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やっとマスクをしない人を良く見かけるようになりました。私は3月13日からはマスクを外しています。私の通っているトレーニングジムでもマスクをしていない人のほうが多くなって来ました。私はマスクをする事がどうしても慣れなかったので、とても嬉しいです。特にトレーニングしている時なんかは、マスクをしているととても苦しいのでマスクを外す事が出来て本当に良かったです。夏ぐらいにはマスクをしない事があたり前になるのかな?と思います。やっとコロナ前の世の中に徐々に戻りつつある事が本当に嬉しいです。
子供達は春休みですね。今という時間は今しかない本当に貴重な物です。その時にしか出来ない事ってあると思うので、その時々を思いっきり謳歌して欲しいと思います。そして友達を作って欲しいと思います。たくさんというよりは本当之友達を作って欲しいと思います。一生付き合って行ける友達を作って欲しいと思います。友達がいれば人生は楽しくなり、苦しい事も辛い時も頑張る事が出来ます。どんなに裕福でも友達がいなければつまらない人生になります。友達の見つけ方は簡単です。同じ事を好きになる人が親友になります。同じ事を好きになるのだから気も合う四話も合うはずです。同じ事を一生懸命に頑張ったら必ず友情が芽生えるはずです。その時に起こった出来事の離しが一生の酒の肴になります。
好きな物や好きな事をどんどん増やし、嫌いな物や嫌いな事を減らしていく努力をしたいと思っています。好きな物や好きな事を増やして行けば、それが増えた分だけ人生が楽しくなります。嫌いな物や嫌いな事は頑張って減らして行きたいと思います。嫌いな物を好きになるのは難しいかもしれませんが嫌いじゃなくなる事ぐらいは出来るはずです。それが出来れば人生はどんどん楽しくなり、得する事が多くなると思いますし、徳も高くなると思います。
とても当たり前な事でも、それを言葉にするとそれは特別な事になったりします。「今日という日は、今までの人生で最年長の日だ」そう思えば今までで1番経験がある自分なのだから今まででの自分の経験を元に答えを良い答えを導き出そうと思いその事に冷静に対処する事が出来たりします。また逆に「今日という日は、これからの人生で1番若い日だ」そう思えば、自分は若いんだと思い活力が出て何事にも若々しく取り組めるものです。考え方なんて心一つです。自分の都合の良いように利用してしまえば良いのです。凝り固まった考えに縛られる必要はないと思います。言葉なんて、頑張れる時には頑張れば良いように解釈し、頑張れない時には頑張らなくても良いように解釈すれば良いと思います。私はそう思っています。
次男に「人生をやり直せるとしたら、どこからやり直したい?」と聞かれました。私は「やり直したいとは思わない」と答えました。これは私の素直な答えです。私は自分が生きて来た人生の全てに満足していますし、その時その時をしっかりと一生懸命に謳歌して来ました。そして今があるのだから、私の人生全てが正解だったと言えます。私は今が1番幸せなので、今までの何処かを変えたら今はないので、変えたいところなんてあるわけがありません。私は10代20代30代40代、その時代その時代を一生懸命に生きて来ました。だからその時代その時代の自分の事が大好きです。その時代その時代に出会った人、皆に感謝しています。その時代その時代の全ての出来事が良い想い出です。全ての想い出が私の宝物です。だから何処もやり直したくはありません。
