stray notes

氷砂糖

My追加

とはいっても
2005年03月15日(火)

本当に仲良くできるひと以外は、その場限りの付き合いでいい、と思っているところもある。学校でも、卒業したら会えなくてもいいと思ったし、以前の職場のひとともとくに交流しようという気はおきなかった。縁あって親しくなったひととは続く場合もあるけれど、その確率はとても低い。一緒にいるときはごく普通に、あたりさわりなくすごし、そこに属さなくなったら、記憶や感情が薄れ、消えていくのが理想。

街中で話し掛けられるのも苦手。ひとりでいるときは、必要最低限の注意(信号とかね)だけして、自分だけの世界に浸っていることが多いので。コンビニの店員さんと顔見知りになるのも避けたい。家族で経営してるような店より、すぐ人が変わるようなお店のほうが買いやすい。

まああんまり「誰から見ても恥ずかしくない生き方」をしてるわけではないというせいもあるかな。寝坊して駅でパン食べてたり、コンビニの前でゼリー飲料を飲んでいたりするし。古本屋で同人誌を買い漁ったりもしているし。あと、オンとオフの切り替えがうまくないのも一因かもしれない。職場の人と仕事外で親しくする、というのはどうもぴんとこない。遊ぶなら私的付き合いのひとと、という感じがある。

たくさんのひとと関わるほうが豊かなんじゃないかな、と思わないでもないけれど。人生使える時間は限られているのだから、できるだけ自分に向いた、好きなほうへ進んでいきたいと思う。狭く深く? 気に入った人と。


ひとはひとのなかに
2005年03月01日(火)

いるべきなのかもしれない、と思いました。久々に職場へ行ったら、どことなく生き返るような気がして。最近風邪をひいて、家にいることが多かったのですが、どうも体が弱ると気も弱るのか、暗いことばかり思い浮かんでいたのです。

同僚と話したり、後輩とランチに行ったりしたら、なんだか何を鬱々としていたのだろう、という気持ちになりました。月初めでもあるので、決まった仕事をこつこつしてたのもよかったのかもしれません。あー、人間、社会に出て働いていたほうが、あまり変なことを考えずにすむのかもなぁ、としみじみ感じました。

休むことも大事だし、ひとに会うのが苦手なひともいるし(わたしも得意ではないですが)、無理はよくないと思います。でも。ずっと家に閉じこもるより、たまには外に出て、何かのために動くこと、というのは心身にいいことなんじゃないかな、と……。

もちろん働いてるとイヤなこともあり、過度にたまればストレスになることもあるけれど。ひとの笑顔や、何気ない話に和んだり励まされたりもあるし。自分の力で役に立つことがある、というのも、報酬が与えられるのも、とてもありがたいことのように思えて。

専業主婦でいた期間も別種のしあわせがあったし、今も働いているとはいえパートなので、そう大きなことはいえないけれど。誰もがある程度好きな、働きたい職業につける世の中になれば、もうすこし生きやすくなるひとがふえるんじゃないかな……と思いました。そのためには、と考えると、わたし程度の頭は止まってしまうのですが。



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