日常喜劇

2005年08月31日(水) 早寝の習慣


私には早寝の習慣というものがない。
むしろ夜寝るのが遅い方だ。
しかし今週だけはそんなことを言っていられなく
なった。金曜の夜に夜行バスで出かるからだ。
だからなるべく体力を温存しておきたい。
毎日早く寝ようと努めるのだが、どうしても
1時過ぎてしまって早く寝られない。
布団に入ると途端に元気になってしまうのが
いけないらしい(オトコノコじゃないけどさ)



2005年08月28日(日) 密の属性


なんと今日も暇だった。
休日に二日続けて暇であることなどそうそうない。
昼間ちょっと出かけたが、おおむね暇だったので
やっぱり今日も創作に精を出した。
今日はテロ師を書こうかと頭を巡らす。
ちょうど夏休みネタを考えていて、密が山篭りして
修行するシーンなんか書きたいなとネタをあれこれ
考えた。滝に打たれるとか、山を駆け上がるとか、
川で魚を手づかみで取るとか、洞窟で野宿するとか
すっごく楽しそう♪(>▽<)
むろん書くのが、である。やるのは大変そうだ。
モノカキたるもの、旅館で邑輝といちゃらぶするより
山篭りして修行するシーンに武者震いして何が悪いと
思う。だって絶対書き甲斐があると思うもの!
己の限界を目指して、大自然と一体になって自分を
追い込む密、ちょっとよくないですか?野武士みたいに
眼光鋭くなってかなりレベルアップしちゃうよ?
密ってこういう、厳しい修行を黙々とこなすと好きだと
思う。より高みを目指すというか、進んで厳しい道を
歩きたがるというか。こういう人はえてして警官とか
自衛隊とかに進む。傾向としてアスリート型とか
アーミー型とか個人的には分類しているが、鍛えるのが
大好きな人は確かにいる。密って絶対この分類だ。
だから、極限状態まで自分を追い込んでテロ師として
一段階自分を磨いちゃう密、とてもとても書き甲斐が
あると思うのだが、どうでしょう、読みたくない?

…と、本気で呼びかけたいが、私だってそんなネタが
ウケないのは解っている。テロ師を読んでくれる奇特な
方のためにも、邑輝といっしょに貸切露天風呂入って
いちゃこいたり、帯で密の手首を縛り上げて、旅館の豪華な
欄間にその帯をひっかけて吊るした方がいいのは解っている。
…が、書く方としてはいちゃらぶより武者修行の方が断然
楽しそう。それで一話作ろうかどうか悩んで半日過ぎ、
あまり激しい修行しちゃうと笑いも取れないので諦める
ことにした。やりすぎちゃうと陰陽師の密と被りそうだ
(彼も完璧アーミー型)



2005年08月27日(土) キリスト教の影響


珍しく休日が暇だったので、本を読んだ。
ちょっと前にはやった「ダヴィンチ・コード」
一昨日から読み始めたら面白くて止まらないのだ。
とりあえず今日は一日、読書と合間のストレッチで
一日終えてしまった。一日で下巻を読破し、読み
終わった時には満足のため息とともにモエモエしてきた。
カイックが書きたい(−▽−)…
ちょっとでもキリスト教関係の情報に触れるとすぐ
触発されて頭がカイックに行く。もともと学生時代
こっち方面の勉強をしていて、カイックはその延長で
書き始めた話なので、聖書とか祈りとか聖歌とかに
触れると途端にカイックを思い出す。キリスト教の
戒律と排他的なところと独善的なところと荘厳さと
その歴史と偉大さ峻厳さと時代背景とその他もろもろ、
もうカイックはキリスト教を掘り下げるほどに想像が
膨らんで楽しくなる。この宗教観、カイックは違うけど
背徳的なネタにはうってつけだし(←違うんですよ)
それにしても私はあいも変わらずえろが書けないので、
この話はもう続き書けないかもとうしひしがれていた。
だって話の中ではえろがエスカレートしていくのに
私の筆力が追いつかない…!(号泣)
そんな時のためにシロクマ君には3年も前からえろ
シーンの代筆を頼んでいるが、読み返してみるとまぁ
カイックのえろの痛いこと…!とてもじゃないが
えろの女王好みのらぶいえろとは大違い。もう
えろさじゃなくて痛さ追求があからさまなのだ。
いや甘さは追及してないけどさ?
痛いえろ大好きだけどさ?
こう、ずっと痛いえろばっかやってるとだんだん
絶叫映画に慣れて、しまいには笑い出して来ちゃう
心境に似てないだろうか。映画「ラストサマー」を見て
最初は怖いんだけど「2」も後半になるともう、必ず
背後からぬっそり現れるフィッシャーマンに「絶対
背後に回って驚かせようとする習性はもはや芸人根性、
エンターティナーだなぁ」と感心して眺めてしまう
心境に似ている。ぶっちゃけアホらしいというか。
元々お笑い傾向が強いので、あまり耽美や痛いのを
大真面目に続けると私がアホらしくなる恐れがある。
書くなら勢いをつけて一息に、痛さに酔っ払ってる
うちに書かなきゃならない。幸い今は暇で宗教観に
酔ってるので書くなら今!
と久々に机に向かってみた。が、途端に挫折した。
なんと愛用の寝ネタ帳が見つからないのだ。
まさか会社に忘れてきた!?(=身の破滅)

…とりあえずネタ書き用のノーパソを開いて
思いつく限りのネタを書き出しておいたが、
それを見てまたげんなりした。
やっぱり痛い展開ばっかり…(−.−;
カイック書くためには、悲劇酔いするくらい
自分も追い込まないとダメかも。



2005年08月25日(木) フレンチのお値段


こっそり聞いたところによると、昨日食べたフレンチは
一人8000円らしい。個人で食べようと思ったらちょっと
した贅沢だ。しかもタダで食べさせてもらって何の不満が
あるものか。しかし私は一昨日、食べに行く前に金銭感覚の
著しく違う母にこう言われていた。
「まさか7000円くらいの安いコースじゃないでしょうね?」
7000円の何が悪かと!?
うちで一人だけ飛びぬけた金銭感覚を持つ母はいつもこうだ。
2リットルの海洋深層水を買ってきたり1パック300円の卵を
買ってきたり、外食ではサラダ1800円とコーヒー1000円とか、
父と私の節約生活をあざわらうかのような食道楽をしている。
違う人間だからそれはいいんだけどさ、7000円を安い言うな。
…なーんて食べに行く前はぷりぷりしていたのだが、
帰ってきてすっかり頭が邑密テイストになってみたら、
あの内容で8000円は安いと思えてきてしまった。
だって魚の後に肉出てきたし、デザート盛り過ぎだし。
邑輝さんが行くようなレストランだったら、たとえテロ師でも
一人10000円以下の食事なんてあり得ない!(>□<)ノノ

