日常喜劇

2006年04月30日(日) 筋肉再び


去年の冬以来、2度目の筋肉ミュージカルを見に行った。
今回も前回と同じ連れ。前回見に来た時に今回のチケット
買ったから当たり前と言えば当たり前なんだけど。
ともかくそれ以来の横浜。久しぶりだ。
今回も横浜現地集合して会場へ。
前回は素晴らしい肉体美の数々を見せてもらって眼福
だったが、今回は4列目中央なのでさらにかぶりつきだ。
とても楽しみにして来てみた…が、近すぎた。
近すぎて、中央にせり出した花道?が真横から後ろに来て
しまって見づらい見づらい。後ろに比べれば贅沢な悩み
なんだけど、とにかく見せ場がよく見えなかった。
今回のミュージカルは皆、犬に扮して犬の世界を描いた
内容だったが、話もしっかりしてて笑いありホロリあり、
もちろん動きも素晴らしくてミュージカルとしてはとても
楽しかった。四季のキャッツみたいなカンジ?(違うだろ)
が、筋肉を酷使するシーンがあまりなかったのはガッカリ。
それがないだけでだいぶ物足りないと感じるあたり、
芸術じゃなくあからさまに筋肉目当てだった自分を
発見した。ま、間近で筋肉見れて良かったけどさ…v

ともかく筋肉の大好きな私は、逆三角形に引き締まった
鋼のような男性の筋肉を見て「蚊の針は刺さるのか」
とても疑問に思った。なんか刺されなそうでうらやましい。



2006年04月29日(土) 久々のカラオケ


久々に会った学生時代の友人達とカラオケに行った。
彼女達とは徹夜耐久カラオケもしている仲なので
今更何を歌っても恥ずかしくはない。なので先日
去年の紅白歌合戦を見た時から気になっていた
「無言坂」を歌った。歌自体は知っていたけど
歌ったことはない。なにしろ演歌だ。
上手く歌えたら、父とたま〜にマッサージ目的で
行く温泉施設で一発歌ってみようかしら(やめれ)
で、歌ってみたらけっこう上手く歌えた。
素人には難しいコブシがあんまり入ってないからかも。
友人達のウケも良かったので、つい調子に乗って
「今から演歌でデビューしようかな?」と言ったら
「いけるよ!演歌で32歳デビューとか居るらしいし!」と
返ってくる。そりゃアイドルより顔重視じゃなさそうだし
ご老人相手なら顔より愛嬌だから歌唱力さえあればなんとか
なるだろう(ないけどさ)ともかく引っ込みがつかないので
「え、じゃあ氷川君狙えるかも!」と言った途端
自分で自分の発言にトキメいてしまった。

やべぇ…演歌歌手になって老人相手に地方巡業して
万札の扇子とかもらうのも楽しそう(←最低)だけど、
若様狙える土俵へ行けるってことの方が魅力的だ(笑)



2006年04月27日(木) 歯医者


月曜の朝起きたら右の奥歯がものすごく痛かった。
「なんで月曜から…」と暗い気持ちになる。せめて
土曜のうちに痛くなってくれたらすぐ病院行けたのに。
月曜は相棒がお休みだったので仕方なく我慢したが、
全く痛みが引かない。痛くてまず全く噛めないのだ。
そうなってくると不思議なもので食欲まで無くなる。
ちょうどいいダイエットと思ってものすごい小食で
過ごしたが、痛いものは治らないので仕方なく
昨日の午後お休みもらって歯医者へ行ってきた。
すると例の痛い奥歯は、以前神経を抜いて銀歯を
被せていたところで、銀歯の中で大変なことに
なってたらしい。お医者さんに「血膿がね…」とか
言われてめまいを起こしかける。口の中で血膿って
戦国時代じゃないんだから…!(←脳内戦国時代中)
それよりも、神経抜いてからせっせと歯磨き
欠かさなかったのに銀歯の中じゃ意味ないし。

