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不確かなぼくの存在

だれも気付けない

ぼくも気付けない






冬の風






外に出ると
最近の風はいつからこんなに冷たくなったのか
ぼくのからだはどんどん冷えてった

手も悴んで足も感覚がなくなった
白い息だけが生きてる証拠みたいだった






ゆれるこころ






いつも気持ちは変化しまくって落ち着かない

それがよいんだ

一定の気持ちの上をいったり下がったりして

そういうことがあるから

どんどん向上するのかもしれない

後悔しない

例え冷めてしまっても







変化 - 06






すきすぎてわがままになるのはよくない






都合






いつもいつでも

まず考えるのは

自分のこと

そんなヒトが

あたしは大好きで

とても嫌い







受精






初めて気になったひとだから
あなたはとっても大事なんです

例えその関係が壊れようと
こころに潜むのはあなたなんだよ






手で掴む






仕合せは自分で呼び込むもの

誰も持ってきてはくれない







失うこと






大事なものを大事な人を失う
失ってしまった悲しみも寂しさも空虚も
戸惑いも絶望も涙も
全部早いか遅いか記憶に沈む
沈んでしまう
いつまでも想うのはよいことだけど
想いすぎるのはよくない
自然に忘れてしまうのがヒトなんだよ
ふとした瞬間に思い出してくれれば
失ったものや人も悲しむことはないのかもしれない
難しいけど悲しいけど
忘れるしかないこともあるのかもしれない




さっきまでそこに在ったものが
今気付いたら無くなってた驚き


さっきまで一緒に居た大事な人が
今気付いたら居なくなってた悲しみと戸惑い


さっきまでそこに居たのに
今気付いたら、今気付いたら、




今気付いたじゃ遅いんだよ
わかってたのに
わかってたのに






ひかりとみち






この星空の下

ふたつのこころと二つの意識が重なり合って

小さな太陽を生みました

それはそれは小さな太陽でした

ゆっくりゆっくりとても時間をかけて

少しずつ少しずつ成長しています


この星空の下

ぼく達は願いをしました

紺色の空一面に広がる星は

とても遠くの知らない惑星なんだって

先生に教えてもらったけど

ぼく達は信じない

星は生きてるんだ




見上げた夜空

立ちすくむぼく

そして、進むんだ







感動的な恐ろしい音






タマシイの叫びを聴いたかい?

精神を持っていかれそうなあの音を



それが鼓動





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