後悔日誌
From ND

きのう あした もくじ
写真サイト 航跡

2023年01月21日(土) 復帰


沖合から街の光を見ている。
スクリューチェーンのネックレスが、光に反射するような絶え間ない瞬き。
闇から朝焼けにつながる色合いのなか、高層建築物の赤色と街灯の白に息を呑む。

無数のロープと浮かび上がるブロック。
帰ってきたナァ…。



2023年01月17日(火) 無臭


ずっと気にしていなかったけど、臭いに鈍感になっている。

鼻を近づければ、なんとなく珈琲っぽいとか感じることは感じる。
ただ、服が汗臭くないかなとか、おなら臭くないかとか、試してみるとほぼ無臭。
これが嗅覚異常なのか…。

嫌な臭いを感じないことがすこぶる快適で。
臭いを音にたとえると工事現場から森に来たくらい静か、というか無臭。
これならきっと、ラーメン屋さんの前を通ってもきっとお腹がすかないはず。
便利だなぁ、と思ったけど腐った食べ物とかも躊躇なく食べてしまいそう。
それは困る。

問診の看護師さんに聞くと、早い人は数日で回復とのこと。
これもまた、しばしの楽しみか。



2023年01月15日(日) 隔離


流行りの感染症にかかった。
目張りのある車に乗せられて、自治体が借り上げているという建物に移動した。

秘密基地に入れてもらったようなワクワク感、と言いたいところだけどそうではないね。
逃げ切れなかったか、というような残念感。

体調はそれほど悪くもなく、また気兼ねなく咳こめるから安心だね。
持ち込んだ入浴剤を浴槽に入れて、のんびりおふろに浸かることにしよう。

職場ではなんて言われているんだろう。
気にすれば気になる。

社会的に抹殺された気分。
たまには仕事のことは忘れてしまおうと思った。



My追加
MAIL】【HOME