…なんて恐るべきハイソカプ、こちらの妄想力の限界を感じる(汗)



2005年08月24日(水) フレンチ


会社負担でフレンチを食べに連れてってくれた。
仕事が終わって皆で向かうのだから、あまり近所から
通っている訳ではない私はあまり気が進まなかったのだが、
タダと麻布十番という場所に惹かれて来てしまった。
オシャレで高級とくれば邑密っぽいし!(>□<)ノ
ってことで行く前からにわかに邑輝熱が盛り上がる。
テロ師もちょっと邑密テイストのネタが出てきたり、
ずっと放置しといたカイックのネタが出てきてみたり。
そして当日、ホントは日曜から出勤してるし明日は忙しい
から早く帰って休みたかったのだが、頑張ってやって来ました
麻布十番。オシャレ過ぎて縁の無い場所だけに、来ただけで
テンションが上がる。向こうには六本木ヒルズのネオン。
うぉおお〜邑密で来させたい!(そんなんばっかだ私)
駅から10分以上歩いて人気のない暗い人家の間を抜け、
人家のようなたたずまいの小さなレストランに到着。
うぉおお〜可愛い!邑密で…!(以下略)
なんでこんな不便な所まで来たのかと思ったら、なんと
上司の知り合いが経営しているお店らしい。入り口まで
出迎えてくれて、二人で「同窓会以来だね」なんて挨拶を
交わしている。いいねぇ知り合いがフレンチレストランを
経営。邑密でも…(くどいから)
中はやっぱり人家を改築したようになっていて、地下の
広間に通された。参加した人たちでテーブルに分かれると
早速ワインを持って来てくれる。「赤と白どちらがよろしい
ですか?」…飲めたら雰囲気に浸れるのになぁ(涙)
食事は素晴らしいの一言に尽きた。こんなイイモノ食べたの
久しぶりだ。庶民なので気付かなかったがフォアグラらしい
物も食べちゃったらしい。完璧なコース料理で、魚の後に
肉まで来てかなり満腹になった。パンも美味しかったしv
同席した子達と他愛ない話題に花を咲かせつつも、頭の中では
邑密シミュレーションでいっぱい。「ここはこんな話題が…」
とか「ここでワインを…」とか食べることと会話と創作で
いっぱいいっぱいだ。事前にこっそり聞いていた値段より
はるかに充実した内容で大満足だった。しかし私は家路が
遠いので、食後のコーヒーを最後まで飲めずに先に帰らせて
もらった。残念だなぁ、ここからゆっくりしたい所なのに。
でもおいしい料理を最後まで全部食べられたし、邑密も脳内で
活性化してきたし素敵なディナーだった。
やっぱり人間たまには良い物食べるべきだと思ったのでした。



2005年08月21日(日) よさこい


一足早く今日から休日出勤して出社してきた。
帰りに、帰り道が同じ方向の老先生に「坂戸でやってる祭は
いいぞ」と言われ、毎年知ってたけど見に行ったことが
なかった祭を、大河ドラマは我慢して話の種にも見て帰る
ことにした。
仕事帰りなので7時半過ぎに駅に到着。祭会場はどこか
知らなかったが、人が歩いてる後をついていって、やがて
大通りの両端に人が座り込んでいるのを見て、私もそこに
ならって座り込んだ。するとまもなく人が増え始めた。
どうやら正解らしい。
やがて通りの向こうに同じ衣装を着た人たちが集まり出した。
反対側でマイクを持った参加者が、自分達の団体の説明を
始める。そして音楽が鳴り出すと一斉に踊りだした。
よさこいというのは四国が発祥だが、手軽で誰でも好きな
ように踊れて規定がないのが良いらしく、最近全国で盛んに
行われているらしい。以前行った新潟でも、狐面を付けた
老若男女が踊っていて可愛らしかったし。ここ埼玉の一都市では
だいぶ前からよさこいが盛んで、年々参加団体が増えている
らしい。手にチャキチャキ鳴る木板?を持ってるのが特徴で、
あとは思い思いの祭り半纏とか法被とか、Tシャツでも可。
足だって足袋だろうと運動靴だろうとおかまいなしだ。
500メートルもない短い通りを5分くらいかけて、端から
端まで踊る。終わると次の団体が来てまた踊る。
道端に座り込んでぼーと眺めていたのだが、案外楽しかった。
折りしも夜で、風が適度に吹いてて涼しくて昼間から来てなくて
正解だったし、夜の方がなんかシャーマニスティックな(笑)
雰囲気があってドキドキしたし。
可愛い男の子が先頭に立って一生懸命踊ってるのも可愛かったし、
若いお兄さんが素晴らしいモモをチラつかせながら踊ってるのも
モエたし、綺麗なお姉さんのキビっとした動きも素敵だった。
スパンコールの化粧濃いおばちゃん(とおじちゃんも化粧してて
迫力だった)の団体とかもあったけど、総じて楽しかった。
老いも若きも祭に興じるなんて日本人もまだ捨てたもんじゃ
ないなぁなんて思ったり。今まで敬遠して見に来なかったのが
残念だった。来年また来ようと思ったのでした。



2005年08月20日(土) 解禁


発売というより解禁の響きに近いと思う…
闇末番外編、ともかく世に出て来ましたよ!
早速買いに行きました。花ゆめは要らないから
付録だけ下さい状態。そして表紙を見て驚いた。
誰ですかコレ?
また絵が変わってるし。今度の密はますます
色気から遠ざかったな…ん〜もう可愛い!
食いてぇ!(><)…て顔ではなかった。
それはしょうがないとして内容。

また続くんですか!

