詩。
ゆあ



 事実o

あなたと過ごした日々
心の中で思い出す

好きでいて
 欲しかったわけじゃなくて

好きでいたかっただけ

あなたの一番に
         
          なりたかっただけ

2001年09月30日(日)



 苦痛o

あたしの心には
あの人しか居なくて

あの人の心には
あの子しか居ない

痛すぎるほど解かってるけど

だけど それでも
          想ってるから

2001年09月29日(土)



 教室o

隣に座る あなたの横顔
そっと眺めながら

友達と笑う 楽しそうな声
右の耳に聞きながら

あなたへの想いを確信する

窓の外
今日も青が綺麗


2001年09月28日(金)



 開花o

あの人に出会って
愛を知った

小さな種からも
芽が出ることを

名も無き花も
咲くことが出来ることを

教えてくれたのは あなた

2001年09月27日(木)



 微熱o

あなたの姿 見るたびに
あたしの体はドキドキする

笑顔向けられただけで
こんなに嬉しい

なんとなく体が熱いのは
風邪なんかのせいじゃない

2001年09月25日(火)



 シャボン玉o

ふわふわゆれて
空へのぼる

出来るだけ高く高く
壊れてしまわぬように

ふわふわゆれて
空へのぼる

そして消えるの
静かに静かに

愛する想いも届かぬままに

2001年09月24日(月)



 指名o

あの人がいい

あたしの心の
素直な気持ち

涙流す度
心に強く押し込めてきた

あの人がいい

あたしの中の
ほんとの気持ち

あたしの心しか知らない

「あなたがいい」

          いつか伝えたい

2001年09月23日(日)



 拒否o

もうこれ以上
入ってこないで

あたしの心に
あたしは願った
叶わぬことを
解かっていたから

もうこれ以上
あたしの心に入ってこないで

あなたを欲しいのに
想いは 叶わない

2001年09月22日(土)



 ゼロo

何か伝えたくて
だけど勇気がなくて

いつもいつも
見ているだけで


見ているだけの幸せから
一歩踏み出してみよう

おはようの一言を

そこから始めてみたい

2001年09月21日(金)



 初恋o

「初恋は実らない」
よく聞く言葉

聞く度 あたしは怖くなる

あの人への想いは
実らないのかな なんて

後悔しないように
ただただ好きでいよう

初恋は実らないなんて
言葉のせいにしないで

好きだと伝えてみようかな

2001年09月20日(木)



 抵抗o

あたしが好きなのは あなたで
あなたが好きなのは あのこで

そういう現実を
よく理解していたから

この想いを全て
消そうと思った

だけど それは
何よりも難しくて
あたしには 無理で

今日も あたしは あなたを好きで
あなたが好きなのは あのこ

2001年09月19日(水)



 幸福o

同じクラスの隣の席
そこには あなたが座っていて

声を聞くたび
顔を見るたび

あなたのことを愛しく思う

声を聞くたび
顔を見るたび

あたしに幸せ訪れる

2001年09月18日(火)



 青空o

2人並んで
青い空の下を歩いた

2人並んで
白い雲を見上げた

晴れた暖かい日差しの中
あなたと2人で並んで過ごした

青い空も白い雲も
変わらず在るのに

あたしの隣
あなたは居ない

あたしの中 黒い雲に覆われて

今もまだ
         雨は止まない

2001年09月17日(月)



 11ヶ月o

楽しかった日々
嬉しかった心

今は遠い あなたのことを
今もなお愛しく思う

時が経つほど
会いたい気持ちは募る

電話越しに聞く あなたの声
不安で泣いた日々もあった

あなたに会えるまで
あと一ヶ月

早く 抱きしめて欲しい

2001年09月16日(日)



 拡大o

心の中に住んでる想いは
日に日に大きくなっていく

あなたのことを思いつつ
心の中で
好きを繰り返す

あなたに直接言える日が
いつか来ることを願いながら

2001年09月15日(土)



 プラスo

あの人に会えた
声が聞けた

ただそれだけで
あたしの心は笑うのです

あたしの想い
あなたに届け

好きです
とても大好きです

2001年09月14日(金)



