日常喜劇

2005年06月29日(水) 倒錯的


毎週マガジンの「エア・ギア」を楽しく読んでいる。
このお色気ヤンキーマンガに出てくるアギトが好きなのだ。
この子は天使と悪魔の二重人格で主人公に惚れているという、
ヤンキー少年達に混じった1人BL美少年。
私の好きなのはもちろん悪魔で好戦的な美少年アギトの方。
こーゆー鼻ッ柱の強い子の自尊心をへし折ってこそヤヲイが
楽しくなるというもの…v(いや強○しろとは言ってないけど)
彼が今回、修学旅行先の京都で女子達とコスプレをし(しかも
ウエディングドレス)捕まったフリをして手錠をかけられたまま
アクションをこなすという離れ業をやってのけてくれて、
おばちゃんドッキドキだった。可愛い美少年がカッコよく
立ち回るのが大好きなのだ。何度も読み返してほ〜うvと
ため息をつき、ふと自分はこの展開のどこにモエてるのか
じっくり考えてみた。

戦闘能力も高いが気も強い美少年がウェンディングドレスを
着て、手錠をかけられてもひたすら強く敵を蹴散らす。

この、どこも削れない全てが入り混じった全てにモエを
感じている私は、実はものすごく倒錯的なんじゃないかと
気づいた(汗)



2005年06月27日(月) ハニレン


※今日の日記は本当に下品です。

今朝は舞浜から出勤しました。お疲れの皆様を起こさないよう
そっと起きて朝食取ってこっそり出発…出勤しました。でも
自宅より近いからそんな早起きという訳でもないんだけど。
さて下品だった2日は忘れて真面目ワールドへ帰らなければ。
昨日NINAさんと下品な話で盛り上がってて、その時NINAさんが
「仕事中に思い出したら絶対噴出しますよ」と言ってたが、
あんな真面目な職場で突然噴出したら間違いなく変質者の
レッテルを貼られてしまう。
しかしソッコー思い出し、時に腹筋に力を込めなきゃ
ならない状況が何度あったことか。案外気づいてないだけで
しっかり不審者認定受けてるかもしれない。
その我慢も限界に達したのがお昼時。食事のときに、皆に
「鼠王国どうでした?」と聞かれ、開口一番は「暑かったです」
で済むのだが、その後話していると前日の下品なインパクトが
頭をかすめてくる。絶対面白い話だから、下品ネタが解る
人たちなら嬉々として説明するのになんて悔しい!(><)
ことの詳細はこうだ。

NINAさんが最近ご執心の鋼アルケミストネタで、私はふと
気づいた。(ちなみにみゅうさんも冬菊さんも知っているが、
みゅうさんは夢の国なので下品話には参加したがらず、
冬菊さんはビギナーなのであまりディープな話が出来ない)
ところで鋼、原作では血で練成陣を書くシーンがあるので、
なんでもありの同人誌では精液で練成陣を書くギャグが
あるのではないか?と私は疑問に思った。何しろNINAさんの
サイトにあるモノ以外鋼同人を読んだことがないので、
スタンダードが解らない。でも大手口なんだから精液で
練成陣を書くギャグくらいあってもいいと思うのだ。
それをNINAさんに言ったところ、思い切り否定された。
「ありえませんよそんなの!」
…おかしいなぁ、絶対面白いのに。つか夢見がちな腐女子
作家達なら絶対耽美に書いてみせてくれると思うのに。
しかし主役兄弟の、兄は拍手で練成陣が作れるし、弟も
書かなくなったけど元々身体に水分がない。だからどちらも
敢えて精液で書く必要がないのだ。
私はなんでもあり精神で精液で練成陣を書く必要性を考えた。

賢者の石は生命に等しいってことで、メンドリを中心に
置いてその周りに精液で小難しい練成陣書くと、なんだか
生命が宿りそうじゃないですか?んで、練成陣が書き
終わった途端、メンドリがコケッと鳴いて産んだ卵に
賢者の石が入ってるんですよ!ホラ素敵!

…これだから無知は恐ろしい。それは錬金術じゃなくて
黒魔術。でも夢の国に冒された頭はそれがファンタジーで
鋼にはまっとうな世界だと思えてしまうのだ。NINAさんも
大笑いしながら賛同してくれたし。夜のパレードを待つ間も
ビッグサンダーマウンテンに乗ってる間中も、そんな話で
大はしゃぎ。弟が兄の脚を抱えてステップを踏んで練成陣を
書くというものすごい下品な展開にまで発展した。しかも
書いてる途中で兄が途切れないように、時に励まし、時に
言葉で辱め、時に愛の言葉を囁き、弟大忙し。「これなら
耽美に練成陣が書ける!」とツジツマを合わせたところで
早速ダンボから降りてきた冬菊さんに(みゅうさんは夢の
国の住人と化していたのでお下品な話をするのは慎んだ)
ことのあらましを説明したところ、鋼ビギナーの彼女は
ごく真面目な顔でこう言った。

「それって等価交換じゃないんじゃないですか?」

しまったそれを忘れてた!(−□−)Σ
メンドリじゃ賢者の石の等価に相応しくない…!
ってことでメンドリは止めました。代わりに絶滅確定の
日本を代表するレア鳥、学名はニッポニアニッポン
「トキ」にしました。これから希少さという点でも
賢者の石に引けを取らないと思うの!(個人的には
メンドリも捨てがたい)

…なんてことを、ホントはものすごく話したかったんだけど
お上品な職場のランチタイムなので耐えて脳内に収めました。
ああしかし、誰かに言いたい(十分ここで言ってるし)



