二度目の恋。
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2005年11月29日(火) 旅行。

旅行から帰ってきました。

仕事まじりの遊び旅行で東北の小さな町や大きな町をうろうろと。こまちとかはやてとか聞き慣れない名前の新幹線が走ってました(基本ひかりとこだまとのぞみの世界で暮らしてます)。乗ったのはつばさ。仕事関係のひとが遊びまじりで集まるような会合の旅行だったので、ときには気を遣いつつも、基本はのんびり楽しく。仕事と言っても今は基本はあまりやってないジャンルの仕事なので、気楽なもんです。「最近やってなくてー」と笑ってても許されるというか、「まあ他のジャンル行っちゃってますしね」で誤魔化せるもんで。でもプロの集まりなんで刺激だけは十二分に受けてきました。あーがんばらないとなーと思う。年下も年上もがんばってる。プロとプロ志望の集まりで。


同行者の半分くらいは、気が付けば知り合ってからそれなり長い方々で。別に友達ではないけれど(基本が仕事つながりというかジャンルつながりなわけで)、特に女性メンバーとは、同じ部屋に泊まり同じ風呂に入る経験をかなり重ねてきてるわけです。全体では三十人以上いて、でも女性が少ない集団なので同じ部屋になる面子は基本的に一緒。初めは気疲れもしたけれど、今ではすっかり慣れて、まったりのんびりできます。なんつーか、特にしばしば一緒になるひととはタイプが似てて、沈黙が嫌いじゃない者どうしなので二人部屋で一緒に寝泊まりすることになっても沈黙が長く会話は少なく、それでも気まずくはなく。まあでもあの会話の少なさは、沈黙が気まずいタイプのひとが見たら「よっぽど仲悪いんちゃうの?」と思うくらいだろうとあとから思った。静かなんだな、部屋のなかが。たぶん互いに「個人的に友達になる気はない」ラインで居心地よく過ごしてるだけなんだと思うんだけど。好きだし尊敬してるけど友達になる相手ではないと思うんですよねえ。年齢も違うし。たぶん女性の(血縁のない)知りあいで同部屋で旅行した数の多いひとベストスリーに入る相手なんだけど。個人的にかなり好きなおねーさんなんだけど。でも今以上の仲になる未来も別に考えたことないな。たぶんこの先も何度も一緒の部屋で旅行する機会がありそうだと思うんですが、きっと距離感は今と変わらないんだろう。それって実はかなり変なことなのかなと今少し思った。もしかしてすごく仲良くなった可能性とかもある環境なのかしら。ま、いいや。


この旅行で年内の遊びは終了。あとは年末年始モードに切り替わるころにコンサートが一度あるだけ。ひたすら仕事だ。もうそれしかないです。泣けるほどに締め切りがヤバイです……ごっつ辛い。でもがんばる。





2005年11月22日(火) Spirits!

今日はエイトDVD「Spirits!」の発売日(正確には明日発売なんだけど、たぶん入荷してるはずだ)。しゃかりきに仕事して今日のノルマをクリアして、夕方には買いにいくぞ。城ホールで自分が見た回の公演がノーカット収録なんですよね。楽しみ楽しみ。すばるさんがホントに楽しそうに歌ってた姿が思い出されます。


エイトDVDが出る頃にはだいぶ進んでいる予定だった仕事。感動的なくらい進んでません。12月は本気でヤバイです。これをクリアできたらまた一つ自分を褒めてあげたくなりそうです。


2005年11月21日(月) モルゲンレーテふたたび。

二年前の今頃、ある工場の見学に行きまして、「モルゲンレーテだ〜」と感動したことがあったんですが、再び仕事でそこに行ってきました。疲れた。

普段縁のない場所なもんで、力いっぱい緊張する。いちばん奥の区域に入るにはいろいろなチェックを経なきゃならない。んで、いったん入ったら出るのにもチェックがありまして、ゲートをクリアしないと一般社会に返してもらえない。そのゲートで帰り際に私、ひっかかってしまいまして。とにかく機械がOK出すまでは内部のひとであろうが素性がしっかりバレてようが絶対に外には出してもらえないわけで、最終的に服まで脱がされてようやく出られたという。服は没収。借り物の白衣だったから良かったんですが、私服だったとしても容赦なく没収だそうです。夏場でシャツ一枚だけだったら困りますねー、なんてオヤジ発言が場に飛び交っていたことを付け加えておきます(ただしそういう場所なんで実際には私服のままでは立ち入りできません)。

