脳内爆発騒動:監獄




この血を見て 誰もが酷いと云う

誰もが可哀相だと云う



自分では認識してなどいない

この凄じい惨劇を



殺すことが罪であるなら

正義とは何なのか

罰を受ければ救われるのか





罪人を更生できるのなら

その過程をノートに記して




最高級の辱めを与えられるくらいなら

いっそのこと死んだ方がましだなんて

そんなことは云わせない

此方としてはそれが罪人への最後のプレゼントなのだから




捕まった時点で刑は執行される

運命は決まっているのに無駄に足掻いて

生命をすり減らすのは 最後の抵抗




だからいつも云うだろう

この世界では知能の高いものが上なんだよ、と







そして地を這うお前達は空を見ることなど出来ない

許されてなどいないのだと





driver





アクセルを勢いよく踏んで
ハイスピードで2000℃の闇の中へ
このカラを突き破って 遥かな君の頭脳へ

ボリューム上げて ガンガンとばして 脳内を爆走しよう

オカシクナルヨ   オカシクナレヨ



君のピュアなハートは我慢出来ないだろ

もう秘薬なんて効かなくなってるよ

アタマガワレル   シンデシマエ



壊れてきたよ  さぁ 時は満ちた

心を解き放って  力を抜いてごらん

ラクニナレルノ   ラクニナレルサ



だから、早く


スピード上げて もっと早く  ボリューム上げて もっと大きく


コワレテシマエ  ンデシマエ





∞輪∞




反吐が出るまで吐き捨てたコトバは
カラダ中を巡って 一生外へは出られない

コトバの海へ一度墜ちたらなら
常に虐待を受けるだろう

底無し沼ではないのに 誰かが足を掴んで離さない
振り払うコトも出来ずに 引っ張られる

吐き捨てたコトバを拾い集めて元の形に戻せたなら
お前はこの輪から抜けられるだろう



グルグルグルグル グルグルグルグル
リサイクルシヨウ コトバヲアツメテ
コトバノサイクル グルグルグルグル
Re cycle



巡り巡ってようやく外へ出られたけれど しかし其処は

 闇 だった





 ++願い++





籠の中の鳥  檻の中の子供  箱の中の心


どうせ逃げられやしない
籠の中の鳥は外に出たいと真っ白な羽を広げ、
檻の中の子供は母に会いたいと泣き叫び、
箱の中の心は自由になれずに感情を捨て、
全てを支配する者は「壊してしまえ」と怒鳴りちらし。

そして世界は幕を閉じた



唯一人の為だけに
神の造りし箱庭は一瞬にして壊れてしまった

唯一良かったのは
其れが玩具だったということ

しかし神は心配になった

ヒトがこのように荒んでしまわぬようにと
唯、只管願うばかりである




時は西暦1945年
第二次世界大戦終戦の日




全てのヒトが 其れを望んだ





代名詞





私の気持ちを置き換えて
私の名前を置き換えて
私のカラダを置き換えて


全て代わりになってくれたらイイのに
私は自分に自身がないから
こんな姿 あの人になんて見せられないもの


本当の自分をさらけ出すなんて出来ないけど
本当の自分を偽ってはイケナイって知ってるけど



私を表す代わりの詞(コトバ)
置き換えたら 変換しなきゃ
私でなくする為に
私をもっと磨かなきゃ
そうすればもっと 良くなれるかな



私が消えて ナカの 私が生まれたら
代わりなんてイラナイのに


置き換えて  置き換えて  置き換えて   変換  変換  変換




万華鏡







一瞬の美しさ
私は知ってる

一度しかない美しさ
あなたは知ってる

二度とない美しさに
心惹かれて

いつまででも美しい
華を咲かせると誓おう







海路




蒼い海を越えたら

そこには何もありませんでした

望んでいたわけではないけど

何かあってほしかった


あったのは

とても綺麗に澄んだ海

蒼い 蒼い 海

広くて 何処までも続いていて

空との境界が判らない程

果てが見えなかった

このまま真っ直ぐ進んだら

何処に着くのかな

一周してまたここに戻って来るかもしれないね

そんなことを考えながら

僕達は進んで行く

波を切り裂いて

真っ直ぐに進む


きっと何かが待っているから







ハテナ




鼓動が大きく聞こえる時
ああ、あたしの躯 全身に血が流れているんだなって
改めて実感する。

でも あたしはこの音が嫌い
誰か止めて
煩いの

生きてるって実感したくないの

生きてる?
あたしは生きてるの?
違う 生きてなんかいない
じゃあ 一体何なの?
生きてるってどういうコト?
ただ呼吸して 考えて 何か感じて
そういうことじゃないの?