2005年06月26日(日) 鼠・陸へ


ゆうべ12時過ぎに寝たのに、陸が8時開園なので泣く泣く7時過ぎに起きた。
朝イチで予約しなきゃならないショーとかあったんだけど、諦めて8時半
過ぎに入場した。今日は乗りまくりに作戦変更だ。前回シロクマ君と行った
時のようにファストパスを活用しることにした。まず一番人気の邑輝さんの
ハニーハント…もといハニハンのFPを取ってからホーンテッドマンションへ。
冬菊さん情報では、この中のどこかにセ○ムの隠しメッセージがあるらしい
のだが、皆様どこにあるかご存知?そこを出た後は朝食を取ってないので
軽食を食べ、暑くなってきたので、待たずに入れるカントリーベアのショー
スペースへ入った。私も久々に入ったがここはすごい。10数匹のクマの絵が
貼ってあって、それらがショーに出るらしいのだが、皆が皆痴呆症のような
キてる顔ばかり。その中でビッグ・アルという名前のひときわ巨体なクマの
写真がNINAさんのハートをゲット。デカいことと某アルケミストと同名なのが
彼女の心をゆさぶったらしい。NINAさんは「これからはマニアみたいに
好きなディズニーキャラはビッグ・アルって名乗ります!」と意気揚々と
話していた。ショーはまぁ…昔なつかしっぽいネタでなかなか楽しかった。
…よくつぶれないなここ。さてまた人が待ち時間の少ないアトラクションを
目指す。魅惑の邑輝ルーム…もとい魅惑のチキルームで脚を休める。ここも
相変わらずはやってないよな。そして更にウェスタンリバー鉄道と、ほとんど
待たないアトラクションに立て続けに入る。その頃ちょうどハニハンの
FPの時間になったのでハニハンへ移動。絵本の挿絵のプーを卑猥だと騒ぐ
腐女子達は、夢の世界でも妄想全開でした。土産物屋でプーまみれになり、
ちょうどパレードが来るというので休みがてらパレードを鑑賞。脚休めに
ちょうど良いですな。さて今度はスプラッシュマウンテンの時間が近づいて
来たのでそちらへ。けっこう滑り落ちるのが激しいここのアトラクションは
みゅうさん絶叫、しかもラストのスプラッシュがあまりにも景気良すぎて
私も冷たいあまりの絶叫。…こんなに濡れたの初めてだ(涙)さてカヌーに
乗りたいという私の要望に応えてもらい、NINAさんには逃げられたけれど
3人でカヌー乗り場へ。体育会系の爽やかなお兄さん達がいっぱいでした。
その中で、同じカヌーに乗り合わせた後ろでこいでいたお兄さんがなんと
まぁ私好み!どのへんかといえば、底抜けに明るい体育会系の中で唯一
影がありそうなちょっと暗めなタイプだったからv時代劇で言うなら配役は
浪人がお似合いの、鋭さのある逞しさにメロメロでしたv出てからそれを
皆に言ったら冬菊姉さんに「牛良さんは生活力ない男が好きなんですか?」
と鋭い質問をしてくれたので「私の扶養家族にします!」と答えておきました。
もうちょっと現実より夢見てたいのよ(←まだかよ!?)
さてソフトクリームなんか食べて休んだところで、お昼を食べに。中華か
麺類がいいということで、そちらのゾーンへ移動。3時近かったので
ほとんど無人の中華屋でラーメンを食べる。そしてまたしても人の居ない
カリブの海賊へ。ここも座ってゆっくり見られるからけっこう好き。
ランドでも買い物をしようと、少し買い物をして歩き、荷物を置いて身軽に
なってからまた再びアトラクションへ。今度はスペースマウンテンのFPの
時間になったのでそちらへ。これが一番強烈なアトラクションだったらしく
みゅうさんの悲鳴がずっとこだましてました。私とNINAさんは絶叫物に強い
ので、スペースマウンテンが実は法則に則ってずっと右回りをしているのを
のんびり体感してみたり。この後、みゅうさんは二と度いっしょに絶叫物に
乗ってくれなくなってしまいました(涙)シンデレラ城ミステリーツアーも
久しぶりに入った。ここで勇者になるのはものすごい倍率らしくて、大変
だったけど見事みゅうさんが勇者の称号を勝ち取っていた。スゴイ!
夜のパレードが近づいて来るというので場所取りをして座って休みつつ待ち。
この時みゅうさん以外の3人は夢の国ぶっちぎり無視で下品な話満開状態
だった。面白い上、話すと長くなるのでまた今度。
エレクト○ニカルパレードは以前見た時となんら変わってはなかったけど、
きらびやかで綺麗でした。何よりみゅうさんが感動してたからまぁよし。
この後、私とNINAさんはビッグサンダーマウンテンのFPがあるので二手に
分かれた。冬菊さんとみゅうさんはおとなしめなアトラクションに乗ってる
らしい。夜のビッグサンダーマウンテンには乗ったことがなかったので
楽しみだった。しかも暗いと周りがよく見えないからずっと楽しい。二人で
先ほどの下品な話題を引きずりつつ、いざ搭乗。乗ってからも懲りずに
下品な話で大盛り上がりしていた。だってこのくらいのアトラクションでは
私もNINAさんも絶叫するに及ばない。絶叫モノに乗っているという意識すら
ないのだ。ところがちょうどその時、前方に花火が上がった。「お、花火〜」
とか右に左に揺られながら花火に見入る。ちょうど高い所にいたのでよく
見えてラッキーでした。パレードの最後に上げる花火は10分にも満たない。
ここでまた本で読んだしょうもない予備知識を思い出した。「夜のビッグ
サンダーマウンテンに乗りながら花火を見れたら、そのカップルは末永く
幸せになる」確かに今動いてるこれに乗ってなければ見られないタイミング
だからものすごいレアな確率だ。早速NINAさんに言ったところ「来月結婚
しましょう!」とプロポーズしてもらった。やったね〜(笑)
二人のところに戻ると、二人はダンボの列に並んでいたので、待ち時間の
ないカルーセルに二人で乗った。ところでなぜダンボはぷーさんほど人気が
ないんだろう?同じように丸っこくて可愛いのに。やはり色使いだろうか?
くすんだ青かグレーって渋すぎるよな。一方カルーセルに乗ろうがベンチに
座っていようが、NINAさんと私の会話はさっきの下品な話に尽きる。ここが
夢の国であることをすっかり忘れている。…あんまそんな意識もないんだ
けどね。みゅうさん達と合流した後は、人の居ないピノキオに入り、ついに
閉園10分前になったので駆け込みでピザ屋に入った。イッツアスモール邑輝
…もといイッツアスモールワールド入ってないのが心残りだわ(><;)
今日はさすがに疲れました。また10時半過ぎに出てホテルに向かい、やっぱり
今日も寝る前におしゃべりして1時近くに寝たけれど眠くて眠くて…。
今回はお付き合いだったけどヲタらしく楽しいひとときでした。今度行く
時はあそことかあそことか案内しきれなかった所に行きたい(悔)