かなり本気で痛かったのだが、昨日歯医者に行った時、
先生に「痛み止め飲まなかったの…!?」と大層驚かれた。
痛み止めなんて持ってないので「いいえ」と答えたら
今度は「持ってないの!?」と驚かれる。痛み止め持ってない
からって非国民を見る目つきみたいの止めて欲しい。
痛み止め持ってないのがそんなにおかしいんですか…
だいたい痛み止めなんて腕切り落として激痛でうなされてる
時とかに飲むものでしょ?(それはむしろ集中治療室だ)
↑どうも思考がシビアな戦国時代

で、昨日の帰りに痛くなったら飲むようにと痛み止めを
もらってきたのだが、治療してもらったら痛くなくなった
ので今日も全く飲まないで治療に行った。そしたらまた
「飲まなかったの!?」と驚かれる。「私は必要以上に薬を
飲むのがキライなんだよ」とは言わず「痛まなかったので」
と答えておいたが、…先生、薬飲ませるの好きなのか?



2006年04月26日(水) また真田


毎週のように真田さん家話でスミマセン…。
最近、真田友達ハルカに真田太平記の1〜2巻を
貸してもらって再び読み始めている。すると一回目に
読んだ時には解らない細かい部分が解ってくるから面白い。
つか、真田兄弟が思いのほか仲良しで大盛り上がりなのだ。
作者をして

一部の隙も無く心を合わせている

と言わしめるなんて鋼兄弟だってなかなか無理だ。
弟は、兄と腹違いで実は自分の方が早く生まれたと
知っているのに、賢くて兄の実力を誰よりもよく
理解しているもんだから
「兄上のためならいつにても死ぬる覚悟」
とか17歳にして言ってしまう。

くはぁ、もうたまんないねっ!(≧□≦)
兄を慕う弟も慕われるだけある兄もたまんない。

天真爛漫で天才肌な弟にそこまで慕われちゃってる兄って
どうよ!? ちなみに兄は冷静沈着で父に疎まれても涼しい
顔して、自分のなすべきことをする出来たお人。もちろん
弟には優しいし仲もいいし賢くて強くて腹も据わってる。
戦場で自分が敵に囲まれてもまず従兄弟を心配して
「逃げよ」とか言っちゃう18歳ってもうめろめろ。

で、読み返していて素晴らしい発見をした。
兄弟がこっそり盗み酒をしているシーンがあるのだが、
その後で弟が新しく部下にした佐平次に向かって
「俺はまだ酒を飲んだことがないがお前は飲め」
みたいに言ってるシーンがあるのだ。
弟はそんな小さな嘘をつくタマではないので
おかしいなぁとずっと不思議に思っていた。
まさか兄に限って「二人で飲もう」と言っといて
弟には飲ませないとかあり得ないし、さては兄上、

上の口には飲ませてないの…!?

とか、とんでもない邪推を(本当に)してしまって
もんもんと悩んでいたのだが、急に閃いた。

盗み酒は兄とだけの秘め事だから、いくら気に入った
部下でも打ち明けないで兄との隠し事を守っているのね!

いやだもう池波先生の芸の細かい事…!

佐平次には会った時から「いつか一緒に死ぬ気がする」
とか「お前にはなんでも言いたくなってしまう」とか
口説き落としているので、まさか嘘を言わないと
思っていたけどそうかそういうことかぁあああ…!!

で、この新事実に気付いて早速ハルカに連絡した。
ハルカとは朝の通勤電車でよく会っているのだが、
会うたびこんなテンション高い話ばかりして
多分、周りの客にはすごい迷惑をかけている。



2006年04月24日(月) 洗うのは…


土日の間に同僚達が上野の国立科学博物館で
展示している「ナスカの地上絵展」を見に
行ってきたらしい。私もかねがね興味があった
のだが、連日ものすごい混雑らしいのでいつか
平日休める日を狙って行こうと思っている。
でもま行った人がいるのだからと感想を聞いてみた。
「やっぱり混んでましたか?」と聞くと
「凄かったですよ〜大混雑でした」と答える。
やっぱり。
私も以前、アンコールかなんか見に行って
満員電車のような大混雑に巻き込まれたことがある。
なので更に
「イモ洗い状態でしたか?」
と聞いたところ、面白いこと言ってきた。

「イモ洗いどころじゃないですよ。
カボチャx状態です!

