虎平太の四方山日記
虎平太の日常を書き綴った日記みたいなものもの・・・。毎日更新(の予定)。

2004年05月31日(月) 誕生前夜

雨の影響なのか、カラダにキレがない。湿気がある日は頭痛になりやすい。気持ちもどこかはつらつとはしてなくて、ただ流されるまま時間(とき)が過ぎてゆく。 
 
昨日の夕方は、国民年金のおばさんがやって来て、その仕組みを細かく説明して行った。よせばいいものを、日頃溜まっている行政に対する鬱憤を吐き出してしまう。そのおばさんに言っても仕方がないのはわかってるさ。でも、俺の心の中の何かが弾けてしまった。そのおばさんは、この国の将来に対して随分楽観的なことを言っていた。本当にそう思ってるの?俺は違うな。心の底にある漠然とした不安がどうしようもなくうっとおしい。 
 
人は何かに追われるように生き急ぐ。それが焦りとなって自分の立ち位置がわからなくなってしまうときもある。でも、いいじゃん。自分らしくあれば…。じゃあ、自分らしくって何?残念ながら、それは俺にもわからない(笑)。でも、自分の感情に素直に向き合ってみると、案外簡単なことかも知れない…とも思う。それでも俺は焦ってる。日々、理不尽な感情に振り回されながら…。 
 
41の最後の夜にそんなことを思ってるこんな俺って何者なんだ(笑)。 
 
OCNの障害でIP電話が通じない。故障だから仕方がないと理屈ではわかっているんだけど、感情はそう簡単に許してくれないんだ。イライラが募る夜。はやくなんとかしてくれや。 



2004年05月30日(日) こもる日

今日は家から一歩も外へ出ていない。なんか企画書が書けなくてねえ(笑)。まあ、調子が出ないときってこんなもんなんだろうけど。作家の人って凄いと思うね。

ぼーっとテレビを見ていたらNHKのトップランナーに『池袋ウエストゲートパーク』の作者、石田衣良氏が出ていた。調子がいいときは原稿用紙で1日50枚は書けるっていうから、やっぱプロは違うなあって思ったよ。50枚っていったら20000文字だぜ。今の俺じゃ絶対無理じゃ(笑)。

メリハリがない日は、感情が停滞する傾向がある。今日はまさにそんな日。ほとんど人と会話もしてないしね。これじゃあ鬱積してくるわな。俺の場合、言葉で発しないと乗れない体質なのかもね。だから、インタビューした日は疲れてる割りには調子がいいんだよ。

今週は俺の誕生日が来る週。ははは、42だぜ(笑)。あれもこれもって考えてると、心なしか焦ってくるよ。目の前のことをやってくしかないんだけど…。欲張りなのかねえ。



2004年05月29日(土) 経験って宝

暑い。蒸し暑い。どうやら梅雨入りがすぐそこまで迫ってるらしい。このジメジメ感はやっぱり好きじゃない。気持ちが妙にイライラしてさすがにエアコンのスイッチを入れた。でも決して快適とはいえないこの季節。ああ、スカッとしてえ。 
 
テンションは絶好調とはいえないけど、今日やるべきことに手をつける。番組のMAという作業。簡単にいうと、音の最終調整みたいなもの。最近よく思うんだ。テレビ番組における音録りの難しさを…。 
 
わかりきったことなんだけど、テレビの場合、マイクの映り込みを避けるためにさまざまな工夫をしなきゃならない。ラジオのように、目の前にでっかいマイクを置くわけにもいかないしね。結局選択肢としては、胸に付けるピンマイクか、画面の外側から狙うガンマイク。 
 
でも、こいつらはかなり高価な部類に属する。当然、低予算の番組ではその辺りが犠牲になってくるよな(笑)。もちろん、「ON!TV」もその例に漏れず…ってとこだ。例えそういう事情があっても、音がどうのこうのって言われるとそりゃ悔しいよ。高価な機材をあたりまえのように使える局が本当にうらやましい。 
 
でも、いくら愚痴ってもないものはない。そんなときだからこそ、アタマを使うんだ。この経験ってすごく大事。斬新なアイデアってこういうときに生まれたりするからね。ある意味、楽しんでいるのかもね。やっぱり経験って宝だ。 



2004年05月28日(金) ふう…

CiC前で午前11時に待ち合わせ。ちょっと遅れて行った場所で女性3名が出迎え。といっても別にデートじゃないんだけど…(笑)。某レコード会社の宣伝プロモーターが代わるってことでその引継ぎ作業。前任者YJ嬢がなぜか気に入ってるオムライスの店Kで昼食を食べる。ここのお店って個人的には深夜に行くことが多い。ほとんどが打ち上げの後だね。ちなみに某バンドのマネージャーおお●りくんともよく行くお店。

今日も睡眠不足で本調子じゃない。でも話しているうちにペースが上がってきた。ほぼ仕事の話で終始する。人と話していると、自分の思考が次第に鮮明になってくるからすごく大事だ。こういう会話を積み重ねていったら本の一冊や二冊ぐらい書けるような気がしてくるんだけどね。でも実際には書けない。いや、書こうとしてないのかも(笑)。

午後2時過ぎ、事務所に到着。夕方までにどうしても番組のキューシートを上げなきゃなんない。精神的にはかなり焦ってる状態だ。こればっかりはやってみないとわからないからね。ここ最近では、最大のピンチかも…(笑)。ゲストはDAIGO☆STARDUST。ところどころ撮影に躓いているから、いつもとは構成を変えた。まっ、その辺は臨機応変にいかないと。前回同様、おもしろい番組になったと思いたいね(笑)。