2005年06月25日(土) 鼠・海へ



さて下調べもバッチリ(そうでもない)でついに舞浜鼠王国への旅当日、
朝なんと6時の電車に乗らなきゃでフラフラ起きて舞浜へ。朝が早すぎて
食事が入らない(汗)しかも電車の中は鼠王国へ行く人々で盛り上がって
いる、自然テンションが落ち込んでいくのを感じながら舞浜到着。この旅の
連れ冬菊さんと合流し、ディズニートレインでシーの駅へ到着した。そこで
北海道からいらしたみゅうさんに合流、3人でチケットを買って中に入った。
経験から、鼠王国は海より陸の方が混雑している、そして土曜より日曜の
方が空いている、つまり土日で遊びに行く場合、土曜に海へ行った方がいい
のだ。ってことで今日は海へ。入園一番でレストランの予約へ走る。そして
今日がまさに誕生日だというみゅうさんがスタッフ…いやキャストに申告
してシールをもらい、シールを貼っていざ園内へゴー。この誕生日にもらう
シールを目立つ所に貼っておくと、園内で会うキャスト会うキャストに
おめでとうと言ってもらえ、アトラクション等で多少優遇される。ディズニー
好きにとってはたまらない特典だろう。自己申告制なので別に誕生日じゃ
なくても嘘はつけるが、いい年して誕生日でもないのにひたすら祝われ続ける
のはかなりしんどいと思った。ともかくみゅうさんは正真正銘誕生日なので
隣で珍しい経験をさせてもらった。
レストラン予約の後は、混雑すると思われるインディー・ジョーンズの魔宮
ファストパスをゲットしに。その頃ちょうど本日最後の連れ、NINAさんが
到着したというので、歩いて帰るのが面倒でアトラクションの船に乗って
エントランスへ帰る。無事NINAさんと合流した後はまず買い物に走った。
なぜなら帰り際は買い物客でごった返すと思ったからだ。久々にディズニー
グッズを見たが、相変わらず洗練されてて可愛いデザインが多く、会社の
地下倉庫のキーホルダーが壊れかけていたのを思い出し、鮮やかな青の
キーホルダーを買った。あそこの鍵をよく使うのは私だし、使うたびに
可愛くて満足するなら安い買い物だし。そうこうしているうちに魔宮の
FP(ファストパス)の時間になったのでアトラクションへ移動。さして
待たないで乗り物には乗れたが、以前と内容がちょっと変わっていた。
以前は石の顔に「おろかものー!」と怒られて甘い息をはきかけられていた
のに、今回乗った時は「きえうせろー!」になっていた。しかも息も甘く
ないし。…何かつらいことでもあったのだろうか(涙)
その後、みゅうさんがアルファベットを彫ってくれるブレスレットを買う
というのに付き合う。この間ちょろちょろ買い食いをしているのでさして
おなかがすかない。
もう一度エントランスに戻ってパレードを見ようとしたが、暑いのであっさり
断念する。通りすがりにショーを見た後、ドナルドのステージを見ながら
ご飯の食べられるレストランへ。けっこう前の席でドナルドのショーを
見つつハンバーガーを食べる。去年シロクマ君と来たなここ…。ちなみに
ここでの食事はミッキーの手提げバッグがついたスペシャルセットから
バッグを抜いたセットをNINAさんと頼む。だって要らないし。
ドナルドのショーにチップとデールが出てきていたが、彼らが登場するなり
「いつでもどこでもやりたがり♪」と問題発言を爽やかに歌に流し、腐女子
達の度肝を抜いたのでした。
おなかがふくれた後もアトラクションにいくつか乗る。ファストパスを取って
あったストームライダーに乗ったのだが、今日はなんだか以前乗った時より
かなり水量が多くてしこたま濡れた。お姉様方はラスト、ストームライダー
内のキャプテン・デイビスの「でも良かっただろ?」に怒ってました。
「奴は独りよがりプレイしがちのダメ男だ」と。…確かにそうっぽい。
再びエントランス付近に戻ってアラジンのショーを見る。あまりにも暑くて
ギリギリまで日陰で隠れてました。…しかし海のショーは初めて見たけど
陸の近さと違って全然遠いねー。さっぱり表情が見えないよ。ショーは
モーターボートショーメインでした。あとチアリーダーのお姉さん達の脚が
素敵で見入ってしまいました。HEROに合わせて踊るって意外だわ…。
マーメードラグーンのアリエルのショーを見、お土産を買う。そうこうして
いるうちに、本日最後の連れ、あやさんが到着した。実はあやさんと朝
メールをしていて、もし夕方からお時間会ったら会いませんか?とお誘い
したところ、なんとアフターシックスパスで来てくれたのだ。なんて軽い
フットワーク!私はもしその日が暇だったとしても、とても2時間かけて
来る気にはなりません(><;)
そのあやさんと合流した後はアラビアンコーストへ行き、カルーセルに乗り
シンドバットへ乗る。ジーニーのショーは混雑していのたので泣く泣く
諦めました。そして夜のショー「プラヴィッシーモ」見物。去年2回行く
機会を逃していたので、ちょっと楽しみにしていたけれどなんというか…
シーはストレートな表現を嫌うらしくて色々なイマジネーションの世界は
難しかったです。規模が大きかったのは解ったけども…ねぇ?
予約時間を過ぎてレストランへ。外のゴンドラ近くの丸テーブルに案内して
もらい、5人でコースを食べた。美味しかったし話も楽しかったv
テーマパークでこういうゆったりした時間が過ごせるのって素敵だ。
レストランを出たら閉園時間を過ぎていて、人が全く居なくなっていた。
ライトアップされた中央の海がとても綺麗で、デジカメ持って来なかった
のがとても残念だった。夜の人気のないテーマパーク(しかも海沿い)
絶好の都密スポットなのに!(笑)
結局10時半頃外に出、そこであやさんと別れ、我々は送迎バスに乗って
ホテルへ向かった。ホテルは舞浜近辺としては激安で、普通のシティホテル
風だけど安いから文句なし。部屋に入った後もひとしきりおしゃべりし、
3人でみゅうさんに人には見せられないような素敵なプレゼントを差し上げて
から明日に備えて早寝したのでした。だって明日は8時に開園…(涙)



2005年06月23日(木) ディズニーマニア2


ここんとこ朝からディズニー関連の本を読みながら
通勤している。いくら真面目な顔してても、ハタから
見るとだいぶウカレポンチに見えるだろう。
昨日、ディズニーにはマニアが多いと言ったが、
マニアというのはたいがい行き過ぎて困った人が多い。
だいたいマニアというものは、人としてバランスに
欠けてて気持ち悪い場合が多いんだよね、なんでも。
ところでディズニーで一番の困ったマニアは、実は
生みの親のウォルト・ディズニーである。

皆はなぜあんなにラブラブなミッキーとミニーが
結婚しないか知ってるかな?

…と本に書いてあった。私はネズミの婚姻関係に興味は
ないのだが、いかにも読者の気をあおる書き方だったので
皆もいっしょに考えてみて下さい。私は、ウォルトが二人を
結婚させる前に死んだからじゃないのか?と冷静に考えた
のだが、もっとすさまじい理由があったのでした。
なんとウォルト、ミッキーが好き過ぎるあまり、ミニーに
嫉妬してミッキーと結婚させなかったのである

…と本に書いてあったのでそうなのだろう。多分普通は
「いや〜ん、可愛い理由〜v ミッキーってばあんなに
可愛いんだから当たり前よね〜v」
という反応が返って来るのだろうが、私はキモいと思った。

ウォルト、スゲェ自キャラモエ…!

でもここまでキャラが有名になれば自キャラモエでも
許されるんだろうな…うん。
こうして着々と無駄知識が増えていく。



2005年06月22日(水) ディズニーマニア


私がマニアな訳ではない。むしろあまりスキではない。
でもグッズの洗練されたデザインはスキだし、夢の国は
それなりに楽しい。舞浜に日帰り出来る人の平均である
「去年一回行ったかな〜」くらいのレベル。
しかし今回、今週の土日で北海道のみゅうさんが
わざわざディズニーリゾート目指して上京するというので、
ホステス役としてちょっとは勉強するかとあれこれ本を
読んでみた。…これがなかなか奥深い。
ディズニーランドには通算10回以上行ってるんだから
大抵のことは知っていると思ったら大違いだった。
例えば、園内のポストに手紙を入れるとキャラの消印が
入って各地へ送られるとか、キャラクターの着ぐるみに
サイン帳を渡すとサインしてくれるとか、スーベニア
コインがあちこちの土産物屋に設置されてて全部絵が
違うとか、キャラクターのバッチを買って胸につけて
おくと同じキャラのバッチを付けた人と交換できて、
それをきっかけに新しい出会いが始まるというねるとん
ぽい集合場所があるとか…何より調べるにつれ
ディズニーはマニアが多いことに驚いた。
好きな人は年間パスポートを取って毎週のように来ていたり、
来る場合もパレードを見るとか特定のキャラクターに会うとか、
目的を一つだけに絞ってやってくることが珍しくないらしい。
専門用語もある。お客はゲスト、スタッフはキャスト、園内に
入ることをインパ(インパークの略)、着ぐるみキャラクターに
会うことをキャラグリ(キャラクターグリーティング)等々。
今さらスキでもないのに身に着けてどうするんだという
知識がどんどん詰まっていく。
今日帰りに電車に乗っていたら、ディズニーリゾート帰りな
いでたちをした女の子を発見した。服も土産もあからさまに
ディズニーだった。その彼女が、たまたま車内で友達に会った
らしく、その子に話をしているのが聞こえてきた。
思わず読んでいた本から視線を外して聞き耳を立てる私。

「今日、インパしてすぐバンケットホールでキャラブレして、
キャラグリ狙いでチーデー出待ちしててやっと会えたんだよ〜v
ハニハンもFP取ったから昼パレ見れてラッキーだった〜v」

「…」
感動した。

スゴイ私、何言ってるか聞き取れてる!

