ひとりごと日記
昔からひとりごとの声がデカすぎると周りに迷惑掛けてます。

2001年08月27日(月) 南の島へ…

月のあかりだけで、海がエメラルドに透き通っているのが分かる。

歩いて1周10分の小さな島

どこかで生まれた風が休むことなく、やさしく吹く。

遠い昔からずっと吹かれていたような、そんな忘れてしまった匂いを含んだ風。

いつか同じ風が心にも吹いていたような気がして、思わず空を見上げる。

何度来てもこの島たちは、ここにいる私の方が本当で、街にいる自分が幻だとさえ感じさせてくれる

この世で一番好きな海で、357日分の時間を削ぎ落として、何もしない贅沢な時間を過ごそう。

ぼんやりとエメラルドとマリンブルーのクロスする海を眺め、風と話し、水の中で魚たちと遊び、サンゴの美しさに

ため息を漏らす



というわけで、行ってきまーす!!。




2001年08月22日(水) 台風

まったくぅ!のんびりまったりしてる台風だなぁ。
よっぽど、居心地がいいのかぁ

昨年の水害では、大変な思いをした。
車が、水に浸かった。まるで川のような道路を走って帰ってきたっけなあ。

その前の年の台風。
車を看板が追いかけてきたっけなぁ。
そんでもって家に帰って一息ついてたら、背後でバリバリバリの轟音。
倉庫の屋根が飛んだもんね…。屋根追っかけていったっけ。「おーい屋根!どこへ行くぅ」

電柱に引っかかって、この近所、軒並み停電になってのは、…はいすみません家のせいです。

あーあ、いったいいつまでのんびりしてんだぁ今回の台風。
どっかでお茶でも出されているんだろうか。



2001年08月15日(水) お盆

お盆

全国一斉にお盆みたいである。

最近、迎え火なんか玄関で焚く家を見たことがないけど、さぞ、ご先祖様たちも、道に迷っているに違いない。

「わしの家はどこだったかのう?」。

「おおっ梅ばあさん久しぶりじゃのう。」

「おや、これはこれは、富さん。しかし、あれですなぁこう家が立っては、どこが実家だったか分からんですね」

「まったくじゃて。家の子孫たちは、わしに内緒で引越しおってなぁ。家の立ってた場所がビルになっとったわい」

「ほうほう、それはそれは。しかし、富さん、見てみなされ、ほれっ。あっちにもこっちにも、行く場所がわからん
 人たちがウロウロされてますよ。道路も混んどるけど、空の魂も、大渋滞ですなぁ」

「はいはい。そういえば去年、隣だったほれっ、ゲンさんなぁ。家に帰ったらどうも、様子が違うとかでな、よーくみ たら、知らん顔ばっかりじゃったそうな。これはおかしいと思うたけど、そこの家があんまり居心地がいいので、
 今年も実家には帰らず、その家へ泊まりに行くいうとったわ」

案外こんな会話が聞こえてきたら、恐いですね。

それにしても、高速の渋滞には、辟易する。周りを見渡せば、カップル、家族ご夫婦。
一人ネクタイして乗ってる自分が場違いな気がしてきて、恥ずかしさすら感じる。
がしかーし、なんで短い休みに、混むとしってて移動するんだろうか。
同じ時期にしか、休みがとれない日本人の悲しい習慣とは、分かっているのだが…。
仕事の人、優先車線はないのか?!ってな感じである。

逆に都心はガラガラ。すいすい走れて気持ちいいっすね!普段は片側3車線の道路も、一番左の車線は駐車場と化しているが、この時期だけは、しっかり3車線走れる。
いつもこんな状態ならいいのになぁと心底おもう。普段はたかだか14キロに50分かかるのに、この時期は30分じゃ!。ワーイってな気分。

お盆は仕事に限るね。うんうん。
だけどなぁ、行く先が休みの会社が多いので、事務所でデスクワークがメインになる。
なんだかなぁ…。

なんか私も、遠いふるさとに帰りたくなってきたな(笑)。



2001年08月13日(月)



