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あれは侮辱だったのか - 2004年07月31日(土)

書き始めておいて「この出来事は書きたくない」というのもおかしいとは思うけれど、何があったのかは、やはり、書きたくない。
これを伝えることのできる人、話したいと思う人は、本当に数人しかいない。それも、できればきちんと向かい合って、話がしたい。それを聞いてどう思うか、わたしはどうすればいいと思うか、聞いてみたい。

今感じているわたしの怒りが正当なものであるか、確かめてみたい。

昨日会った友人には、何となく会いたくなったので会いに行ったのだと思っていたけれど、おそらくそうではなく、話がしたかったのだと、今は思う。
いちばん話したい人は、今ここにはいない。


あの場でぷちんとキレてもよかったと思うし、以前の自分だったらそうなっただろう。それをせず冷静だったわたしは、少し成長したということなのだろうか。それとも、はっきりと怒ったほうがよかったのだろうか。


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まったくもう - 2004年07月26日(月)

なんだってこうも、目の前にいない人に頭の中を占領されなきゃいけないんだろう。


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忘れてって言われても無理 - 2004年07月23日(金)

その言葉を受け取ってわたしがどう思うか、発してから気づいたんだろうと思う。
わたしも同じようなところがあるから、言いたくなる気持ちはわかる。そうなったら自分を止められないことも知っている。
そしてそれが簡単には言ってはならない言葉だったということも、よく知っているはずだ。

言われて傷つきはしない。
呆れないし嫌いにもならない。
本当は怒ってもいない。

このひとはわたしに甘えているんだなと思うと、自分にも何かできるのかなと思う。
でも同時に、今までのはぜんぶ無駄だったのか?とも思う。
ちからになれなくて申し訳ないと本気で思う。

なにをしてあげられるのか、やっぱりわからない。
それがとても悔しい。


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He was transformed into another man. - 2004年07月20日(火)

人は変わる。

以前は決してできなかったことが簡単にできるようになったり、

どれだけ頼まれても絶対に言わなかったような言葉を簡単に言うようになったり、

かたく信じていたはずのことをあっさりと捨てたりする。

これがあの人か、と思われるような変貌を遂げていることは、

珍しいことではない。

だったら、

いや、だからこそ、

それは誰からも喜ばれるような変化でなければ、ね。


矛盾するようだけど、

だから、

今わたしは、あなたが嫌いなのです。

いいところがたくさんあったのに、

本当にもったいないね。



わたしはもっといい女にならなくっちゃ。


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ゆかた - 2004年07月16日(金)

「ねえ、今日なんで浴衣着てるおねえさんが多いの?」

―そうだよね、なんでだろうね。わかんないや。

「夏って感じだよな」

―そうだね。去年はユウちゃんと浴衣着て、花火見に行ったんだよ。
 七夕のじゃなくて、その後の別の花火。
 いいでしょ。今年も行きたいなあ。

「…おまえ、浴衣自分で着られるのか?」

―ひどいなあ、一人で着られるよ。
 浴衣姿見せてあげたいねえ。

このあと、笑いながら無言で頭をなでられました。



わたしね、成人式のとき着物買わなかったの。
式も出るつもりなかったし、それなのにあんな高いもの買っても、きっと着ないからって。
あのね、自分以外の人に着せられる着物って本当に苦しいから、嫌いなの。
だけど、浴衣は大好きなの。
だって、ちょっと練習すれば、すぐに自分で着られるようになるから。

でも去年は、帯の結び方がわからなくて、既製品の、結び目が出来上がってる帯、あるじゃない?あれで出掛けたんだ。
うん、ちょっと悔しかったけどね。
でね、この間ね、雑誌に載ってるの見て、結んでみたの。
案外簡単に結べるんだよ。
もうちょっと練習したら、きれいに結べるようになりそうなの。
見せたいなあ。

あのね、わたしの浴衣ね、おばあちゃんが縫ってくれたんだよ。
小さいわたしの体に合わせて、きちんと手で縫ってくれたの。
幅も丈も、わたしに合わせて小さく出来てるんだよ。すごいよね。
既製品の浴衣買って着てみたら、なんか大きくて着づらくってさ、びっくりしたけど、違うよね、わたしが普通より小さいんだよね。
浴衣も小さく作るんだって、そのとき初めてわかったよ。
おばあちゃんがもっと元気だったら、もう一枚くらい…そうだなあ、もっと大人っぽい柄の浴衣を、お願いしたいのにな。
こういうことって、どうして、後から思いつくんだろうね。

もう少し大人になって、自分のお金でいろいろ買えるようになったら、
自分に似合う柄の浴衣の生地を買って、きちんと仕立ててもらって、
いっぱい着るんだ…


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物性理論の部屋のドア - 2004年07月15日(木)

日記に書いてあった。

どうしたら幸せになれるんでしょうね
と、
彼が呟いた、
と。

眠れないと思うから、眠れないのだ。


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きみの言った通りになったよ - 2004年07月10日(土)