英語のヒヤリング能力がついた中学生みたいな気分でした(笑)



2005年06月21日(火) 耽美用語


出向してシステム開発をしてくれている○村さんという
横幅のあるお兄さんとお話をしていたときのこと。
○村さんの来月の予定を聞いたところ「昨日から
カミさんがついに入院しちゃって、来月は育児休暇で
丸々休みなんですよ〜」と言うではないか。
おめでたか〜とこちらも嬉しい気持ちになって
お祝いを言った。
「おめでとうございます。み…臨月ですね
内心焦った。
もちろんえろワードのストックが多い私は
臨月ではな蜜月と言おうとしていたのだ。
ヤバイヤバイヤバイ…蜜月なんて純文学か耽美小説しか
出て来ないよ最近!(滝汗)しかも新婚でもないだろうに
相手のプライベート侵入しまくりの失礼な物言いだ。

少なくとも、健全なOLのボキャブラリーではない。



2005年06月19日(日) WLオンリー


3ヶ月前からの計画的犯行で休日出勤を法事と偽って
行って来ましたワイルドライフオンリー。本当は
午後から出勤しようと思ってたのに、前日になって
「来なくていいよ」と言われ、今日は一日フル活用
することにした。まずオンリーを済ませようと
朝10時半に会場到着。…早すぎたらしい(汗)
客の入場は11時からだったらしく、階段で待つ
ハメになった。…恥ずかしい(汗)でもそのおかげで
パンフをじっくり読み込めたので、どう動くか計画を
立てて11時に入場した。おかげで30分も経たないうち
ほとんど買い物を済ませることが出来、それに抽選で
プレゼントしていたアニメCMに使われていたDVDの
画像も見れてラッキーだった。本日の一番の収穫は、
大学生の息子さんがいるという明らかにおばちゃん然と
した方の本。カプ入り乱れた上に内容も古めかしく
情熱的でとても面白かった。ひとしきりおしゃべり
させてもらえたし、楽しいひとときを過ごすことが出来た。
さて次は以前一度行った時の素晴らしいテクが忘れられなくて
駆け込みマッサージへ。今回は前回とは違うお兄さんだった
けど、今回もなかなか上手な方でガチガチに凝っていた肩が
少し軽くなりました。…だんだん凝りやすくなってる(汗)
肩が軽くなったところでデパートで夕食のパンを買い、父の日
なのでパステルの一個500円もする超豪華なケーキを買い、一端
家に引き返してからケーキその他を置いて車で家を飛び出す。
3時に予約していた化粧品屋に駆け込み、4時半に用を
足して閉館間際の図書館へ駆け込み、最後にスーパーへ
駆け込んで日用品を買い捲った。朝からあちこち動き回った
ので本当に慌しい一日だったが、全部こなせたので充実。
おじいちゃんが「父の日だから金やるから皆で夕ご飯食べに
行ってこい」とか誤った認識の元、出資しようとしてくれた
のだが、私が「疲れてるからいいよ」と言ったら結局皆して
家でそばに済ますことになった。そのおじいちゃんにも
もちろん父の日は一個300円相当のプリンをプレゼントした。
週2回の休日のうち、だいたいはこんなカンジで一日つぶれる。



2005年06月17日(金) 本屋でビックリ


通勤用に持ってきた本が思いのほか内容が薄くて、
行きの電車の中で読み終わってしまった。帰りの
車内で読む本がないので、帰りがけに本屋に寄って
軽い読み物を物色することにした。
最近何か新刊が出たかなぁとマンガコーナーを
うろついていたら、反対側の棚に向かっている
女の子二人組の会話が聞くともなしに聞こえてきた。
「コレ面白いんだよ〜○○が××する話で〜」
なんて面白いマンガの紹介ごっこをしている。
それだけなら別段注意を払わなかったんだけど、
彼女の次の一言に、私は過剰に反応した。
「最近"闇の末裔"にハマってて〜」

えぇえええぅうええ!?

思わず本気で噴出してしまい、慌てて彼女達とは
反対側を向いてそれ以上笑うのをこらえる私。
「なんで今更ハマってんの!?」
「どこ!? どこが楽しいの教えて!?」
「ヤメなって両親が悲しむよ」
…などなど人生のセンパイとして、彼女達には色々と
言ってやりたいことがさまざま浮かんできた。
「死神の話なんだよ〜」
そうだねそうだね、その通りだよ、でもリアルワールドで
「死神」とか言われると我が事のように恥ずかしいのはなぜ?
それに「死神の話」ってものすごく部分的ではしょりすぎっ
ていうか、大事な部分を全くかすってないよ?
「でも5巻だけ持ってなくて〜」
真性巽拒否者!?
「後は全部揃えたけど♪」
…そんな誇らしげに言っちゃダメだって、11巻も
持ってるってことでしょ?ソコは確実に誇れないから。

話題がすぐ違うマンガに移動して幸いした。
笑いを我慢し過ぎて不審人物に成り下がるのは時間の問題
だったから。しかしそれにしても彼女、そんな大っぴらに
カミングアウトするってことは、高校生くらいだったけど
闇末読んでヤヲイへの扉は叩いたのかしら?
(ここが一番気になる↑)←おばちゃん根性



2005年06月15日(水) 闇金談義・そういえば編


最近誰かを忘れている気がする…そう思って
しばらくあれこれ思いを巡らせていたのだが、
質問された(ありがとう!)一言でふと思い出した。
「闇金に邑輝は出て来ないんですか?」
そうだ邑輝さん忘れてた!(−□−;
すっかり忘れてたよごめんなさい大好きなのに。
闇金に出番がないばっかりにテロ師も邑輝さんも
丸ごと忘れてました。どうも耽美が近くにないと思った。
ってことで今日のテーマは「闇金に邑輝は居ないのか」

ずばり居ません。

おととい?言った通り、闇金は「密と聖の立場が逆に
なった"都筑と聖の死神シリーズ"」なので、邑輝の
出番がないのです。なぜ邑輝の出番がないかといえば、
つまり13才の時に密は邑輝に会ってないのです。
私はパロを書くとき密の設定でいつも悩むのですが、
彼はエムパスだったり呪詛があったり邑輝との過去が
あったり屋根裏に蛇が住み着いていたりと、いろいろ
オプションが多いのでその辺のさじ加減が難しい。
今回も舞台を黒崎家にしたはいいが、他の設定を生かすか
潰すかを考え、ある一点でまとめることにしました。いわく
「密は13才の時に邑輝に会っていない」。
邑密スキーとしては痛恨の設定ですが、邑輝と密が会ってない
ことにすれば→密は16で死なない→密が都筑のパートナーに
なってない→「悪魔のトリル」でサーガに対して、あの体を
張ったフリ喘ぎシーンがなくなる→当然都筑一人では聖を守り
きれない→聖死亡→都筑は守れなかったために狂いかけて、
それをなだめるために付き合いで聖死神に転職→都筑と聖の
死神シリーズの出来上がり、という寸法だ。あとは聖には
サーガとの契約が活きていて「全ての悪意を見通す力を
持った目」でもオマケでくっつければ、密の代わりに都筑の
アクションのサポートが出来る。でも聖は霊感全くなさそう。
一方、そんな外界を知らない密は黒崎家でつつがなく陰気に
(--;)過ごすことが出来る。だから密には、呪詛はないけど
エムパスはあるのです。もちろん夜刀神もいる…けど今回出番は
なかったですね。触手、一度は書いてみたいですが…vvv
ちなみに、都筑が聖に過剰なほど過保護なのは、悪魔のトリルで
守れなかったのを死ぬほど悔いているからです。ホントに聖が
死んでた場合、あながちありえない話じゃないと思うのですよ。
鞠子ちゃんでさえ都筑はああなったのですから、自分が操られた
せいもあって聖を死なせてしまったと知るや手首切りそうです。
それを見かねて、聖はお付き合いで死神へ。作中ちょろっと
言っていましたが「せいぜい守らせてやって」ます。つまり
都筑のためってことですな。この辺のバランスは聖じゃないと
取れない絶妙加減だと思います。密には絶対無理。

