- 2022年06月02日(木) 感無量
泣いていた。 久し振りのスクリーン。 たった二分で。
「おかえりなさい。」 たぶんわたしは、久しぶりに帰ってきた子供を迎える、お母さんのような、優しい気持ちになっていたと思う。
TOPGUN。 あの頃、間違いなく少年たち心を鷲掴みにして。 可変翼のF14も空母もフライトジャケットもコーヒーもオートバイも英語も俳優も何もかも。 あの映画に出てきた全てに憧れさせた。 そんな作品だったよね。
当時の気持ち、忘れてない? ほら思い出せ、思い出せと突っつかれているような作品。 同窓会みたいなそんな時間は、駆け足で過ぎ去った。
エンドロールのあと、声も出ない瞬間。 感無量のまま、すっかり忘れていたビールを飲み干した。
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