私が住んでいる町の近くに島根半島があります。ここの海はきれいですよ。晴れた日はまさに絶景です。狭いくねくね道を走ってるとパッと視界がひらけて海が目に飛込んできたり。くねくね道の先に小さな小さな港がたくさんあってなんだか時間の流れが他よりゆっくり流れているようです。『白い船』の舞台となった塩津もそんな島根半島にある小さな港町です。冬なんかは大変でしょうね。あのせまい道が凍ったら・・・。でもみんな生活してるんですよね。 小波っていう私のお気に入りの場所は小さな砂浜だけど今はもう人もいなくてしかも海がきれいでいいとこですよ。今頃なら海に沈んでいく夕陽がちょうど見れます。 そんな場所がたくさんある島根半島へあなたも来ませんか?
旅仲間が結婚しました。素敵なふたりで心から祝福したいと思います。そしてふたりから二次会の幹事を頼まれました。仲間みんなでお祝いしたいと思ってました。でも今は幹事もやめて逃げ出したい気分です。ふたりが一番祝福してほしいと思っているであろう人がいろいろな事情で・・・今のままではふたりがかわいそうです。今のままならやらない方がいいんじゃないか・・・。ふたりのために集まってくれる多くの友人のためにもそれはできない事はわかってます。私には何もできません。悲して辛くてすべて投げ出して逃げ出せたなら・・・でもそれだけはできないです。
白い船という映画を知ってますか?山陰の小さな港町を舞台にした気持ちがやさしくなる観てよかったって思える映画です。この映画には悪役が一人も登場しません。普通の映画なら盛り上がりもなく物足りないものですがこの映画はそれでいいのです。本当にあった話だからかもしれないですね。 映画の中で主役の先生の台詞「子供もピュアだけど大人もピュア・・・」大好きな言葉です。私はピュアではないけど熱い思いや素直に喜んだり悲しんだりする気持ちは忘れちゃいけないんですよ。日本人が忘れてしまった日本人の出てくる映画。あなたも観て下さい。きっとやさしくなれますから。
今から7年ほど昔に一度だけ入院したことがあります。
約二ヶ月の入院でしたがいろいろあって楽しかった印象が残ってます。
入院が決まった時は不安の方が多かった。 でも入院してみたらみんないい人で・・・いい人って言うよりは 入院してるとみんなやさしくなるんですよね。 同じ病室に入院していた人の顔はみなやさしかったんですよ。
手術も話を聞いたら母の方が心配してしまって大変でした。 本人も心配なんだけど気にしてないそぶりを見せてるのに・・・ お前が取り乱すな〜〜〜って思ってましたよ。
その手術の後遺症で今でも皮膚の表面の感覚のない部分があります。 背骨の中の神経が2本だめになってるそうです。 でも山も登れるし普段の生活に何の支障もないんですよね。
入院中はいろいろな事があったけどまったく同じ時期に中学時代の 同級生が3人入院してました。 1人はあとでわかったんだけど癌、もう1人はうつ病でした。
卒業してから滅多に会うことのなかったのに偶然だろうけど不思議 でした・・・もう2人ともこの世にはいないのですが・・・。
中学時代の事や現在の事・・・いろいろ話したのが思い出です。 癌の友の手術があまりに早く終わったことへの疑問がわかなかった 事は今でも後悔しています。 うつ病の友も交通事故の後遺症で2年ほど前亡くなりました。 たまに次は俺の番かなって思うことはあります。 そんな事考えたってしょうがないんだけどね。
私は整形外科に入院していたのでほとんどの人が徐々によくなって いくのがわかるから他の病室に比べると格段に明るかったのを憶え てます。みんな前向きで元気がいいんですよ。 今よりずっと前向きだったかも? とにかくよくなることしか考えてなくて。 しかも自分でよくなっていくのが体感できるんですよ。 前向きに自然になっていくんですよね。
退院してから一度集まってビヤホールに行ったこともありました。 消灯になると病室から抜け出して1階で集まったり・・・。
今、会えばあんなにやさしい顔は見ることは出来ないのだろうけど あの時はみんなやさしかったですよ。
今の職場に変わったら入院してた時同じ病室だったおじいさんと再会 ・・・今はケアサービスセンターにいらっしゃるみたいで片足がなく なってたけどあの時の笑顔のままでした。
なんだかうれしかったな。
おじいちゃんは私の事がわかるのかな? 聞いてみたい気もするけど今は聞かないでいます。
まだまだ今の職場にいるのだろうから楽しみは後にとっておかないとね。
おやすみなさい。
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