2004年05月27日(木) 睡魔が…

今週はいろいろ予定が立て込んでて、番組の編集作業が押し押しになってる。どうしても今日中にやっておきたい部分があって、睡眠不足のカラダに鞭打ってどうにか取り組んでいたんだけど、こういうときに限ってなかなか思い通りに進まん(笑)。

だからこんな時間に帰宅するハメに…。ただいま午前4時半。襲い掛かってくる睡魔をなんとか振り払ってようやく予定部分だけはクリア。集中力が散漫になる中、そして意識が朦朧とする中取り組んだ作業なので、うまくいっているのかどうかは定かでない(笑)。

さすがに日記なんて書く気力もないだろうと思ってパソコンの前に座ったらあら不思議。キーボードを打つ指が軽やかに動いてる(笑)。いやはや、人間の習慣というのは恐ろしい。ここまで来ると、もはや習性と呼ぶべきか(笑)。

もう寝ます。おやすみなさい。



2004年05月26日(水) トーキングデイ

今日はなんだか喋りまくった一日。午前中にいつものマルチメディアセンターでPVのダビング作業を行う。別に面倒臭い作業じゃないんだけど、なんとなく腰が重い。いつも勢いでアタックしてる感じだ。その作業中、ビクターのYJ嬢から電話が…。彼女と喋ってると、どこかゆる〜い雰囲気になってしまう(笑)。不思議だ。 
 
昼食は某イベンターのおち●いと食べる。メニューはピザとパスタ。男2人で食べる雰囲気じゃなかったんだけどね(笑)。まあええか。プロモーションの本質について熱く語った2時間ってとこだね。休憩する間もなく今度は劇団員はし●めとシンガーのSくんが登場。こちらは主に音楽の話だね。やっぱりすぐには終わらない。およそ2時間の会談(笑)。 
 
ようやく編集作業に入る。サクサクと進めたかったところだけど、どうにもカラダがだるい。事務所のソファでちょっと休んでたらいつのまにか寝てる始末(笑)。 
 
午後7時。虎隊のミーティングが始まる。最初は参加せずに、黙々と編集に励んでたんだけど、やっぱり会話に加わってしまった(笑)。ふっと気づいたら深夜0時。ははは。結局、時間なんてこんな風に進んじゃうんだよ。 
 
てな感じで、また明日…。 



2004年05月25日(火) まっきー

早朝から映画を鑑賞する。「クリムゾン・リバー2〜黙示録の天使たち」。こういうオカルトスリラーってけっこう好きなんだよね。

睡眠不足が原因かどうかはわからないけど、体調があんまりよくない。なんとなくキレがないんだよ。それでも夕方から金沢へ向かう。ギリギリまで迷っていたんだけどね。そう、矢野真紀のライブ。番組中、あそこまでライブの話に触れちゃったら、さすがに行かないわけには…ねえ(笑)。ところが、会場の石川県文教会館の場所がわからない。というより、完全に迷った(笑)。10年以上前に行った記憶がおぼろげながらあったんだけど、実際の場所は全然違ってた(笑)。人間の記憶なんてええ加減なもんやね。

結局のところ、会場入りは夜の8時過ぎ。それでもギターを弾く矢野真紀を見られたからヨシってことにしておこう(笑)。いつ聴いても彼女のヴォーカルは、凄まじいばかりのエネルギーを放っている。本当に心を伝えられるヴォーカリストだ。ライブ終了後、楽屋でざっくばらんな世間ばなし。お互い気を遣うこともなくバリバリの本音トークの応酬だったな(笑)。まあ、これが俺たちの間柄ってことなんだろうね。

まっきー、ありがとね。また来てや。

そうそう、昨日のゲスト、OUTLAWの公式サイト内STAFF-DIARYに山口進とあっしの2ショットがアップされておりやす。↓

http://www.outlaw-web.jp/
 



2004年05月24日(月) 山口進

朝からカラダが重かった。インタビューがある日って案外こんな日が多い。どこかでプレッシャーを感じているんだろうか。 
 
機材のセッティングは、あいかわらずスムーズとは言えない。このイライラが精神的にはよくないんだ。できればスゥーッと入って行きたいんだけどね。今日もまた…。 
午前11時半。ゲストは新進気鋭の3ピースバンドOUTLAWの山口進。以前、一度だけ会ったことがあるんだけど、そのときはほんの挨拶程度。本格的に話すのははじめてだ。でも、不思議とそんな感じはしなかったな。言葉のコミュニケーションっていうよりも、魂のコミュニケーション。なんか伝わってくるものがあるんだよ。一途な感情みたいなものが…。 
 
こういう雰囲気の男って好きだね。だって嘘がないもん。特に長い時間を一緒に過ごしたわけでもないんだけど、そんな確信が芽生えたインタビューだった。いや、そもそもインタビューって感じがしなかったけどね(笑)。 
 
OUTLAWが奏でるストレートなROCK。ハートにビシビシ来てるで!でも、応援したいバンドがどんどん増えちゃってちと困ってる(笑)。まあ嬉しい悲鳴なんだけどさ。あとはやっぱりライブだよ。ライブ見なきゃ始まらん。たぶん、近いうちに必ずや富山でやってくれるやろ。いや、やるに決まってる。だって、そういう筋書きになってるんだから(笑)。 
 
山口、ほんと楽しかったよ。ありがと。また近いうちに会おう。 



2004年05月23日(日) 驚愕のエイチ

何が凄いってエイチのパフォーマンスがさ。今日のインストアイベントでまたまたそれを見せつけられたよ。まるで伝染するようにエイチにはまっていく人々。一体やつらは何者なんだ(笑)。 
 