根っから文系の人間なんで、なかなか最先端技術の動く場所には近づかないわけですが、そこに行くといつも思うのは、人間の欲望は本当に限りがないなと。そして知恵にも限りがない。ここまでしてでもひとは快適さを求めるのかと考えたとき、哀しいとも思うけれど「すごい」と感動もする。ひとというのはすごい生きものです。よくも悪くもとんでもない生きものです。猛獣はもちろん怪獣でさえ飼い慣らそうとする。飼い慣らしているんですよ、実際に。刃向かわれたらおしまいだよなと判っていても、鎖の丈夫さを信じて飼い続け、利用し続ける。指輪物語の指輪みたいなもので。指輪を捨てるという決断もすごいけれど、指輪を使いこなせるはずだと人間の知恵を信じる方向に決断したひとたちというのもすごいと思うわけです。どちらが正しいのかは別にして。



種はね。やっぱり無印のときのほうがそういうテーマが大きく前に出てて好きでした。


人間ってすごいな。





2005年11月18日(金) TMさんが歌ってた。

年明けは舞台遠征だーとはりきって旅行計画を立てようとしたら、まだ新幹線も売り出していないことが判明。そりゃそうですな。二ヶ月近く先だもの。じわじわ楽しみにしようと思います。でもホントに嬉しかったんですよ、阿呆みたいですが(笑)。チケットがとれない悔しさというものを、本命でもピンポイントでは味わってるんですが(バースデーライブとかそういう特殊な場合に)、「でも他の公演で会えるから」と自分を納得させられるわけで、「次にいつ会えるのかまるで判らない。というか、会える気がしない」というのはキツイ。ナマ人間にはナマで会いたいです、やっぱり。

……本命さんが年に7,8回は必ず会える恵まれた相手だからそう思うのかも。そのくらいの周期で会えるのがナマ人間の標準だと思ってしまって。何年かに一度しかコンサートツアーをやらないひとのファンをずっとやり続けてるひとを尊敬します。本命さんにハマった頃、「こんなに次々コンサートツアーやられたら醒める暇もないー」とか叫んでましたしね。会えないナマ人間に愛を持ち続けることが難しい質かもしれません(まあしばしば会えてしまうひとの場合、何回参加しても飽きるどころかそのたび惚れ直すコンサートの質の高さが要求される訳なんですが)。アルフィーさんの前にハマってたTMネットワークさんはそれほどライブ数多くなかったんで、アルフィーさんに乗り換えたときには、春も夏も秋も冬も会えるなんてもうどうしようかしらと浮かれたものでした(笑)。



あ、TMで思い出した。昨日、レボレボの方のTMさんがテレビで歌ってらして、運命ソングを二曲聴けまして、嬉しかった。「ignited」を聞くと「種続編が始まるんだー」とドキドキしていた去年の秋をリアルに思い出します。緑服ディアッカさんの衝撃とか、5,6話の頃のヤキン組のかっこよさとか。ディアッカさんはラスト近くには専用機も出てくれて、それは嬉しかったんですが、インパクトがあるのは緑ザクで活躍してたときの方。コロニー落とし阻止が最大の見せ場だったんじゃないかと思います。その手柄をミリィに知らせたい。知っててほしい。伝わっててほしい。そういえば、あの辺りにディアミリ描写があるはずの運命小説、まだ読んでいないんですよね。ノベライズの方の文章はちょい癖が強くて、ノレるときとノレないときがあって、なかなか読むタイミングが来ないんです。読むときは最終巻まで一気読みかな。そうしたら、運命という物語が少しは判るのかもしれない。


