2003年02月07日(金) |
予期せぬ相乗効果 T |
久しぶりにK君の話題を・・。 彼は、この1月の入学試験に見事合格し、4月から都立国際高校に通うことになりました。 通級して4ヶ月目(日本語学習を始めて約4ヶ月目)のことです。 受けた試験は、とはいっても、日本語でではなく英語ででした。 彼いわく「日本語教室に来て英語が上達したおかげで、英語で試験が受けられた。」そうです。 週に2時間程度英語漬けになってしまう授業(日本語の?!)に、これでいいのかと内心思いながらも、確かなコミュニケーションの手応えを感じていた双方に取って、止めてしまう理由も見つからずこれまでやってきたのでした。 (実際、彼の日本語は上達していましたし・・。) これから本格的な"日本語との格闘”が彼を待ち受けているといってよいでしょう。 何しろ、都立国際の授業は日本語でおこなわれるのですから・・。 「僕は今、ロシアのクラスメートの中で一番英語が上手に話せると思う! 英語でものを考えられるようになったし!」と晴れやかにいうK君に、喜びとともにちょっと複雑な思いで微笑み返した私でした。
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