やっぱりバンドってこうじゃなきゃおもしろくない。わくわくすることってこういうことを言うんだよ。つまらない理屈なんかいらないね。そんなことを超越してる予測不能なバンド、それがエイチだ。何がいいって理由は説明できない。人を好きになるのに理由がないのと同じだ。だから体感するしかない。でもそれが音楽の本質じゃないのかなあ。最近は、とかく評論家が多すぎるからね(笑)。 
 
つうわけで、エイチと過ごした怒涛の3日間はこうして過ぎ去っていった。おかげさまでかなり睡眠不足になりました…。 
 
明日は、またまた午前中からインタビュー。体調を整えなきゃ。 
 



2004年05月22日(土) エイチ

トライセラトップスマネージャー大森洋との深夜トークが今朝の目覚めに影響を及ぼした(笑)。8時半に一旦目覚めるも、完全な二度寝モードに突入。結局、カラダを起こしたのは、昼の12時を少々過ぎた頃。軽く昼食をとり、午後から「ON!TV」の仕上げ作業にかかる。カラダに切れはなかったなあ…(笑)。

夜8時半、イベンターKと共に高岡へ向かう。ロックバンド「エイチ」のライブがあるからだ。過去に一度だけ見たことがあるんだけど、いまだにあのインパクトは忘れられない。それほどやつらのライブパフォーマンスは衝撃的だ。もはや説明のしようがない…。こりゃ、ハマルやつらもいるだろうよ。バンドってやっぱりこうでなきゃ。他では絶対に在りえない唯一無二の存在感。まさに「エイチ」はそんなバンドだ。ええで。

昨日に続いて、今日も大森と飯を食う。それにしてもよく喋ることがあるよねえ、お互いに(笑)。店の閉店時間午前2時まで沈黙はほとんどナシ。まあこれが一緒に何かを創っていく信頼感なんだろうな。

明日は午後2時から「エイチ」のインストアイベント。フクロヤ・グリーンモール店に参上しまっせ!



2004年05月21日(金) 予定がいっぱい

朝8時に起きて、さっそく名刺の裁断作業に取りかかる。今週は予定が立て込んでて、あれよあれよという間に今日になってしまった。家内製手工業的な100枚の手切り名刺。まるで機械でカットしたような最断面が自慢なんだけど…(笑)。こういうのは何よりも自己満足が大事だからね。 
 
10−FEETのインタビューは正午からだから、一見ゆとりがあるように見えるけど、これが案外そうでもなかったりする。あいかわらずセッティングには手間取ってるね。やればやるほど次なる課題が湧き出てくる。色合い、音、照明等々。まあこれが現場というものなんだろうけど…。 
 
10−FEETのインタビューは去年に続いて2回目。昨日のライブの余韻が残ってるせいか、終始リラックスムード。世間話の中にほんの少しだけ本音が見え隠れするさりげなさ。これが実にいい感じなんだよ(笑)。この雰囲気、すごく好きだなあ。変な気負いもなく、かといってテンションが低いわけでもない。つまり自然体というわけだ。これも彼らの人柄が成せる技。素晴らしき10−FEETよ。 
 
ただただ会話してるインタビューのようなもの(?)をどうぞお楽しみに。放送日は7/21っす。指折り数えて待っとってね。 
 
10−FEETに続いて迎え撃つのはエイチ。上市町出身のムライジョウ(Vo)率いるロックバンドだ。ムライとは、何回か会ったことがあるけど、他のメンバーとはほぼ初対面かもしれないね。だから…というわけでもないが、一人づつのインタビューを敢行。PVがないから番組では流せないけど、何らかの方法で公開したいね。だっておもしろいんだもん(笑)。やばい発言もいっぱいあるけどね。 
 
明日、もみの木ハウスで行われるライブ、見に行ってやるわい(笑)。 
 
一日に2本のインタビューでさすがにヘロヘロだ。でも、夕方までにどうしても提出しなきゃなんないものがあるから、間髪入れずに編集作業に突入。疲れてるせいか、なかなか進まんねえ。なんてのん気なことを言ってる場合じゃないんだけど(笑)。遅れてた素材も無事到着し、なんとか滑り込みセーフ。 
 
夜は、ロックバンドTのマネージャーO氏と会食。いつもそうなんだけど、濃〜いはなしのオンパレード(笑)。夜10時から午前3時までビッチリ5時間連続トーク。でも不思議と疲れない。アイデアなんてこんなところから生まれるんだよ。 



2004年05月20日(木) 10−FEET

雨の日は、あまり遠出はしたくない。果たして隣町の高岡が遠出にあたるかどうかは個人的な感覚に委ねることになるが…。困ったことに車中と外気との気温差がありすぎて、車のガラスが曇ってどうしようもない。やっぱ運転しづらいねえ。 
 
夕方、某局で打ち合せの後、急いで高岡へ向かった。行き先は高岡もみの木ハウス。もちろん10−FEETのライブを見るためにね。富山を出発した時点でもう開始予定時刻は過ぎてた(笑)。やばーっと思いながらもこればかりはどうしようもない。打ち合せが長引いちゃったからね。 
 
思えば、前回のライブの時はまだメンバーと面識がなかったんだよなあ(笑)。だから、彼らのライブを体感するのは初めてだ。熱気ムンムンっていうのは、こういう空間のことを指す言葉だとあらためて思ったね。まさにライブバンドの真髄を地で行くライブ。あいつら、輝いてたわ。有り余るパワー好き勝手に振りまいていったよ(笑)。10−FEETらしいけどね。 
 
明日はあいつらとのインタビュー。こんなライブを見せ付けられたら、もうお腹いっぱいで聞くことなんかありゃしねえ(笑)。うそうそ。その場になればいろいろ閃くと思うから心配は無用じゃよ。 



2004年05月19日(水) 駆け込み寺

う〜ん、今週はかなりピンチ。打ち合せや電話やらでどんどん時間が埋められてゆく。一体、どうなっとるんだ。そんなときに限って、発送の遅れが発覚したりして…。そりゃ言葉も荒くなるっちゅうの。久々に電話の声がばかでかくなったな。でも、仕方ねえだろ。約束の期日から2日も遅れりゃよ〜。なっ、つ●ま!