…どうスゴイのかよく解らないけれど、
とにかく大混雑だったらしい。



2006年04月23日(日) ダメ首


持病の首がまた痛くなったので、行きつけの
整体に行った。首は7本の骨がくっついて出来て
いるらしいが、私の首はズレやすい。前回行った
時は「7本のうち4本ズレてますねー」と言われて
とてもダメ人間の気分に陥ったものだが、さて今回は。

それにしても前回は手に汗握るような痛さだったが、
今回は幸い人が違って痛くなかった。しかし代わりに
その先生は私の股関節のズレが気になるらしく、
肩と首だと主張しているのに股関節のズレを治して
満足して終わられてしまった。

だから首なんだってばーー〜〜〜〜−!

と、終わった後にちょっぴり嘆いてみたところ
「お客さんの首は複雑にズレてて院長先生じゃないと
無理なので、今度は先生名指しで来て下さい」と
言われてしまった。
ついに整体もマスターズクラスの先生名指しかぁ…(−−;

いよいよ私のマッサージ人生にも年季が入ってきたカンジだ。



2006年04月22日(土) 早咲き


先週コンサートでもらってきたクチナシ苗を
父に頼んで植えてもらっておいたところ、
もう咲いてしまった。
蕾もつけていなかったのに早いな!

ちなみに、連れのところはまだ蕾も
つけてないらしい。



2006年04月21日(金) また真田本


今度は畑山博という人の書いた真田幸村小説を読んだ。
今の真田一色の頭では、色々な人の書く真田本を読みたい
気分でいっぱいなのだ(同人誌も無さそうだし・泣)
しかし、ガッカリだった。
いや、ガッカリを通り越してムカムカだった。

何しろこの作者、幸村が30代中盤から14年間幽閉されて
いた場面をクローズアップさせて、恨み言を延々つらつら
言っているのだ。なんなのこの女々しい態度は!
あとがきにも「男として一番油の乗り切った時期を
上からの圧力で封じられる理不尽さを、自分の周囲でも
嫌というほど見てきた」と言っていたから、そこが主題に
違いない。この勇将にそんな女々しい主題納得いかん!
そして何より許せなかったのは、真田太平記ではあんなに
敬い慕っていた兄を「最も見下すべき相手」とか言い
やがっている点だ。そこが最大の魅力なのに何ヌカす!?
作者の主張では、第二次上田合戦の時、敵対してしまった
親子が力を合わせて徳川を迎え撃てばもっとよい方向に
行っていたはず、みたいな。
違う、違うのよ!そこは皆で納得して敵対したじゃないか!
今更何みみっちい恨み言かましてるのよ!?(身もだえ)
案の定、話にはサッパリ兄のことが出てこなくて
ガッカリも増したしああもうサイアク。
なんとか最後まで読みきったけど、作者によって
こんなに人物像が違うとは大層な驚きだった。

…が、しかしこのまま終わらないのが腐女子だ。
「最初は仲違いとか周囲に言われて嫌いあっていた
兄弟が、いざお互い会ってもみると仲良くなってしまった」
みたいな話よくない!? 王道じゃない!?
とすっかり一人で大フィーバーしてしまった点だ。
あとで仲良くなると解れば最初の仲違いも微笑ましくて
モエだし、ああぁあもうそんな太平記話ないかしら?!