私が運営する国際空手道連盟極真会館東京城南京浜支部の2023年春季支部内交流試合でした。小学生6年生の道場生は小学生最後の試合となります。7名の6年生が試合に出場しました。譲、琥白、駿斗は幼稚園生から、蕗生、清仁、光、斗夢は小学校からの入門でここまで頑張って来ました。小学生最後の試合でみんないろいろな思いを持って戦ったと思います。自分の望む結果が出なかった人もいるでしょう。でもそれも修行です。自分の思い通りにならない事に耐え忍んで頑張る事も修行です。負けた時こそ自分を見つめ直し自分の悪い所に目を向けて自分の嫌いな事や苦手な事に取組むチャンスだと思います。皆で次のステージでも頑張って欲しいと思います。6年生は試合に出場した7名と今回は試合に出場はしませんでしたが、中学生でも空手を続ける生徒が3名います。こんなにたくさんの生徒が中学生まで空手を続けた学年は私が道場を開設して初めての事です。これからこの生徒達と一緒に何処まで行けるか?とても楽しみです。
長男はギターの発表会でした。私は仕事で観に行く事が出来なかったので、妻が撮影した動画を見せてもらいました。だんだん弾ける曲が難しくなって来たなと思いました。もう私がギターをやっていた頃に弾いていた曲より数倍は難しい曲を長男は演奏しています。自分の子供ながら凄いなと感心させられます。頑張って親を超えて行って欲しいと思います。たぶん体重は抜かされる事はないと思いますが、あと4〜5年で身重は抜かれるだろうと思います。
25歳ぐらいまでは、頑張ればいろんな事が凄いスピードでどんどん進化して行きました。その後は進化のスピードが緩やかになり、33歳で肉体的な事には特に衰えを感じ始めました。そこからは創意工夫をして頑張って衰えないように努めて来ました。そしてこの3年は怪我との闘いが続いています。それでも頑張って毎日、薄い紙を重ねていくように自分を進化させようと努力しています。歳を取ったって出来ない事も増えるけど、出来る事も増やしていけます。歳を取ってからだって人間は進化していけると私は信じています。若々しく生きている同世代の人はたくさんいますし、若々しく生きている先輩方もたくさんいます。私もそうなりたいと思っています。だからしっかりと日々精進して行きたいと思います。
長男の小学校の卒業式に参列させて頂きました。初めて小学校の門を長男とくぐった時から、もう6年も経つなんて!って感じです。長男と同じ小学校には私の道場の生徒や小さい頃から見ている子がたくさんいるので、あんなに可愛かった子達がこんなに凛々しく大人っぽく成長したのかと、6年という時が過ぎた事を実感させられました。長男は門出のことばの後の歌を歌っている時に泣いていました。その後の写真撮影では友達と大爆笑して笑いが止まらなくなっていました。いつかとても良い一生の思い出になる瞬間だと言う事を彼らはどれだけ実感しているのか?と思いながら、私はその光景を見つめていました。たぶんいつか彼らも私ぐらいの歳になった時に、その時の瞬間をずっと抱きしめていたいと思うほど愛おしく思う事だと思います。でもやはり若いうちは、あまりセンチメンタルにならずに立ち止まらずに後を振り返らずに前に進んで行けば良いと思います。長男はいろいろと問題ありの小学校生活でしたが、そののおかげで私もたくさん子育てや学校に関わる事が出来て、たくさんの思い出が出来ました。何はともあれ長男が元気に成長してくれたことにありがとうと思います。友達みんなと笑っている長男の姿が私は大好きです。帰り道に長男が「中学校からが本番だ!真剣に頑張らないとな!」と言っていました。「さんざんいろいろやっておいて、まだ本番じゃなかったのかー!」とツッコミたくなりましたが、長男に取っての本番はこれからなのでしょう。期待して待ちたいと思います。「琥白、何はともあれ小学校卒業、本当におめでとう!僕も君の成長する姿にたくさん楽しませてもらったよ。思い出もたくさん出来たよ!君のおかげで人生10倍は楽しませてもらっているよ!生まれて来てくれて本当にありがとう!」
