ナナとワタシ
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つい先日のこと。 お昼にセブンイレブンに出かけましたらば、 なにやらランドセルを背負った小学生がちらほらと下校しているのを見かけましてね。
ああ(・∀・) もしかして、終業式なのかな、今日。
なんて思いまして。 てことは明日から春休みかー。 春休み春休み・・・たしかワタシ、何か約束をしていたよう
な! <思い出した
回想シーン----ぽわぽわぽわわ〜〜〜ん---------
「春休みというものはあるのかねあなたの環境。今年。」
腰は低いが口調がえらそうなコレは、ひと月ほど前にワタシがナナに問うた質問であります。
「あるよ」 「じゃーさー、出かけようよ(*´∀`*)一泊とかで」
まあね。 ワタシもよく懲りずに誘うよなーと自分で思いますが。
登山家がですね、なぜ山に登るのかと聞かれると「そこに山があるから」とかですね、カッコイイことおっしゃいますが。 たぶんワタシも、それと同じくらいカッコイイってことなんだと思うんですよ。 「なぜ懲りずに、断られても断られてもナナを誘うのだね?」 「そこにナナがいるから(キリッ」
ほーーーら。 すげー、カッコ 悪い。 けど気にしないですよ!
こんな具合に登山家と張り合ってみたところで、まあ、返事はいつもと同じですよ。
「一泊ー? 無理だねえ(笑)」 「ふうん」
さくっと無理られて、ちょっと頭を使ってみるじょりぃ。 というか、末子ちゃんと遊びに行きたいよなーと思ったじょりぃ。
「あのさー、末子ちゃんてさー、上のふたりよりも遊びに連れてってないんでしょ?」 「そうだねー」 「ディズニーランドとかも?」 「うん。かわいそうに(笑)全然回数違うね」 「そう」 「なんで?」 「春休み、末子ちゃん連れてディズニーランド行かない?あなたとワタシと3人で」
ワタシってホントすごいなーと思うんですけどね。 何がすごいって、さっき「春休みにお出かけは無理」って断られたばっかりなのに、 何事もなかったかのようにまた誘うところです。
まあ当然、ナナの答は 「だから無理だっつってるだろ」
だと思ったら
「行く行く行くーーーー(はぁと)」
予想外のイクイク連呼。はぁと付き。 マジですか!Σ(゚ω゚ノ)ノ
で、ここでワタシも素直に「ホントー?(*´∀`*)」とか返せば良いものを
「あなたさっき出かけられないって言ってなかった?(゚д゚)」 <だからワタシは嫌われる
しかし敵はそんなことまるで気にせずに
「あ、ディズニーは別」 と。 しゃあしゃあと。
しかし。 あなたそんなにディズニーランド好きだったっけー?
「シーにする?ランドにする?(´∀`)」とナナ。 「ちょっと待て。 ホントに行けるのですかな?」 「やー。実はよくわかんないんだけど、夢の世界へ逃避したい・・・」 「そうか。なるほど」 納得
回想シーン終わり----しゅるしゅるしゅるる〜〜--------
なんかもうね! ワタシとナナが恋人同士じゃないっつーのが信じられないほど甘くないですかこの会話。 と自慢するほどはまったく甘くなくて普通の友だち同士の会話だっていうのはワタシがいちばん知ってます。ふん。
とにかく、この会話は「春休み、末子ちゃん連れてディズニーのどっちか行こうね(*´∀`*)」と約束して終わったわけなんですがーーーー。
ワタシったら、3月に入ったらまーーーーー、忙しくて忙しくてですね。 忙しいのはありがたいんですが、なんと言いますか、相変わらずちっともお金にならない忙しさって言うんですか。そういう忙しさで泣きたくなりますが。 マシマロの更新頻度の低さに気づいてくださっているかたもいらっしゃるかと思うんですが、なんだか余裕のない日々を送っているんであります。 そして気づけばもう3月も後半。(←これ書いたあとにさらに時間が経って、もう3月終わるっつーの) なんて思っていたところに、「あら終業式?」な風景を見たわけですよ。世間の子どもたちは春休みに突入したご様子なわけですよ。 となれば、
