一年以上ほったらかしにして、もう誰も読んでいないだろうこの場所を、改めて見直してみた。

ここを書いていない間、他の人と同じように時間が流れ、一年半前は想像もしていなかったようなことが沢山起きた。
台湾に行って無謀な一目惚れをしたり、6年ぶりにアメリカに行ったり（しかも今年になって今までの音沙汰なしを払拭するかのように2回も）、ブラジル行きを決心したり、この間2年半つとめたバイトを辞めたり、一年って短いようで、長いのかもなぁ。

わたしはこの日記を書かなくなった頃に、はじめて付き合った恋人と別れた。その前までは人と付き合うとか恋愛とかあまり無関係だった。
ついこの間、一ヶ月前に久しぶりにあったとき、煙草をひっきりなしに吸って、別れる前にはセックスをまったく拒否していた彼女のことが、まったく腹立たしく思えた。もうこんな風に会うのはよくないのかもな、と思った。実際、別れる間際はいつもいらいらしていた。

彼女は私とつきあっている期間、こういう風にHPに日記をつづっていて、今回このページを久しぶりに見ると同時に、そのHPも見た。
今はもうこんなに気持ちが乾燥しているのに、その頃彼女がどれほど私を想っていてくれていたのかを読んだら、なんだか、言葉では言い表せない気持ちになった。それでこれを書きたくなったんだ。

一緒にいる間は、その気持ちに甘えていて、無碍にしていたのかもな、自分は。大切なものは近くにあるのに、近くにあるから安心して、いいところではなく欠点が見えて、文句を言って甘えてしまっていたのかもな。

あなたがどんなに愛しいか。
惜しみなく伝えたほうがいいのか。