ネットをうろうろしていると(種以外ジャンル含む)突然の閉鎖(本当は突然ではないのかも知れないけれど週一くらいでお邪魔しているサイトでは予告を見逃したりもする)や突然の復活に出くわすこともあって、そのたび、寂しくなったり嬉しくなったりします。このサイトは来週で二周年。休止のままで二周年というのもしょぼい話なんですが、来月にやってくるこの日記の契約期限切れで一度サイト整理しようと思っていた気持ちはディアミリオンリーの開催を知って揺らぎ、なんだかまだこのまましばらく居座りそうな気がします、すみません(汗)。



2005年11月17日(木) 無償でも。

「トリック」見終わりました。
山田上田コンビのからみが少なくてちょい残念でしたけど、おもしろかった。しかし三人組の二人目の死に方は相当えぐいと思うんですが、どうでしょう。


こないだ久々な外仕事の日があったのですが。外に行っていろんな人に会うと、びっくりすることがあったり、新たな自分を発見したりします。同じ仕事に来てる若い子に「この仕事だったらボランティアでもやりますよね」と笑顔で話しかけられ、「絶対やらない、仕事だから来てるんです」と思った自分は汚れちまってるのか、どうなのか。曖昧な笑いでごまかしたんですが、でもホントに無償ならやらない。無償でそれをやらせようという雇い主(この場合「雇い」ではないけど)の態度に疑問を感じるから。……というか、この年齢になると、キャリアは売り物で、自分の時間と存在を「売り物」にできるようになるために一生懸命みがきかけてきてるんで、「買おう」って言ってるひとがいることに喜びを感じるわけで、ボランティアの重要性とかすばらしさとかそういう話とは別枠のところで、「私は売れますか?買ってくれますか?私が自分に手を入れてきたこの部分に商品価値を認めてくれますか?」という基準の存在する仕事の契約場所に「良い仕事だからボランティアでもやります」感覚を持ち込まれても困ると思ったことでした。持ちだしでやってる仕事もあるけど、それはそれとして納得してる場所だからであって、どこが「納得」の場所になるかは人それぞれ違うし、うかつに仕事場で(雇い主もいる場で)そんなこと言われても困るぞ。……あと、ほら、業種によっても感覚違いますしね。本業の歌手のひとに無償で歌ってくれって頼むのと、本業は別で歌が上手いアマチュアに同じことを頼むのとは違うわけで、プロになっちゃったからには仕事関係者から頼まれて無償でやるわけにゃいかんのよ、ってとこはあるんじゃないかと(友達に頼まれて、とかだと話は別でしょうけど)。だからね。多種多様なプロの集まりで迂闊な発言は微妙な反応を呼ぶことになると思うのです……。





追記。

編集者さんと電話するたびに凹むのをなんとかしたい。何があったってわけじゃないんですが、凹む。どうしていいのか判らない。嫌なわけじゃなく苦手ってわけでもない。でもどうしていいか判らないんだな。上に書いた外仕事なんてのも、苦手で苦手でしょうがなかったのだけど、さすがに場数を踏んでくるともう慣れて平気でさらさらとできるようになった。しかし、編集者さんとのやりとりはそれよりもっと前からやってるのにいつまでたっても慣れないのはなぜー(たぶん直接会ってないからなのだな。直接会わなくても仕事できるから地方在住でもやっていけるんだろうけど、やっぱりひとの基本は会って喋ることじゃないかと。それでも会いに行かないのは自分自身なんだけど。コンサートなら軽く遠征するくせに。あかんやろ)(んなこと言ってないで一度会いに行けばいいのかなあ。もう何年前に会ったきりなんだか……)。



2005年11月16日(水) チケット

Jの某舞台。なんとかチケット確保……(涙)。
あまりの激戦っぷりに諦めかけてたんですが、一度は会えるみたいです。松竹座に続いてまた駄目だったら、もう「普通に好き」くらいのレベルにまでランクダウンさせて時々テレビでチェックするくらいの程度のファンになろう、こんなにチケットとれないジャンルのファンやってんのしんどいわと思ったんですが、とりあえず会えるんで、また遠征です。ああこの楽しみがあれば年末年始の嫁奉公にも耐えられるわーー!(笑)。

とりあえず今日も仕事がんばるぞー!