どちらかというと、平行作業は苦手だ。ひとつのことを深く掘り下げたいタイプなんだろう。誰がって…俺がだよ(笑)。でもそんなこと、この環境が許さない(笑)。だからイライラしてるのかな。ひょんなことでまたまた負の感情が爆発寸前までヒートアップ。おいおい、これだから参っちゃうんだよ。もうちょっとやり方があるやろう。あんまり失望させるなよ。つっても通じないわな(笑)。

やっぱ人間関係って難しいわ。周りを見渡せば、そんなんばっかよ(笑)。ひとつ解決してふたつ増えるって感じ。入ってくるメールもどういうわけか愚痴メールが大多数だ。俺は駆け込み寺か(笑)。それはそれでおもしろいからいいんだけど…。でも、みんな悩んどるねえ。ほぼ人間関係だわな。総じて感情を抑圧してるね。あかんよ、抑圧しちゃ。吐き出しゃいいんだよ、吐き出しゃ。って他人には簡単に言えるんだけど、自分のことになると…ははは(笑)。



2004年05月18日(火) 新規開拓

ゆとりがない一日ってこういうことを言うんだろう。午前中に予定していた件が先方の都合で順延。早目に昼食をとり、正午前に事務所へ出向く。午後からは予定が目白押しだ。ちょっとした隙間を利用し、編集にとりかかる。テンションを強制的に上げるには、意識を置き去りにしてでもアクションを起こすことが大切だ。

午後2時、いつもお世話になってる某テレビ局へ。どうやらお隣の局に某大物アーティストが来ているらしい。外が騒々しくなってくる。やっぱ人気があるなあ。Gで始まる3文字のグループ(笑)。ミーティングのスタートは30分遅れ。約束の時間に遅れた輩がいたからだ(笑)。まあ、それなりの話し合いができたんでないかな。まだまだ机上のプランだから実感が湧いてこない。この段階では仕方がないねえ。

午後4時半、事務所へ戻る。クロスランドの山ちゃん登場。本当なら、俺が某新聞社へ出向く予定だったのだが、ミーティングが延びてあえなくお流れ。その報告と次なるイベントの打ち合せ。

午後7時半。富山駅前に新しく出来たアジアン料理の店「sawasdee cafe」へ。ビルの地下一階なんだけど、かなりいい雰囲気のお店。あれ〜、ここって以前何があったっけって考えてもなぜか思い出せない。案内されたテーブルは、旅行のパンフレットに出てくるようなアジアンテイストなお洒落な個室。たぶん、俺にはあんまり似合わないと思うけど(笑)、女性やカップルにはいい感じじゃないかな。ついついゆっくりしたくなる。ここ、人気が出るんじゃないの…。

場所?club MAIROが入ってるビルのB1っすよ。ちょっとだけ宣伝しときます。↓
http://www.sawasdeecafe.com/



2004年05月17日(月) ヤフオクで…

やっぱ眠いわ(笑)。そりゃ午前5時に帰ってこんな日記を書いてりゃすぐに6時になっちゃうよ。で、11時に起床。単に睡眠時間というよりも、何時に眠ったかということが大事だね。朝眠るとやっぱ堪えるわ。でも今週はなんだかんだで予定が入ってるから、週の前半でモチベーションを上げておかないと地獄を見ることになっちまう(笑)。 
 
久々にヤフオクに登録。どうしても欲しいモノがあってね。ひょんな閃きからそいつがアタマから離れなくなってる。俺の場合、ある目標が設定されると何がなんでもそいつをゲットしにいく傾向があるんだよ。昔からそう。でも、それが設定されないとけっこう優柔不断なところもあったりする。ある意味、両極端なのかも…。ということは、生きていく上で目標を失うということはかなりやばい状態。実際、前の会社を辞めた直後なんか、それに近かったからね。今思えば、ありゃ完全に抜け殻だな(笑)。 
 
とりあえず、そいつをゲットしたら公表するよ(笑)。ヒントは、新製品じゃほぼ手に入らない電化製品…。 



2004年05月16日(日) 同じ感性

今日はなんとなく休日モード。体を起こそうにも気持ちがついていかんかった(笑)。まあ、たまにはいいんでないかな。それでも名刺のデザインをするためにパソコンに向かう。こんな日はどこか気持ちが緩んでるせいか、頭の回転も鈍いようだ。これといった文句が思い浮かばない。かれこれ2時間かかってようやく完成って感じだね。

夜9時過ぎから事務所へ向かう。ちょっとした相談事。人の気持ちを推し量るのは、やっぱり難しい。あれこれ考えるんだけど、結局のところは出たとこ勝負だね。頭で考えたって結論なんか出せないもんね。それでも考えてしまうのが「悩む」という行為なんだろうけど…(笑)。

その後、昨日に続いて知人宅へ。どうしても気持ちの整理をつけておかなきゃならないことがあったんだよ。要点はたった二つ。到着するなり一気に吐き出した。ところが俺と同じ思考を持った人間がもう一人いたのには驚いた(笑)。同じモノを見て同じように感じた感性。これもある種のシンクロニシティなんだろうか。う〜ん、人間の心って摩訶不思議だ。

てなわけで午前5時の帰宅となりました(笑)。



2004年05月15日(土) 自分らしく…

どうにも伝わってくるものが感じられない。つまりリアリティがないのだ。なぜ、そんな風に感じてしまうのか。五感を総動員して、その原因を探ってみる。すると、一つの結論にたどり着いた。それは「裏づけ」だ。湧き上がってる感情かも知れないし、自分なりの経験かも知れない。どちらにしても自分自身の「裏づけ」がそこに存在しなければ、説得力などあるはずがない。 
 
