こして国民党を創設したというくらいは知ってます。日本にも留学してて"中山"という名前は革命当時正体を隠すために日本人の中山さんという偽名を使っていたものらしいです。えー、もっと詳しく知りたい方は自分で調べてください(笑)ちなみに「黄飛鴻」「宗家の三姉妹」とかの映画にも出てきてますね。
この記念館は中環の歴史建築を改築して使われており、建物自体もとても素晴らしいです。
そしてまだできたばかりなので入場には時間制限があり、10時、11時半、、、と90分ごとに入れ替えになってるようなんですが、実際は余程込み合っていなければ時間オーバーしても追い出されることは無いようです(時間制限は多分オープン初期だけ?)私らは11時半から見ましたがさほど込んでなくてゆっくり見れました。ただ、一つ一つの資料をじっくり見たり、書籍資料室やパソコン検索などを利用していたらとても90分では見終わらないです。孫中山が活躍していた当時の香港に関する展示もあり、香港歴史建築好き、中国近代史好きならかなり楽しめる記念館でした。入場料たった10ドルなので(水曜日は無料!)興味のある方是非ご覧ください。

アカデミー賞ノミネートの映画も見てきました。
中文題→硫磺島戰書(Letters From Iwo Jima)
導演:Clint Eastwood
主演:渡邊謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童

監督クリント・イーストウッド、プロデュースがスピルバーグとイーストウッド。なのに全編日本語の映画、しかも日本人の立場からの戦争映画。。
どういう描き方をされるのか興味があったけど、さすがは名作を何本も撮っているイーストウッドです。娯楽映画として観客を二時間以上退屈させずに、史実に基づいて"戦争は無益で悲しいもの"と言うメッセージをちゃんと伝えていると思いました。渡邊謙ってもうハリウッド一流俳優のオーラ、貫禄が出てて素晴らしいですねぇ。二宮和也も最初はなんかこの映画には軽い感じがしたけど、だんだん兵隊に見えて来るからたいしたもんだ。
でも香港人にとって「天皇陛下万歳!」と叫んで自決していった人たちはどう映るんだろう。理解しがたいでしょうねぇ、日本人の私でさえ当時の歴史を知っていても理解できないもの。これは日本人にぜひて欲しい映画です。

孫中山記念館の建物写真(展示物は撮影禁止)

バルコニー


床のタイルも歴史を感じる


階段、4階まで吹き抜けになっている


2007年03月03日(土) ■
日本アカデミー賞とか

今日はひな祭りですね(^^)3月にはいってからなんだかジメーッとした日々が続いております。今も湿度92%って言ってた、除湿機活動中。
今日は旧正月中に撮ってもらってたでーびっ関係のDVDやら日本で兄に録画してもらってたDVDなどを一日ゴロゴロしながら一気見。
中国の紅白歌合戦というかCCTVの年越しバラエティー番組に陶�戮疲餔洋屬�出て1コーラスだけ「今天イ尓要嫁給我」を２人とも赤い服着て歌ってました。この一瞬の為だけに年末に北京に行ってたのね、、、中華圏では紅白並みにステータスのある番組らしいですがそれでもお疲れ様です。。
それから2/17に授賞式のあった日本アカデミー賞の録画もみました。いや最近の日本映画は本当にいい作品が目白押しでいいですねぇ〜(^^)女優さんはきれいだし男優さんもかっこいい人ばっかりで目の保養になりますわ。でも受賞者インタビューの南海キャンディーズの山ちゃんは、あれはちょっとひどすぎやねぇ。。相方の静ちゃんが新人賞にノミネート(フラガール)されてるからの起用でしょうが。質問はくだらないしギャグは寒いし来年は絶対違う人にして欲しいわ。
そして最優秀主演女優賞を受賞した中谷美紀の「嫌われ松子の一生」VCDゲットしたので鑑賞。私この映画ってファンタジーコメディーかと勘違いしてた。時々ミュージカルのように歌が挿入されたりセットが「オズの魔法使い」っぽいと思いましたが話は結構重かった。てか、身につまされたというか、年取った松子が伴侶も無く１人寂しく汚いアパートで暮らしているというのは結構見ててつらかった。でも私は松子に共感はできないなぁ。生きるのが下手なのでしょうが、それでも明らかに間違った行動や、立ち直るチャンスがあるのに自分から放棄したり。。。。ってこれ映画が面白いから色々考えさせられるんですよね。はいとてもよくできた素晴らしい映画でした。中谷美紀さん不細工な顔や汚い格好もこなして受賞も納得です。パチパチ(^^)
そろそろ「涙そうそう」が香港でも公開になるし見に行こう、それと作品賞を受賞した「フラガール」も面白そうやし最優秀主演男優賞の渡邊謙の「明日の記憶」も見たいわ。VCD出ないかな〜

こんな風に一日ゴロゴロしてました(笑)
フク君の手前の前足はフラット君のです


2007年03月02日(金) ■
2007財政預算案

財政長官(財爺)唐英年が07年度の財政預算案で経済が良くなっていることもあり大胆な減税案を出しました。
『他強調預算案的目標是要「兩條腿走路」、在審慎理財之餘亦能與民共富，減輕中産人士的負擔』
中産人士に入る私は結構この恩恵にあずかれます(^^)
その具体的内容とは昨年納めた税金の半分が上限15,000ドル(約225,000円)で戻ってくる!おぉ、これはでかいぞ!!
自分で確定申告してるから去年の税金がいくらかすぐに分かるし、お金が戻ってくる(実際は今年の納税額から差し引きされる)というはっきり目に見える政策は市民の共感を得やすいと思いますね。
それにしても、狭い香港でこそできる大胆な税金還付。これが日本なら色々めんどくさくなりそうですが、こういう小回りの利く所が素晴らしいと思う香港。
私は土地建物など持ってないので関係ないですが固定資産税(差o向)もかなり安くなるようです。
ただ所得税や差o向を納税してない人(無職、納税額より低所得、土地建物などを所有してない人達)はあまりこの予算案の恩恵にはあずかれないので、一部不満も出てるようです。
でも納税してる私らは一応政府に貢献してるんだし、恩恵にあずからしてよ〜とは勝手な意見ですかね。私なんか独身で扶養家族も無いから基本控除しかなくて一番高い税率課せられてるのよぉ。

チャオちゃん〜ぬいぐるみみたいね♪