2006年04月19日(水) 例のトランプ


先日、グアムで買ってきたいかがわしいトランプを
みゅうさんにも送った。別にいやがらせじゃない。
みゅうさんならウケてくれるだろうと踏んでの、
あえてのプレゼントだ。案の定、喜んでくれた。
あまつ、54枚のカード全てが違う男優で全てポロリ
している春画を全てじっくり見てどのカードが好みだと
返事をくれたものだからタダ者じゃない。むしろ剛勇。
その中に「スペードのエースがデリヒっぽい」という
意見を聞いて、自分の分は買ってきてない私は確かめる
すべもなく、早速NINAさん、冬菊さん、あやさんに
「どうなんですか」とメールした。ちなみにデリヒとは
アニメ映画「鋼の錬金術師」に出てくる金髪碧眼の
病気持ちで夢見がちな弟似の青年。するとやはり、
鋼好きのNINAさんから「いましたデリヒです!」と
返事が。しかもプロ並の修正画像を日記に添付してるし!
ここにもツワモノが居たよ。冬菊さんは無修正のまま
画像送ってくれたし、ともちゃんも久しぶりのメールで
すごい食らいついてきてくれた(笑)このへんのやりとり
楽しそうだなぁ。もっとトランプ買ってくれば良かった。
私も「私は●●が好み〜v」とか会話に入りたい。

俄然、このトランプを使った「七並べ」がしたくてたまらない。



2006年04月16日(日) 上田再び


先月に引き続き、今月もハルカと上田にやってきた。
もちろん真田熱がいまだ冷めやらないからだ。
それともう一つ、桜の名所と誉れ高い高遠の桜を
見るためだ。いくらうちが群馬寄りの埼玉だからって
高遠は遠いし大混雑だ。なので今回は新聞社の主催する
バスツアーに便乗させてもらった。以前も、こうして
大混雑の善光寺にも行ったっけ。
朝は会社へ行くのよりちょっと早く出て電車で落ち合う。
バスの集合場所へ行ってみれば、既に皆席に座って
スタンバイしていた。案の定中年以上の方ばかり。
ここで好印象を持たれておくと後が楽なので
「おはようございます」とにこやかに挨拶しながら
バスに乗った。ちなみにハルカとはお互い朝食を
食べていなくて、バスの中でご飯を食べながら一路
高遠へ。これがまた遠かった。遠かったけど、後ろの
方の空き座席にゆったり座って真田太平記モエトークで
盛り上がってたのであまり長いとは感じなかった。
まずは甲州桃源郷という桃の木が沢山生えてる所へ。
群れてる桃って知らなかったけど、木が白くて上品な
カンジ。あー桃源郷ねーなるほどーといったところだ。
再びバスに揺られて高遠へ。途中で1時を過ぎたので
弁当が配られた。規則正しい生活をしている中高年の
方々はすぐに食べ始めたが、目の前に食べ物があると
食べずにはいらなれないうちらも食べてしまう。揺れの
激しいバスの中で食べるのはなかなかつらかった。
私とハルカも必死に食べた。そうこうしているうちに、
さて高遠。高台にある城跡なのだが、まだ3分咲きだと
いうのに恐ろしいほど混んでいた。つかね!私は来週が
いいって言ったのに主催社が「来週は定員が集まらないので
催行しません」とかいいやがるから泣く泣く今週にしたんだよ!?
なのにやっぱり来週の方が良かったじゃん、ちくしょー!
ともかくまぁ、3分咲でも綺麗は綺麗だ。城跡全体に
桜の木があってとても見事。しかもここは真田太平記
出発の地なのでハルカはすっかりおお盛り上がり。
私も、咲いてる桜を見つけてはせっせとデジカメに
収めたりして楽しいひと時を過ごした。
高遠を後にすると、高速を使って2時間くらい走って
ようやく上田へ。物語の冒頭で佐平次とお江が高遠から
別所へ逃げて来た時は一月かかってたけど、さすがに
高速で2時間は遠いよなぁ…とか物語へ思いを馳せたり。
さて夕暮れせまる上田へ到着したのは6時前。ちょうど
暗くなりかけている時で、桜のライトアップにはうってつけ。
駐車場を降りると無料で味噌汁を配ってくれていたので、
それをありがたく頂戴した。さすが真田の子孫が暮らす
上田、人の心遣いが有難いね!(もはやなんでも感動)
一月前に来たばかりだが、城の桜はすっかり咲き始めて
随分と綺麗だった。あーなんかもうステキーv
兄と弟が城を抜け出して夜に二人で花見酒とかちゃったのよ
やだもう〜〜〜vv とか妄想スイッチ入ってすっかり
テンションが高くなる。ちょうど門前のしだれ桜がいい
カンジに咲いててとても綺麗だった。上田万歳!
…どうでもいいが上田の花見は外人とヤンキーが多かった。
なんで?(ほんとにどうでもよろしい)