「都筑と聖の死神シリーズ」邑輝が出てこなかったらありがち
あり得ない話じゃないと思うだけに、この仮定での話作りは
けっこう楽しかったです、いろいろ想像を巡らすのが。
しかしきっと、これだと腐女子はモエない。



2005年06月14日(火) 闇金談義・検証カプ編


…更新もしないとこんなことばかり書いてて
ホントすみません。でもこれが終わらないと他を
書く気にならない。…ところで私、闇金の前って
何書いてたっけか(←マジ忘れ)


■検証カプ1・都聖
本編が都密であるように、闇金が「都筑と聖の死神
シリーズ」だったらこの話では多分王道。ゲストキャラの
密より付き合い長いし、お互いある程度知り尽くしてるし。
作中でもけっこういちゃいちゃっぽいやりとりをしてるんだ
けど、なぜかあまり色気はナシ。なぜなら昨日も言ったけど
聖が男らしすぎることと、都筑が保護者っぽ過ぎることが敗因。
聖は都筑の過保護に付き合ってやってる部分があるので、この
二人がくっつくと、深く追求した場合イタいカプ(涙)

■検証カプ2・都密
本編の王道といえども闇金ではイバラ道。なぜなら都筑が聖に
負い目を感じているため、聖が密を好きだと言ってる限り、
絶対に都筑は密に告白しないから。どこの次代に生き遅れて
きたんだか奥ゆかしい密がコクる可能性も低し。第一密の
優先順位トップは黒崎家と黒崎村っぽいし。つか婚約者とか
居たら楽しくないですか?^^(それよりも夜刀神が…汗)
そもそも闇金都筑は自分の幸せより聖の幸せを取るフシが
あるので、くっついてもロクなことにはならなそう。密を誤って
聖と呼んでしまう、都密史上最悪な都筑が出来上がりそう。
結局、よくよく考えるとこれもイタいカプになってしまう。

■検証カプ3・聖密
以上の状況を踏まえた上で一番安定したカプ。
しかし健全すぎて色気がないのが難点。頑張って聖がえろに
持ち込んだとしても、密の鮮やかなボケでえろシーンに
持っていくのは至難の技と思える。万が一ヤレたとしても
「聖が自分に危害を加えるはずがない」という大前提で全てを
受け入れた結果、最後まで何をされたか解らなかったとか
ありうるのが怖い。でも聖、まだまだ密とはお友達を貫きたい
んじゃないかな。じゃれついてるのが楽しそうだし。
そう考えると、聖密ベースの裏で都筑がこっそり密への秘めた
思いを握りつぶしてるとかが一番色っぽいシーンかも。

闇金を連載している最中、チャットでひろなり氏やあやさんと
語りましたが、結論「この3人はカプにしない方がいい」
どこも健全なカップルにならなそうなんだもん。不健康さが
やをいのウリかもしれないけど「都密どこまで暗くなれるか
大会」で盛り上がった若い頃のネタはもう尽きたので、私は
きっと書けない。もちろん、誰かが書いてくれるのなら
とっても読みたいですがvv

…さー明日は何書こうかなー(汗)



2005年06月13日(月) 闇金談義・そもそも編


…まだ書き終わってないのにまた闇金話して
すみません。ラストを書くにも間が空きすぎてしまって、
自分なりに整理中するためにも文字にしてます(汗)

実は去年から骨格が頭にあった。
「聖が都筑と死神で、密がゲストキャラって
立場が逆転した話、面白くないかな?」

この仮定をベースにひたすら話を推し進めていった
結果、出来たのが闇金。つまり密は「都筑と聖の
死神シリーズ(笑)」のゲストキャラという訳だ。
目指したのは、マリアちゃんや緋冴ちゃんみたいに
可愛いヒロインがお困りの所をカッコいい都筑と
可愛い密に助けられる展開。だから都筑がなんだか
頼もしかったり聖が可愛かったりしてる。ホントは
密がマリアをかばったみたいに聖にも密を体を張って
守って欲しかったんだけど、やろうとしたら過保護な
都筑がさらに聖を守る構えを見せたので、聖が傷つく
シーンは一度もなくなってしまった。…そういや初期は
都筑がキッチリ守ってたから密ケガしなかったしな。
都筑もあんまり後期の、人を守る余裕がないほど
受け受けしいのは苦手なので、初期をイメージして
書きました。第一闇金の都筑は聖を守るのに忙しくて
弱々しくなってる暇がないというか、あとは落ち込んでも
聖が独特の励ましで上手く復活させてるからかろうじて
均衡を保ってるというか。よく考えるとナイス相棒(笑)
それにしても都筑と聖は、都筑と密とはまた違った
パートナーになりました。全くカプのにおいがしない!(笑)
多分、聖が男らしすぎるからでしょう。あと互いに弱っても
飲みに行ったりやけ食いしたりして、パーッとウサ晴らしして
翌日復活、みたいな健全な回復方法を図ってるからっぽい。
よく都密にある「弱った密を抱きしめる都筑」みたいな
展開が都筑と聖ではありえない。まず聖が弱るイメージが
想像つかないし、都筑が弱ってたら聖はコブシか食べ物で
復活させそうだから、スキンシップへ移動しずらいのでは。
ともかくこの二人は、いちゃついてるように見えてもやをい
ではないので楽しく眺められました。都密にありがちな暗さが
ないのもけっこうで、都筑と密が沼のほとりで二人で会った
途端に話がいきなり暗くなった時は飽きれたほどです。
ああもうこの二人はいつどこでどう会っても暗いのか!と。
まぁそれが都密の醍醐味なんだけど。
どっちにしても、この三人じゃ、どうくっつけても
カプは不可能だろうなー。



