- 2006年06月29日(木) 女の家に行った。 「1年ぶりね。」 「そうか?」 「そう。何もないから買い物に行ってくる。」 外では見ない女の格好。 水色の膝丈のスカートに麻の白いシャツ、 そしてペッタンコのサンダル。 「まだ日差しがあるわね。」 そう言って日傘を片手に。 彼女の会社の同僚が見たらどう思うかな、 と一瞬考えた。 酒は混ぜないの、 と焼酎もウィスキーも氷さえ入れずのむ女。 部下を泣かす容赦のない女。 帰ってきた女が袋から品を出す。 ゴーヤ、おかひじき、シークァーサ、シンハ。 わざとかな、と思う。 そういう女なんだ。 ...
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