ハルカとは「また上田来たいね〜」と言いながら上田を
後にした。上田も桜はせいぜい5分咲だったが、充分
堪能できて満足だったv



2006年04月15日(土) 陰陽師とコンサート



今日は久しぶりに歌手のコンサートに来た。
クラシックはこないだマキシム行ったしね♪
一青窈のコンサートは2年ぶり(確か)
前回はNHKホールで、舞台上で「来てくれて
ありがとう」って土下座したのが印象的だった。
なかなかどうして並の人間に出来ることじゃない。
さて今日の連れも前回と一緒。
早めに会って国際フォーラム近くの地下のマックで
おしゃべりした。何しろ久しぶりだったので
近況報告しあったり。そんなさなか、ケータイメールに
着信があったので見てみると、透夜ちゃんから。

「陰陽師アップしました」

…あああぁああ。
ついに引けないところまで来てしまったと実感し、
大きなため息をついてしまった。すると連れが
心配そうに「どうしたん?」と声かけてくれたので、
HP持ってて小説書いてるとか説明してなかったので
出来るだけはしょって説明した。いわく

「敵が決まってないのに主人公が襲われる話を
書き始めちゃったんだけど、今一話をアップしたって
メールもらって後に引けないなぁとため息ついたとこ」

とミもフタもなく正直に語る。すると、気の利く連れは
細かいトコにはツッコまずにアドバイスをくれるではないか。
有難いなぁと思い「いちお敵はいるんだけどそれじゃ気に
入らないというかありがちでつまらないというか、イマイチ
華に欠けるというか…。ぶっちゃけ他の奴を出そうと思う
んだけど、じゃあなんで本命は今回出て来ないんだよという
話になってややこしいんだよね」とグチグチこぼしてみる。
連れはしばし考えたあと、ものすごくアッサリと言った。

「もしかして牛良ってアレ?
ボクシングで言うところのジャブやフェイントは
有得なくて、パンチはストレートしか許せない派?」

まさにその通りだと思った。


ちなみにコンサートはとても楽しくて心温かくなった。
前回のハナミズキに引き続き、今回はクチナシの苗を
もらってしまったしv そんで一青窈の美声を聞きながら
陰陽師の今後を考えたが、深く考えたら「そもそもなんで
密狙われてるのよ?」とか根本的かつ余計な謎が深まって
しまって、いっそう難題を突きつけられた気がした。

…もうダメかも(涙)



2006年04月14日(金) ケェキ


グアムのこともあって何かと世話になったので
久しぶりにうちにケーキを買って帰った。
ラ・メゾンの一個600円もするゴージャスケーキだ。
下にパイが敷いてあって上にはこぼれおちそうに
盛り上がったカラフルなトッピング。いつ見ても
お客さんがいっぱいだし、事実おいしい。
個人的には清水買いしたつもりで意気揚々と持って
帰ったのだが、反応はさんざんだった。
まず父。
「やっぱり普通のショートケーキがいいな。
250円のやつでいいから」

酷い。

そして祖父。
「こりゃ固くて食えねぇな」

…ごめんよおじいちゃんの歯じゃパイが固かったね。

さらにその二人の反応を見た母。
「だからそのへんの普通のケーキでいいのに…」


私が悪かったよ(怒)



2006年04月12日(水) ムード台無し


真田熱が冷めやらぬまま、今度は池波先生以外の
幸村本を読むことにした。本命は真田信之(兄)の
方だが、兄が主役の本なんてあり得ないので弟が
主役で我慢することにする。
で、読み始めたのが津本陽の「真田忍侠記」。
真田さん一家が出てくればなんでも嬉しい私は
とっても楽しく読み始めた…のだが。
この話は池波小説では出てこなかった
猿飛佐助や霧隠才蔵など十勇士が出てくるのは
けっこうなのだが、どんなステキな男も同様に