2005年06月12日(日) 闇金談義・苦労編


すっかり終わった気になって放置しているが、
■誕生日記念小説「闇の笑金」が終わっていない。
5/31に28をアップした時点で「2〜3日後」とか
言っておきながら、既にもう2週間が過ぎようと
しているのだ。いちおエピローグをちょっとずつ
書いているが、なぜかどうも遅々として進まない。
ネタも根性も燃え尽きたらしい。
…ホント先月過酷だったからなぁ…(−−;
もうパンパじゃなく、苦労話を語りだしたら
止まらない。先月の私の頭の中は闇金一色だった。
書く時間がなくて、通勤にノーパソを持って歩いたり
お昼休みにファミレスで打ち込んだり。どうも仕事が
忙しいと思ったら、仕事の時間まで隙あらば闇金が
頭を駆け巡っていて何をするにも余裕がナイナイ。
私にしては珍しく、事前に話をかなりキッチリ決めて
いなかったら、早々に諦めて放り出していたところだ。
事前に決めていたと言っても、簡単なあらすじと
モエポイントとキーワード各種(笑)それをどこに
入れつつ話を進めていくかが話の作り方だった。
モエセリフだけずらっと先に書いといて、話の途中に
ツッコむような荒技ばかりかけていた。
戦闘シーンまさに綱渡りの連続だった。何しろ敵の正体も
倒し方も三人がどう動くかも、全く決めていなかったのだ。
あらすじにも、いつまで経っても「戦闘」の一言しか表現
されてなくて、一行ごとどうなるか解らない状況だった。
だから、密が想像以上に弱々しくなったあたりはホント私が
気力体力限界に近いせいだと思った。なーぁにが「もう一度
言って欲しい」だか。いまだかつてこんな弱った密、書いた
ことない。さすがに自分で読んでて気持ち悪くなったので、
少し休みを挟んでみた。こんな綱渡りな書き方でもなぜか
物語は破綻していなかったけど、一度書くと後戻りできない
そのスリルは、色々と自分のイタイ部分に直結しているだけに
ジェットコースターと違って心身への負担が大きかった。
そもそも、あまり弱気だったり無鉄砲だったりする密を書きたく
なくて、でも書かなきゃならないので筆が重くなったのは確かだ。
結局言いたいことはこれ。

ラスト、自分でもまだどうなるかサッパリ解りません。
(ホントすみません)



2005年06月08日(水) デェトのような一日


久々に平日休みが出来たので平日じゃないとゆっくり
行けない場所に行くことにした。品川のアクアスタジアム。
GWに行こうとして2時間の長蛇の列が出来ていた、最新の
水族館だ。品川で1時に待ち合わせをし、かの有名な
品川プリンスホテルのランチヴァイキングを食べてから
水族館へ行こうとしたらヴァイキングがなんと1時間待ち。
微妙に時間があるので水族館の下見でも行こうかとそちらへ
向かった。品プリはホントに大きなホテルで、売店だけじゃ
なくボーリング場や映画館まで完備された巨大施設。中の
店をひやかしながら敷地内になるアクアスタジアムへ歩いて
行くと、案の定ガラガラだった。スタッフに聞いてみたら
再入場出来るというので、とりあえず入ってみることにした。
チケットを買った後、エスカレーターで2階へ。中に入って
順路通り進んで下さいと言われた通り、まずは水のトンネルを
くぐった。そこは、何が見所なんだか人がひしめきあっていて
通過するのも一苦労だった。でも、こう言っちゃなんだが
10メートルにも満たない通路で、見所といえばノコギリザメの
腹。皆、ノコギリザメが行ったり来たりするたびに大騒ぎして
いた。…そんな珍しいのかな。そこを通り過ぎ、なぜ展示して
あるのか解らない魚介類のペーパークラフトを尻目にマンボウの
水槽へ。しかし私の心を貫いたのはペンギンだった。目元も
メッシュも愛らしいイワトビペンギンが可愛すぎる!(><)
カニの水槽は一瞥しただけに留め、すり鉢状になっている
イルカのショーが出来る広場へ。時間までまだ時間が有り
余っていたし、屋内に魚介類の生臭いにおいがこもっている
イルカショースペースに耐え切れず早々に退散した。そろそろ
時間かと、川の魚介類の水槽を尻目に歩いて行くと…アレ
もう終わり?マジでもう終わり?ハッキリ言ってあり得ない
くらい狭い。ぐるっと回るだけなら10分とかからないだろう。
見せ場はどこ?ホントに人はここに2時間も並んだのか?
都会の水族館はこの広さが当たり前?色々な疑問が頭を駆け
巡ったけど、とりあえずこれだけは確実です。マジ狭い。
その後、再入場スタンプを手の甲に押してもらい、しかし
再入場する気はサラサラないまま1階へ戻ってきた。そこには
アトラクションはあり、海のお友達のメリーゴーランドが
あって可愛かった。私は乗るんだったらラッコの腹かアザラシの
背中かタツノオトシゴかな〜イルカじゃつまらなん。しかし
子供連れが多い中に乗る気にもならず、ジェットコースターに
乗ることにした。先日チボリ公園でジェットコースターに乗り
損ねていたのでものすごく乗りたかったのだ。ここもまた人が
おらず、時間になって中に入っても連れと2人きりという
寂しい状況だった。それでもスタッフはちゃんと芝居がかった
説明をしてくれ、中に案内された。そこは銀河鉄道999の
アトラクションで、一度中に入ってムービーを見せられた後に
ジェットコースターに乗り込むという内容。2人きりで広い
空間でムービーを見せられた後、ジェットコースターの
エントランスに来てまたいたたまれなくなった。だって
2人しか乗らないのにスタッフが5人で待ち構えているのだ。
荷物を置き、せっかくだからと一番前に2人で乗り込む。
暗闇を急発進、急回転すると言ってますが、いきなりカーブが
見えるんですけど…あまり急発進するのは危険なんじゃない
ですか…?(汗)全くの初めての乗り物なので、ドキドキ
しながらスタート。心配したほどハイスピードににはならず、
訳が解らないうちに暗闇の中で一回転し、後は(私的には)
緩やかなカーブを繰り返して出口へ。最後は999のアニメの
エンディングが爽やかにお出迎えしてくれた。なるほど、
ジェットコースターとしては大したことないけど、内容が
凝っててファンにはたまらない内容かも。出口でなぜか
アクセサリーの充実した999のショップを覗き、もういい
時間かと品プリ最上階にあるヴァイキングへ向かった。
さらばアクアスタジアム、もう多分来ない。
2時過ぎていたのでヴァイキングはだいぶ人が少なくなり、
窓際の景色をいい席でゆったりたらふく食事を食べた。
ん〜…話題になるほど大した味じゃないな、デザートは確かに
数が豊富だけど、皆似たり寄ったりの味だし(こういうのには
うるさい)さらば品プリヴァイキング、ここにももう来るまい。
お腹が膨れた後は、水曜日だってことで映画を見に移動した。
もう今週で終わってしまうであろう、終了ギリギリだった
「コンスタンティン」。キアヌが死神役で、ヲタクモエする
内容だとヲタ友達に聞いたので、楽しみにやってきた。
場所を移動して新宿のピカデリーに行ったのだが、ここがまぁ
まれに見る小さな映画館だった。縦7列くらいで、最後尾に
座ったのだが画面が小さすぎて確かにここが最後尾で見られる
限界と言った位置。画面がホームシアター並みじゃん…。
同じ1000円を払う理不尽さを少々かみ締めた。CMが始まった
時は、画面の小ささにそこかしこから失笑がもれたほどだ。
でもまぁ中身が肝心。始まったらすぐ内容に没頭したけど、
…なんつーか内容もイマイチ?見終わった後連れと二人で
しばらくうなり「…強いて言えばアイロンがけに失敗して
皺のあるシャツのようなつまらなさ」だと言い合った。つまり
物語に緩急というか山がなくて始終たるんだカンジ?
ともかく大して面白くなかったです。キアヌのカッコいい
シーンないし、話は暗いし、サタンを名乗るオヤジに背後から
胸に手を突っ込まれてるし(←このへんがヲタモエ?)

