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■ 知は力
(今日はゆっくりしているので早めの更新)
高校生などの日記を見ていると、 勉強がつまらないという内容を見る。 自分が高校の時も、これがどう役に立つんだろう と思いながらも勉強していた。 だから、気持ちはよくわかる。 でも、勉強が大切だと感じたことがあった。
大学時代、ある講義の時に昔の映像を放映していた。 昨日の日記でも述べたが、昔の映像が好きな自分は 興味を持って見ていた。
その内容は戦後直後の水爆実験の映像だった。 旧日本軍の戦艦などや家、ヤギなどの動物が 実験材料として配備されて、水爆の実験が行われた。 威力は凄く、ほとんと吹き飛ばされていた。 ここまでは水爆は恐いんだなという認識だった。 だが、このあと水爆の震源地に調査へ向かう為 兵士が震源地に進んでいった。 どう見ても自殺行為である。実験直後なので、 当然放射線がたくさんあるはずである。 なのに、兵士は楽しそうに震源地へ向かっていく。
彼らは放射線の恐ろしさについて まるで知らなかった。知らないことで彼らは 自らの命を縮めてしまった。 戦後直後なので、お偉いさんは 放射能の危険性を知っているかどうかは分からない。 でも、もし放射能の危険性を知っていると考えれば、 兵士はあの戦艦やヤギと同じ 実験材料として扱われてしまったということになる。 自分はあの兵士にはなりたくない。
知らないことの恐ろしさと感じた。 知ることが力になるんだと感じた。 だから勉強しないといけないんだと思った。
2001年06月30日(土)
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