やったーーー(*´∀`*)ディズニー誘うぞー。 ネズミをボコりに行くぞーーーー。
・・・と盛り上がりたいものの、忙しくて、なんかワタシ、無理っぽい(・_・)ドウシヨ
ナナからの連絡もぱったりと途絶えているので、あちらもたぶん、かなり忙しい思いをしているんじゃないかと予想しているのですが。 3月といえば年度末ですしね。 年度末に病院が忙しいかどうかは、ワタシにはさっぱりわからないんですが。
と、コンビニに行く道すがらのランドセル見て、一気に上記のようなことを考えて「どうしよどうしよ!」とひとりで心が行ったり来たりしているじょりぃなんですが。
なんとなく、ナナはディズニーに誘われたことすら、自分が大喜びしてイクイク言ったことすら、覚えていないような気もするんです。 覚えていなかったら、やっぱりなんとなくショック。 なんですが、自分がそもそも「行けなそうー(´д`)」とか思っているのにショックを受けるなっつー話であります。
とにかく。 今のワタシの気持ちと状況としましては。 ディズニーなんてとても無理です。
でも、温泉ならイクイクなんだ、ナナ。 温泉に行きませんか、ワタシたち。しっぽりと。のんびりと。ぼんやりと。
末子ちゃんはとりあえず嫌がるだろうなぁ温泉( ´_ゝ`)
| 2010年03月12日(金) |
ホット過ぎカーペット |
ナナが我が家のリビングで勉強して、泊まった夜のことなんですが。 (ええ、まだこの話、しますよワタシ)(だってせっかくメモがあるんですもの!)
夜中の3時ちょっと前くらいになって、ナナの集中力が切れ始めてきました。
「あなた眠いんではないの?」とワタシ。 「うん・・・すごく眠い・・・」 「少し寝れば?」 「うん。じゃ、そうする」 「うん」 「3時半に起こしてくれる?(・∀・)」 「ワタシ、アラームかよ!」 「んじゃよろしく・・・」
ワタシの話も聞いてくれ。 と主張する間もなく、ごそごそと横になるナナ。
「あ、枕あったほうがいいでしょ。キレイなのあるよ。持ってきてあげるよ」<やさしいワタシ 「(笑)いらない。このままで十分。じゃあ3時半によろしく」 「はい(・_・)」
てか。
ワタシも眠いんですが。
ホントにワタシ眠かったもんですからね。 ナナをリビングに置き去りにし、ワタシは自分の部屋で仮眠を取ることにしました。 ナナが眠っている隣で起きているの、なんだか気恥ずかしくて。 ナナの隣で一緒に寝るのはもっと気恥ずかしいですし。 ワタシの恥ずかしさって、どこから湧いてきてどんな現象で生じるのかよくわからないんですが。 とにかく、こたつで眠るナナの隣で、起きるか寝てるかして、時間になったら起こしてあげる、という一連の行為が、このときはなぜか恥ずかしかったんです。 なので、ナナをリビングに転がしたまま、ワタシは自室へ。
3時半に起こせと言われたから、ワタシは3時20分に起きよう。 それでも30分は眠れるナ(・∀・)ヤッタ
で、自分くさいベッドでくつろぎつつ、30分うとうとしまして。
アラームが鳴ったので、10分後には自らをアラームと化すために起きまして。 1階に降りて、ナナのいるリビングへむかいました。 もしかしたらもう起きてるかもなー。
と思いながらリビングに入ったんですが、ナナ、熟睡状態。
なんかよく寝てるなー。 疲れてるっぽかったもんなぁ。 起こすのかわいそうだなぁ。
・・・てか、なんか、ホットカーペット、かなり暑くね?
ナナが寒がりなもんですからね。 ワタシがいない間に寒くなっちゃったらかわいそう、と思って、強めに設定していっちゃったんですよ。 そしたら、えっらくぽっかぽかでしてね。 ナナの顔、赤くなってる気が。
ど、どうしよう。 ナナ、まだ試験期間中なのに、風邪ひかせちゃったら大変! あわあわあわあわあわ。 ホットカーペット、弱くせねば!
