2005年09月20日(火)
【後悔】 抱いた事に後悔は無い ただ、今もまだ 想いを伝えられない自分に 苛立ちばかりが募った 君が 消えてしまった その日 僕は初めて後悔をした 言わなかった事 言えなかった事 安心し切って 君を僕の想いで 押し潰してしまっていた事 気付いていたのに 気付かないフリをしていた 最低な自分に やっと 僕は本当の後悔を知る もう、全てが手遅れだ 君は僕の傍に居ない 2005年09月19日(月) 【命の名】 命に名前があるのなら 僕は僕の名前を決してつけない ひ弱で脆弱な僕の名など 絶対つけるものか 命の名をもしつけるのなら 君の名をつけようと思う 強く、あり続ける君の名を 2005年09月18日(日) 【散漫】 意識がバラバラに アチラ コチラ に 散乱していくのを 沢山の僕が見ている もう決して一人だった自分には 戻れない気がして気が遠くなった それでも 散らばる意識は止められない あっちを想い こっちを想い あの人を想い 彼を 想い バラバラに散らばって そして何処へも結局は たどり着けなくて 消えていく意識が 哀しくも美しくも見えたりする 愚かな僕のそれらの残骸 でも結局は 虚しい僕だけが此処に残って それだけが僕の唯一の真実で 散漫な僕の想いは 何処にも残ることはない 2005年09月17日(土) 【答え】 今もまだ捏ねくりまわしてるよ 幾度も練って納得した筈の その答えを また同じ場所に戻ってしまって 疑問のまま また答えを探して 馬鹿みたいだと 自分で自分をあざ笑う事しか もう僕には残されていない 2005年09月16日(金) 【真実】 当たり前のことが何時だって 判らなくなるんだ だから 真実を胸に一つ持っていたくて 僕はただ祈りを捧げる それは誰にも受け取られる事も無く 消え行くだけの祈りだから 本当はとても淋しいのだけれど それでも祈り続けなければ 僕は一瞬のうちに真実を失って この場に立ち続ける事さえ 困難になるだろう だから ただ静かに毎日祈る それが 僕の真実と成る日を夢見て 2005年09月15日(木) 【感情】 それに感情を乗せるように 僕は歌い上げる ただ 君への切なさだけを抱いて 独りよがりだと 一人相撲だと 誰かに笑われ落ち込む日もあるよ けれど、感情は何時だって 溢れそうになってるんだ 今だって零れそうになってるんだ だから、綺麗に切なく 僕は歌い上げて見せるよ 君への愛を 2005年09月14日(水) 【居場所】 哀しいね 此処にしか 居場所が無いんだ 此処にしか 僕は全てを吐き出せない 淋しいね 独りで生きていけないことは 十分過ぎるほど僕は知っているのに 交流を拒み続けた結果 誰にも相談できない僕の今 哀しいね 此処で独り 虚しい言葉を並べて 自分を慰めるんだ 淋しいよ 2005年09月13日(火) 【底なし沼】 ずぶりとはまった 底なし沼 その名の通り この沼に 底など無い 果てなど無い 絶望しか見えない中で 凝らした瞳が 何を得ると言うのだろう? 始めから諦めたんだ この沼にはまった瞬間に 逃れられないと 悟った 小さな命 2005年09月04日(日) 【立ち上がれ】 拳を握り締め 歯を食い縛り 立ち上がれ 其処は望んだ場所なのか 繰り返される自問自答の日々 それすらに飽きて 鬱屈は溜まるばかり もうどうせなら 立ち上がれ 前を見ろ 進んでしまえ 道は見えなくても たとえ踏み出した先が崖でも このまま詰まらない 現状維持を続けるよりは きっと楽しい日々が待ってる 立ち上がれ 拳を握り締め 歯を食い縛り 空に誓え 前へ 進むと |