果物の中で好きな物。なし(20世紀)、イチゴ、すいか、そして桃。

だいだい美味しい桃は、皮もすぐ剥ける。ベロッ、ベロッ、ベロッと3回で剥けてしまう物は、もっとも期待できる桃。皮を剥いてる最中からワクワクしてくる。多少、歯の間に、桃の果肉(スジ)が挟まっても、気にならないそれはそれは、美味しい桃である。
だが、こういう桃には、なかなか会えない。選び方がヘタなんである。

しかし、時たま出くわす最悪の桃もある。
お分かりであろう、ぜんぜん皮の剥けない桃。もーーーうイライラするだけ。
もともと包丁で皮を剥くことを潔しとは、しない私は親指攻撃である。
”出来の悪いやつは可愛い”というが、桃だけには、当てはまらない。
皮が剥ける頃には、指はドロドロ、そして、桃本体は、見るも無残な穴穴姿に。
今までの人生において、こうして苦労して皮の剥けた桃を「食べる?」といって誰かに差し出して、食べた人を見たことがない。だよねぇ…。

しかもこういうやつに限って、歯と歯の隙間に、果肉がはさまるのはいうまでもない。

ああぁおいしい桃食べたないぁ。





2001年08月06日(月) ご隠居猫のまめお君

夏休み忙しさにかまけて、書くのが遅くなった。
生後まだ1年なのに、その猫生をもうご隠居に費やしているオス猫のまめお君。
はじめての夏。暑すぎる今年の夏。彼はグロッキーしてしまい動かない。そればかりか、
我が家の一番クーラーの効く部屋から一歩も出てこようとしない。まさにテレビを見て寝返りを打って
というご隠居生活を決め込んでいる。

ところが、たまたま家族全員が出かける日がある。もちろんクーラーも切って。
そうなると、まめお君は怒っている。
「なんで部屋に入れてくれないニャー!!」
「暑くて死にそうニャー」

もともといつも怒ったような顔立ちのまめお君。
最初は「まめは何怒っているの?」とみんなが心配そうに聞いていたが、そういう顔なんだという事に最近家族が気がついた。
が、クーラー部屋に入れなかった日のまめお君の顔は、いっそう怒っている…ように見える。
ガラカラと玄関を空けて入る。とそこにまめお君が仁王立ちに座っている。
というのも変だけどまさに仁王立ちで座っているのだ。
あきらかに不満顔をして、(そう見えるのかも知れないが)ひとりひとりの顔をジーッと見つめている。
見つめられた私たちの方が、薄笑いを浮かべて、抜き足差し足でそうっと玄関から上がる。「ハイ、すみません」
自分の横をとおりすぎる人間たちを、顔だけ回して、なおもジーッと見ている。
こわっ。そんなに怒るなよ。

もっとも、ばぁばは、よく怒られるらしい。
夕食の時間、猫たちにエサをやる。他の猫たちは、牛乳を飲んだり猫缶を食べたりしている傍らで、まめお君はひたすら「ちくわ」を待っている。
ところがである。
冷蔵庫を開ける。まめおのちくわがない!「あれ!」この一言でまめお君すべてを悟る。
ばぁばがそーっと振り返る…。さっきまで、足元でスリスリしていたまめお君が、例の仁王立ちすわりで、じーっと見つめている。おおこわっ。
そそくさと近くのコンビニにちくわを求めて走る。帰ってくるまで一歩も動かずに仁王立ちのまめお君。

ご幼少の頃は、シャムガラで可愛かった。畑の仕事手伝ったり、台所の仕事手伝ったり(といってもついてきて遊んでるだけ)。
最近は寝てるか怒ってるかである。

いつからこんなご隠居猫になってしまったのか。
まだ先の方が長いのに…。
だけどまめおは、ばぁばが一番好きなんだよね。



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