54ページ書き下ろしで「続き」になるとはまさかの
大波乱。今冬って見えるけど来冬でしょ?ってなもんだ。
そして織也、カッコ良かった〜〜〜〜(≧0≦)
やはり織也は闇末一カッコいい男です!伊達過ぎて
粋過ぎて江戸時代へ行ってしまえと言いたいくらい素敵。
裾から覗く脚とかたまりません。…脚というなら都筑の
膝裏からふくらはぎのラインも素敵でしたがv
内容はネ?別にいいのよ?右京さんに関しても特に
意見ないし?あの童顔は咲貴にそそのかされて邑輝家の
誰かに実験されて年取らなくなっちゃったのかな?とか
思ったくらいで別に。つかあんなまともに可愛い人が
居るなら邑輝、密に手を出すんじゃない。
咲貴が出てなくてガッカリだったけど、カッコいい織也と
けなげな右京さん見られたからいいか。そして一番気に
なった点、夜ひろなり氏とチャットで話していたのだが、
邑輝は霊体とかで右京に取り憑いているんだろうか?
そしたら邑輝は実態がない気体になってしまったんだろうか?
それってつまり邑気?(爆笑)
気体になったら死ねないし殺せないし、邑輝ますます
パワーアップするんじゃないだろうか。密へのイタズラも
気体だともっとえっちなことが出来そうだし!映画
インビジブルは透明人間になった主人公が寝てる女性に
えろいことしてたもん!気体だってやろうと思えばなんか
えろぷれいが出来るはず!邑輝なら閃くはず!
…えーと強風でスカートをめくり上げるとか(履いてません)
微風で産毛を逆撫でるとか(気持ち悪い)
…ダメかも(涙)
なんだかんだで邑気のその後も気になるので、
続きが早く読みたいなvvv



2005年08月19日(金) 物々交換


夕方都内に出て、昨日整理した同人誌を売り払ったら
なんと3400円にもなった。これから友達と会って
ご飯を食べるのだが、夕飯代が浮いたなぁなんて
ホクホクしながら歩いていたのだが、ふと気になって
アニメCD屋?へ入った。そこで以前から気になっていた
ホモゲーを見つける。前の日記に書いたが、密ソックリの
頭悪そうな美少年がムチャなヤラれ方する学園モノ
「揺蕩う刻」だ。はっきり言ってホモゲーはあまり好き
ではない。いかにもこれからヤルゾーってカンジの露骨な
BLワールドと性描写は引いてしまうのだ。逆にカップルか
友情か微妙なラインで揺れるようなほのめかしにモエる。
でも完全なる笑いモノとしてならホモゲーだって大歓迎だ。
この「揺蕩う刻」はいかにも主体性のなさそうな顔だけの
美少年がアチコチの男にひっかかって股を広げてしまう
ような…まぁ言ってみればオレテン系?(色々と超失礼)
密にソックリの美少年が一体どんな痴態を繰り広げるのか
想像しただけで笑いがこみ上げてくる。「や〜んもっと」
とか言っちゃうんだろうか!? 密ではあり得ないカンジが
また笑える。しかも3150円だったから、同人誌がホモゲーに
化けた形だ。初めて買ったホモゲーだが、笑いモノ扱いなら
悔いはない。絶対面白いと思うの!さっきとは違った意味で
ホクホクしながら待ち合わせ場所に歩きつつ、どんな痴態が
飛び出すのかシミュレートして楽しくなる。
いやぁ、夏休みって、時間があるってホント有意義だ(笑)



2005年08月18日(木) ひもし


普通の休日だと掃除と言えば床掃除だけで終わってしまう
のだが、一週間も休みがあったので本の整理をしてみた。
本と言っても、普通の本の他に同人誌にまで手が伸ばせる
機会はなかなかない。あちこちに放置してある本を片っ端から
チェックして、もう読まない本は明日出かけた時に売り払って
来ようと紙袋に入れた。これでだいぶ部屋も軽くなったはずだ。
そしてもう一つ、売りにも出せない正真正銘恥ずかしい本が
あったので、これは家の庭で燃やすことにした。
田舎はこういう時にありがたい。うちにはちゃんと物を燃やす
焼却炉があるのだ。が、窓から外を見てみたらなんとツタが
からまっているではないか!オイオイ最近はダイオキシンとか
気にして自宅で燃やしちゃいけないのか!? しょうがないので
畑で燃やすことにした。田舎はこういう時…(以下略)
ちなみにうちの方では物を燃やすことを「ひもし」と言う。
「火燃やす」の「や」が抜けて「火燃し」になったんじゃない
だろうか。父なんかがよく言う自発動詞は「燃す(もす)」だし。
「ちょっと畑でひもししてくるわ〜」なんて5時過ぎに畑へ
出て、バケツに水を入れてスタンバイ。隣の家に人が居るけど
まぁいいか。ドサドサっと土の上に本を置いて、その上に
燃えやすい紙を置いてライターで火をつけた。…が、本には
すぐ火が付かない。途中で父が持ってきてくれた竹棒で
あちこちからつっつきながら汗だくになって本を燃やす作業に
専念する。…なにやら隣の家の視線が痛い。そりゃそうだろう、
私なんて滅多に家に居ないのに、こんな明るいうちから畑で
何かを一生懸命燃やしていたら不審以外の何物でもない。
しかも今更だが、暑かったのでだいぶアラレもないカッコ
だったし。ヤバイ、これをネタに脅されるかもしれない(汗)
そんなことを思いつつも燃やす手は止められない。だって
どのページがめくれてもヤバイんだもん!(滝汗)
「ああっこのページ開いてちゃマズイ!はよ燃えろ!」とか
「ああっこんな文字が燃え残ったらヤバイ!」とか
もうとにかく必死。父や母が不審げに通りかかるのも体で
ガードして、なんとか灰になるまで燃やし続け、その灰も
踏みつけて微塵にし、上から水をかけた上に更に土をかけて
踏みしだいて、ようやく満足のため息をついた。気分爽快、
完全犯罪を達成したみたいな心境だ。
ああ…これで一つ私の恥が消えたな(ここで言っちゃってるけど)
と思う反面、じーっと眺めていた隣のオヤジにいつ脅されるのか
ビクビクしてしまう。…次やるなら秋、ヤキイモを
焼きがてらにしよう、と誓ったのでした。