言っても無駄なのかと思いながらも、あの日だけは、わたしの言葉がきちんと伝わったことはわかってた。
だからわたしのほしいものはたったひとつで、伝わることなんかじゃなかった。その先にあるものだった。
そして言ったとおりになった。

それこそがあのひとの選択だと思う。間違っていないと本当に思う。
でもどうして、わたしがこんなに動揺してるのかな。
自分が何か間違ったとは思わない。
わたしは、あのひとに関することでは、絶対に、間違わない自信がある。
言わなければならないと思ったことは全部きちんと言ったし、言ってはならないと思ったことは、言いたかったことでも、口にしてこなかった。
間違ってはいない。



みんなと別れてから途端にテンションが下がったことも、話したくないと言いながら結局洗いざらい話してしまうところも、ぜんぶ、わたしと同じ。だからわかる。

いま一人でいるのがいやなんだよね。


本当にあなたのためになることができるなら、一緒にいたいよ。
でもそれは違うよね。はっきりわかっちゃうんだよ。
そしてそれはあなたもわかってる。
だからこれでいいんだよ。


なにかひとつでもいい、あのひとの助けになることができたらいい…
なんだろう…


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夜中の携帯メール - 2004年07月06日(火)

title:何時だい?
 土曜日は何時からになった?

title:まだ決めてないよー
 早く知りたい?
 体調どですか?

title:Re:まだ決めてないよー
 体調はふつう
 いやねむれねーから誰かにメールしてやれと思っただけだ
 決まったら教えてくれるんでいいよ
 おやすみ〜

title:アハハ
 すこし話そか?もう眠い?

title:Re:アハハ
 うむ
 すなおにねるよ

title:ん。
 ちゃんと決めたら連絡するね。どーぶつえんの日付も考えといてね。
 じゃおやすみなさい☆彡



ちょっとだけ忘れてたんだけどな。思い出しちゃったよ。わたしも眠れない。


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たけのこが落ちてきた - 2004年07月05日(月)

もう一昨々年なんですね。
EFの前、先生とサークルが仲違いしたときに、部員のひとりが送ったメールに対して、先生から返信がありました。
当時のEF出場組は全員が、プリントされたその返信メールの文面を、見たと記憶しています。
わたしはその文面に少なからず腹が立ち、なんて勝手な人なんだろうと思って、その紙をすぐに「たけのこ」の形に折ってしまいました。
それが今日、ひょっこり出てきました。

いま読み返しても、大人なのはどっちだろうと思ってしまいます。
先生がよかれと思ってしてくれたことが実は裏目に出ていて、それを断ったことには、わたしたちなりの理由がありました。
もちろんそれを先生にきちんと説明せず、やや短気なところがあった当時の部長にも、手落ちがあったとは思います。
断って勝手に進めたことに対して、先生は怒ったわけですからね。
それに関してだけは、後を引き継いだゆうは本当によくやったと思っています。

はっきり言って、先生がわたしたちとどう関わりたいのか、わたしにはまったくわかりません。
「先生」として関わりたいのなら、手伝ってくれる際にはわたしたちに見返りを要求すべきでしょう。先生はエレクトーンで食べているプロなのだから。
でもそれをせず、わたしたちと同じ目線で関わろうとするのならば、部員に対しては「先生」という立場を振りかざしてはならないはずです。また「サークル」の和を乱すような行動も控えなくてはならないはずです。
もちろん、特定の部員と個人的に仲良くなるのは問題ないですが、全体の場では、全体のことを考えた行動をすべきだということです。
それをしないから、先生がわたしたちとどう関わりたいのか、少なくとも一般的な部員はわからないし、わかりようがないのです。
そしてそれ故に、先生が望んでいる(らしい)関係には、なれないのです。


あのときのことがあるから、今どうなっているのか、とても気になっています。
部長に負担がかかりすぎていることも知っていますが、他にどうすればいいのかわかりません。
先生とわたしたちがどうなればいいのかも、わたしにはわからない。
これだけは、サークル活動における、おそらく解けない、疑問です。

だからね、これだけは、相談されても、わかんないんだよ、ゆう。
あなたと一緒にいた頃にあなたとわたしが持っていた感覚を、わたしは持ちつづけているけれど、あなたは違うでしょう?
頑張って。見ていないと思うからこんなことが書けるんだけど。


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be Human - 2004年07月03日(土)

if I could just be more human
I would see every little thing with a gleam in my eye
if only I was more human
I'd embrace every single feeling that came in my life
would I care and be forgiving?
would I be sentimental and would I feel loneliness?
would I doubt and have misgivings?
would I cause someone sorrow,too?
would I know what to do?
will I cry when it's all over?
when I die will I see heaven


菅野よう子「be Human」 be human より


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INDEX
past  will





Not one night
one single day
that I wouldn't give to you
So with all my might
in every way
I'll try to forget to you

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