長男も次男も確実に私の血を引いているなと思います。私が子供の頃に好きだった物を長男も次男も好きになります。ウルトラマン、仮面ライダー、ブルース・リー、ジャッキー・チェンなどなどです。私は中学年の頃にギターやっていました。謝恩会でLIVEをしたりもしました。私はその話は長男にはしていませんでした。でも長男はギターを好きになりました。私が子供の頃、自転車を改造していた事も長男には話していません。でも長男も自転車を改造していました。子供は自分の生き写しのような物だと思います。だから長男と次男のやる事には、私に責任があると思っています。だから長男も次男も自分が本当にやりたい事を見つけた時には、それまでの全てを捨ててでも、自分の全てを賭けて自分の道を突き進むだろうと思っています。
子供達と「シン・仮面ライダー」を観に行きました。この作品を子供達と観る事が出来た事に感動です。ウルトラマンと仮面ライダーは、私の憧れのヒーローの原点です。ウルトラマンは今でも好きなのですが、現在の仮面ライダーは私達が子供の頃に見ていた仮面ライダーとは設定が違い過ぎて見ていません。今回のシン・仮面ライダーは100点でした。昭和の仮面ライダーの原点を感じる作品で、これぞ仮面ライダーだって私は思いました。観終わったあとテンション上がりすぎてグッズを買ってしまいました。長男も次男も仮面ライダー2号が好きになったようです。私は仮面ライダー1号の本郷猛と緑川ルリ子が好きになりました。この作品はもう一回観に行きたいです。
大森道場に行く時にとおるグリーンベルトに桜が咲いていました。いよいよ卒業式のシーズンです。それが終わり少しすると入学式となります。時はどんどん進んで行きます。私が卒業式で1番印象に残っているのは中学校の卒業式です。みんなが違う道に進みバラバラになる瞬間な気がしました。とても名残惜しいのですが、時は待ってくれず、自分だけそこに立ち止まっている事は出来ません。どうせ時間に押し出されるのなら、自分の足で前に進もうと思いました。みんなと分かれるのが寂しくて、友達の家に泊まりに行きました。お互いのこれからを話したり、好きな人の話をしたり、いろいろな話をしました。あれからもう35年が経つなんてって感じです。これから卒業式、入学式を迎える人達には、その時間、その時間を大切にして欲しいと思います。
今日は個人レッスンを3回やって、有酸素運動を30分やって、銭湯で身体を1時間整えてから、家族と食事をし、そのあとカラオケをしました。なかなか充実した休日でした。
次男は私に学校での出来事や友達との出来事など、いろいろな話をたくさんしてくれます。その中でとても面白い話がありました。次男は自分の好きな子に「〜ちゃんの好きな人は誰?」と聞いたそうです。その子は「マシロ君には言えない」と答えたそうです。私は「それは〜ちゃんが真白じゃない子が好きだからかな?」と言うと、次男は「〜ちゃんが好きそうな人の名前を全部言ってみたけど、〜ちゃんはその人ではないと言っていたんだよ。だから多分それは好きな人が真白だから言いたくなかったんじゃないかな?」と言いました。私は「〜ちゃんの事を知らないから、なんとも言えないけど、それがそうなら、パパも同じような事が前にあったよ。それはまだ弥生ちゃんと結婚する前に、弥生ちゃんに好きな人いる?って聞いたら、弥生ちゃんは、いると答えたので、もう諦めようか?と少し思ったんだけど、頑張って告白したら、その好きな人はパパのことだったんだよ。だから真白の話も本当にそうかもね。」と話しました。事実は小説より面白い事が起こったりします。
次男に「この前、ケイドやってた時にさ」と話しかけられました。私は「ケイド」と言う物が何なのか?分からないので、ポカンとしていました。話が繋がらないことに次男はイライラしているので、私が「ケイドって何?」と言うと「ケイドも分からないの?!」と次男はさらにイライラし始め「もうイイよ!」と次男が怒り、そこで会話が終了してしまいました。後で長男に聞いたら計算ドリルの事だそうです。「計ド」ってそんなにポピュラーな言葉なんですかね。私はドリルと言う言葉すら理解出来ません。子供の頃に「〜ドリル」と聞いても何でドリルなのかなって思っていました。妻もその私と次男のやり取りを見てシラーっと冷たい感じで私を見ていました。「計ド」と言う言葉が分からないだけで、こんな感じになるなんて納得出来ないので、次男に「この前、ゼルデンやってた時さって言われて分かる?」と言いました。次男は分からないようなので「ゼルデンはゼルダの伝説だよ。ほらっそれでは分からないでしょ?」と私が言うと次男はさらに怒っていました。次男に「ゼルデンで分かるわけないでしょ!だいたい計ドで分からない人いないと思うよ。」と言われました。私達が子供の頃から計算ドリルは計ドって言っていたんですかね。もしそうだとしたら私ももう少しちゃんと勉強しておけば良かったなと思います。
