■凍える牙:乃南アサ 直木賞受賞作ということで、手にとってみました。 謎の殺人事件を追う、女刑事の物語。 とりあえず、サスペンスは、そんなに好きじゃないんですけども・・・。 読み始めたら、やっぱり止まらない(苦笑)。 怖いなぁ。サスペンス(苦笑)。
キーポイントのオオカミ犬と女刑事の対峙するシーンが印象的。 なんだかとっても「崇高」な感じがする。 あと、どの世界にもある女性差別的なとこは、なかなか胸がつまった。 別に、自分がそんな目にあったことはないけどさぁ。 なんかとてもツラカッタよ・・・。 そして。 ミッションいんぽっしぶるを見て スパイって仕事は、しんどすぎるから絶対やりたくないなぁ。 ってのと同様。 女刑事ってのもしんどそうだから絶対やりたくないなぁ。 って。 思わせる小説でした(苦笑)。 いや。 絶対、ならない。っていうか、なれないけど(汗)。 そういう意味では、リアルなのかしらね〜(苦笑)。
すんません。こんな感想で(苦笑)。
■アルスラーン戦記13巻:田中芳樹 中学生のときから読んでるから、新刊でたらウハウハです(苦笑)。 つか、俄然ネタバレしますけども〜・・・。
エステルが死んじゃったよ〜(号泣)。
まさか! まーさーかー!! ここで、死にますか〜!?
おいら、てっきり陛下と結婚すると思ってましたよ(苦笑)。 いや、なんつうか。 陛下の素敵な性格から、異国の女の子も許容しちゃって! ほんで大団円!!
なんて、思ってたのよ〜!! エステルと陛下は幸せになれると思ってたのよ〜(号泣)。
初恋は、実らない。
はぁ。 厳しいよ!芳樹!!
ああ。 まるで、キルヒアイスが死んだときみたいな悲しみがあるわ・・・。 こいつは、絶対死なないだろう!! って、パターンでね(苦笑)。
ふぅ。 全部で何巻になるのかな??? 次巻も楽しみです!何年後かはわからんけども〜(苦笑)
■おまけのこ:畠中恵 江戸の大店の若だんなと妖の物語で4冊目かな? 今回は、いつも脇に回って、いい味を出してた 屏風のぞきと小鬼が活躍する話が楽しかった。
特に、屏風のぞきが、めちゃくちゃいい人に描かれていて。 女の子の愚痴をずーっと聞いてあげてるのが、 なんとも優しくてかわいい。 ドラマでは、ミヤサコさんがやってたので、 どうしても頭の中はミヤサコさんが、動いてしまう。 それが、またいい感じで。 ちょっと、悩みを聞きに出てきて欲しいな。 と。 思ってしまいました(苦笑)。
■地図男:真藤順丈 今年の新人賞4冠達成!というのを先日のブランチでやってて とても興味深かったので購入。
文体が、はじける感じで、あっという間に読めちゃう一冊。 ただ、ぱぁっと読めるだけでなく、先の展開もすごく気になる。 ゆえに、あっという間に終わって残念でした。
地図を持って、歩いてる男。 その男の地図にはその男のつむいだ物語がびっしり。
その物語と地図男と主人公の出会いが同時に進行していくんだけど、 それぞれが、短編を読んでいる感じ??? で。 その短編が、どれも面白くて、先が気になって仕方ない。 地図男の作った話が終わると、主人公が地図男の謎にせまっていくから これまた先が気になって仕方ない。
という感じでございました。
でも。 最後の「オチ」が・・・。 「はっきり」書かれてないんだよ〜!! 匂わせてはいるんだけど・・・それがはっきりわからない!!
「地図」の中に・・・地図男の想う「彼女」がいる・・・。
ってどうゆうこと!?
ものすごく気になる・・・。 結局、地図男もそのキャラクターゆえに多くを語らないしな・・・。
主人公は、ものすごく腑に落ちてるんだけど・・・。 オラは、全然腑に落ちなかった・・・。
私・・・想像力欠如?読み込めてない???
最終的に、ストーリー追うことに夢中で、全然ダメだったってこと!? ううん。 もう一度、読み直してみようかなぁ〜・・・。
ちょっと消化不良です(苦笑)。
■FSS デザインズ3:永野護 ヲタクでごめんね、じゃじゃじゃじゃーん♪ ですけども。 中学校から読んでるから、先が気になってしまうゆえに 仕方なし(苦笑)。
っていっても。 こちらは、ストーリが進んだわけではなく・・・ 膨大な設定資料集の一冊なんですけどね・・・。
てことで。 こちらも、がーっと読む感じではなく、 寝る前にぺらぺらと一枚、二枚読みつつ・・・ キャラクターの設定とか読んでふむふむしてる感じです。
表紙のくりすてぃんがすごいきれいな色使いで、惚れ惚れします。
以上!!
今月は、ヲタク臭しますかね(苦笑)。
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