2005年08月17日(水) 修善寺いとをかし・2


外人は川の流れを騒音と感じるらしいが、完璧日本人の私は、川のせせらぎの
音とともに清清しく目を覚ました。静かなので川の音がよく聞こえて、嵐の
中にも似てモエ。壮絶にモエ。雨音も川のせせらぎも水音は大好きだ。
目覚ましが鳴る前に目を覚まし、朝風呂に入りに行った。昭和7年に作られた
という本格的にクラシカルな、石を使ったステキなお風呂。いいね〜モエ、
情緒があってステキだ。そこは本当に入るだけもお風呂だったので、また
家族風呂に行って洗ってから部屋へ戻る。朝食を予約に入れなかったので
二度寝した。たいがい旅先では前日食べ過ぎてて朝入らないものだし。
ってことで9時半まで眠りこけ、その後身支度をしてから旅館内を探索に
出た。思ったより広くてステキ!敷地内に池があって鯉が居て、細い廊下が
続いてて古い建物ってイイね!特別室を覗いたり、草履を履いて外に出て
みたり。広くてどこもきちんと整理されているのでじっくり堪能出来ました。
ああやっぱり密を誰かと泊めたい…vV(><)
チェックアウトギリギリまでまったりした後、フロントに荷物を預かって
もらって修善寺散策へ出た。日傘まで用意されてるなんてさすが高級旅館!
散歩に出て、まずは地名にもなっている修善寺へ。しかしここは本殿の
改築工事をしていたので、さっさと一回りして出て来る。…ガッカリだ。
次は橋を渡って(しかも渡月橋という名前。近くには嵐山という地名もある)
指月殿へ。源氏関係の史跡が多く、大河ドラマの影響かCMも案内もばっちり
だった。石段を降りてきて、昔懐かしい射的場に入ってみる。ピンボール
じゃなくてロマンスボールっていうの?レトロでめんどくさい所が面白かったv
その後、高級旅館の食事処でそばを頂く。昨日からそばとカキ氷と懐石料理
ばかりでひたすらヘルシー志向だ、私達。程よく腹がふくれた後は、昨日も
行った竹林へ。そういや昨日、寝ぼけていた時間の打ち込みも寝ぼけていた
のか書き忘れていたが、夜の散歩に出かけた。その時に人気のない竹林も
行った。竹林マニアの私は人気のない夜の竹林にかなりモチベーションを
沸騰させたが、昼間の静かな竹林もまたステキ。日の光が降り注いでて
なんて綺麗。ああ…密を誰かと歩かせたい。
竹林の小径を通り抜け、風の径というこれまたステキな名前の道へ。…が、
普通のうらぶれた川沿いの小道でした。竹林カムバック!(>0<)
修善寺は高級旅館が多く、とてもじゃないが敷居が高いので入口だけ眺めて
みたりを繰り返し、入った気になって悦に浸る。密を誰かと…(以下略)。
しかしその高級旅館の合間にスナック「あしでまとい」を見つけてちょっと
驚く。名前のセンスと、他との違和感。…誰があしでまといなんだろう(汗)
ちょっと坂道を登った所にある源憲範頼の墓を見に行く。田舎風景がすごい
うちの近所に酷似してる。連れとお互いのうちの近所みたいだねと言い合って
目くそ鼻くそ状態。いやでもホント、田舎は皆近所に見えて仕方がない。
観光スポットはそれなりに一回り歩いて宿のそばに戻って来る。疲れたので
近くの喫茶店でコーヒーを飲んだ。かなーりストロングなやつ。でも水が
綺麗なせいか美味しかったv そうそう、最後に日枝神社へ。ここには巨大な
夫婦杉があって、元は別々の杉だったのに根元がくっついてしまったという
縁起物。二人して予定もないのに「子宝に恵まれますように」と看板が立てて
ある夫婦杉の間を通過してきた。…だっておじさんも通過してたし(--;
宿に戻り、日傘を返してバス停へ向かった。まだ早い時間だけど、見るモノ
見たし連れは明日仕事だし。バスで修善寺駅へ戻り、土産物屋で私は黒米の
ジェラードを食べたらえらくパサついてて食べづらかった。修善寺は黒米で
村おこしをしているらしく、黒米メニューばかりだった。
さてまたレトロ列車を乗り継ぎ、熱海で運よく快速を捕まえられたので
それに揺られて5時過ぎには東京駅に到着した。そういや子供達がまだ
うちに居るのに手ぶらで帰って来てしまったと東京駅で慌ててお土産を
買ってみたり。御門屋の揚げ饅頭が美味いんですよ!(><)
…てぇことで、今さら伊豆〜?とか伊豆のくせに山奥〜?とか修善寺は
敬遠してたのがもったいないくらい、ステキな所でした。嵐山とかあるだけ
あって情緒たっぷりで上品で宿もステキだったし。次は是非紅葉の季節に
来たいな♪しかし連れとは今度、車じゃないと行けない西伊豆に行きたいね
なんて話で盛り上がったのでした。西もいいね〜景勝好きには聖地だ(笑)