「さようでごわす」
「そうだっちゃあ」
「〜だらに」

等、どこに住み暮らしている人でも方言丸出し。
家康だって信長だって、どんな権謀術数駆使して
知恵を働かせた頭脳派だって方言なのだ。
それだけで既に腐女子としてのパワーの半分を
奪われた気分だったが、さらに後半になってくると
死に臨んだ大阪・夏の陣で

「花と散りてぇだんべ」

とか言い出して、せっかくの泣き場も一気に脱力感で
いっぱいに。こんな最高潮に脱力してる場合じゃない
でしょ自分!と叱咤しても、まるでそばにいる父の
ようなような聞いたことある方言を出されては
一気に地元百姓感丸出しに。

…ああ、もしかして私は一番最初に池波先生という
戦国モノの最高峰を読んでしまったのではないかしら。
たとえるならば田中芳樹の創竜伝を文庫(クラ●プ)の
挿絵の愛らしいイメージでBLネタを固定させたところに
新書(天●喜孝)のスタイリッシュなBLとは程遠い絵で
イメージを一変させられ、最後にOVAのなんとも
言えないしょっぱい絵で当初のイメージを忘却させられて
しまうような…(私はまさにこのパターンでした。しかし
この世にほとんど知られていないOVAのオープニング
ソングが、いまだに車を運転する時の欠かせないBGMに
なっているあたり、なかなかあなどれない)

もううかつに真田関係読まない方がいいのかしら…



2006年04月09日(日) 有意義な休日


今日は一日引きこもって紅白歌合戦のビデオを見た。
こんなこと、本気で暇じゃないと出来ない。
紅白はその前もその前の前もまだ録画したまま
見てなかったのだが、今日はせめて去年のもの
だけは見られて良かった。去年どんな歌が流行って
たのかとか今更知ったし。とりあえず総合司会の
みのもんたの合いの手が上手くいってないシーン
ばかりが目に付いた。ああ、誰かに語りたいけど
きっと今更言っても誰も解ってくれないだろうな〜。
あと、去年の10月から放置していたマキシムの
ファン倶楽部会員申込用紙も書いたし、ずっと
渡しそびれていたみゅうさんへのグアム土産も
袋に入れて宛名書いたし。一年以上前に買った
「マッハ!!!!!!!!」のDVDもようやくちょっと
目を通してみた。やっぱりカッコいい〜〜(><)
ああもうなんて有意義なんだ!

…が、いまだに正月に買ったPS2は未開封も
年末買ったホモゲーも未開封なのでした。
GWまるまる予定入らなきゃ出来るかな〜…



2006年04月08日(土) 男尽くし



昨日言ってしまったように、今日はオフ会を兼ねて
映画「ブロークバックマウンテン」を見に来た。
もう上映終わってしまうんじゃないのかしらと心配して
今週来たのに、3時の回を見ようと思ったらまさか満席。
仕方がないので6時の回の整理券をもらって先にご飯を
食べることにした。恐るべしホモ映画人気、場所が
新宿だからか?
NINAさんの摂取カロリーを気にしつつも、
今日だけはとイタ飯屋へ。NINAさんにハワイ土産を
もらったののお返しに、私はグアム土産を渡した。
これがまぁ勇気を出して買ってきたものなのだが、
中を見せてもらったら思った以上にスゴかった。
全て違う男優54人を使ったエロいトランプ。
グアムといえば青い海、青い空、白い砂浜と免税店、
日本語といかがわしいお店が私のイメージの全て
だったので、グアムらしいだろうと買ってきたのだ。
早速見せてもらって唖然とした。なんとトランプの
男優全てがポロリなのだ。パンツ履いてても
意味なくはみ出させている。うっわ何コレなぜに
見せる!?それでもきゃーきゃー少女のように騒ぎながら
見せてもらって楽しませて頂いた。ぜひこのトランプで
七並べがしたいものだ。…つか私、このトランプ
持ってる間荷物検査受けなくてホント良かった。
食事も終わったのでいざ、映画鑑賞へ。
早めに整理券を取ったので前の方の席で楽しく
見させて頂いたが…これがまぁまたスゴい内容だった。
「親同伴じゃないと12歳以下閲覧禁止」指定が
あったが、親と一緒だってこんな男同士が暗闇で
息荒くしてチャック下ろしてるシーンなんか見せて
いいものじゃないだろう。トラウマになりそうだ。
なんというか「ここまで見せてくれなくても
良かったのに」的見せ付けられた感がいっぱいだった。
「うーわーすごーいー」みたいな〜。
結局、妻にも家族にも内緒で(バレてるけど)20年も
関係を続けるんだけど、結局周囲の目が怖くて
一緒になれない二人。片方が死んだらようやく安心して
「ずっと一緒だ」とか言い出す始末のヘタレ二人組の
話でした。この悲恋?がいいのかな。まぁ恋愛モノなんて
悲恋具合がナンボでウケが決まるようなものだしね。