と、ホットカーペットのコントローラーに手を伸ばそうとして、「むむむ!こりゃ困りましたな!」と思うじょりぃ。
まず、ナナの右手が、コントローラーにのっかっていたんです。 それ、どかさねばなりません。 ちょうど温度調節のところにのっかってやがるんですよ。
あとですねえ、こう、・・・・・
文字で説明しづらいので、ワタシのヘタクソな図解をご覧くださいませ。
寝てるのはナナです。
なんか、すみっこで寝やがりましてね。 そのせいで、コントローラーに近寄りやすい位置が、異常に狭くなっちゃってたんですよ。ハナコの水とエサが置いてありますし。(今思えば、どかせば良いだけの話だったんですが、このときは気づかず) ナナの左手側から体を伸ばしたほうが、広々とはしているんですが、ちょっとみなさん、その図を想像してくださいよ。
ナナの顔の上に覆い被さりつつ、 コントローラーにのっているナナの手を、そこからどかすためにいったん触らねばならないわけですよ。
この時点でナナが目を覚ましちゃったら、ワタシ、あらぬことをしようとしていた、と疑われてしまいそうではありませんか!<本気でこう思ってビビった ワタシはナナのために、ホットカーペットの温度を調節してさしあげたいだけなのに。 それだけなのに、「てめえ何してんだよ!」めいて思われるのは心外です。
しかし、ナナ、暑そうであります。 顔赤い。 なんとかせねば。
で、反対側、ナナの右手側からトライしてみようと思ったんですが。
やっぱりちょっと、ワタシの顔がナナの顔の上あたりに来ちゃう構図なんですよね。 これも途中で目覚められちゃったら・・・
まあ、 そのまま黙ってちゅーしちゃえばそれで良い話なのかもしれませんが。
しかし、ただでさえワタシったら薄暗くて気持ち悪い性格だとナナに思われているのに、寝てるところを狙ってちゅーしたり手ぇ握ったりしようとしてたのかよ!って思われたら、なんかもう、一巻の終わりって感じじゃないですか?
なーんて悩んでいるうちに3時半になったので、そうだそうだ、起こしてしまえばいいんだと気づきましてね。
「じかんだよー」
起こすのがかわいそうで、小さな声で遠くからささやいてみましたら、案の定聞こえていないようです。
「じかんですよー」
普通に言ってみました。 起きず。
「おーい」
起きない・・・。 めずらしいな。こんなによく寝ちゃうの。
しかたがないので、肩のあたりを ぽんぽん っと軽く叩いてみました。
起きた。
ナナの第一声。
「・・・あつい・・・」
だよねーーー(´∀`)
「あ、今弱くするね。 ちょっと手、どかして。 そこに調節するモンがあんの」 「・・・・・・・」
ナナ、何の話?という顔をぼんやりとしたあとにのっそりと起きあがりまして。 ワタシはほら穴に住む小動物のような素早さでもって、ささっとホットカーペットの温度を下げました。
「喉乾いたでしょ。 ウーロン茶飲む?」 「・・・ん・・・」
いそいそとサントリー烏龍茶をコップに注ぐワタシ。
「ほんっっっっとに暑いんだけど。 あたし汗かいた。 冬なのに・・・」 とナナ。 「うむ。 それはワタシの責任である。 あなた寒がりだからと思って、ホットカーペットを強くしてしまったのだ」 「強くしすぎだろーー」
こくこくこくこく と、ナナが烏龍茶を飲みまして。
「じょりぃは暑くなかったの? この温度で」
いやあ(´∀`)ワタシ、悠々とベッドで寝てたもんでね! とは伝えずにおきました。なんとなく。
