後悔日誌
From ND

きのう あした もくじ
写真サイト 航跡

2015年11月25日(水) 波浪


宮崎県の沖合。
予想外にうねりが大きくて翻弄される。
すっかり怠けた体はすぐに影響を受けて。
仕事に手が付かなくなって項垂(うなだ)れている。

ハンガーにかかった衣類が楽しそうに踊って。
書棚はギシギシ音を立てる。
時折響くアンカーを波が叩く爆音は、大太鼓みたいだ。

夜ご飯はたぶん無理…。



2015年11月20日(金) 熊野


熊野筆って広島なんだね。
今更ながら、知りました。

こうして見てみると、丁寧に揃えられた毛先とか、滑らかな毛先とか。
職人さんが一本一本に心を込めているのが分かる。

高いから良いもの、じゃなくて。
ひとつひとつ作ってくれたから良いもの。
なんだよね。

「物言わぬ 物が物言う 物づくり」
昔、テレビで言ってた言葉を久し振りに思い出した。

わたしは販売員さんより、作ってくれた誰かに感謝したいなあ。
どうもありがとう。



2015年11月17日(火) 味噌汁


雨の中州に繰り出した。
お気に入りの馬料理屋が満員で、路地裏の小料理屋に入った。
メニューに味噌汁がずらっと並んでいる気になるお店。
カウンターの上には大皿が3つ。薩摩芋と玉葱の入った籠が良いアクセントになっていた。
心地よいジャズの音。街の喧騒はここにはない。

手始めに牡蠣フライを注文して一杯やる。
人の良さそうなマスターと会話している間、板さんがせっせとフライを揚げていた。

やはり小さい箱は落ち着くナァ…。
20年も飲み歩いていると新しい街でも鼻が効くようになってくる。
今夜も間違いはなかったな、なんて考えながらまた一口飲んだ。


牡蠣フライは抜群で、付け合わせの山盛りの野菜も好感が持てた。
酢モツとがめ煮を頼んで気がついたらずいぶん酔っ払っていた。

締めは味噌汁。
シャキシャキの玉葱とウズラのコンビに心を奪われた。


外へ出ると雨は上がっていた。
少し元気が出て、もう一軒寄った。



2015年11月16日(月) 追悼


物騒な世の中だ。
今日もどこかで小競り合いが続いているんだろう。

フランスで大規模なテロがあった。
マシンガンの乱射で亡くなった人は本当に無念だろう。
ご冥福を祈りたい。

そんな中、Facebookのプロフィール写真にフランス国旗の色を重ねることが物議を醸している。
思想の調査とか、色々とね。
便利で使っていたFacebookも、個人情報の抜き出しやコマーシャル要素の増加とか、なんだか穏やかではないようで。
そろそろ潮時なのかな、なんて気もする。

ご近所さんから通りすがりまで、トモダチも増えた。
でも、発言は気をつけなくてはいけない。
気ままに書いていた日記の方がずっと楽だな、って実感した今日この頃。
こっちに戻ってこようかな。

久し振りに、すらすらと。
頭の中に文章が流れてるナァ…。



My追加
MAIL】【HOME