2006年12月23日(土)



【独り】


独りに慣れてしまったので
淋しさなんて感じなくなった


むしろ
他人と関わる方が
淋しくなるのだと学んだ

自分の中に
他人の割合が増えてくると
否応無く思考が分断されて
考えなくても良い事を
考えてしまうようになって


淋しさが増していく


他人と関われば
関わるほど
淋しさが深まっていく


メールが来ない
返事が来ない
電話が来ない
連絡が来ない


皆がいるのに 自分は 独り


最初から独りなら
こんなに淋しく感じる事も
無かったのに


他人と関係を築くのは
孤独を深めることだと知りました






2006年12月21日(木)



【深呼吸】


落ち着いて
周りを見渡して
自分の立ち位置確認して
そっと
深呼吸


諦めない
まだ自分の人生
アキラメナイ


すこし長く休暇を
とってしまったけれど
必要な時間だったのだと
今なら言えそうな気がするから


いまこの時をどうか逃さず
そっと 深呼吸


勇気を振り絞る







2006年12月19日(火)



【こごえる】


ココロが寒さに震え
思考がこんがらがるよ


何処へ行っても
行き止まりのようで
何処へ行っても
答えなんか見えないままで


唇噛み締めて
涙浮かべて
鼻すすって
空仰いでみる


マフラーに埋めた顔上げて
ただ 済んだ空を仰いでみる


そっと慰めるように
雪が降り出したから
少し 笑った





2006年12月18日(月)



【いきる】


生きるのは
まだ足が動くから
生きるのは
まだこの目も見えるから
生きるのは
まだこの耳も聞こえるから


生きるのは
まだ心が死んでいないから


死にたいといつだって願う
だけどそんな絶望さえ
生きている確かな証だって
哀しいくらいに知ってしまったから


生きるのは
まだ泣ける私が在るから


大丈夫


まだ、歩ける


まだ、歩けるさ





2006年12月17日(日)



【きずつく】


傷つかなきゃ
痛みも知らないままでしょう
傷つかなきゃ
涙も知らないままでしょう
傷つかなきゃ
優しさも知らないままでしょう


全てにきっと意味はあるから


大丈夫 笑って良い
大丈夫 泣いて良い
大丈夫 苦しんで良い
大丈夫 悩んで良い
大丈夫 誰かにすがって良い
大丈夫 独りで耐えても良い
大丈夫


傷ついても 笑っても
泣いても 涙さえ出なくとも


意味は、きっと、ある


大丈夫 傷ついても、良いよ





2006年12月16日(土)



【ひとり】


独りの部屋
夜明け前までぱそこんに向かう
擬似的な何かを
きっとそこに見出してる


だけど居場所なんてないよ
ここに居場所なんてないよ


ひとりで独りの部屋で
ただ内に内に入り込んでいく精神
のめりこんでいく精神
浮き上がるのに力が足りない
いつだって


太陽の光をもうどれだけ
浴びていないのだろうか


朝に寝て
夜に起きて
そんな生活すら厭いて
息を止めたくなって
だけど意気地なしの僕は何も出来ない
たからただいつだって吐き出すだけ
内に内に向かう臆病な精神に向かって
終わる事のない唾を吐き出すだけだ
終りのない自問自答を繰り返すだけ


あざ笑うように、僕は僕に唾を吐く





2006年12月15日(金)



【こえ】


声を聞いてくれませんか
話を聴いてくれませんか
戯言ばかりの破綻した僕の話


何処にもいけない僕の
淋しい独り言


キーボードを叩いても
淋しさは紛れないよ
眩しい液晶の向こうには
多分誰も居ないよ


見えるのは
つまらなそうな顔をした自分


こえはもう答えを見つけてる
多分もう解っている
だけど怖いから
まだ怖いから


口にはしない


まだ、言えないよ









2006年12月14日(木)



【誰か】


あの人に届けてください
好きですと
これは一方通行で
独りよがりな愛の形です


話なんてした事ないよ
ずっと見てるだけだった
だけどキラキラして
胸が痛くなった
切ないって
こんな気持ちの事なんだって
思った


誰か
誰でも良いから
一言


ありがとう、と


あの人に伝えて下さい
忘れていた少女を
私の中に甦らせてくれた
とても遠いあの人に


そうしてあの人の隣に
誰か優しい人が居ますようにと
ただ祈ります







2006年12月13日(水)



【ないた】


ベッドの中で
声を殺してなくなんて
何年ぶりなんだろう


こんな激情が自分の中に
残っていたなんて
その事に驚きすら感じたりして
ちょっと笑った


もう死んだと思ってた
もう心はないと思ってた
人は慣れる生き物だから
もう独りに慣れて
淋しさに慣れて
もうヘーキだと思った


違ったみたい
まだ笑えるし泣けるみたい


まだ、生きてたみたい


気付いたらまた涙が溢れた
やっぱり声は殺したまま、泣いた








2006年12月12日(火)



【あたらしい】


居場所を求めて
彷徨う旅人
なんていえば
カッコいいけど


ただ淋しくて哀しくて
同じ場所に
ずっと居られないだけ


誰か私とお話して


だけど急に繫がりが出来ると
それが怖くなってしまうの
全てを断ち切りたくなってしまうの


だから結局独りなの
でも淋しくて


また居場所を探す
その繰り返し





2006年12月11日(月)



【死】


明日も自分が生きてる現実なんて
待ってないかもしれない


なのに
死にたいなんて願いながら
朝には起きてご飯を食べて息をして
時々笑って時々泣いて
小さな感情の波すらそれなりにあって
夜には普通に明日も生きる事を
信じて瞳を閉じるの


結局は自分の死を信じてない


だから、こうして時間に
ぐだぐだ管巻いて甘えて過ごしてる


そろそろ
重い腰あげても良いんじゃない?
死を身近に感じても良いんじゃない?
時間が、勿体無いと気付いても良いんじゃない?


顔叩いて、寒空の下走れば良い








2006年12月09日(土)



【キーボード】


叩いて
叩いて
叩いて


文字を紡ぎだす
想いを吐き出す


連なる文字の連鎖に
意味など無くとも構わない
何も読み取れなくとも構わない


意味など無くとも
キーボードを叩いて
想いを吐き出す
今 この瞬間に


私が救われる為にしているだけだ








2006年12月08日(金)



【才能】


才能ってなんだ
努力ってなんだ
夢って何だ
目標って何だ


なんで生きる
どうして生きる


このまま自分の部屋の
薄暗い天井を見続けたまま
生きて


なんに成ると言うのか
何になれると言うのか


こんな場所で
悔し泣きしたって現実は変わらない
変わらない、けど


でも
自分が変わるために必要な
涙もきっとあるだろう
だからもうちょっとだけ


自分を信じる
自分の才能を信じる
また、前を向いて歩ける日が
きっと来る事を


どうか神様に祈らせて下さい








2006年12月01日(金)



【いちにち】


優しく出来ない
優しくなれない


優しくなりたいと思っているのに


どうしても苛々が募って
気付けば周りに当り散らしてる
溜め込む事の出来ない
暗鬱としたどうしようもない衝動を
外に向けたくて仕方なくなってしまう


気付いた時には
言葉が口から飛び出てるんだ


誰かを傷つけたい訳じゃないんだ
むしろ傷つけたいのは自分なんだ
イライラしてるのはきっと
自分自身にだけなんだ


なのに、どうしても
思ったとおりの自分になれなくて
最低だね こんな僕は


いちにちの終わりにそんな事を思って
自己嫌悪で終わる 今日






 


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