あたしは生きてなんかいない


まだ 死んでもいない






あたしは 何をしているんだろう…






てがみ




君の瞳に映されている私の姿は
どんな姿ですか
君の脳裏に描かれている私の印象は
どんな感じですか
君の耳に届いている私の声は
どんな声ですか
君の心が感じている『私』はどんなヒトですか

私は君のこと、好き
大好き
だって居ないと困るもの
寂しくて、心が苦しくなるの
お願い 傍にいてね

君が私のこと嫌いなら離れてどうぞ
私のことちょっとでも嫌いでないなら
どうか 傍に居て下さい
私を安心させて下さい



他人の君へ、私より




旅行




キレイだったから
あまりに空がキレイだったから

おもわず空を久しぶりに見上げてみたよ

青かった
その青は直ぐに雲に隠れてしまったけど
私はそれでも良かった
満足したよ
だって 長い間青い空なんて、
キレイな青なんて見れなかったから

都会から離れるって気分転換にもなるね
空気もキレイ
何もかもが違って見えた

でもやっぱり避暑地となる場所は人が集まって来るから
いずれは変わってしまうんだろう


ねぇ
田舎に行きたい

何も無くていいから 静かな所に行きたい

お願い
本来 人の住むべき場所を消さないで




要器





耳を塞ぐと聞こえてくる

生の鼓動




目を閉じると見えてくる

知らない世界







死へのカウントは

この地に産み落とされたときから始まっている








いろんな想いのキャッチボールは

いろんな想いの交差点








それを全て受け入れる

小さな器









今の私に 必要なもの




シャボン玉






虹色ふりまいてどこいくの


みんなにしあわせおいてって


わたしにも おかあさんにも おとうさんにも
おにいちゃんにも おねえちゃんにも おとうとにも いもうとにも
せんせいにも おともだちにも おじいちゃんにも おばあちゃんにも


みんなみんな  しあわせになるように


虹色おいていって





みんなのねがいごとがかなうように


お空にもっていって






ふわふわ ふわふわ ふわふわ


お空をとべていいね


ふわふわ ふわふわ ふわふわ


虹色つれて どこまでいくの


ふわふわ ふわふわ ふわふわ


お空のおさんぽ きもちいい?


ふわふわ ふわふわ ふわふわ


こんどはわたしも つれていってね







無色






イチバンキレイナココロイロ


ホカノイロニオカサレヤスイカラコソ


キレイナンダトオモウ




コイ イロヲ ヤサシイ イロニカエラレル


ユイイツノイッショク シロ


キレイダネ


クロ ノナカデハ トッテモハエルンダヨ




フダンハアマリ メダタナイケレド


ダカラコソ メダツンダ






ワタシノココロハ ナニイロ?


シロ ダッタラヨカッッタノニ


タニンヲチュウワデキタラヨカッッタノニ










ワタシノココロハ クロ デシタ


トテモドンヨクナ クロ デシタ


ダカラネ ヨケイニ シロ ニアコガレルノ


シロ トイウ イロ ニ


イイエ ムシロムショク







ダレニモミエナイイ ココロイロ


ミセタクナイカラ


イロ ヲツケナイ


ワタシノココロハ アカサナイ


ホントウハミセタイノダケレド


ケガサレルノガコワイカラ


ダカラ トザスノ


ダカラ ムショク ガイイノ








デモ イロ ガナイッテサミシイネ


ドノ イロ ニモゾクサナイ


イツモヒトリ


サミシイネ


サミシイヨネ


サミシイヨ


ソノサミシサヲ ワタシハキラッテイル


ワタシガハイルトホカノ イロ ガミエナクナルカラ


ミンナ ワタシカラトオザカル


オナジ イロ ナノニ ワタシダケ


ミンナマザレバ ワタシトオナジ イロ ニナルノニ


ドウケイショクデマトマッテ


ワタシハハズサレルノ


シロ ダッテチガウノニ


ヤサシイカラッテ ナカマナノ




ワタシトッテモサミシイヨ


イッソノコト イロ ナンカツケタクナイ


ナクテイイ


ワタシヲミナイデ


ワスレテシマッテ


ジブンスラ ナクナリソウダカラ









ヒトリボッチデイイヨ




育成






きらきら輝く  私の心


小さな 小さな 小さな  希望


私の中で ちょっととずつ育っていく




何年かすると やがて芽が出て


また ちょっとずつ 大きくなっていく




満足した私は また 違う希望を育て始める




飽きたら 新しいのへと変えていく




使い捨ての希望は いつしか私を壊していく


捨てられていくのは私の方で


見放されたら 生きてる実感が無くなる





そんな空回りの生活が続いて


人にも見捨てられ


誰とも話すことが無くなってしまったら


今度は 自分 への希望を想い始めた





自分 を見失わないように


生 をもっと 味わえるように


もっと 楽しめるように






駄目になってく 自分 なんか見たくないけど


誰でも一度は経験する 失敗



恐れずに 立ち向かっていける 勇気


それを持ってる人は 幸運 で


無い人は難しいこと抜きで造り出せばいいだけのこと








小さな希望が 大きくなって 人に与える


小さな 感動  大きな 感動


小さな 幸せ  大きな 幸せ



希望を育てるのは難しいこと


実現するのは 意外と簡単だったり 難しかったり


その先には 成功 と 失敗 と



いろいろ待ってるけど


勇気 もって 頑張って 一歩一歩歩み出せば


報われる時は きっとある





希望って 楽しいけど 怖い

扱いが 意外と難しい 厄介なもの




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