stray notes

氷砂糖

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器ではないということ。
2022年11月30日(水)

このあたりで、業務リーダーがご家庭の事情により出勤不能になり。ふだんその方がされている仕事を、かわりにこなすことになった。作業自体はたいして難しくない。が、意識というか姿勢というかが、自分の資質や能力と著しく乖離している……と実感し、とても消耗した。

ふだん、下っ端なので。基本的にわりふられたことをこなしていて。ほとんど周りを見ていなくても、自分の分はなんとかなるのだが。リーダーの作業を進めるなら、全体の流れを把握していなければならないし、ひとりひとりの進捗も気を付けなければ回らない。その場しのぎでも、短時間ならどうにか乗り切れたが。ずっとは絶対無理だな、と通感した。

若いころは、就職時不景気でなければ、もう少しよい職につけただろうか……と、考えたりもしたけれど。その器はなかったのではー? としかもう思えない。正社員レベルの、責任の重い仕事をできた気がしない。非正規雇用の、業務リーダーレベルでこうなのだから。

自分の器に合った業務を、細々とこなしていきたい、と。確認になったことだった。



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