ってことで今日はデェトコースのような順路で一日楽しんで
きた。とりあえず当分、品川方面に行く用はなさげ。



2005年06月05日(日) 実は岡山・2


夜電車の時刻表を見たらサッパリ電車がなかったので、予定より早起きして
朝食を食べに行った。ホテルのヴァイキングで、3月に行った私史上最悪の
ホテルよりよっぽど品数豊富なそこそこおいしいレストランなのに、なぜか
低血圧でもないのにサラダとスープとフルーツしか食べられない私…。
ビタミン不足か?少量で満足してしまったお嬢様のような体を不満に思い
つつ、まだ全快してないからかと納得して、9時前にチェックアウト。
これからタクシーで岡山を周遊するのだ。倉敷から2駅離れた総社の駅で
タクシーと10時に待ち合わせしていたのだが、総社行きの電車が9時6分の
次が10時過ぎという理不尽なダイヤで、しょうがないので9時6分に乗った
のだ。電車は向かい合わせ席のローカル線で、2駅でも10分以上乗車しなきゃ
ならないというのが近所のローカル線を彷彿とさせました。田舎ですよ田舎。
総社の駅に9時半前に到着。明らかに何もなさそうな駅なので、タクシー
会社に電話をした。「すみません、もう着いちゃったんですけど早めに
来てもらえますか?」「じゃ、すぐ行かせます。黒いのが居ると思うので
それです(牛良さんもう着いちゃったってよ〜)←背後の声」…今日の予約
客は私達だけですか?いちお日曜なんですけどね…。改札を出てタクシー
乗場に行ってみると、ホントにもうタクシーがスタンバイしていた。
待ち合わせの30分前なのに既にそこに居たんすか、早いですね。
タクシーの運転手は人のよさげなおじちゃんで、リクエストがあれば好きな
場所に連れてってくれると言ったんだけど、事前に渡されていたプランを
そのまま行ってくれるものだと信じていたのでその通りにお願いした。
まずはかの雪舟が幼少期に修行した井山宝福寺。タクシーの運ちゃんが秋は
混雑すると力説していた通り、紅葉が綺麗に茂ってました。秋、確かに紅葉
綺麗だろうなー。今回は新緑なので、池の睡蓮を撮りに来ていたカメラマンが
一人居るだけでした。そんな人気のない境内を歩いて、柱にくくりつけられた
雪舟の石像を見たり庭を眺めたり。とにかく人が居なくて静かなのが良かった。
次、山の上にある鬼ノ城。かつてこの辺りを治めていた温羅の根城跡らしく、
桃太郎は御伽噺だと思ってる連れに運ちゃんが懇切丁寧に説明してくれました。
そして運ちゃん、ご丁寧に山の上にある温羅の城跡まで一緒に歩いて付いて
来てくれた。こんな山道まで付き合ってくれるなんて、なんて親切なんだ。
山からは瀬戸内海が一望出来て気分爽快でした。城跡は入り口付近しか見て
ないのでかなりへちょいカンジだったけど、登れたし雰囲気も掴めたし、
ちゃんと見るなら登山ルックで来なきゃってことで、さわりだけでも見られて
幸いでしたVv今度、同じようなマニアな知識を持ってる人と来たいな。
その後は備中国分寺へ。時間を短縮したいということで、運ちゃんの素晴らしい
ドライブテクでほっそい小道を通ってかなりの時間短縮を。実は教習所の
教官も勤めていたらしく、運ちゃんのテクは素晴らしいの一言でした。
国分寺では五重塔を撮るベストスポットがあるらしく、そこまで運ちゃんに
連れてってもらって写真を撮った。をを、確かに平山○夫がここで写生した
石碑が!これは本物だ(笑)古墳は近くから見てもしょうがないだろうと
いうことで辞めにして、もう一つ神社を見た後、最上稲荷へ行った。ここは
日本三大稲荷に数えられるらしく、確かに巨大な神社だった。何もかもが
大きくて、特にお守売り場は圧巻だった。デカ過ぎるし広すぎる!そこで、
あまりありがたみの無さそうな「吉報守」というストラップを買った。
メールの着信があると電磁波に反応して光る可愛いデザインで、長らく何も
ストラップを付けてなかったので自分用の土産に買った。ピンクと白の市松
模様がひたすら可愛い。FOMAは非対応と書いてあったけど、私のはなんちゃって
FOMAだから大丈夫だろう。その後は吉備津神社へ向かったのだが、途中の
踏み切りで軽いカルチャーショックを受けた。電車がなかなか来なくて、
待ってる間に運ちゃんと電車の話になったのだが、運ちゃんいわく「普通は
電車にトイレが付いている」らしい。私よりはるかに都会人な連れは驚いて
いたが、私は近所を走るローカル線がトイレ付きなので「トイレがある=
ローカル線」という図式を組んでいたので、運ちゃんとのギャップに驚き
ました。…そうか、このへんの電車は全部トイレ付きか…。
吉備津神社は岡山を代表する神社だけあってさすがに大きくて立派で、
今日は高校の弓道大会があったらしくて袴姿の高校生がいっぱいだった。
参拝した後、おみくじを引いたらなぜか色恋沙汰に関するみくじを引いた
らしく「節度を守ってやりすぎに注意」みたいな注意書きがありました。
あははは…そんなこと神社で注意されるなんて(汗)しかも後から来た
おじちゃんもおみくじに種類があることに気づかないでそっち系を引いて
ました、おじちゃんも気をつけてね(余計なお世話)
吉備津神社の有名な回廊を歩いて、運ちゃんの待つ駐車場に向かった。その
途中で袴姿の高校生とすれ違ったのだが、それがなかなかの美少年で
おばちゃんちょっとトキメきました!神社で弓道大会に出場してる美少年と
すれ違うなんていやんステキ!(>ロ<)
そろそろタクシープラン3時間コースも時間が尽きかけ、この後後楽園に
向かうという我らを乗せて運ちゃんは後楽園まで連れてってくれた。なんて
親切!運ちゃんは「岡山は都会」と言っていたが、…都会なのかここ。
確かに道幅広いし車線も多いけど、…そうか都会か(−−)
後楽園に入ると、入ってすぐの所にゴスロリ集団が居た。…そのカッコで
日本庭園見に来たんですか?どんなイベントなんだと不思議に思いつつ、
彼女らを眺めていて「闇金聖にはゴスロリ着てもメイクは不要だな〜」とか
考えてみたり。つか聖がメイクしたら完璧お人形だわ。というか久々に闇金を
思い出しました。まだ完結してないのに忘れてる場合じゃないでしょう私(汗)
後楽園はひたすら広く、庭園は綺麗だったけど疲れもあったので東屋を
見つけてのんびりした。風も気持ちいいし庭も綺麗だし、しばしまったり
出来てよかったv その後、歩いて岡山城へ。途中にあった売店の、商品を
入れる箱に大きな猫が寝そべっててめっちゃらぶりーだった。いやん商品に
なるつもり!?(><)岡山城は驚くほど小さくて、かる〜く眺めただけで
出てきた。で、憧れの路面電車へ。本数多いし100円で好きな区間乗れるって
便利でいいね〜。岡山駅に到着したら、確かに地下は新宿駅の地下街みたいに
お店が立ち並んでて「都会」でした。その中をすり抜けて駅へ入り、遅い
昼食を取った。最後にお土産を買おうと土産物屋へ入ろうとして、ものスゴイ
ブツを発見した。その名も銘酒 極聖(キワミヒジリ)
いやんエロい!金賞って何の!?何が入ってるんですかソレ!?(><)…等
一人で興奮して、のぼりやビンをケータイで撮って人に送ったりして慌しく
過ごすうちに出発時刻へ…(笑)帰りは皆してほとんど寝て帰りました。
タクシーは、見た後でも勝手に移動してくれるから適度に休めてちょうど
良かったんだけど、やっぱり昨日からの疲れが溜まってたらしい。
ちなみに、新幹線の中でさっき買ったストラップを付けてみたら案の定、
私のなんちゃってFOMAはしっかり対応して着信のたびにピカピカ光っていた。
どのへんが「非対応」なんだ。



