stray notes

氷砂糖

My追加

感覚は稀薄。
2008年09月15日(月)

けっこう前の話。ファミレスに入るとき、歩き煙草のおじさんと接触して、わたしのカーディガンが一部焦げたことがありました。わたしもぼうっと歩いていたし、性格は悪くなさそうなひとで謝ってくれたし、カーディガン自体セールで買った古いものだったので、驚きながらもとくに強く注意したりせずその場を立ち去りました。この件自体は「わー、こういうこともあるんだ。びっくりしたー」で終りでした。

数日後、最近驚いたこととしてweb日記にかいたところ、webでも交流のある現実の友人から「そういうひとは、また同じようなことをするかもしれないから、きつく言ったほうがいいよ」的なコメントがありました。そうか、そういう視点での意見もあるのか、と妙に新鮮な感じがしました。カーデが焼けて驚いた印象はあっても、そのひとの存在については、視界から消えたらわたしの世界からはいなくなっており、今後社会でどうなるかなんて考えは浮かびもしなかったので。

ずっと同じ会社に正社員で働いているとか、育児をしていて地域社会に関わっているとか、そういう強い結びつきがないせいか…この世界で生きる、いろいろな人と自分の人生が互いに影響しあい、社会を形作っている、といったことに実感がなくて。根がおたくで内向的なため、興味関心のあること以外はすぐに意識から消えてしまうところもあって。人間、幾つになっても学ぶべきことはあるのだなぁ、と感じました。

言われてみると、たしかに今後も他の人に同じようなことがあったら危ないだろうな、と知ったので。次回似たようなことがあったら、(性格上あまり厳しくは無理でも)一応軽く何か言えるといいな、と思いました。でもまあ何度も服が焼けるようなことがあるのは喜ばしくないので、そっちに気をつけたほうがいいのかな。



BACK   NEXT
目次ページ