あることないこと
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奈津子さん、あだちさん、智恵ちゃん、あきさんと忘年会みたいに。
キレイな居酒屋でおいしそうな料理たちを注文したが、なかなか1品目がこない。 その間に あだちさんが先日食べたという、うまい肉、うまいうまいうまい肉の話をする。肉が、口の中で、溶ける、のだそうだ。それでまた如何にうまかったかを上手に話すのだ。 肉以外にも高級食材を食べ散らかした話までするので、料理が来る前に胃が胃酸でいっぱいになってしまった。
おかげで1皿くるたびに、瞬間、食べ尽くして次の皿を待つ、かわいそうな人たちになってしまった。大人なのにだ。
カレー反省会と違って、ちゃんと反省をしようと思って集まった劇団の反省会。 大雪だけどやるのだ。 まぁ本当は中止にしようか…誰か中止にしようって言わないかなと思ってるうちに時間が来てしまったからやった気もするのだけど。
結局、やはり、 半分は忘年会で、すべてを反省しきれはしなかったが、とても有意義。
とても。 とてもすごい女優、菊田さんが入ってくれたのですごく、すごくいいことになる。 今回は動員も記録を更新した。 続けて来た甲斐があったというものだ。頑張ったのは僕ではないが。
すごい雪だったが、なっちゃんはやはり自転車で登場。 自転車で帰っていった。
仙台への帰りがけ、新宿でお芝居を観る。 以前お世話になった方の演出で、あまり親しくしておかなかったけど先輩も出演している。
大戦下の日本、若い画家たちの集まっているアパートを舞台にした群像劇。 芸術への弾圧と、自分の才能と、etc… たくさんのたくさんのことに悩みながら、みな自分の道を戦っていく。そんな話。
終盤、メッセージが分かりやすく提示されてしまい、少し素に戻ってしまったけど、中盤まででも十分たくさんのことを感じれたので悪い感じがしなかった。 しなかったどころか、観終わってパンフ買ってしまった。あと数人にオススメのメールをしてた。 というか中盤のいいシーンの直前で、いいシーンが始まる匂いを感じてもう泣いてしまってた。「セザンヌは林檎で革命を起こしたんだ。」とかいうセリフを聞いて、具体的なエピソードが語られる前に涙が溢れ始めた。 なんなんだ俺?なんなんだチョコボール!? 映画の予告編で泣くよりタチの悪い。涙の価値大暴落。
内容が、金にならずに芝居を続けている今の自分にかぶるところが多く、舞台上の画家と一緒にたくさん考えてしまう。ギュウギュウと締められた。
2004年12月27日(月) |
そんな大それたことではない |
昔いた事務所の仲間と忘年会。 一緒に芝居をしてた時みたく頻繁には会わなくなったけど、不思議に仲良しだ。
3次会は男だけ4人。 芝居からは退いたが小説を書き始めたK氏曰く、 「自分の常識(理想)から世の常識があまりにも離れているので、自分側に少し引き寄せたい。おそらく自分はそのために表現活動をしている。 そしてお前らもそうなのだ。」と。
ありがたく否定しておいたが、なかなか納得してくれないK氏。 自分の偏見かもと前置きしておきながら、僕の否定をなかなか認めない、柔らかな頑固者K氏。
とても楽しい。
8ヶ月ぶりに日記を書きます。
もう思い出せない何かの忙しさにかまけて日記を書くのをやめて、そしてそのまま日記ページのレンタル使用料不払いによる書き込み不能の状態をほったらかしていたための8ヶ月ぶりです。 たまにここを見に来てくれる奇特な方にはご迷惑をおかけしました。
空白の8ヶ月を関わった芝居中心に振り返ると。
5月に当時所属していた事務所制作の公演の手伝いをして、自分の仕事のできなさ具合に苦笑い。
そして同5月、友人の伝手で、早稲田の学生劇団の照明オペをやり、大学生たちの津波のような若さにただただ圧倒される。
6月は高校時代の友人たちの東京での旗揚げ公演を見て、面白すぎてがっくり。
7,8月は上杉祥三氏のワークショップに参加して一へこみ。善戦したつもりだったけどダメ。下を向いたり、上を向いたりする(涙がこぼれないように)。
9月からつい先日までは、ここ無国籍の公演を頑張りました。役者の皆様、スタッフの皆様の力があって劇団として何か見えた気がした公演でした。役者としてはどーにもこーにもなりませんが。
僕は自分との約束が守れない人間のようです。勝手に思い出して、自分だけ分かる反省をして申し訳ないですが。 ルール、モラルは守りますが、日記は続きません。自由業ができません。 コッキコッキ。
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