久方ぶりに単行本がでます。今回は表紙を初めて二枚描きました。初めは頭の中にイメージがあってチャレンジしたんですが、完成近くなって「あれ?何か違う・・・?」とか思いはじめて。同じ構図で色を変えてもう一枚書いて見ました。 結局、後から描いた方が採用になったのですが。1枚目の失敗ということだけで描き直したため、頭の中にあった当初のイメージはどこへやら。デザインの1つも浮かばずに、担当さんに「何とかしてください〜」とトスしてしまいました。 昨夜色稿が届いて可愛くデザインされてて、かなりホッとしました。作家の自分がどうして良いのか分からないものをデザインするデザイナーさんは本当にすごい! 正直、有名な作家さん以外は表紙みてそれで決めるのが常なので、手にとってもらえるかどうかって表紙次第なんですよ〜(泣)。逆にデザインが良くて勘違いして買ってもらえることもあるんですがね。「教えて先生」なんかはそのいい例かと。デザイナーさん、ありがとう!!!作家を生かすも殺すも担当とデザイナー次第だと毎回痛感いたします。良い案よ、閃いて〜と祈るのみです。・・・・いや、その前に自分が揺るがない作家になって毎回面白いもの描ければなんの問題もないんですがね・・・トホ。
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