2005年08月16日(火) 修善寺いとをかし・1


昨日いきなり予約を入れて、やってきました伊豆は修善寺。
前々から友達と今日行こうという話にはなっていたのだが、私が明日からと
勘違いしていて何も決めていなかったので急遽昨日決めた。しかも行き先も
はっきりしていなくて、さんざん電話口で悩んだ末彼女が行きたがっていた
修善寺に決定。私は、伊豆なのに海が見えないのは許せないと常に修善寺を
敬遠していたのだが、今年は出張がてら伊豆の海も見ているのでまぁいいかと
諦め半分修善寺に決めた。時間もないしね!しかもあまり遠方は特急電車の
予約も取らなきゃで面倒なので、宿の予約だけ入れれば後はどうとでも
行ける距離、しかも今回は車は使わずに電車…出来れば東京出発がいいと
なればおのずと選択肢は限られて来る。ってことで快速で伊豆へ向かった。
朝、いきなり休日時刻と勘違いしていた私は待ち合わせを東京駅に変更して
もらって湘南新宿ラインと中央線を駆使して東京駅へ急いだ。先にホームに
並んでてもらって、ギリギリ5分前に私も飛び込む。東海道線の快速は
向かい合わせ席なので、海側を陣取って私はさっき買った朝ごはんを開始。
ホント勘違いしててスミマセンでした(汗)道中は近況報告なんかして
のんびり過ぎた。元々付き合いが長いので、無理に会話をしなきゃとか
気遣いがあまり要らなくて心地よい。隣に座った高校生達がスラムダンクを
回し読みしているのを見て、頭の中は大黒磨○がエンドレス状態に。懐かしー
なー、私もハマったのは高校時代だよ。今のジャンプだとてにぷりがスラダンの
位置になるんだろうけど、スラダンの方が全然現実味あって面白い!つか
今スラダンが流行ってたらミュージカルとかやっちゃうんだろうか…(汗)
なんてつらつら考えているうちに熱海に到着。ここから更に西へ向かう
東海道線に乗り換えて2駅の三島へ。修善寺に行くためには更に私鉄に
乗り換えなきゃなんだけど、時間があったので三島を散策することにした。
ここは湧き水が有名で、駅前の観光案内所の前にある池さえ綺麗な湧き水が
出ていて感動した。スゴイ!観光案内所で「みしまっぷ」をもらう。なんか
町おこし頑張ってマス!ってカンジがひしひしと…(笑)町は折りしも今
お祭をしているというので、そのお祭会場へ向かった。途中で川沿いの道を
歩く。水がすんごい透明でとても綺麗!カモがいっぱいで可愛い!三島ってば
自然が綺麗でなんていい所なんだv水路の向こうにある人家が、一家に
一本専用の橋がかかっているのがなんとも風情がある。水路にもカモが居て、
コガモなんかもちょこちょこ泳いでて、上にはちょうちんが連なっている。
地元熊谷のような雰囲気だが、こちらはなんとなく上品な情緒があっていい。
そうこうぼんやり歩いていると三嶋大社に着いた。大社と名が付くだけあって
大きな神社で、お祭をやっているので屋台が沢山だった。祭用に作った
お化け屋敷まである!私お祭でお化け屋敷出してるの初めて見た!(感動)
お参りして、境内を一通り見て回った。敷地内に神鹿まで居るなんてホント
立派な大社だなぁ…。合気道の演舞をしている隣で、ガールスカウトの子供
達が古いB'zのナンバーでバトンを振り回している異様な現場を観覧し、
ちょうどお腹がすいたので大社前にあった蕎麦屋に入った。おそばを食べて
一休みし、大社に戻ってからカキ氷を食べた。名物のあんこのついた草餅が
乗ってる抹茶カキ氷。…甘すぎ(汗)そういや伊勢神宮のそばにも赤ふくの
乗ったカキ氷があったが、一緒に食べない方が美味しいよ君達。
さてお腹が膨れた後は大社を後にし、屋台を眺めながら源兵衛川へ。この
川は浅瀬で中を歩けるというのだ。水が綺麗なこの三島ならではの散策
スポットだろう。源兵衛川へ行くと、子供達が大勢遊んでいた。足首までの
浅瀬なら着替えなくても充分遊べるし、水も綺麗で冷たいから夏場は格好の
遊び場だろう。私と連れも靴のまま水に入って楽しんだ。冷たくて気持ちいいv
その後、3時から三嶋大社で頼朝の出陣式の催しがあるというのでそれを
見に戻るという私に、彼女は疲れたので先ほどの公園に居ると言ってしばし
別れた。こういう時、無理に相手に合わせようとしないで好きに行動出来る
気楽さが有難い。
さて三嶋大社に戻った私は、出陣式を覗いたが大混雑過ぎてすぐに諦めた。
代わりに敷地内でやっている祭り囃子の音に引かれて見に行くと、そこには
地元民らしいおじちゃんとおばちゃんの大人数の行列が。笛や鉦を持って
囃子を奏でつつぐるぐる回る中年達。特におじちゃん達は、ハッピの裾から
覗くナマ太ももと、ハーフブーツみたいなふくらはぎの中間まである微妙な
長さの足袋から覗くナマ脚(つまり太ももから膝下までがあらわに)が露に
なってて妙な感慨を覚えた。太いも毛深いも一緒くたのおじちゃん達のナマ
脚がいっぱい…なかなか見られる光景じゃない。ある意味オナカいっぱいに
なって連れの所に帰り、帰りがてらに楽寿園という庭園に入った。中央に
ある池が見ものらしいのだが、残念ながら今は水が枯れていて地肌丸見え。
ここの池も湧き水らしくて、綺麗な水がいっぱいになってる所が見られない
のは残念だった。
さてそろそろ歩きつかれたので、駅に戻って私鉄に乗り、修善寺に向かう
ことにした。修善寺は三島から更に30分かかる。途中下車した三島で思わぬ
感動があったので、二人して満足のまま電車の中で居眠りモードへ。だって
人少ないし田舎のローカル線だし(でもうちの近所より本数が多い…)
修善寺駅に降り、バスに乗って修善寺温泉へ。終点のバス停で降りると、
周囲に案内板が全くないので諦めて旅館に電話を入れた。そうでなくとも
5時過ぎるようなら電話下さいと言われていて、この時点で5時5分前
だったからだ。道案内を聞き、歩き出した。途中で橋があったのでそちらに
渡りかけ、戻ってきてまた少し歩くと道の端に仲居さんが二人立っていた。
「牛良さんですか?」と聞かれて驚く。なんと旅館の前で待っていたのだ。
そこから荷物を持ってくれて旅館に案内される。ここは建物が文化財の指定を
受けている老舗中の老舗で、私達はちょっと贅沢をするつもりでこの旅館を
選んだ。一泊2万以上する宿なんて初めてだ。フロントで宿帳を書かずに
小部屋へ通され、お抹茶と菓子を頂く。その後キーをもらい、仲居さんに
案内してもらってお部屋へ向かった。広くて川が近くて川の流れがよく
聞こえて小綺麗ないい部屋だ。テーブルと椅子が川沿いに向かった窓にあって
眺めがいい。またお茶を出してもらった後、連れと外の夜天風呂へ行った。
ちょうど人が居なくて貸し切り状態で伸び伸び入る。蝉がうるさいくらい
鳴いてて、夏の温泉というのもまたいいものだ。
のんびり入って風呂から出てくると、お部屋では夕食の準備が出来ていた。
夕食がまた、濃過ぎない上品な味付けで量も多すぎず形の造りも丁寧で
素晴らしかった。良い料理を食べるのも大切なんだぁとまたしみじみ感じる。
そういや昼間、地震があったらしい。私が川でシャッターチャンスを伺って
た時に感じた揺れはやっぱり地震だったらしい。…ちょっと無理な体勢して
た腕のケイレンではなかったのね(ほっ)
お腹が膨れた後、寝こけてしまった私を置いて連れは館内散策に出かけた。
私が目を覚ました時にはもう戻ってきていて、腹ごなしに卓球をやりに行く
ことにした。こんな上品な旅館では卓球なんて誰もやろうとしないのか
無人で、連れとけっこう白熱したラリーが続いた。たまにやると楽しい。
いい汗かいた後は先ほどの野天風呂へ。夜はまた違った風情があっていい
ものだ。風呂から帰って来ると12時を回っていて、さすがにこの時間なら
空いているかと家族風呂へ行った。家族風呂は予約なしの先着順で、昼間
行ったら先客が居て入れなかったのだ。大きい方の家族風呂に入る。なんか
温泉の質らしくてお肌がきゅっきゅしてる〜v
…なーんて満足して帰って来た。旅館は真夜中でもそこら中の窓が全開で
庭が照らされていて綺麗。いいなぁ…この宿、密受で使いたい。



