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2006年03月30日(木) それでも『いい奴』だと思うんだけど

私の悩みのタネ、かずぴー。

今日も彼に嘘をつかれた。
おかげで、小一時間振り回された。
嘘かも、と思わなかったわけじゃないが
そうと決めつけてしまってはいけないと自分に言い聞かせ
信じた挙げ句、やっぱり嘘だった。

『嘘はいけない』とか『なんで嘘をつくのだ』とは
もう言わない。
言っても虚しく空を舞う。
ただ
『嘘をつく時の、自分の都合ばかり考えないで
 嘘をつかれた方の気持ちも、たまには考えてみろ』
と言った。

嘘つきは、性格みたいなものなのか。
治る気はしない。
ずっとこのままだとしたら
我が息子を、母は嘘ごと許容しなければならないのか。
ちょっと違う気がする。
じゃ、どうしよ?

とりあえず、わかってもらえてももらえなくても
思うことを言い続けるしかないのだろう。

勉強が嫌いで、根気がなくて、おまけに嘘つき。
根源は、同じところから来ているような気がする。
そう思うと、余計に、もうどうしようもない気がして来る。

はぁ。



2006年03月26日(日) 無精

私は、熱しやすく冷めやすい性格だと自覚しているが
計画の段階で、熱が冷めてしまい
実現に至らないことが多いのは、少し困る。

あやぽんの進学も決まり
かずぴーの進学も決まり
特にかずぴーに関しては
なまじ内部進学が決まってしまったばかりに
前途多難を、多くの先生に指摘され
親子揃って、非常に気の重いスタートとなったので
ここは心機一転、くよくよ考えても足手まといになるだけだし
私は私の時間を楽しもう!と思い立ち
前々から心の隅っこの方で気になっていた
エステ&リラクゼーションinリゾート
というものを体験してみようとネットで検索。

以前にテレビで観た場所が気になっているのだが
どうやら複数箇所を混同して記憶してしまっているらしく
それらしき場所が、絞り込めない。
絞り込めないながらも、内容・地理的条件を考え
いくつかの候補をブックマークに追加したところまでで
なんだか面倒臭くなって終了。

『本当に行くことになったら、もっとちゃんと調べよう』

本当に行くことになる、というのは
本当に行く気になる、ということで
今がそうでない以上
今後もそんな時は来ないかもしれない。





2006年03月17日(金) 40代半ばにして焦る

更新が少ない・・という、ありがたいご意見に支えられ
何か書こうと思い立つ。

春だ。
あやぽんにとっては、まさに春だ。

先週の土曜日。
かずぴーがスキー学校で留守だったので
母娘で食事でもと思っていたのに
その日の朝
「今日、友だちの所に泊まりに行く」
と、突然言われ、途方に暮れた。
私はどうしたらいいんだ、の心境に陥る。

最近の彼女は、予定がいっぱいでとても忙しい。

彼女も、もう19歳だし(あと少しで20歳だし)
受験も終わって、希望の大学にも合格して
今を満喫しなければ、いつ楽しめるんだ
ということは重々承知しているので
私は一人、家でじっと過ごすことに。

一人きりの土曜日。
夜まで、内心ではじたばたしていたのだが
夜になったら、案外普通に時間が過ぎて行った。

こんなことには馴れなくてはいけない。
基本的に、一人が嫌いな自分を再発見。
思えば、生まれてこのかた一人暮らしをしたことがない。

こんなことでは、いけない。



2006年03月02日(木) 諭吉にはふられたが

ずいぶん日記を放置しておいたらしい。
あっ!と言う間に時間が経つものだ。
ほんとに『あっ!』いうぐらいの間だ。

あやぽん
紆余曲折、涙と悲嘆と絶望の果てに
とうとう中学以来の憧れの大学に合格した。

こう書くと、『良かったね』で終わる話だが
本当に、ほんっっっとーに、いろいろなことがあった。

予備校のお友だちは、当然ながら悲喜こもごも。
自分自身の去年の経験もあり、一緒に過ごした一年もあり
まったく他人事とは思えず、親子して胸を痛める。

大学受験、それも浪人生としての大学受験を通して
世の中の家族、親子関係を垣間見た。

受けたくても希望の大学が受けられなかった子
さまざまな制約の中で最大の努力をしていた子
みんなに良い結果がでたわけではない。

試験結果の途中経過の段階で
『もうダメだ』と思っていたあやぽんは
『私は本当に恵まれているのに
 それなのに、こんな結果しか出せなくて
 情けないし申し訳ないし悔しいし』
そう言って泣いた。

そう言われて
『そうだよ。それでそんな弱音を吐かれちゃ、私の方がたまらないね』
と言いたいところだが、もちろんそんなことは言えず
『みんなみんな、それぞれの中で苦労も喜びもあるものだ。
 自分が辛ければ、それは条件に関係なく辛いことなんだから
 あなたもよく頑張っている』
みたいなことを言って、叱咤激励しつつ
試験日には、行楽弁当並みのお弁当を持たせて送り出す。
その回数、合計8回。

それも、受かってしまえば『良かったね』で済まされる話だが
とてもとても、そんな一言では言い表せない諸々の思いが去来する。

でも。
とにかく良かった。





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