股関節の状態はいよいよだなと言うぐらいに悪くなって来ました。約あと5ヶ月頑張って持たせたいと思います。でも身体が悪くなったからこそ感じれる事や気付ける事や身につく事もあるので、稽古は楽しいです。最近のパンチのみのスパーリングで感じた事は、足が動かないと積極的に自分のタイミングで自分のパンチを当てる事が難しく、足が動かないので相手が打って来たのをステップでかわせないぶん、どうしてもパンチをもらってしまいます。ですが相手と自分とのポジションや間合いを上手く取れば、相手のパンチにカウンターを取りやすくなり、相手のパンチもブロックしながらパンチを返したり出来ます。歳を取って足が軽やかに動かなくても上手くなれる部分はまだまだあるなと感じています。
最近、自分が試合をしていた頃を思い出します。自分の試合は勝った試合も負けた試合も全部好きです。勝った試合も負けた試合も戦って頂いた対戦相手には本当に感謝しています。私が空手の試合をテレビで見ていたら次男に「また試合してみたいと思う?」と聞かれました。もちろんしてみたいと答えました。試合場に上がって相手と向かい合って目があった時に自分の中から燃え上がってくるあの熱い感じや、試合に勝った時の嬉しさ、試合に負けた時の悔しさ、あの試合場でしか味わえない物でした。だから勝った試合も負けた試合も今は全部、私の宝物です。
読書を再開しました。今は「かがみの孤城」を読んでいます。この作品は映画も観たのですが、小説も良かったと聞き、読み始めました。小説の方がキャラクターの心の声や考えや思いが良く伝わって来るのでとても面白いです。この作品を読み終えたら次は吉田修一の「悪人」を読みます。急に話は変わりますが今日やっと確定申告を終わらせました。今年は結構ギリギリになってしまいました。無事に終わったから良いものの、アクシデントも考えて、もう少し余裕を持ってスタートさせなければと思いました。少しホッとしています。
肩の調子がとても良いです。現役を引退してからウエイトトレーニングを止めてしまい。ずっと痛かった肩の調子が、5年前からウエイトトレーニングを再開してから少しずつ改善して行き、今は肩の調子がとても良く、ベンチプレスの記録がどんどん伸びて来ています。今日はどのぐらい重いのが上がるか?試してみたら、なんと120キロまで行けました。120キロ上げたのなんて15年以上ぶりかもしれません。本当に嬉しいです。こうなったら怪我には気を付けながら、行ける所まで行って見ようかなと思います。
月曜日〜土曜日までを思いっきり頑張れたからこそ土曜日に飲めるビールが上手いのです。もう私も50歳だから、そんな事を楽しみに生きようと思います。何かを犠牲にしたり無理をしてまで手に入れたい物はもうありませんし、意地を張ったり見栄を張ったりする必要ももうありません。50年も自分で生きて来たのですから、自分と言う人間が何者なのか?は自分が1番良く理解しているつもりです。自分は自分以上ではなく自分以下でもない事もよく理解しています。だから残りの人生は等身大の自分で生きて行きたいと思います。好きな事を思いっきりやろうと思います。その好きな事を思いっきりやるために股関節を人工股関節にすると決めました。そして人との繋がりを大切にして行きたいと思います。親や兄弟、妻や子供達、道場生やご父兄様、友達、先生、先輩、後輩、もう肩肘張らずに衣を脱いで付き合って行きたいと思います。その人達と楽しい時間を過ごせるよう務めて行きたいと思います。