2005年11月15日(火) トリック地雷避けてます(笑)

それにしてもトリックのネタバレ地雷は多い(笑)。びくびくしながらネット回ってます。まだ初めの30分しか見てません。今週いっぱいはかかるな。寝る前にちびちびと見てるので。なんでちびちびしか見られないかというと、家人と一緒に見るからです。時間合わせてるとちびちびしか進まない。ひとりで見ていいんだったら楽なのに(でも一応推理ものなんで、互いにオチを知らない状態で見たいわけで、そうすると一緒に見るしかないのだった)。

野ブタの先週ぶんも見てないし、まるっと録画しておいたHEY!HEY!HEY!の嵐トークの関ジャニ話の部分(なんて部分的な)も探してチェックしたい。……でもパソコンのやりすぎで目が疲れてるときはあんまりテレビ見たくないのでした。うーん。


昨日、一昨日と頭痛でほとんど仕事が進まなかったのだけれど、今日は朝から調子がよくて、がんばれました。良かった良かった。



2005年11月14日(月)  

昨日のトリック、録画だけしてまだ見ていないので、ネタバレ拾わないように警戒中。たぶん三日くらいに分けてちびちび見ることになるでしょう。

ゲラ終わり。無事に送り出した瞬間、緊張が切れて頭痛でへたってしまいました。今もちょっと不調を引きずり中。でもまあたいしたことはない。肩こりがひどいだけ。









2005年11月12日(土)

ナマ人間にハマるようになったのはそれなりの年齢になってからで、ティーンの頃には二次元か、三次元でもせいぜい歴史上の人物がファン対象だったんで(それは三次元というんだろうか)、憧れの芸能人の彼女になりたい十代の子とかの気持ちは判らないわけですが。判らないけれどやっぱり好きな相手が熱愛系で週刊誌に載っちゃったりしたらショックなものかしら、と今週のフライデーのAJ君記事をちゃっかり立ち読みに行って思ったりしました。そういえば王子は私がファンになって以来その手の報道出たことないなあ。それもそれで寂しい気がするわ。

仕事のFaxを送ってもらってる途中でインクリボンが切れるという、ありそうでなさそうなミスをやってしまいました。結構青くなりました。買い置きしとかないといけないですね、ああいうものは。勉強になりました。




2005年11月11日(金) 仕事日記

ゲラ作業は恐怖との戦いなんですが(読み返して自作が面白くなかったらどうしようという恐怖)、今回は大丈夫だった。何回読んでも面白い(笑)。自作ってたいてい読み返すごとに面白かったり面白くなかったりするんですが、今回、何回めでも面白いんです。いやー、だいぶ脳天気になってきた。何かキレてるだけかもしれん。


んで、新作。当初の予定と違ってしんきくさい方向に流れてるなあ、なんでかなあと悩んでたんですが、BGMを変えてみて判った。脳天気なBGMを止めたのが問題だった模様。ゲラやるときに前の原稿用のBGMに戻したら、ヘヴィローテーションのときには気づかなかったのだけど、これがどうにも脳天気な歌ばっかりでして、ああこのノリで考えたから新作プロットは脳天気だったのかと。開き直って今回もテーマ曲は「いろは節」で行くことにしよう。でもこれあと一ヶ月半ヘヴィロテしたら、ほんっとに飽きるだろうな……。


明るく楽しい話が書きたい。からっとしたの。すかっとするの。「いろは節」つか、いっそのこと「好きやねん、大阪」みたいなの。


2005年11月10日(木) 夢のなか

夢の中で号泣して、朝目が覚めたら結構すっきりしてました。なんで泣いたかもはっきり覚えてるんだけど、正夢になれと祈りをこめて封印します。悔し泣きだったんだけど、楽しかった。好きなもののために泣いたんですよ。それは納得できる涙だった。


昨日は駄目モードになっていて、自分に愚痴を繰り返してたんですが、そのなかで思ったのが、「お籠もり」モードなときというのは、四六時中着古しのユニクロ来て化粧もせず、とにかくゴミ捨てにすらそのまま行けないような恰好でいるわけで、はっきりいってそりゃ荒むだろう女として、と。そういえば今までも、ホントにへろへろになってくるとジャンクなものでもいいから新しい指輪を買ってパソコンたたくのにずっとつけてたりしてた。身綺麗にすることも心をしゃっきりさせるには欠かせない要素で。なんか買いに行こう。普段着を新しく買うだけでも元気出ると思うんだよな。よし、そうしよう。仕事場の小物でもいいな。新しい湯飲みとか。よーし元気出てきた。