2005年08月13日(土) おふかい


一週間の疲れを取るべくぐっすり眠り、昼過ぎに起きて
きたらもう姪っ子達が夏休みだからとお泊りに来ていた。
午後しばらくはツカイモノにならず、4時過ぎに盆迎えで
行く段になってようやくまともに動いて、身支度をして
皆と一緒にお墓に向かった。
毎年遊んでばっかりで盆迎えなんて久しぶりである。
藁を持ってお墓へ行き、お参りしてお墓の前で火を起こして
持ってきた提灯に火を移し、その煙に乗せてご先祖様を
我が家へお迎えする。いまだにこんなクラシカルなことを
しているが、私はけっこう信じているし信じたいので
良い風習だと思う。なので、お迎えしている時はあまり
ヤバイ読書や創作はしないように気をつけている。
買ってもらってきたばかりの本も少しは自粛しなきゃ(笑)
お迎えをした後はそのまま渋谷へ。旧■メンツとオフ会が
あるのだ。3分ほど遅刻してハチ公前に到着。昨日も会った
シロクマ君、ひろなり氏、美早ちゃんの他に和泉ちゃんと
鳩野んの6人で飲み屋へ。駅から少し離れた所にある飲み屋の、
これまた奥の離れた個室に入れてもらって宴会開始。
今週飲み会ばっかだー(飲めないけど)
会話はまぁ、長年の付き合いなので代わりばえもなく。
本日の収穫本を見せてもらったりお互いの近況を語ったり。
そうそう「密は一億で売れるか」を真剣に討論したりして
面白かった。皆相変わらずイイ味出しててよいカンジでした。
…お盆なの忘れてた(汗)
ご先祖様、私下品で申し訳ないですが良い友達がいっぱいです。



2005年08月12日(金) 仕事収め


夏休み前の仕事収めで女の子達と飲み会に行った。
7時集合だったんだけど、他の子が忙しかったので
受付前のソファでぼんやりしてたら、なんとあのケチな
上司が出資してくれて、一銭も払わずにおいしい食事に
ありつけた。酒の肴にグチ言ってしまうのがなんだか
申し訳ない(笑)しかしグチ大会は白熱した。
折りしも今回のメンツは先日の苦労した出張メンツ
だったので、前回の苦労話とかぶっちゃけ話とかで
大盛り上がり。皆話してみるとけっこうサバけてて
面白いことが解ってよかった^^
これから一週間の休みに入るし話は盛り上がってきて
いたので、もうちょっとゆっくりしたかったんだけど
今日はこれからまだ約束があったので9時過ぎに先に
おいとました。あの後の会話が気になる…(笑)
コンビニで手土産を買い、夏祭のために上京していた
シロクマ君、ひろなり氏、美早ちゃんの泊まっている
ホテルにお邪魔した。シロクマ君には今日の一日目で
買い物をお願いしていたし、ひろなり氏にはグランゾートの
古い同人誌を貸してもらう約束してたし、美早ちゃんには
幻水の互いにオススメ同人を持ち寄って見せ合う約束してたし。
飲み会も大事だが、こちらだって相当捨てがたい(笑)
そうこうして一気にシラフな世界とオサラバしてヲタな
世界にどっぷり漬かる。もう出だし快調過ぎる♪
とりあえずこの一週間はヲタで居ようっとv



2005年08月10日(水) 飲み屋


仕事帰りに、一足早くイベントのため東京に来ていた
シロクマ君と、ほぼ一年ぶりの伊吹ちゃんの3人で
飲み屋に行った。シロクマ君が和食の飲み屋がいいと
言うので、会社近くのそばがおいしい和食屋へ案内した。
彼女の宿泊先からと伊吹ちゃんの帰り道で場所も
ちょうど良いかと思ったので。予約を忘れていたので、
お昼休みに歩いて行って予約し、7時前に店に入ったら
ガラガラだった。…予約しなきゃよかったや(汗)
久々に会ったので最近のモエなんて話し合ってみたり。
ちなみにシロクマ君の最近のモエはマジレンジャー
らしく、あんな休日の朝っぱらからやってるテレビに
縁のない私は生返事をするばかり。と言っても私も最近
モエないんだけどー(=△=)
バイトで遅れてきた伊吹ちゃんも混じって話が盛り
上がって来た頃、窓の外を同僚が通り過ぎて行くのを
見てにわかに現実を思い出して焦った。ヤベェ、あの
度がつく真面目な会社の同僚の前で「呪詛モエ」とか
言ってらんない、多分意味解んないだろうけど(汗)
夏祭はちょうど夏季休暇と重なるので、それを思うと
にわかに楽しいひとときになったのでしたv