「暑いなと思ってさ、温度下げようと思ったらさ」 「うん」 「あなたの手がさー、コントローラーにのっかっちゃってたのだよ」 「うん」 「でさー、こーゆーカッコになっちゃって、しかも手に触らねばならなくてさ」 「・・・・」 「うっかりあなたが目覚めてしまって、あらぬ誤解を受けたらイヤだなと思ってさ」 「・・・・」 「あなた、すっごく暑そうで気の毒だったんだけど、とりあえず、ワタシの名誉を優先させてもらって、暑いままにしてしまった」 「・・・じょりぃの発想はよくわからないけど、自分さえ良ければいいひどいヤツだということはあらためてわかったよ」
いやー、あなた暑そうで、ホント心配だったのよ?ワタシ。
しかし、自分さえ良ければよかったと言われれば実際そのとおりなので、ぐうの音も出ませんや。(°▽°)ぐう。
翌朝、ファミレスで食事してるときも、このことについてふたたび文句言ってました、ナナ。
わかったわかったわかりました。 ワタシが悪ぅございましたー、と。
せっかく寝たフリしてたのに、据え膳食わなくて悪かったよゴメンゴメン (´∀`)
(ホントはまったくこんなこと思ってません言ってみたかったんです許してください)
ナナが我が家のリビングで勉強して、明けた朝。
・・・まだその話を引っ張るのかとお思いでしょうが。 まだその話を引っ張るんですよ。 だっていろいろあったんですもの。 細切れにしてアップしているのは、ひとえに更新頻度を上げるため じゃなくて、みなさまがずらずらと長ーーーーーーいナナワタを読むハメになるよりは、短いのを数本にしたほうが、読んでて眠くなる確率が低くなるんじゃないかというワタシのやさしさとか思いやりとか余計なお世話とかいう、ソレなわけですよ。 細切れにしたって長いんですから。 それを 一括で! なんて気前のいいクレジット払いみたいな書き方してたら、たぶん誰も読んでくださいません。 それはワタシ、さびしいじゃありませんか。 てことで、まだナナがうちのリビングで一夜を明かしたときのネタは続くわけですよ。
きょんからタイムリミットとされていた朝の5時に、慌ただしく家を出まして、ワタシはナナを助手席に乗せ、ナナの家へと車を走らせまして。 ワタシはこのとき、言わねば!言わねば!と思っていたことがあったのです。 別に帰りの車の中でなくてもよかったのですが、とにかく、このたびの逢瀬の際に、ナナに言わねば相談せねばと心に決めていたことが、あった、と。
思い返せば、それは今年のお正月・元旦。
一年の計は元旦にあり。 ワタシも何か、何か目標を立てたい。 今年ならではの、新しいじょりぃを目指したいものではありませんか。 さーて、目標目標。なんか新しいこと、と。
ひらめいたΣ(・∀・)
ナナのこと、「ねえ」とか「あなた」とか「キミ」とか、あまつさえ「ママ」とかでなく、 ちゃんと名前で呼べるようになろう!!!!!
・・・って、昔もこんなことでなんかゆったりやったりしてなかったー?ワタシ。 →やってますよ。
ということで、このたびのデエト(てか、勉強会?)のときに、「ちゃんと名前で呼びたいんだけど、なんて呼ぼうか?」とナナに相談する意気込み満々だったワタシなんでございますのよ奥様。 なんかもうホント進歩なくてお恥ずかしいんですけど。 上記の「→やってますよ」のリンク先、2004年の話ですってよー? アホかワタシは。 さらに思い出しましたが、もっと前にも一度やってました。 こっちは2003年ですってorz
まあとにかく。 帰りの道も半分ほど過ぎた頃から、ワタシ、焦り始めましてね。 言わなきゃ言わなきゃ。 早く話し出さないと、結論が出る前に家に着いてしまうかもしれない。 あーでも! いざ話そうとすると緊張して困っちゃったな!!!