今日は午後からゲラ。午前は書き物。
がんばろ。

今日はホントになんか前向きです。
メールのお返事も書かねばっ。




2005年11月09日(水) 仕事日記

「アミーゴ」をさらさらした歌だと思う自分の感覚が平均的なのかどうか悩んだんですが、声がさらさらしてるんだなと。較べる対象が無意識に「いろは節」で、あのメインボーカルの声に較べればさらさら。んで、アルフィーさんのごってごての曲に較べれば、どんな曲もさらさら。



かっこいい男を書きたいんです。自分の思うかっこよさが人と共有できるかどうか。たぶんそれなりにメジャーな好みだと思うんですが。


仕事の進捗状況。ゲラにはまだ手をつけられず。そっちにかかると今の原稿の進行が止まるんじゃないかと思うと怖くて。二つの物語の作業の同時並行を、ホントにやったことがないので困惑中。原稿のほうも滞り気味。11月20日までに5分の3は行かないと真剣に困るというのに、今は4分の1弱くらいです。ペースあげないと。たぶん今、去年の春と同じくらいに「今までにない速度での仕事を要求されて困惑中」だと思います。不安になりすぎないようにしないと。





夜の追記。
どうも、原稿書きばっかりやってると孤独怖い病にかかるらしいです。とにかくひきこもりで外界との接触が途絶えるので、世界から見捨てられたような気分になって寂しくて寂しくてしょうがない。それでいて、メールを書いたり誰かとコンタクトをとったりする暇すらないような気だけはしていて自分から外界に接触はしないで。声をかければ返ってくるものはあると判っているんですが。それより何より原稿だろうと思うばかりで焦って焦って。だけど気分が落ち込んでいるから原稿も進まない。原稿進む時ってちゃんと外界と接触もしてるときなんです、たぶん。……誰かに今ひきこもってやっていることを認めてもらいたいだけ。誰かにがんばってるんだねと言ってもらいたいだけ。本当に本当に一人きりの仕事を選んだのだなと思い知る日々です。プロとしては半人前でも自分にとっては驚くほどの量の印刷物となる何かを発信しているはずなのに、やりとりするのは担当者ひとりだけ。月に一度くらいしかやりとりしないひとりだけ。少なくとも来年春くらいまではこの状態続くわけで。できればさらに先も続けたいわけで。どうにもならんなー。

苦しくったって悲しくったって小説が書ければ平気なの。

………とか歌ってみたところでどないもならんー(笑)。


2005年11月08日(火)

久々に自サイトのSSを読み返してみて、やっぱり今書くとしても「運命」要素はあまり入らないのを書きそうな気がした。カメラマンミリィも好きだけれど、「運命」で思ったほど彼女がカメラを愛していなさそうだったので、それなしでやっぱりカガリのとこで仕事してる彼女とか考えたいかも。ディアッカさんは「運命」設定でも無印終了時点での妄想でもあんまり変わらない。自分のなかで。……自分で書くとすごいイタイんですが、薔薇の鉢植えの話が実は好きだったりします。「運命」を経て改めてラクス姫好き度があがってるだけかもしれないけども。

オンリーあるんだと思うと気持ちが盛り上がりますねー、やっぱり。


「青春アミーゴ」買ってきて聞いてます。初回盤は買い逃して、通常盤。でもちょっと仕事ソングには向かない気がした。すごくさらさらした歌なんですよね。テンションあげソングに向かないというか。今の仕事ソングはなぜかDAI。犬夜叉好きでレンタルしてきたヤツ。


2005年11月07日(月)

本田美奈子急逝がかなりショックでした。
どのくらいのひとが思わずマリリンを口ずさんだりしたのだろう。そういう風にきっちり記憶に残る何かを作り出していたひとだったのに。年齢的なものもあって、ホント、結構ショックでした。キャリアの積み上げ方を好感持って見ていたのに。合掌。