長男も次男も私に似てなかなかヤンチャです。特に長男はヤンチャなんて可愛い言葉では許されない事をする事もあります。これは私に似たのだと思います。妻は本当によくやってくれています。子育てに関して私は何も口出しをする事はありません。妻からの報告を聞いて、妻の決めた対処に協力するだけです。それは妻の判断はいつも正しいと思っているからです。たぶん妻でなくては長男を育てるのは難しいと思います。本当に良く頑張ってるなと感心してしまいます。妻は長男の学校の担任だけでなく校長先生や副校長先生ともよく連絡を取っているので、長男は先生方に本当によく指導して頂いています。先生方にも本当に本当に感謝しています。妻には本当に頭が上がりません。長男も妻の子供で本当に良かったと思います。
今日で3月も10日が過ぎて行きます。本当に時間の経過を早く感じるこの頃です。昨年の6月にアキレス腱を断裂し9月に装具が取れ歩けるようになり、10月に稽古が出来るようになったと思ったら、11月ぐらいから股関節が絶望的に痛くなり、12月には寝てても座ってても立ってても痛いという状態になり、1月に検査をしたら人工股関節にする事が決まりともう自分にいろんな事が起こっています。その時々にその事に対処しつつ、その時々に自分に出来る事を頑張って最善手を打ち続け負けないように頑張って防いでいる状態です。だから時間の経過が早く感じるのかもしれません。私は絶対に負けません。この股関節の手術が終わって、全てを防ぎ切った時には、また攻撃に転じて見せます。たとえこの後にさらに最悪な事が起きようとさらに絶望的な事が起きようと私は負けない自信があります。自分が悪いからなのですが、私は人生の初めの方に最悪な事はほぼ経験しています。挫折し続けた人生です。あの頃を思い出せば今なんて本当に幸せな毎日です。何が起きようと何を失おうと、家族が私の側にいてくれるなら、私は何も怖くありません。私は必ずまた立ちがって闘って見せます。
毎日を大切に生きる事は本当に大切な事だと思います。それは空手の稽古でもそうですし、私が今頑張っているウエイトトレーニングでもそう言えます。1回の稽古や1回のトレーニングで自分の技や自分の身体が大きく変わる事はありません。そう考えると「じゃあ1回の稽古を休んだ所でそんなに変化はないんじゃないか?」と思うかもしれません、でもそれは大きな間違いです。例えば1週間に1回稽古をする人がいるとします。その人の1年間の稽古回数は約48回です。その中の1回を休めばその人の1年間の稽古回数は47回となります。もしその人が月に1回稽古を休んだとしたら?その人の1年間の稽古回数は35回になってしまいます。それは本当に大きな大きな差となって行きます。私は週5回ウエイトトレーニングをしています。メニューは胸、腕、肩、背中、足で週5回です。なので胸のトレーニングは1年間に48回のトレーニングと言う事になります。だからとても大切な1回のトレーニングだと思っています。じゃあ毎日稽古している人は1回休んでも大した事はないんじゃないか?と思うかもしれませんが、それもそうではありません。最初に書いたように人間は1回の稽古で大きな成長はしないのですが、毎日毎日の少しずつの積み重ねが自分の心・技・体を作って行きます。人間の生きる時間は限られています。自分の人生でどれだけの物を積み上げられるか?を考えたら、本当に人間の命は短いです。自分の思う程の物は積み上げられないかもしれません。しかも何かの競技の選手を目指すならば時間は本当に本当に限られています。自分の身体がピークを迎える時にしっかりと心・技・体を作っておかないと結果を出す事は出来ません。だから特に子供達には大切な大切な1回の稽古をしているんだ。大切な大切な積み重ねをしているんだ。限られた時間の大切な1回の稽古なんだと思って稽古に励んで欲しいと思います。