2005年06月04日(土) 実は岡山


岡山というのは私にとって盲点だった。
修学旅行で行ったし、会社の最終面接で日帰りしたこともある。そんな
浅い付き合いですっかり行った気になっていたのだ。だがよくよく考えたら
私の岡山観なんて「瀬戸内の都市・桃太郎」くらいのもので、まともに見た
ことがあるのは因縁浅からぬ岡山オリエント博物館(またマイナー路線)
くらいだ。これで岡山行った気になってちゃ旅好きがすたる!ってことで
今回は倉敷を中心に回ってきました。朝8時過ぎののぞみに乗って岡山へGO。
3時間半か、遠いなぁ…新幹線で行く限界だよ、これ以上かかるようなら
飛行機使うしかなくなる。とにかく、一度岡山で乗り換えて12時過ぎに
倉敷駅に到着した。駅に直結しているホテルに入り荷物を置き、一休みして
から岡山名物?ぶっかけうどんを食べた。土曜の昼なのに…客居ないなぁ。
その後またホテルで一休みした後、反対側の美観地区へ観光に出かけた。
美観地区とは昔の町並みを残した倉敷の誇る美しい景観で、ツタのからまった
レンガの建築アイビースクエアなんかが有名。駅前通を歩いて美観地区へ
入り、店々をのぞきながらお堀沿いを歩いていてビックリした。学校の
宿題デスカと言わんばかりに絵を描いてる人だらけ。しかも子供だけ
じゃなく大人まで。何の写生大会なんだか。そしてところどころに大小の
美術館や博物館が。…ここちょっと鎌倉に似てるわ。
いがらしゆみこ記念館に行ってキャンディキャンディグッズを買っていたら
帰りに雨に降られ、雨宿りがてらに甘味処で一休みした。備前焼のカップと
皿でケーキセット出してもらったので、なんだかものすごく高級感があって
おいしく感じられましたv 備前焼、あの地味な渋さがステキですv
美観地区からちょっと離れた神社の石段を上がって頂上まで行ってみたり、
違う階段を下りながら倉敷の町並みを眺めてみたり。お墓のそばでも、そこが
自宅から離れた観光地だとそれなりに趣を感じてしまうから不思議だ。
商店街を歩いて帰ってきたのだが、道々俺様芸術(※余人にはまだ理解
されていないオリジナル芸術)の店がいっぱいあって面白かった。いずれも
売れてなさそうなので、倉敷は新人芸術家の修行の場なのかと思いました。
さてホテルに帰ってきてまた一休みした後、駅の反対側にあるチボリ公園に
遊びに行った。チボリ公園とは、デンマークのチボリ公園を模して作った
デンマーク風テーマパーク。倉敷駅のターミナルにはヴァイキングの像が
立ってるし、姉妹都市とかなのかも。そのチボリ公園、午後5時以降は
イブニングチケットってことで安く入れるので、それを利用して5時過ぎに
入った。そしたらまぁ人が居ないのなんの驚いたよ。ホント冗談
抜きに全く人が居ないの、土曜の夜なのに、広い園内に人がちらほらとしか
居ないのよ。一回り園内をぐるっと回って、落ちて水がかかるボートに
乗ったり、スワンの脚こぎボートに乗ったりアトラクションもちょっと
楽しかった。アンデルセンの故郷らしく、童話の世界があちこちにあって
メルヒェンで可愛かったし。子供用の乗り物で、ケーキやフルーツの
乗り物に乗ってぐるぐる回る奴なんて邑輝が子供押しのけてイチゴショート
目掛けそうなくらい可愛かったし、私もちょっとよろめいた(笑)さらに
動物が後ろ足で立って、それに乗って小さな周を回る子供用の乗り物も
あったけど、さらに乗り物が幼稚過ぎたので邑輝が(喜びのあまり)
むせび泣きそうだと思った。さてアトラクションに乗ったらおなかがすいた
ので、園内のレストランに入った。これがまた客が居ない!50組以上の客が
入れるレストランなのに、土曜の夜の客と来たら、私達のほかは先に来て
いた4人の家族連れのみ。スタッフが暇そうでした。ホント返す返すも疑問
なんですが、岡山の皆さんは土曜の夜どこに遊びに行ってるんですか??
チボリタワーは無料で入れる塔で、元祖デンマークのチボリ公園の街並みを
再現してるジオラマが置いてあったりしてかわいらしかった。それにお土産も
童話を題材にした可愛いグッズがいっぱいで、思わず買いまくりそうになって
しまった。しかし「人魚姫」と「はだかの王様」と「みにくいアヒルの子」
だったらテーマ的にどれがお土産らしいのよ?(汗)
夜は9時まで開園していたが、最後までお土産物屋でねばって楽しかった。
それにしてもホント人が全然居なくて、北欧のデンマークを模したこの
テーマパークに人が居ないのはむしろオモムキブカイっていうのかしらと
しばしワビサビに浸ってみたのでした。イヤ面白かった!また来たい!
帰りに駅の隣にあったセガのゲーセン(これも当然人が居ない)寄って
みたりコンビニ寄ってみたり、でも10時過ぎにはホテルに帰ってきて、
12時前には眠りについたのでした。…そういや私、風邪ひいてたんだっけ。



2005年06月02日(木) フルバでビックリ


久々にフルバの新刊を見たらテェマがあまりにも
変わっていて驚いた。今までは、ちょっと体が特殊でも
皆と同じように生きていきたい、人並みに幸せになりたいと
頑張ってる少年少女の話・ギャグ風味がとても面白かった
のだが、17巻からいきなりの路線変更。冷徹な当主が実は
美少年ではなく美女だったというオチに続き、色狂いの母親と
骨肉の争いをし、さらに複数の部下と肉体関係になってて
微妙に三角関係?とかってなんでいきなりそんな泥臭い!
普通の小学生とかにはちょっとキツイ内容なんじゃない
ですか?これが同じ花ゆめでも闇○(なぜ伏せる)だったら
全然別にソフトな部類だけど、フルバでやったものだから
かなりのインパクトだ。え?これフルバ?みたいなー。
しかも三角関係の一辺は「泣いてる女の子を捨てられないから」
と関係を続けているという、一番女性ウケの悪いダメ男パターン。
困った女に振り回される美形達がけなげに頑張っててもあんまり
見栄えもよろしくないと思うのですが…(言っちゃった・汗)
女だと思ってたのが実は男だったとか、強いと思ってた人が
実はもろいとか腐女子は大好きだけど、男だと思ってたのが
実は女だとか、強いと思ってたのが実はもろいというより
壊れてて、同じく壊れた母親と憎しみ合ってるとか、
そういう昼ドラ調なのはちょっとね(汗)
そりゃ作者が腐女子狙いで描いてるんじゃなくて、自分の
描きたいテェマがあるんだろうからそれはそれでけっこう
だろうだけど、私はちょっと引いたなー。ガッカリだ。

少なくとも、会社で「ミュージカル好きなんですよ、特に
オペラ座の怪人が好きでよく見に行ってます」とか上品に
笑いながら話す人達に薦められる本では無くなった(涙)


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