2005年11月04日(金) 来年。

ディアミリオンリーイベントが再び行われるそうで。
………えー、もうオオカミ少年も通り過ぎてるから開き直って思ったこと書きますが、「本作りたいなあ」と思った。そういう方面の気持ちには、前のオンリーに行けなかったときに区切りつけたつもりだったんですけど。それに、もう一年以上更新ストップしてて何言ってんだという話で。それでも一年後の秋にもディアミリの灯は消えてないんだなと思うと、なんだか嬉しくなって。だから、思うだけならタダだしねと。半年後の自分、一年後の自分がどんな状況なのか、ちょっと想像できないくらいにこの二年ほどあっぷあっぷしながら生きてるんですが、でもそれは多かれ少なかれ誰だってそうだろうと思うわけで、そんななかで一年後の楽しみがひとつあるっていいなと思うのです。イベント開催がどのくらい大変なことなのか、ただ想像するだけしかできないわけですが、ひっそりと応援しています。


一年後の秋に何してるか、って考えたら、ホントに判らない。一昨年、去年と今との違いを考えただけでも。ただひとつコレだけはと思うのは「アルフィーの秋ツアーに参加してるだろうな」ということで、まあそれは変わってないと思います。この十数年で生活環境も家族も住処も名前まで変わったのに、これだけは変わってないから、たぶん来年も。



2005年11月02日(水) 仕事日記

思い出に浸ったりアルフィーに浸ったりしている間にも現実は進行していた模様で、ゲラが来るらしい。一ヶ月前に仕上げた原稿、刊行延期を言い渡されて凹んでいたのですが、当初の延期予定よりは早くなったみたいで、年末かと思っていたゲラがもうやってくると。んー、エイトのコンサートはずれたのも神様の思し召しねと思うくらいには年内ずっと時間的にギリギリかも。がんばれ私。……ゲラと原稿という形で二作品脳内同時進行になるのは初めてです。今まで一冊片づける前に他の仕事入ったことなかったから。脳内同居ってどんな感じなんでしょうね。幾つもシリーズ持ってる作家さんとかマンガ家さんて、どんな脳内棲み分けしてるんだろう。


「青春アミーゴ」にはまってます。野ブタドラマもどんどん面白くなってるし。今日買いに行こうと思います。新作のテーマソングはこれになりそうだ。



2005年11月01日(火) コンサートレポ@アルフィー秋ツアー

※アルフィー秋ツアーネタバレあります※
もしもこれから秋ツアー参加するぞという同類の方が来ていらしたら、ご注意ください。





やっぱりアルフィーはすごい。
ほんま凄かった。

実力とか迫力とかそういうものは努力して積み上げてきた年数にきっちり比例するもんだなとアルフィーさんを見てると思います。若い子は若い子として好きだけれど、こっちのライブに行くとホンマにもう「ライブってのはこういうもんや」と思ってしまって……まあその、なんだな、浮気して改めて本命の良さが判るってことあるもんですね(笑)。


バラードコーナーの選曲が、すべて泣きのツボに入ってしまって、涙が止まらなくて。コーナー終わって立ち上がったあとにも泣きツボ曲が続いて、どうやらそのあたりのテーマが人生の選択とか選んだ道とかそういうものだったみたいなんですが、信じた道を歩いていけ、あの日に戻ってやり直せたらと思うこともあるのが人生だけど、それでも自分の道をいけ、もしも過去に戻れたとしてもきっと同じ道を選ぶはずだから、君は君のままでいいんだよ、後戻りできないから人生すばらしいんだと、そんな感じの歌が(これで歌った曲すべて判ったひとがいたらカンペキ同類・笑)続いて、号泣もんでした。迷ったり凹んだりした後にそんなこと言われたら泣く。このひとたちの歌は本当に宝物。で、泣かせつつ踊り狂わせつつ盛り上げまくりあおりまくりの数曲のあと、またいきなりバラードに転換するタイミングが見事なのですね。「ここでこれ来るか?」みたいな選曲で。おおー、とうなりっぱなし。いや見事なステージでした。