 マイナスo

言いたいのに言えない

伝えることが
伝えるだけのことが

何だか すごく難しい

涙が出そうな辛い想いは
いつまで続いていくんだろう

2001年09月13日(木)



 声o

あなたの声を聞きながら
あたしの心は破裂しそうだった

初夏の暑い昼下がりに
あなたがくれた 好き の言葉は
あたしの耳に焼きついたみたいに
ずっとずっと離れなかった

嬉しすぎて眠れない夜なんて
あの日が初めてだったんだよ

隣のあなたに そう言うと
照れくさそうに笑って
あなたは 好きの言葉くれた

2001年09月12日(水)



 サヨナラo

もうすぐお別れの時間

あの時計が
あと一周したら 貴方との お別れの時間

きっともう二度と会えない 貴方に
サヨナラを言おうと思ったんだけど

貴方に会ってしまったら
あたしきっと泣いちゃうから

離れたくない なんて
きっと我侭言っちゃうから

だから もう貴方とは会わないけど
貴方の幸せを
遠くから ずっと祈っているから

今まで迷惑たくさんかけてごめんね

心の底の方でいいから
あたしのことを忘れないでね

2001年09月11日(火)



 流レ星o

少し前のお話だけど
お外に出て毎日毎日
流れ星を探していたの

願い事は ずいぶんと前から決まっていたから

毎日毎日夜空を見上げて
流れ星を探していたの

ある日のこと
真っ暗な夜に 散りばめられた宝石が
スーッと線を描いたの

待ち焦がれていた それに
願い事をするのも忘れて
あたしは ただ嬉しかった

―あの人と両想いになれますように―

ねぇ お星様
もし今度会うことが出来たら
願いを どうか叶えてね


2001年09月10日(月)



 日曜日o

今頃何してるのかな

離れてる間も
心に居るのは あなただけ

離れてる間中
あなたに会いたいと思う

あと何時間かしたら
学校に行く時間になるから

あと何時間かしたら
あなたに会えるんだ

そう考えると嬉しくてたまらなくて

朝が早くくるように
ベッドにもぐって ひつじ数えた

2001年09月09日(日)



 追跡o

あたしの目が追う
あなたのことばかり

あなたがどこに居るかは
何故か解かるの

自分に自身が持てる日がきたら
自分のことを好きになれたら

その時あなたに伝えよう

2001年09月08日(土)



 淡白o

淡い世界を見てたような
そんな気分を味わいながら

あなたと過ごした日々は
全て夢だったんじゃないかと不安になった

あなたが好きと言ってくれた現実も
あの手の温もりも全て
架空の物だったんじゃないかと

そんな気分が あたしを襲う

やっと手に入れた幸せに
あたしは願う

どうか遠くへ行かないで

2001年09月07日(金)



 予感的中o

涙流れる

あなたの言葉
頭の中で繰り返される

嫌な予感は何故か
当たることが多くて

涙流れる

別れようの一言が重くて

あなたの言葉が
頭の中で響いてる


もう戻れない

2001年09月06日(木)



 消去o

あんたなんか好きじゃない
あんたなんか大嫌い

今までついてきた嘘の中で
あたしが一番嫌いな嘘
       
後悔しても遅すぎるのに



2001年09月05日(水)



 イツモo

どこにいたって
何してたって

心にいるのは
考えているのは

いつも
あなたのことばかり

2001年09月04日(火)



 海底o

あなたのことを
あなたへの想いを
心の海の底へ沈めた

伝わることのない想いを
届けることのできぬ想いを
心の海の底へ沈めた

もう二度と
あなたを思い出さないように

2001年09月03日(月)



 無気力o

あの人への想いだけは
世界で一番強いと思っていた

どうしようもないくらい
本当に本当に好きだったから

好きなだけじゃいけないことを
思い知らされた去年の夏

今は遠い あの人に

あたしは想いを伝えなかった

2001年09月02日(日)



 終止符o

辛い想いを
苦しい想いを

長い間ずっとずっと
心に抱いていた

泣きたい時も我慢して
あの人の前では笑ってた

あの人のことを好きという気持ちに
サヨナラをして

本当に笑える日が来ることを願う

2001年09月01日(土)
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