私は子供の頃、子供はいつから大人になるのだろう?と友達と話しました。友達は「それは20歳になったら」と普通の事を言いました。私はその答えには全く納得がいきませんでした。だって20歳になる前の日は子供で、20歳になったその瞬間からいきなり大人に変身なんて、そんな事は納得いきませんでした。そこで私が考えたのは、私が子供の頃の大人はマンガを読んでいなかったので、マンガを読んでも面白くなくなったら大人になるんだろうと言う事でした。大人はマンガも読まずアニメも見ないから、あんなにつまらなくなるんだろうと思いました。そのぐらい私が子供の頃の大人は仕事ばかりして大変そうで、つまらない事ばかり言っているように見えました。私は、だったら大人になんてなりたくない、マンガもアニメも見ない、面白い事も言わないつまらない人間になるぐらいだったら、大人になんてならなくても良いと思いました。そして今の私はマンガもアニメも見ます。面白さだって子供に負けないと思っています。もうこんな感じで50歳まで来たのだから、この先もこのままの自分で行こうと思います。子供達に対してもピシッとシメる時は父親らしくしたいと思いますが、普段はちょっと子供達にイジられるような感じでいたいと思っています。私の葬式では子供達が、生前の私の事を思い出し、大いに泣いて、大いに笑ってくれたら嬉しいです。
次男はとても可愛いところがあります。その性格もあるのですが、次男だからと言う事だけではなく、とても厳しい状況で生まれた事や、3歳で手術をした事なども重なり、私も何故か次男には甘くしてしまいます。そして次男は本当に甘え上手です。昨日も私に「マシロが本気になったら、パパなんて論破出来るんだからね!前にも2回、パパのこと論破してるんだからね!」とムキになって言って来ました。私が少しでも妻に小言を言うと次男は怖い顔で睨んで来て「それって、パパが悪いんじゃないの?!」と言って来ます。次男と私はとても気が合います。銭湯にも良く一緒に行きます。好きな物もけっこう似ています。この前の日曜日は2人でびっくりドンキーに行きました。次男は300グラムのチーズバーグディッシュを食べていました。「楽勝だね!」と言っていました。少しダイエットさせなきゃとも思うのですが、次男が豪快に食べている姿が好きで、ついつい食べさせてしまいます。次男は水泳週2回、空手週3回、やっていて友達ともよく遊びに行くのでかなり身体は動かしているのですが、それ以上にカロリーを取っているからなのか?もう体重は53キロあります。背もけっこう大きいので、このまま身体が成長して、少し痩せて逞しい身体になってくれれば良いなと思います。そう言えば昨日に「マシロは中学生ぐらいには、パパより強くなっちゃうと思うよ!」と言って来たので、期待して待ってあげたいと思います。
昨日は長男のギターのLIVEでした。長男は友達とTIGER&DRAGONと言うバンドを組んでいて、そのバンドでバウンディの怪獣の花唄を演奏して歌いました。ステージの上にいる長男は何処となくいつもより大人似見えました。自分の子供なんだけど、自分が介入出来ない場所にいる感じがして少し長男の存在を遠く感じながら、長男の歌と演奏を聴いていました。長男の歌っている姿を見て、私は涙が止まりませんでした。こんなに感動する瞬間を作ってくれて本当にありがとうと思います。長男に人生は素晴らしいと思わせてもらいました。長男が何処まで行くのか?分かりませんが、出来る限り応援してあげたいと思います。