そもそもワタシが、人の呼び方を変えるのが、ものっっっっっっっっすごく苦手なんですわ。 前にもどこかで書いたかもしれませんが、特に苦手なのが、つきあうことになったから急に相手のことを今までより親しげな呼び方に変えるとか、そういうパターンです。わざわざ感が、恥ずかしくて、死。 きょんのことだって、ネットではこのように「きょん」なんてかわいく書いてますが、実際は「苗字さん」ですからね、いまだに。 このように、心底苦手なんですが、それでもナナに関してはもう「ママ」とか呼ぶのね、ホント色気なくてイヤなんですよ。 「あなた」でも不自由してないんですけど、なんかどうも、他人行儀っつーか。 実際の「あなた」という言葉には他人行儀さはないのかもしれないんですが、ワタシが言うとなんか冷たい感じがするんですよ、「あなた」。 なかなか小坂明子みたいに、「子犬ーのー 横にーはー あなーたー♪」みたいなあったかい感じが出ないんですわ。
ここまで書いて、ふと思ったんですが。 「呼び方変えるのが苦手」と言いながら、実はナナに関しては、呼び方が何度か変わっていることに今気づいた! 何コレすごい事実じゃん!<自分で自分に活気づき中
まず、再会した当初は、中学のときに呼んでいたフルネーム。 ↓ しかしそれが「旧姓だしパパの心証的にあまりよろしくないかも」ってことで使えなくなり、なぜか「キミ」に変化。 ↓ 子どもらと一緒にママママ言ってるうちに、「ママ」に変化。 ↓ 「キミ」ってなんか偉そう?って自分で思うようになり、「あなた」とちゃんぽん使いしつつ、「ママ」も使う。 ↓ ナナが忙しくなり、会う機会が減ってくるにつれ、子どもらと一緒の時間もなくなり、「ママ」って言いづらくなってくる。 結果、現在「あなた」をメインに。必要なときには「ママ」。 頭に来たときは、言われるとナナが怒る「おまえ」を 心の中だけで使う。
とまあ、微妙な変化とはいえ、ころころ変わってますねこれ。
でももう変えたくないですし。 この、呼び名を確固たるものとすることは、すなわち、ワタシの中で、ナナとワタシの、ええと・・・なんかよくわかんないけど何かが・・・確固たるものになる んじゃないかな、とか、思うわけです。なんか頼りないなこれ。
だからこそ! この道中に、言え! 言うのだじょりぃ!
「あの、あなたに話したいことがあったんだけど」 「・・・なに?」 <警戒
あちゃー(ノ∀`)。じょりぃったら、もう。 この話し出し、すっごく良くないYO! なにそのかしこまりっぷり。 ワタシがナナなら、どんなおそろしい話が待ち受けているのかと思うような、重たさを感じる口調とセリフでございますよ。 てことで、軌道修正をはかることに。
「あ、その、たいした話じゃないんだけど(´∀`)アハハ」 「なに?」 「あのー、その、今年の目標にさ」
はいまたあちゃー(ノ∀`)きましたー。
今年の目標とかさー、それってワタシだけの問題じゃなあい? ナナには関係ないじゃんかー。 それナナに伝えるの、ホントマジで話が重たすぎるから! アホかおまえ!
「あ、目標の話はまた違う話だった。あはははは」 <ワタシ 「なんなんだよ(笑)」 「あのさー、今年はあなたのことちゃんと名前で呼べるようになりたいなって思ったんだ」
一気に言ったのはいいけど。 結局「今年の目標」っぽさは消えてないじょりぃ。
「あはははは。まだそんなこと言ってんのか」 とナナ。無理もありませんわ( ´_ゝ`) 「まだそんなこと言ってるんだよ。 でさー、なんて呼んだらいいかな?」 「だから好きに呼べばいいじゃん」 「んー・・・・(*´ω`)」もじもじもじもじ。 「あれ? 中学のときはなんて呼んでたんだっけ?」 「フルネーム」 「あははははは。それでいいじゃん」 「でもほら、旧姓だからダメってさー・・・」 「ああ、そうだったね」
しばらく無言になってしまいました。 これはいけません。話を復活させねば!
「だからさっ、何がいいかな? ○○○ちゃん、○○ちゃん、○○○、○○○○」
思いつく範囲の、ナナが友人知人家族から呼ばれている名前を挙げてみるじょりぃ。
「なんでもいいよ」 「じゃ、ジョセフィーヌって呼ぶぞ」 「そう来ると思ったよ( ´_ゝ`)」 「え! ジョセフィーヌ読まれた?Σ(゚Д゚;)」 「や、ジョセフィーヌまでは特定できなかったけど。なんか変な名前言うだろうなと予想はした」
なんだそれくやしいな!
