stray notes

氷砂糖

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おそらくそれは理由にならない
2012年01月20日(金)

所属している派遣会社の、担当営業の方と面談があり。来年度はこの仕事の更新をしないため、今年度で契約終了にしてください、という話をした。その後雑談まじりに、この業界の雇用傾向などを聞いていたが。話の節々に「まあ社会との接点はあったほうがいいですし」「やはり社会に参加したほうが」といったフレーズがでてきて、わたしは内心「……? そういうもの?」と首をひねっていた。一般的にはそうかもしれないし、反論したい、というほどでもないのだが。

自分が働いている理由を考えたとき、まあ一番はお金のためかなぁ、と思う。あとは働いていたほうが生活のリズムが整うし、可能なうちは体や頭を使って労働に従事すべきなんだろうなぁ、程度の意識しかない。間違っても「社会参加したいから」ではないように思う。とくに有能ではないので、社会に貢献する、ほど大きな存在ではないし。今の「社会」が、そんなに居心地よいとも思えない。社会を構成する「人」とも、あまり強く深く関わりたい気はしない。

むしろお金があり余ってるなら、ずっと家にいてひきこもっても、そんなに退屈はしないと思う。根はオタクだし、親が離婚せず、ずっと実家が機能していたら、たまーにバイトするか、もしくはニートだったんじゃないだろうか。現在は結婚しているが、夫が「ずっと家にいてほしいなー」タイプならそれもありだったかなと思う。現実にはそうではないし、家事も徹底的にするなら労働たりうるのだろうけれど、そこまで好きでも得意でもないしねぇと外に出ているだけで。

志が低くて申し訳ないような気がしないでもないけれど。世の中の人皆が皆「社会に参加したい」理由で働いているとも思われないので。それが理由にならないひともいるんじゃないかな……と思いつつ面談が終わりました。




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