今日は長男のギターのLIVEでした。この日記はいつかこの日記を見た長男のために書かせて頂きます。その目線でこの菅野日記を読んで頂きたいと思います。琥白、君が馬鹿な事をして僕と弥生ちゃんが学校に呼び出されていた事、僕は正直な気持ちで、学校の先生から君の話を聞かされるたびに笑いをこらえるのが大変でした。そのぐらいに君と君の友達の発想力は豊かでした。たぶん学校の先生も、そして僕達も親として、君達を叱るしか手立てはありませんでした。これは君達が大人になり親になった時に僕達の気持が分かるのではないかと思います。この日記を目にする時に君が何歳なのか分からないけど、君が悪い事をしてもたくさんの大人が君を守ってくれた事を思い出して欲しいと思います。そしていつか自分の中で良い事と悪い事を判断出来る人になって欲しいと思います。カッコ良い良い事、カッコ良い悪い事、カッコ悪い良い事、カッコ悪い悪い事、それをちゃんと分かる大人になって欲しいと思います。なにはともあれ僕の子供に生まれてくれてありがとう!これまでの君の馬鹿な行動に僕は大笑いさせてもらいました。君と君の友達の発想力豊かな行動は僕の想像のさらに上を行っていたよ。もし僕が君の親じゃなく、君の友達だったら、僕は君と仲良くなっていただろうね。でもね僕は君の親だから君を叱りました。それは弥生ちゃんも同じです。弥生ちゃんから君の話を聞いた時に、僕と弥生ちゃんは、困りながら怒りながら2人で大笑いしたよ!大爆笑だったよ!君に自分の子供が出来た時もこの事を思い出して子育てを頑張って欲しいと思います。
3月になり、だいぶ暖かくなって来て春を感じるようになりました。もう少ししたら桜も咲きます。3月は別れの季節です。卒業式があったり、転勤があったり、引越があったりもします。そして何かに区切りを付けたり、新しい事を始めたりするために自分の環境を変える季節です。だから3月は別れの多い季節です。でもそれは悲しい事ではありません。人が新しい場所や新しいステージへ向けて旅立つのですから、それは喜ばしい事です。そうは分かっていてもやはり別れは寂しいものです。でも別れの先には出会いもあるのですから、笑顔で振り向かずに前へ進めば良いと思います。私もたくさんの別れと出会いを繰り返して今の自分がいます。出会えた人には感謝しています。なので別れる時には笑顔でいたいと思います。
自分が親になってみて、本当に親の気持が分かります。両親には心配と迷惑をたくさんかけたと思います。私の両親は、私を見捨てずに私が立ち直ろうとする時に、いつも私に立ち直る手助けをしてくれました。そのおかげで私は今こうして生活出来ています。本当に感謝しています。子供達の将来について心配になる事もありますが、基本的には子供達の好きな道に行かせてあげようと思います。今のところ長男はギターリスト、次男はお寿司屋かラーメン屋になりたいと言っています。夢なんて何度変わっても良いです。でも夢が叶うには期限が決まっています。期限が長い物もあれば、短い物もあります。その期限に間に合うように頑張って欲しいと思います。腹を据えて、人より辛抱して頑張れば必ず夢は形になります。私はそれを見守って、時には手を貸してあげたいと思います。
自分が極真空手の選手として現役を引退して16年が経ちました。あの頃は試合に出る事が自分の生活の全てでした。過ぎてみるとあんなに嫌だった、試合に向けての稽古で苦しい毎日も、眠れない試合前日の夜も、試合前の緊張も、本当に本当に懐かしくてたまりません。あの試合場で感じた、魂が爆発するような興奮も、充実感も爽快感も絶望感も悲壮感も達成感も今では本当に本当に懐かしくてたまりません。あの時の興奮や感動はたぶんもう一生味わう事は出来ません。1つの事に命を賭けて頑張る事なんてもう無いと思います。あの頃は必死過ぎました。今の自分があの頃の自分に何かを伝える事が出来るのなら「今を思いっきり楽しめ!」と言ってあげたいです。だから今頑張っている若者や子供達にもそう言ってあげたいと思います。思いっきり苦しんで欲しい、思いっきり頑張って欲しい、思いっきり楽しんで欲しいと思います。近道なんてしたらもったいないです。失敗も敗北も挫折も寄道も諦めて辞めずに、また立ち上がって頑張るのなら人生と言うストーリーの感動のスパイスにさえなります。夢や目標を叶える道中の全てを思いっきり楽しんで欲しいと思います。
kanno
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