2005年08月09日(火) ウブメ映画


半休取って午後から映画を見に行ってきた。
だいぶ前に買った前売り券の「ウブメの夏」。
この前売りについていたのがウブメの夏の豆本で、
形の可愛さについ前売りを買ってしまったが中は
小説ウブメの中の、各キャラの抜粋だった(微妙)
久しぶりに会った学生時代の友人達とご飯を食べた後
映画館に向かう。そういや二人とも心理系を専攻して
いて、学生時代は皆してハマったねぇなんて懐かしい
物思いにふけってみたり。
映画はえーと…よく解りませんでした。
小説を読んでからだいぶ経ってて内容を忘れてたってのも
あるんだけど、物語の構成もよく解りませんでした。
こんな話だったっけー?みたいな。
つくづく「関口巽大カウンセリング大会みたいだな」と
思った。終盤の赤ん坊を受け取るシーンとか特に。
周囲で人が見守る中、上手く赤ん坊を受け取ったら
絶賛してトラウマを克服…しかけたけど失敗、みたいな。
こうして結局関口君はこの世と彼岸を行ったり来たり
ふらふらな生活を続けることになるのでした、というか。
映画に作者本人が出ていたが、私はてっきり夏彦さんは
単なる水木しげる大好きの出たがりなのかと思ってました。
(ごめんなさい)しかし後日あやさんに聞いたところに
よると、作者が出演するのはあまり乗り気じゃなかった
もよう。水木しげるが大好きなあまり、彼とマイキャラを
出会わせるために戦後に時代を設定して映画の中で
出会わせて悦ってるのかと(ホントすみません)勝手に
推測してしまいました…あはは、ごめんなさい(土下座)
いやしかし重い話は画像にすると更に重いネ!
あと榎木津さんはもっと破天荒な方が良かったなー、
木場さんもあんな小奇麗なスリーピースとか着てないで
ワイシャツだけのむしろ小汚いくらいの方が私好みだったので
残念でした。やはり人によってイメージは様々ですな。



2005年08月08日(月) 父カレイ


今日は父の誕生日である。
そんなことは百も承知で朝、父に言われた。
「牛良は誕生日に何かおじいさんにもらったのか?」
先日、おじいちゃんには誕生日前にお金をもらったので
正直に「もらったよ」と答えた。そこでふと考えてみる。
今こんな話をするということは、遠まわしに自分にも
何か誕生日プレゼントが欲しいということかー?
しかしこんな遠まわしな表現をするなんて父らしくない。
欲しいなら欲しいとズバリと言ってしまうのが父だからだ。
ちなみに父には母と共同出資でケーキを買ってくることに
なっている。私が帰り道に会う予定だ。そんな訳で、
黙っていようと朝それ以上の話はしなかった。
その後、昼間に母からのメールで自分が買って行くと
言っていたので、私は買わず仕舞になった。
家に帰ってからケーキを食べたのだが、ようやく今朝の
違和感が解消された。なんと父が朝、私より先に出た母に
「ケーキ俺が買って来るから」と言ったらしいのだ。
しかも、母が何も言い出さない前に。しかし後になって
買い忘れてきたので結局母に電話をして買ってきてくれと
言ったらしい。そんな経緯があったとは知らず、一人で
違和感を感じていたのがようやくスッキリした。自分の
誕生日に自分でケーキを買って来ると朝イチで言っちゃう
あたりが、いくつになってもさすが父だ。



2005年08月07日(日) ドイツフェア


鋼の映画を見に行ってきた。
昼間、伊勢丹の前で待ち合わせということで伊勢丹前を
急いでいると、突如お兄さんに声をかけられる。
「すみませんアンケートお願いしてるんですが…」
ウザイ。悪いが急いでいるからとあしらおうとしたが
しつこい。「年齢は?」先日年を取ったばかりなので
言いたくなくて困っていると「じゃあ職業は?」これも
説明が難しくて困っていると、お兄さん「僕、毎日女の人に
声かけてるから大概解るんですよ、保母さんでしょ?
ヒドイ大間違いだった。保母と言えば看護婦と並んで幼少の
みぎりに「決してなりたくない」職業ベスト3に入っている。
そもそも私は子供嫌いだしショタにもモエない。
保母なんて絶対嫌。なんて愕然としたのもつかの間、
本当に待ち合わせ時間が迫っていたのでそのまま去った。
いやー私、毎日女性を見慣れているお兄さんには保母に
見えるのか。つまり子供好きっぽい?どっこい多分、本物の
子供は私を見たらあからさまに非交友的な態度に逃げるだろう。
そんなハプニングの後、今回もよく遊んで頂いている関東仲間、
冬菊さんとあやさんとNINAさんと連れ立って鋼映画の劇場へ。
開演前から軽く列が出来ていたが、頑張って席取りしたので
だいぶ前の良い席で見られた。内容はまぁ…なんというか、
慰霊祭やら終戦記念日が目白押しの8月にこんな破壊映画を
上映していいのやら、という不安…不快感?原作にない世界を
ひっぱし出してきた場所がよりにもよって戦中のドイツと
いうのがなんともイタダケないと思った。しかもこの終わり
方じゃ次回は亡命先のアメリカとか、原爆を止めるために
長崎へとかやりそうで怖い。つかもう続けなくていいよ。
アニメを全然見ていなかったので、あまりにも原作と違う
展開についていけず、たま〜に交わされるホモくさい
やりとりに吹き出してみたり、それなりには楽しかった。
いやしかしあれはちょっと…うーん(悩)
映画が終わった後は、ドイツつながりということでドイツ
料理を食べに行った。映画の中でエドが「白ウィンナー」と
言っていたそれを皆で食べようというのだ。最上階の端の
テラス席を陣取り、ドイツ料理開始。席が外で良かったと
何度安心したことか解らないくらいヤバイネタてんこもりで
とても楽しかった。あやさんが持ってきてくれたアメリカ版
「闇の末裔」と「鋼の錬金術師」を読んで大盛り上がりしたり。
久々にヲタク全快の一日だったv(あれ、昨日も確か…)