他人の会話を漠然と聞いててそんな感情を抱いてしまった。きっと俺が求めてるのは「似非」なるものじゃないってことだ。つまり「本物」ってことだよ。主語は常に自分でなけりゃ意味がない。そして自分がどう感じてるかってこと。例えそれがモラルに反してることでも、その感情を抑圧することはずっと前にやめた。だってそこに在るものこそがきっと自分自身なんだから…。 
 
「自分らしく…」。すべてはそこから始まるんだよ。 



2004年05月14日(金) デコーダー

WOWOWのデコーダーが届いた。今まで使っていたデコーダーの故障が最近発覚したためだ。カスタマーセンターに電話したらキャンペーン中のため無償交換してくれるという。ラッキー。使用中のデコーダーは92年製だからもう12年も前の製品。そろそろガタがきてもおかしくはないわな。でも、こういうAV機器って配線が結構面倒なんだよね。壁際の狭いスペースを行き来しながら、懸命にアタマを働かせる。ああ、やっぱり面倒臭い。 
 
これをきっかけにBSデジタルチューナーに買い替えたいところだが、イマイチ踏ん切りがつかない。だってチューナー単体だと安くて6万円台だもん。内臓テレビも値が下がってきたとは言うものの、まだ10数万円はする。そういう観点からいろいろ考えを巡らせるとあれもこれもってことになってしまうから始末が悪い。今、一番欲しい家電商品はやっぱハードディスク内臓のDVDレコーダーだろうね。 
 
若かりし頃はこういう製品がけっこう好きで、発売後、割と早い時期に購入してたもんなんだけど、最近はなかなか手が出ないねえ(笑)。決断力が鈍ったんだろうか。 
 
 
そんなんで、午後から事務所へ出向く。午後イチからお客さん…。それを皮切りに今日も来客3名ってとこ。ありがたいことに、ここ最近はいろんな人が来てくれるから退屈はしないね。一人で黙々と仕事に励むのも悪くはないけど、やっぱ俺にはこちらの方が合ってるな。とにかく喋ってなんぼよ(笑)。 
 



2004年05月13日(木) 俺のジンセイ

人の真意を汲み取ることって本当に難しい。本音を言おうにも、それがわかってないとなかなか懐には踏み込めない。自分との関係だけなら「当たって砕けろ」もいいだろうけど、人が仲介しているとそうもいかないのがまた人間関係というものだろう。こんなときはもうぐったりだ。悶々とした精神状態に陥ってしまう。

ある人によかれと思ってしたことが、まったく逆の結果を招いてしまう。ひどいときには、恩をあだで返される始末(笑)。まあ、感謝してくれとは言わないけど、少なくとも恨まれるようなことはしてないはずなんだけどなあ。でも、そんなことが起こってしまうのもまた人間関係。あ〜あ、疲れるわい。

人の距離感って些細なことであっという間に遠ざかってしまう。原因がわかっているときはどうってことないけど、身に覚えがないときなんて最悪だ。急によそよそしい態度が目の前に現れたりするんだから…。おいおい、それって何なんだ。結局、それだけの関係だったってことか。ははは。これもまた俺のジンセイだ。



2004年05月12日(水) 燃料切れ

朝7時25分、車のエンジンをかける。ちょっと野暮用があって高岡へ向かうためにね。いつも通る道は国道8号線。何もなければ40分程度で到着する工程も、さすがにこの時間帯になるとそうもいかない。ゆとりをもって到着予定時刻より1時間10分前に家を出た。でも…甘かった。新湊から高岡へ入る橋の手前で大渋滞。この渋滞を抜けるのに少なくとも20分以上時間をロスしてしまった。目的地に着いたのはギリギリのタイミング。ははは。こんなのは経験してみなけりゃわかんないもんな。いい教訓になったよ(笑)。

昼12時半。BREATHのプロモーションにちょっとだけ同行。今回は事情があってインタビューを撮らないから、あいさつみたいなもんだけど。なんとなく洗練された感じがしたのは俺だけかな(笑)。落ち合った場所は某ラテ局。タイミングよくアナウンス試験の真っ只中だった(笑)。真新しいスーツをビシッと決めたうら若き女性たちがいるわいるわ。こういう光景はいつみても新鮮な気持ちになる。初々しかったなあ…。

午後3時半。アナウンサーのI嬢が事務所へ来る。結果、3時間ほど雑談。彼女との付き合いも10年以上になるから積もる話もありますわい(笑)。

たぶん午後7時頃。クロスランドの山室さんがちょいと時間ができたといって、ふらりと事務所へやってきた。仕事っていやあ仕事の話だし、雑談っていわれりゃその通りだわな(笑)。まあええか。

その後、ようやく編集に突入。モチベーションは上がんねえ(笑)。完全な燃料切れっす。



2004年05月11日(火) CANCION

昼飯は午後1時から。某イベンターのN氏といつもの中華料理店で待ち合わせ。彼は激辛麻婆豆腐定食で俺は野菜炒め定食。話題の中心はやはりあの映画の話。お互いに感動が冷めやらない。彼は俺があまりに絶賛するからそれに釣られて観にいったらしい。掲示板に書いたちょっと困った状態に陥ったカップルとは、実は彼らのことなのだ(笑)。まあ、そういうこともあるってことよ。 
 
夜8時。この4月にデビューしたばかりの青春オルタナ・フォークユニットCANCIONのキャンペーン。古谷智志(Vo&G)と繁本穣(cho&G)から成るユニットだ。初対面だからゆとりをもってインタビューに臨みたかったんだけど、こういうときに限って機材のセッティングがなかなか決まらない。てなうちにメンバーが到着してしまう始末。こうなったら腹をくくってやるしかないんだよねえ。 
 
