2005年04月07日(木) - 風
さぼってました。
言い訳はほどほどにありますが、まぁたいしたことはないです。
税金を納めたり納めなかったりする紙切れを書かなきゃいけない、
時期に映画の準備もしていました。
ある程度順調に進んでいたのですが、
ある日ふと周りを見ると出演者がいなくなっていました。
「あのう、スイマセン水虫が悪化しまして・・・」
「野球始まったら声かけんといて」
「母親が妊娠したから、田舎帰ってくるわ」
・・・
ずいぶん掃除をしていなかったので
部屋は結構酷いことになってました。
気分転換に片づけていると、CDの山が雪崩れになっています。
そこに猫がやってきてCDの上を滑って遊び始めたので、
ちょっと厄介なことになりました。
その雪崩の中からこれを偶然見つけました。
この曲は数年前に、ある芸人さんの家におよばれして、
庭で焼き肉しているときにお仲間の方がギター一本で唄ってくれました。
その時のことをまざまざと思い出しました。
もうそのお家も無くなってしまって、
その方とも連絡が途絶えてしまいました。
ふと、気づいたらある時から途方もなく時間が過ぎてしまって、
周りに誰もいなくて孤独のまま、
深くて暗い裂け目に入ってしまったような気がします。
これはまさにやりきれないものなのですが、
しかし、歩いてさえいればまた一緒になるかもしれないという
根拠のない楽観さにエネルギーを与えていたいものです。
いつでも。