2005年08月06日(土) 花火とヲタク


もはや貴重な地元の友人ハルカと、地元の花火を
見に行ってきた。7時に始まるというのを、気合を
入れて5時半に行って場所取りをした。
河原にレジャーシートを広げて屋台モノを買って
スタンバイ。どんどん人が増えてきて、いよいよ
始まるという時になってハルカの妹さんとそのお友達が
合流した。私は別に構わないんだけど、ノーマルな妹さんと
そのお友達の前でヤヲイ話は出来ない。おとなしく花火を
鑑賞することにした。久しぶりに来たけどスターマインが
多くてなかなか立派な花火で「すごーい」を連発。
今年は新潟にも東北にも行けないから、せめてここで
きっちり見ておきたい。そうこうしているうちに一部が
終わり、第二部前に10分の休憩に入った。そしたら
なんと、前の席でシートを広げていた人たちが帰るから
このままシートを使ってくれと言うではないか。
妹さん達3人娘が前のシートに移り、私とハルカは
最初の通り二人でシートにごろごろし始めた。目の前の
川では水難事故で亡くなった人の魂を慰める灯篭流しが
行われていてとっても綺麗。二人して抑えていたヤヲイ
魂に火が付き、早速語り始めた。
「ああいう灯篭流しとか見ながらBLカプが語るんだよね」
「"綺麗だね…僕達の魂もいつかあれに乗るのかな…"とか!」
「"その時は一緒に行こう"とか言っちゃうんだよ!」
「そして最後に受が"その晩、僕は○○(←攻の名前)
という名の船に乗った"
とか言うんだよ!」
「あはははは!言いそう言いそう大揺れ!(大爆笑)」
もう大騒ぎ。ちなみにハルカは一本飲んでるのにこの
ハイテンションでも許されるけど、私は一滴も飲まないで
このテンション、ただのオカシイ人です。
第二部は、こんなカンジでヲタク丸出しで楽しく見れた。
赤と青の花火が出るたびに、イメージカラーが赤と青の
双子キャラにハマっているハルカは身もだえしている。
「ちょっと今の中央が青で周囲が赤だったけど
どっちが受で攻なの!?(※花火の話です)」
「それは中央が周囲を守っているのよ!(※花火です)」
「ああ、つまり穴ね…(※…以下略)」等々。
仕掛け花火の後にスターマインが続くのを見て
「仕掛け花火を練成陣にして、その後スターマインが
出れば鋼ファン大喜びじゃない?」という話題から
始まって、他の大手で言うと「テニスボールの仕掛け
花火の後のスターマインでてにぷりファン大喜び!」とか。
大掛かりな花火大会になるとメッセージやBGMも入るので
鋼の場合は「兄さんへ」から始まるメッセージを入れた後に
練成陣の仕掛け花火でスターマイン。BGMはもちろん
ラルクだ。そして終わった後は「弟よ」でメッセージを返せば
鋼ヲタクは泣いて喜ぶ!いいなぁ…どっかでやってくれないかな。
一口100円くらいから募金を集めればすぐスターマインくらい
打ち上げられるお金集まりそう。いっちょ隅田川で!(笑)
ちなみにてにぷりだったら終わった後に主人公の決め台詞
「まだまだだね」でファン熱狂。しかし花火師さんには
この上なく失礼だ。その後、やはりというか私達が一番
盛り上がるのは「遊戯王」で、デュエルみたいに二箇所から
「リバースカードオープン!」とか言いながら花火が
上がりっこしてたらすっごい楽しそう!とか言って大騒ぎ。
私は気付かなかったんだけど、背後のギャルが私達のことを
これみよがしにうるさいと言っていたらしい。今になって
冷静に考えてみると至極ごもっともだと思った。
(何しろ花火と関係ないヲタな話題が多すぎる)



2005年08月02日(火) 誕生日


昨日は忙しかったので休めなかったが、今日は少し
余裕があるので、土日の疲れを取るためにも午後
半休を取って早めに帰ってきた。
すると、朝早く夜遅い私が滅多に会えない祖父が
「もうすぐ誕生日だったよな」とおこづかいをくれた。
当日まではまだ2日あるけど、孫の誕生日を覚えてて
プレゼントくれるなんて、なんて素敵な心遣い!
感動して母に言った。「おじいちゃんはちゃ〜んと
覚えててくれたけど、お母さんは覚えてた?」
うちの両親は伝統的に…というか単に愛情不足で
昔から家族の誕生日を覚えない。幼い頃から両親に
誕生日を忘れられ、一度もまともに祝ってもらった
ことのない私は、ちょっといじわるのつもりで
母にそう聞いてみたのだ。そしたら母、えらそげに
「今年は忘れないようにちゃんとカレンダーに
書いといたからバッチリよ」と言うではないか。
「ほら、牛良の誕生日は…あら?お父さんと
お姉ちゃんのに○が付いてるけど
アンタのにはつけてなかったわ
うちは父も姉も8月生まれなのだ。
結局母は、私を通り越してその後ある父と姉の
誕生日に○を付けていたという訳。
「なんで10年以上前に結婚して出てった姉の
誕生日にマークがあって私のにないのさ!?」と
いちおツッコんでみたが、この母にそんなこと
言ってもしょうがないので早々にこの話題は諦めた。

カレンダーにしるしを付けたというその心意気に
うっかり感心した私が馬鹿でした。



2005年08月01日(月) 寝ぼけてると…?


朝5時半に伊東を出発して8時半に都内に到着。
仕事は9時半からなので同じ朝帰りの同僚と朝食を
食べにファミレスに入った。車の中でちょこっと
うたた寝をしたけれど、睡眠時間にカウント出来るほど
立派なモンじゃない。二人してぼーっとしながら本日の
仕事に入った。今日は二人とも忙しいからどうしても
休みが入れられなかったのだ。案の定電話が鳴り捲る。
それに対応して日常常務をこなして、ふっと余裕が
出来るとブツっと記憶が途切れたりー…。
そんな時、上司が電話で話をしている内容が聞こえてきた。
「研修所、今週も使うんですよ。ピッタリコン体操に…」
「?」
「大丈夫当たりますよ。はっはっは…」

「!?」

いぶかしがる私。なんだその「宝くじに当選するぞ修行合宿」
みたいな胡散臭い名前は。あからさまに聞き間違いなのは
解るのだが、何と間違ったのかがサッパリ解らない。しかも
「ピッタリコン体操」というネーミングのダサさが父に通じる
モノがあって、たかが2日会ってない父をこんな所で懐かし
がっちゃってんだろうか私?キモいよ…等々考えて隣の
女の子に言ったらとりあえずウケたので、それでヨシとした。
さて次、何を勘違いしたのかお客様から私を「先生」と
呼んでいるお手紙が来た。しかも達筆すぎて読むのが大変。
「牛良先生」と判読するのに紙面を一分くらい凝視したほどだ。
そのご丁寧なお手紙の末尾に、また達筆で読みづらい一文が
書いてあった。それが私にはどうしても
牛良は人生の許に
と読めてしまう。さんざん悩んだ末また、隣の女の子に
「これって"牛良は人生の許に"って書いてありませんか?」
と尋ねたら、大爆笑された。いやね、私だって間違ってると
思うけどさ、だって他に読みようがないんだもん。
「人生の許に」ってなんだか聖闘志みたいでカッコいいけど、
意味不明だよね。いくら寝不足だからって解ってますって。
彼女はひとしきり笑った後、笑いながら言った。
「いやー今日の牛良さん面白いですねー」

いつもこんなカンジです。

しかし今日はゆうべのセクハラ発言といっしょで、
歯止めがよく解ってないカンジ。


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