当初、ちょっぴり緊張してた感のある彼らも、打ち合せみたい(?)な世間話をするうちに次第にほぐれてきた。スラスラと言葉が出てこない場面も初々しさの範疇よ(笑)。それにしてもまだ23歳かよ。すべてはこれからだな。ひたむきさがビシバシ伝わってきてなんかさわやかな気分になったよ。 
 
クライマックスはその後の食事会。ここでは言えない話題が次から次へと出てきて、爆笑の連続。もうちょっと早くその話題に触れてほしかったな。もちろん、インタビューではカットになるだろうけど(笑)。そのリアリティこそが君らの生命線なんだからね。次回もまた待ってるよ。 
 
サトシ、ミノル、サンキュー。 



2004年05月10日(月) 憶測

昨日の日記がいろんな憶測を呼んでるみたいで…(笑)。別にそんな深い意味はないんだけどね。ただ、固有名詞を書くわけにもいかんでしょ。俺たちって、ある意味夢を売る仕事だと思うんだ。だからこそ、純粋に感動できる感性って不可欠じゃない。うがった見方をすれば、すべてが冷めてくるのは当たり前。スピルバーグがあんな素晴らしい映画を創り続けられる理由…。ディズニーランドがいつまでも楽しい遊園地であり続けられる理由…。まあ、そんなことを考えれば自ずと答えはでてくると思うけどなあ。

とかく「通」と呼ばれる人たちは、自分の感性を過信しすぎて、押し付けることが多いよね。「おまえは○○がわかってない」とかね(笑)。でも、そんなこと関係ないんじゃない。だって、音楽や映画って数学的なものじゃないんだしさ。自分にとっていいものであれば、誰もそれを否定することなんてできないんだよ。例え、世界中の人たちが否定したって、自分がよけりゃそれでいいんだもん。

つまりさ、否定から入っちゃ何も生まれないってこと。誤解しないでくれよ。決して好き嫌いのことじゃないよ。肯定か否定かっていう視点。物事にはすべて理由があると思うんだ。少なくとも俺はそこからスタートしてる。特に仕事として関わってるときってそういう感性が大切だと思うね。じゃなきゃ、アマチュアレベルのマスターベーションじゃん。家に帰ってマイベストテープでも作ってりゃいいんだよ。もっといろいろ言いたいことはあるんだけど、それはまた次の機会に…。

明日はCANCIONのインタビューだ。がんばってみようか(笑)。



2004年05月09日(日) 残酷な現実

さまざまな意見をさまざまな意見として許容できれば、きっともう少しだけ気楽に生きられると思う。でもあいにく俺の「感情」ときたらそんな風にはできていないらしい…。理解不能な解釈に直面したとき、どうにもそれが制御できなくなる。暴れだすと言ってもいいぐらいだ。そしてそれを抑圧するもうひとりの自分。これじゃあ、疲れるわな。だけど、それが自分自身でもあるんだ。もう長い付き合いだよ(笑)。

年齢を重ねていくと、知識とか経験が「直感」を覆い隠してしまう。あたかもそれが正解であるかのように…。でもどこかに違和感があることを感情は知っている。その鎧を一枚づつ脱ぎ捨てたら、もっともっと純粋な自分が出現してくるはずさ。理屈の中に真実は存在しない。そっと胸に手をあてて心の動きをじっと観察していると、不思議とその正体が見えてくる。そう、感情がすべてを教えてくれるんだ。自分が何を欲しているのかをね。

何かを表現するってことは、きっとそういうことを言うんじゃないのかな。心の底から湧き上がってくる強烈なエネルギー。それはある種の自画自賛的な陶酔かも知れない。でもそいつがなかったら何も伝わらないだろう。自分自身に感動がなかったら表現なんてできないだろう。だから…、感動がないあなたには、こだわりがないあなたには、本質が見えないあなたには、その場所に居て欲しくないんだよ。もう勘弁してくれ。あなたがそこにいることは、苦しいぐらに残酷な現実。



2004年05月08日(土) 今日はこんな日

いろんなことがありつつも、今日も一日が暮れていった。

午後からちょっとしたミーティングがあって、その後は来週放送分の番組の詰め。音のバランスを調整して局にテープを持ち込むのだ。おっとその前に事務所の近くの映画館に寄る。「世界の中心で、愛をさけぶ」のパンフレットを買うために…(笑)。今日もぼーっとテレビを見ていたら、またまた予告編と遭遇。関連の番組に当たったのはもうこれで4回目。偶然もここまで来ると末恐ろしい。まるで何かに導かれているようだ。そうそう、「指先の花」は昨日読破した。映画派にとっては、こちらの方がいいかもね。

帰りにホームセンターに立ち寄って今後必要と思われる部品をチェック。電灯関係のやつね。ようやく探し当てたと思ったら時すでに遅し。お店の閉店時間だった(笑)。そりゃ、蛍の光も流れるわけだ。でも、なんとか見通しがついたからヨシとしておこう。

夜8時から、虎隊のみんなと今後の展開を協議。雑談もいっぱいしたけど、少しずつ確実に進んでるよ。この少しずつが大切だから…。11時半頃解散。帰りに隊長のハラボウ(見かけは30歳ぐらいだけど実年齢は23歳)とラーメンを食べ軽く談笑。で、ようやく帰宅して今これを書いてるってわけだ(笑)。