・・・そしてまた無言になってしまった。
と、ここでナナが「じょりぃが眠そうだ」と言い始め、ファミレスで一休みすることになりまして。 ファミレス寄って。 メニュー決めて。 いろいろ話したり飲んだり食べたりして。 さて。
「あの、呼び方なんだけど」と、唐突にワタシ。 「あ、その話、まだ続いてたんだ?」 「てかまだ決まってないし」 「そうだなあ・・・・・」 「・・・・・」待つじょりぃ。
「あ!そういえば、次女ちゃんの彼氏の話、ちょっと聞いてよ!」
違う話になってしまいました( ゚∀゚)アハハハ八八八ノ ヽノ ヽノ ヽ/ \/ \/ \
で、ファミレス出ましてね。 いよいよ帰り道ですよ。 もうナナん家まで余裕ないですよ。 てことで、走り出して早々に、まーーーた話を切り出すじょりぃですよ。
「あの、呼び方なんだけど」 「あははははははははは」 笑い事じゃねえぞこらヽ(`Д´)ノ 「マジメに考えてよーー(つд-。)」 「わかったわかった。んーと・・・あたしねー、『(ピーーー)』って呼ばれるのが好きなんだよね」 「うん」
なぜピー音にしたかというと、エロくてとても文字にできないからです。 というのはウソで、ピー音にしたほうがワタシの話の展開に都合が良かったというそれだけのことでどうもスミマセン。
「パパもママも・・・あ、パパって父のほうのパパね?」 「うん」 「おねえちゃんたちもおばあちゃんも、あたしにとって大事な人たちがそう呼んでくれたから、なんか安心するんだよね」 「そっか」 「うん」 「・・・あー、で、あの」 「うん」 「それは、ワタシもそう呼んでいい、っていう話?なのかな?」 「???どゆこと?」 「あの、そういう大事な呼ばれ方だから、それ以外にしてね、ってことかなー、とか」 「違うよ(笑)」 「ワタシもそう呼んでいいってこと?」 「うん」
(*´∀`*)(*´∀`*)(*´∀`*) <じょりぃ、よろこびの分身の術
「じゃ、それにする」 「うん」 「・・・・・・・・」 「・・・・・・・・」
どうしよう、なんか間ができてしまった。 なぜ間ができてしまったかといえば、呼び方が決まったのが恥ずかしくて、おまけに呼び方がなんかかわいいのも恥ずかしくて、ワタシが急にだんまりになっちゃったからなんですが。 気まずいな。 なんか話さなきゃ。
「それにしてもさー」 とワタシ。 「うん」 「『(ピーーー)』って呼ばれ方、かわい過ぎるよなーーー( ゚∀゚)アハハハ八八八ノ ヽノ ヽノ ヽ/ \/ \/ \」
あー、やっちゃったー。 自分が恥ずかしいもんだからって、恥ずかしさをごまかすために、ナナをバカにするようなこと言っちゃいましたよこの人。サイテー。
しかし、ナナはあっさりさっくりと
「かわいいよねー(笑)」
あ、よかった。怒ってない。けど、恥ずかしそうだ。 顔赤くなってるし。 ごめんよ・・・ナナ。
「うん、かわいい」 「だってしょーがないじゃん。みんなあたしのことがかわいかったんだよ(笑)」 「よく自分でそーゆーこと言うよなーー」
って、ワタシが意地の悪いこと言うから、ナナが自分で言ってフォローしてるんだっつーの!
まあとにかくですね。 やっと呼び方について、お互い納得できるところに落ち着きましたですよ! よかったよかった! ナナワタでは便宜上、これから会話の中でナナのことを、ちゃんとこのたび決定した名前で呼んでいるときには「ナナ」で表記したいと思います。
なーんてナナワタでのルールまで決めたワタシなんですけどね。 なんか全然そんな心配無用っぽいですよ。
だって
あれからもう3週間ほど経ちますが。 そして、電話やメールでもナナとやりとりしてますが。
まだ一度も、せっかく決まった名前でナナを呼べておりません orz もう自分がイヤ・・・
でもですね。 今度はワタシ、新年の目標にしたくらいですし。 絶対、ちゃんと、名前で呼べるようになるつもりです。 とりあえず、ナナのことを回想したり空想したりするときは(暗い)、きっちり名前で呼ぶ練習を毎日しております(暗い)。
たぶん、名前で呼べるようになったら、わたしたち、関係が一歩進むんじゃないかって、 ものすごく勝手にワタシ、期待してるわけなんですよ! しかも呼び方がなんかかわいいですし! ワタシがナナの名前呼んだ時点で、たぶんナナ、ワタシにフォーリンラブになっちゃうと思うんですね。うん。
と、自分を一生懸命、鼓舞しております。 じょりたん、がんばる(・_・)
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