それにしてもトランプといい映画といい、
濃い一日でした。しばらく見たくないや…(−−;



2006年04月07日(金) まとものボーダー


仕事中、女の子達の映画の話になったので
思い切って言ってみた。

「明日、女の子4人組で"ブロークバック
マウンテン"見に行くんですよ」

ブロークバックマウンテンとは、アメリカで
アカデミー賞を受賞した噂のカウボーイゲイ映画。
もちろんヲタクの興味本位で、NINAさん
あやさん冬菊さんと一緒に見に行くのだ。
で、アカデミー賞取ったし話題にもなったし、
ウケ狙いならこのくらい言ってもいいかなーと
慎重に吟味した結果、言ってみた。途端に
「えー、どうなんでしょうねそれー」みたいに
きゃーきゃー騒ぎになる。私も困惑の顔を作りつつ
「見たら結果報告しますねー」と言ってみた。
よーぉし、セーフだろう。
内心冷や汗をぬぐった私は、他の子が放った
次の一言に自分のウカツさを悟った。

「私、水曜に代休取った時に
"ウォレスとグルミット"見てきましたよ。
面白かったです」


…ヤベェ、子供向けアニメ映画面白いって言ってる人に
ゲイ映画ネタじゃ、私の発言完璧アウトだ(滝汗)



2006年04月05日(水) ちょいムカ


仕事で採用関係を手伝わされている。
忙しい時期なのにこれ以上仕事増やされるのは
ホント困る。本当は他に担当がいるのだが、入って
まだ一ヶ月の新人に、まさかこないだまで自分が
受けてた採用の仕事をさせるのも悪いってことで、
仕方無しに私がぶちぶち文句垂れながらやっている。
一次試験行きと不採用を分けて通知を出す仕事だ。
別に人様の履歴書を見る趣味はない…というか余裕は
ないのだが、今日たまたま視界に入ってしまった。
企画、運営の仕事希望の30代男(ちなみに顔は人並)

趣味:アロマテラピー

途端に私の中で一人物議が始まった。
趣味がアロマテラピーの男ってどうよ!?
ネクラ?乙女趣味?神経薄弱?独りよがりか?
つか、まず仕事探してるのに趣味をアロマテラピーと
履歴書に書いちゃう心理が問題だと思うんだけど。
採用担当者にどんな心境を与えたいんだ一体。
私なんて新卒の時、目新しさとウケ狙いの一心で
趣味:江戸町人文化研究
と書いて質問されたら熱く語る用意してたけど、
そんな心意気も感じられない(ちなみにキワモノ
過ぎたのか一度も聞かれたことなかった)
やわいな、ダメダメだ、都筑みたいじゃん。

…と思い至ってふと気付いた。

なんだ私、けっこう都筑嫌いだったんだ。

今更気付いた。



2006年04月03日(月) 同志といっても…


土曜のマキシムの興奮も冷めやらないまま、
職場でいかにステキだったか熱く語った。
ちなみに職場にはそれぞれ韓流好き、岡田好き、
ジャ○ーズ好き、プロ野球好き等、多種な女性が
いる。皆けっこう本気でハマっていて、韓流好きの
彼女なんか見るたびに韓国語本を読んでいる。
以前、熱心ですよねぇ、と感心して声をかけたら
「だって好きだからv」と答えが返ってきた程だ。
その韓流好きの彼女と昼食が一緒だったので、
マキシムについて話してみた。例のサイン会で
「私が行かなきゃマキシムが心配しちゃう、とか考え
ちゃって。私も思い込み激しすぎですよねぇもう〜」と
笑って流してもらおうと話したら、手でも握りそうな
勢いで返答された。