2004年05月07日(金) 散漫日

暑かったり、寒かったり…、こんな気候が続くからなかなか体調が戻らない。明らかな回復基調だけど、完全復調ともいえない中途半端な状態。変わったことといえば、とうとう額の皮がむけてきちゃったよ。5/2のイベントで焼けたから、およそ5日後っちゅうわけやね。まだ5月だというのに…(笑)。

今日はなんだか集中力が散漫な一日だった。どうも気分がのりきれない。締め切りがあるからどうにかやってるって感じ。週一のレギュラー番組ってほっとする瞬間がないから、一旦途切れたテンションをもう一回上げるのにどうしても時間がかかってしまう。番組を完成させた後のテンションダウンは仕方ないからね。それに、ときどき気持ちをゆるめてやんないと、精神的に参っちゃう。

今日は電話の当たり日。午後あたりからよくかかってきたなあ。まあ、ありがたいことだけどさ。困るのは、会社の番号が着信に残っているとき。誰だかわかんないよ〜(笑)。それでも一応、折り返したりするんだけどね。

そういえば、紫苑のアスタと電話で話したよ。前回のカモに続いてね。あいつら、しょっちゅうレコード会社に来てるよなあ。コピー取りでもしとるんかい(笑)。



2004年05月06日(木) 余韻

はっきり言って、まだ余韻を引きずってる。だから…、買ってしまった。何をって、 
『指先の花〜映画「世界の中心で、愛をさけぶ」律子の物語』。こちらは、原作の小説よりも映画のシナリオに近い小説。行定監督によれば、映画から派生した律子の物語とある。こりゃ、はまっちゃったかな(笑)。アキを演じた長澤まさみのインタビューを偶然にも2本チェック。FMとやまとBBTのやつ。まあ、タイミングが合うっていうのは、こういうことを言うんだろうね(笑)。 
 
午後からキャンペーンに同行しFMとやまへ。wfaceがプロデュースするtomomiってアーティストだ。昨日の「KAMINARI NITE」でも歌ってたんだけど、初々しいったらありゃしない。これが若さなのかもね(笑)。 
 
その後、新しいプロジェクトのミーティンングのためにチューリップテレビへ。なぜかスーツを着てる俺(笑)。まあ、そういうミーティングなんだよ。なんかうまく転がりそうな雰囲気になってきた。やっぱり、人の縁が運んで来るんだね。 
 
夕方、とある会社からちょっとブルーな電話が入る。う〜ん、さすがに裏切られた感じだな。まあ、起こったことは仕方がなんだけど、問題はその後の処理なんだよ。これによってその人間の信用が決定してしまうと言っても過言じゃない。だから、その重さを実感して欲しいんだ。こんなことをしてると一挙に二つの信用を失ってしまうよ。先方への信用と俺に対する信用を…ね。一度失ってしまったものは、簡単には取り戻せないんだぜ。わかってるかい? 



2004年05月05日(水) 号泣する準備はできていなかった

ここ最近観た映画の中で、ここまで涙した作品はなかった。「世界の中心で、愛をさけぶ」。公開より一足はやく観させてもらった。原作は170万部を超えるベストセラー小説。残念ながら俺はまだ読んでいない。いや、ちょっと待って。ひょっとしたらラッキーだったのかも…。何の予備知識もなければ過剰な期待感もない。ある意味、無防備な状態で作品を観てるわけだから、それだけ感情移入しやすいってこともあり得る(笑)。まあ原作が先か、映画が先か、これは人それぞれだと思うから一概には言えないけどね。 
 
この作品は、とにかく余韻が長い。俺がいまだに引っ張ってるのが何よりの証拠だ(笑)。おそらく年代によってその受け止め方も随分違うと思う。純愛的なラブストーリーへの評価も当然あると思うけど、俺の場合、忘れかけてた過去の記憶が完全にオーバーラップしてしまった。あの頃の思い出が、郷愁を伴っていつのまにか主人公と重なり合ってしまう。高校時代の恋ってまさにあんなだったなあ…なんてね(笑)。胸を締め付けられるような感情がまるで昨日のことのように甦ってきたね。 
 
そしてキャスティングの妙。特にアキを演じる長澤まさみには脱帽。最高に輝いてた。参ったな、こりゃ。初々しくてリアル。こんな娘が同級生にいたら、絶対に惚れてるで(笑)。 
 
あとは作品の中に散りばめられた小物たちの存在。ウオークマンやカセットテープ、そしてラジオの深夜放送…。こいつらは一瞬にして時代をトリップさせてしまう玉手箱だね。そう、あの頃のラジオ体験が今の自分の原点なんだとあらためて思い知らされたよ。やっぱり、こういう原体験って宝だね。その後の人生に決定的な影響を及ぼすことさえあるから。そういう意味では、時として過去を振り返ってみることも必要なことかもしれないね。封印してしまった純粋な思いを再発見するために…。 
 
てなわけで、冒頭でも書いたけど、やばいぐらいに泣ける作品です。ちなみに俺は、涙が首まで伝わってきたよ(笑)。文句なしに☆☆☆☆☆。 
 
原作も読んでみよっと。でも映画から観ちゃった俺は、こっちの方を先に読みたい衝動に駆られてる(笑)。 
 
『指先の花』〜映画「世界の中心で、愛をさけぶ」律子の物語〜 
(益子昌一/著 小学館文庫)  



2004年05月04日(火) 土方歳三

NHKで新撰組・土方歳三の番組をやっていた。彼の名前を聞くたびに胸が熱くなる。中学の頃、新撰組にはまっててね。特に土方が大好きだった。21歳のとき、北海道まで一人旅して「土方歳三・最後の地」に行ったぐらいだから(笑)。「剣に生きて剣に死す」という男の美学。今、自分の歩んで来た道を少しだけ振り返ってみると、少なからずその影響を受けてきたような気がするね。 
 
