umityanの日記
DiaryINDEXpastwill


2008年10月27日(月) 僕たちの旅。

天高く馬肥ゆる秋。こんな季節にはやはり旅が最高だ。のび太君(仕事仲間)、どらえもん君(仕事仲間)、それにジャイアンと称している僕の3名は、当然、そんな秋をねらって旅立ちの計画を立てていた。まだ見ぬ異国の空に恋心にも似た淡い思いを馳せていた・・・・・。しかるに、「オー・マイ・ゴッド!!」。予定は狂うものだ。

頼りにしていた、どらえもん君が大事な用件を抱え込んでしまった。「二兎追う者は一兎も得ず」と言う。どらえもん君は二者択一を迫られた。結論は自ずと見えていた。僕たちとの旅をあきらめ、「幸せ」という旅立への参列を選択した。招請があれば、これは僕だって外せないなーーー。気心知れた者達との旅はいつでも出来るからそれでいいわけだ。

のび太君とジャイアンの僕は、はたと困った。どらえもん君なしでは、僕たちの旅もおぼつかないからだ。何しろ、のび太君は、世間知らずで、わがままな田舎者。ただし、正義感だけは強い。ジャイアンの僕は、一見、紳士風だが、おっちょこちょいのおたんこなす。無計画の無鉄砲。これじゃああ・・・あばかんで(どうしょうもない)。

僕たちは、安全第一ということで目的地を変更した。近場に行くことにした。近場?・・・と言っても一応、海は超える。そこで秋を満喫することにした。

ネットで予約に及んだが、あいにくタイムリミットを過ぎていた。しからば、二人で旅行社へ赴くことに。それは良かったが、なんと、のび太君のパスポートが期限切れで半年が過ぎていた。「なんたるちあー}。ジャイアンの僕は機嫌斜めだ。幸い旅立ちの日までには、パスポートの発行が間にあうとのことで、急遽、のび太君は手続きに及んだ。

スタート時点からこうだから先が思いやられるぜ。まあ、何はともあれ、楽しい旅になれば、それはそれで良い。終わりよければすべてが良しだ。











2008年10月19日(日) 日記幕開けの今日。

二ヶ月ばかり日記から遠ざかっていた。その理由は?と言えば、仕事の忙しさもさることながら、やや、厭世的になっていたからだろう。ようやくその呪縛から解放されつつある。

家の周りを見渡すと、田んぼでは既に稲刈りがおわり、切り株が寂しそうに空を向いている。豊作のよし。何よりだ。街路樹の銀杏の葉っぱが黄色く色づいてきた。ひらひらと風に舞う準備もやがて整うだろう。

時は秋。まさしく秋なのだ。僕の心もあの、「秋の日のビィオロンのため息の・・・・・」ではないが、いささかうら悲しである。元気だけが取り柄の僕も普通の人間だ。感傷に浸るときもある。

おっと、いけない。日記幕開けの今日。気が滅入る話しは止めておこう。そうそう先日、嬉しいことがあった。もう、半年くらい会っていなかった「安さん」」から、珍しく電話がはいった。

「安さん」とは、さる小料理屋で随分昔に知り合ったカラオケのデュエット兄弟。「○○小路ブラザーズ」と異名をとり、「白いブランコ」等の名曲を二人でおらび、拍手喝采を頂戴したものである。

時が流れ、僕たちは離ればなれになった。というのも、長年通っていた共通の小料理屋を僕が勘当され、行く店が「安さん」と異なるようになってしまったからである。

僕たちは気にはなりながらも、同伴することがなくなった。その「安さん」と
久しぶりに再会したわけだ。意気投合しないわけがない。僕たちは、さる小料理屋へと赴いた。ブランコを揺らしているがごとく肩をゆすり、例の「白いブランコ」を、おらんだ。ブランコは優しく優しく揺れた。コンビはまだ健在だった。僕たちは顔を見合わせて、「にこっ」とほくそ笑む。恋人同士ならともかく、大の大人達が顔を見あわせ、ほくそ笑むのはどうも、「あちらの傾向有り」と思われそうで、恥ずかしかったが、まああ、愛嬌だぜ。

てなわけで、それなりに娑婆世界を謳歌してはきた。ただ、いかんせん、昨今の世情不安は気がかりだ。良い材料がない。日本丸はどこへ向かおうとしているのか?。そのことが今、僕の脳裏を支配している。





umityan |MAILHomePage

My追加