「解ります、その気持ち」


…なんか、自分で言っといてなんだけど
私の方が引きそうだ。



2006年04月01日(土) vV


今日は久々のマキシムのコンサート♪
本当に久しぶりなので久しぶりにCD聞こうと思ったら
見つからなかったくらい久しぶりだ。でもケータイも
待ちうけはずっとマキシムだし、大好きなのに変わりはない。
ああぁあもう楽しみだ♪
前回、10月に行った時と同じ子と、また池袋の芸劇へ。
今日もまだ体調が思わしくなかったので2時に
待ち合わせて遅い昼食を食べた。もちろんそれまでは
一週間の疲れを癒すべくギリギリまで寝ていた。
久しぶりにあった…というか今年初めて会ったので
「今年もよろしく〜」なんて今更ながらに挨拶して
近況報告を。CD屋と本屋をぶらぶらした後、
中国茶のお店で一休みしていよいよ芸劇へ向かった。
今回は、前回よりは早めにチケット取ったんだけど
それでも2階席でちょっと遠め。あまり表情とかは
見えない位置だったけれど、彼の素晴らしさが衰える
訳じゃない。今回もとても堪能させて頂いた。
久しぶりのクラシックコンサートで頭の回転も少し
よくなった気がするし、好きな人だからなおさら
テンションも上がってくる。だからショパンのマズルカを
弾き始めた時は「私の一緒でショパン好き!?いやん
運命だわ!」とか一直線に勘違いしそうになった。
ところでマキシムはどうも激しめな曲がお好きだ。
そりゃ長身の大きな手では鍵盤が小さく見えるくらいだが、
それでもあんなあっちこっち跳ねる演奏がよく出来るものだ。
あまりにもステキなので、楽譜が欲しいなぁ…と一瞬
思ったが「落ち着け私、曲を知ってたってとても
弾けるレベルじゃない」とふと正気に返った。ちなみに
YAMA○Aとかで一曲100円程度で楽譜をダウンロード
出来る機械がある。多分売ってないだろうが、バイエル
並に簡略化されてたら見るだけでも見てみたいものだ。
激しい曲の間に落ち着いた曲も弾いていたが、それが
なぜか葬送行進曲で(またもやショパンですよ!)
コンサートで始めて聞いたのでちょっと驚いた。
…どうして葬送行進曲なんだろう、いや第二楽章とか
けっこう華やかで好きだけど。ああぁもうマキシムったら
力強いフォルテだけじゃなく繊細なピアノもステキ!
…とまぁなんでも素晴らしかったのだが、とにかくとても
満足だった。次回はもっと気合入れてチケット取って
もっと前の席を陣取りたいと思う。
ちなみに、会場でCD1枚でも買えばサイン会に参加出来る
という企画があったのだが、私はいい加減正気になりかけて
いたので今回はいいや、と諦めていたところ、連れがすっかり
気に入ってしまって「私が一枚買うからサインもらって
おいでよ」とステキな提案をしてくれた。そう言われると
「毎回サインもらってるのに今回私が行かなかったら
マキシムが不安に思うかもしれない」と、そら恐ろしい
思い込みに捕らわれるのだから我ながら自分の思考が怖い。
いそいそと連れの買ったCDを持って列に並び、CDに
サインしてもらって帰ってきた。つか、サインしてもらった
CDを受け取る時、ちょこっと指がぶつかってしまった。
これが本当の

指触れ合うも多情の縁

て奴!?(大違)
それにスゴイ、連れのCDは本人のサイン入りじゃないか!
いや〜、それにしても今回もステキだった。
それに毎回、各地に宣伝しまくっているので
私の周りにもファンが増えているのが嬉しいvv


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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