不器用なほどの一途な思い。それが今の自分の立ち位置にダブって見える。まあ、あそこまではかっこよくないけどさ(笑)。土方にとっての「武士」という存在。それが俺にとっては何なのか。おぼろげながら見えてきたような気がするよ。あとは最期まで突っ走るだけだな。 
 
今日はなんかゆる〜い一日だった。こんな日は、完全休養日にすればいいんだろうけど、なかなかそんな気分にもなれない。午後から事務所へ行って、ちょっとだけ編集を手がける。このちょっとだけっていうのが案外大事なんだよ。全く手を付けずにいると、その壁を超えるのがかなり大変になっちゃうから…(笑)。 



2004年05月03日(月) ヤングミュージックショー

額のあたりがどうにも痒い…。と思って鏡を覗いたら、真っ赤に日焼けしてた。昨日のイベントのせいだよ、きっと(笑)。いい天気だったからねえ。でも、かなり目立つ。ははは。ちょっとアンバランスだ。次の収録までにはちょっと時間があるから、その頃にはひいてると思うけどさ。

そうそう、掲示板にも書いたけど、昨日の深夜のNHK、見た?27年前に放映された「ヤングミュージックショー」が再放送されてたね。ハードロックバンド、KISSの初来日公演の模様。当時、まだ俺は中学生でさ、その衝撃度たるやメガトン級だった。映画でも何でもそうだけど、こういう映像っていざ見直してしまうと案外感動が薄れちゃうことが多いんだけど、この番組に関してはまったくそんなことはなかったな。当時の感動がそのままよみがえってきたよ。27年も経つのにさあ(笑)。

やっぱ音楽のときめきってこうじゃなきゃね。全然、色あせてないもん。デトロイトロックシティのフレーズを必死でコピーしてたのがまるで昨日のことのように思い出されるよ。あのイントロ、そしてあのギターソロ。ほんと、かっこよすぎるわい。ギターの弦の上をピックを滑らせるとすぐに磨り減っちゃうから、当時の俺は金属製のピックを使ってたんだよ。ナンセンスだとは思うけどさ(笑)。

あとは、ブラックダイヤモンド。ライブバージョンをみんなコピーしてたよなあ。ポール・スタンレーが爪弾くあのイントロ…。何度聴いてもしびれるねえ。何回も言うようだけど、このときめきだよ。これを伝えなきゃ…。この「熱」をさ。やっぱ伝える側がこれを持ってなきゃダメだよね。魂のバイブレーションを…(笑)。

興味深かったのは、タイムコードをはじめて導入した番組であり、ミックスは海外の一流エンジニアが手がけた番組だってこと。つまり、今のライブ映像の先駆的な番組だったんだよ。すべてはここから始まったんだね。なんか、運命的なものを感じるのは俺だけじゃないだろうね。



2004年05月02日(日) 水ロケット競技会

大いなる勘違い!なんと、朝起きる時間を間違えてた。9時45分にき●ちアナをピックアップするはずが、アラームをセットしてたのがその時間だった(笑)。速攻で準備して車のハンドルを握ったのが9時52分。いやあ、焦ったねえ。完全に1時間ズレてたな。クロスランドおやべには予定通り到着したから問題はなかったんだけど…。 
 
昨日も予告したように、クロスランドおやべで水ロケット競技会があったんだ。そのMCをブッキングした責任上、やっぱ現場には行かないとね。水ロケットっていうのは、加工した市販の空きペットボトルに水を入れ空気の圧縮パワーを利用して飛ばそうというもの。はじめて現物を見たんだけど、これがなかなかのもの。そりゃ、子供たちも喜ぶよ。学校の授業でこんなのがあったら最高だろうね。まさに科学と図工の融合だもん。 
 
競技会の間は特にやることもないから、しばし芝生の上に寝転んでた。青空がスカーッと抜けててめっちゃ気持ちよかったな。いつ以来だろう。こんな風に空を見上げるのは…。ストレスが解消されていくのがわかったよ。やっぱいいね、自然と戯れるのは。のんびりってこういうことを言うんだろうね。 
 
終了後、館長のIさんとしばし歓談。館長室で見せられた若き日の館長と女優AKさんとの共演写真には驚きましたわ(笑)。当時22歳のAKさんも可愛かったけど、館長の笑顔に思わず吸い寄せられちゃいましたよ(笑)。いやあ、面白すぎます館長!またお話、聞かせてくださいね。



2004年05月01日(土) 希望…

周りの人たちの「病院に行った方がいいよ」という忠告も、気がついたら連休の真っ只中。その風邪も噂どおりのしつこさで俺のカラダに居座ってる。ついに咳に来ちまった。気管支系がちと弱い俺にとっては、かなり不味いパターン。長引くんだよねえ、このケースは…(笑)。

不思議と休みに入るといろんな機器のトラブルに見舞われることが多い。今日もそのせいで番組の素材搬入が大幅に遅れちまった。原因がわからないまま、およそ1時間半のロス。こういうのってめちゃめちゃストレスが溜まるんだよ。昔はさ、つい機材に八つ当たりして壊しちゃったこともあったりして…。まあ、イライラしても始まらないんだけどね。その辺りの気分転換が正直あんまりうまくない。まっ、少しはできるようになったけどさ(笑)。

朝、ぼんやりとテレビを見ていたら、作家の村上龍が出てた。この人の本って一冊だけ読んだことがあるんだよ。「希望の国のエクソダス」。それ以来、わりと好きになった作家だね。つっても1冊だけじゃ大きな事も言えんけど(笑)。視点というか、考え方に共感できることが多いんだ。最新刊の「13歳のハローワーク」、売れているらしいね。やっぱり、そういうことなんだろうね。

希望という響きが妙に新鮮な朝だった。


明日はクロスランドおやべに参上します!


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