アンコールのシングルヒットメドレーも見事。星ディスとS&Tはフルサイズでやって、他に何曲くらい続けてやったのか、とにかく長いんだ。その長さを感じさせない演奏とノリ。今更なんだけど息の合方がすごい。メンバーどうしはもちろんのこと、それ以上に客席との息の合方が。40曲近いオリコンベストテン入りシングルのなかから十数曲選んでのメドレーなのだけれど、選曲がまたいい。ライブ向けというか、一般向けじゃなくてファン向けに選んでくれたよねという感じで、星ディスやメリーアンも入れつつジュリエットだの白夜だの19だの「ここはずせないでしょ」みたいな名曲も入れ、これがなきゃ始まらないSweat&Tearsはフルサイズ入れ、懐かしいラブソングも入れ、とにかくもりだくさんで、あっというまの時間でした。幸せだった。

MCでは王子による桜井さんいじめが相変わらず絶好調で、いじめっ子王子が可愛くて可愛くて。……これも浮気して判ったんですけど、私、長年王子ファンやってるんで、いじめっ子キャラじゃないと好きになれないんですよね(笑)。ていうか、自分の好きな子がグループのなかでいじめっ子キャラやってないと落ち着かないのです。それはたとえばグループKにおいてK君ファンをやってるのが微妙に自分でしっくりこなくて、一方でグループEにおけるSS君のMS君いじめなんかを見てると安心感がある、みたいな感じに現れるんですが。「好きなあまりいじめてしまう」ってタイプの絡み方をメンバーに対してする人が好きでねー。だって王子がそうなんだもの。んで、いじめられてる方がいじめっ子をそりゃもうものすごく愛のある視線で見てるのが微笑ましくて好きだ。こいつも困った奴だなー、みたいな。今回の王子と桜井さんのやりとりを見てて改めて思いましたね。私が好きなのはこういう絡み方なのよー、つって。ちなみに桜井ファンの連れは他のグループ見ててもいじめられっ子キャラに目が向くらしい。もう習性だよねお互いに、つって笑いあってました。もちろんあふれるほどのメンバー愛が前提にあってこその話ですけども。ホントにいじめてるのとか駄目ですよ(笑)。


これはこの一年くらい思い続けてることなんですが。よくも悪くも自分のなかでアルフィーさんは特別なものになりすぎたな、と。「ファンであることがたまたま長く続いてしまった存在」であったはずなのに、いつのまにか人生の一部のようになってしまってる。もうさめるとか飽きるとかそういうレベルのものじゃなく、人生の一部みたいになってるんですよ。他のファン対象とは明らかに違うものになってしまった。宝物すぎるし、特別すぎるし、大事すぎる。……別にだから何がどう変わるってものでもないんですが、自分のなかで「人生の一部である」ことが大きくなってくると、そうじゃないひととは思いを共有しづらくなるかもしれない。それが辛い。

今回のステージでも、メンバーが「シングル曲を歌うと当時のことを思い出す」と言ってたんですが、聴いている方も初めてその曲を聴いたときのことをはっきり思い出すわけで、たとえばジュリエットだったらさいたまスーパーアリーナの夏ライブだし、太陽は沈まないだったら西武ドームだし、そうやって思い出を共有することがライブの楽しみのそれなりの部分を占めるようになってしまうと、逆にそうじゃないひととは共有できなくなる。アルフィーさんの場合固定ファンががっちりついてるから、ホールを埋めるほとんどの同類とはそれを共有しちゃってて、それがまた居心地良くて、それ自体が楽しい気分になっちゃって……いろいろ複雑です。新規のファンが増えてほしくないとかそういうのじゃないんですよ。今更新規のファンが増えたところでアルフィーのライブの雰囲気が変わるはずもないから。そうじゃなくて、自分のなかで、アルフィーが好きであるのと同じように、アルフィーと歩いてきた時間が好きでライブに行ってるのかな、みたいな感じがあって、それがちょい複雑。

それはともかく。
入院騒ぎのあとだけに、元気な王子を自分の目で確かめられてほっとしました。楽しそうだったし。会場も盛り上がったし。アンコールは二回だけだったけど、ラストにちゃんとマネージャーさんが挨拶してくれたし(特に盛り上がったときだけ客席なだめに現れるのです)、最高でした。


やっぱり私は心底アルフィーが好きです。



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