後悔日誌
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2017年08月14日(月) 桜


桜、舞い散る。
その花びらに自分を重ねて若き兵たちが発っていった。
また咲き誇ることを約束して。

今の日本を例えるなら満開の桜。
お花見の頃かもしれない。
これから風が吹いて、雨が降って、また花弁は散るだろう。

また咲き誇る日が来るのだろうか。
最近は、英霊たちになんだか顔向けしにくい気分になる。


1日早く靖国神社を参拝した。
組み立て途中のテントが並び、人もまばらな境内だけど。
かえってのんびり出来た。
資料館は何度行っても見きれることがない。
戦国時代から現代まで、この国の歴史を残していて素晴らしい展示だった。

汚点と語り継がれる太平洋戦争。
迫り来る欧米諸国の植民地化への波に必死に抵抗した過去に私は罪はないと思う。


日本人のDNAに刻まれている大和魂。
先人達が残してくれたものを大切にしたい。



2017年08月07日(月) 花火


大湊から青森沖へ。
ノロノロ進む台風を警戒して、少し広いところに移った。
船団を組むように錨泊船が集まっていて、いよいよ決戦という気になる。

嵐の前の静けさのような、穏やかな海。
うねりもなく、空には満月が綺麗に顔を出していた。

「あ、花火だ!」
3マイル先であがる大きな打ち上げ花火。
あとから知ったけれど、ねぶた祭のクライマックスだったそうだ。
次から次から上がる花火に気分も上がるのを感じていた。

7月半ばからずっと北海道にいて、夜は長袖で過ごしていた日々。
ようやく夏が来たな、なんてちょっと感動した。

ずっとずっと遅れてくる音が、なんだか空気を読めない子みたいで愛らしい。
フィナーレの花火がとっくに終わったあと、思い出したように「ドンッ」と言っていた。

それからまた静かな海。
いい夜だったナァ…。

おやすみ。



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